エレクトロニカとロックの融合をテーマにかなり長きにわたりインディーズで活動してきたザ・ジェッジジョンソンですが、前作「Discoveries」からメジャーレーベルに移籍したこともあり、メディア露出やライブ活動を本格化させています。今回のアルバムの一番の前作との違いは、BPMが倍近くに早くなって、よりロック色が強くなったことでしょうか。前作が彼らの音楽のコアであるエレクトロニカを中心に聴かせたのに対して、本作はかなり聴き手に向かって攻めている感じを受けました。リズムが早くなったのもそうですが、日本語詞の割合も倍増しました。よりバンド側が聴き手に対してメッセージを伝えようとしているのかなーと思います。聴き手に対して、ちょっとジェントルな感じを受ける(笑) 一曲目の「HEADLINER OF THE YEAR」から、日本語詞で連続していますし。