white noise
聴いてる音楽とかオススメとか、時々は日常とか気ままに綴ってゆく。雑文読んでくれた人で、何か引っかかるものがあれば幸いです。
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Author:chaos cafe
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nhhmbase『3 1/2』
 東京を中心に活動するマモルを中心として結成された4人組のポストロックバンドであるnhhmbase(ネハンベース)、五年ぶりとなる2013年発表の待望の2ndフルアルバム「3 1/2」。

 前作である「波紋クロス」が耳が肥えたリスナーやプレイヤー側から大絶賛で迎え入れられたのに、まさかの解散。そして、首謀者であるマモルにより第二期のnhhmbaseが数ヶ月で活動が始まるも、散発的にライブは行なわれるが五年間音源が出ないという状態でそのままゆっくりとフェードアウトするかに思われていましたが、しっかりと彼らの自主レーベルから音源がリリースされました。
 まず、五年ぶりに音源がリリースされるとは思わなかったので、素直に驚きました。そして、バンドは変わっても全く音楽性にはブレが生じていない。「波紋クロス」ほど人なつっこい感じの音源ではないのですが、相変わらずの変拍子と転調に悶える人が続出するでしょう(笑)

 2000年代半ばぐらいに凛として時雨やgroup_inou辺りが新世代バンドとして取り上げられていましたが、nhhmbaseは間違いなく一番狂っていたwしかも、夜の危なさではなく、白昼に目を合わせちゃいけない的なヤバさを携えていました。その他のバンドはまだ似たバンドを指摘することは出来ても、ネハンだけでは全く別の惑星から来たような衝撃を覚えました。見慣れたロックバンドの編成と音色なのに、曲構成や甲高いマモルの声がヒステリックに、時に70sの日本語ロックの地平と繋がったりと全く異端なのに、どこかに他ジャンルとの結節点のようなものも見受けられて、フランケンシュタインみたいな音を鳴らしているなーと感心させられました。今聴いても全く古くなっていないのがそれを証明しているように思います。
 本作も前作である「波紋クロス」の延長である♯6「黄昏カーテンコール」やポップな歌モノとして成立している♯7「一輪の花」などがネハンらしいナンバーだと思いますが、アルバム前半のほうは音数とフレーズを削るところまで削っていて、より洗練されています。一つの楽器で単音だけしか鳴らされていないギリギリ感(余白の美学を感じます)、単純なフレーズが少しづつ有機的に変化していく感じ、地味ながらも正常に進化しています。
 正直、聴いた人で一度目でこの音源のヤバさが分かる人はネハンのファンか変態ロックのファンかでしょう(笑)最初はなんだか地味だなーと思った人も、是非とも4〜5回は通して聴いて欲しいと思うスルメ音源です。素直に次作も楽しみなバンドです。

ベストトラック:♯6「黄昏カーテンコール」


オススメ度:★★★★☆


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Sigur Rós『Kveikur』
 アイスランドを代表するスリーピースののポストロックバンド、Sigur Ros(シガー・ロス)、2013年発表の7thアルバム「Kveikur」。前作アルバムである「Valtari」からほぼ一年という短いスパンで届けられた新譜になります。

 前作「Valtari」とほぼ同時並行で作られたという本作ですが、幽玄を感じさせる「Valtari」とは全く異なる音像になっています。一番の変化はメンバーであるキーボードのキャータンの脱退によって、バンド編成がスリーピースになったことです。それによって、スリーピース編成による新しいバンドの形を模索したのではないかと思われます。まず何より、リズム隊がクッキリしたというか、音数が少なくなることにより、よりビート感が前面に出てきています。3人で出来ることの原点に返ったような感じで、すでに20年以上活動をしているベテランバンドなのに、まるで新人バンドのようなフレッシュな部分を感じさせるような部分もあり、シガー•ロスとしてのリスナーのイメージすら覆そうとしているかのようで爽快です。また、アルバムタイトル曲となっている♯6「Kveikur」なんかはインダストリアルなアプローチで、シガー•ロス名義の音源でこんな攻めているのはデビューアルバム以来かもしれません。またデビュー時のようなシューゲイザーな感じのギターも戻ってきていて、昔からのファンは懐かしさを感じるでしょう。

 本作は、特にアルバム冒頭の♯1「Brennisteinn」〜♯3「Isjaki」の流れが秀逸です。シガーロスらしい美メロと凛として空気感を残しつつも、新しくギアチェンジしたことを感じさせる流れで良いですね。アルバム全体としてはアンビエントな「Valtari」と対になっているのか、反動を感じる部分もありますが、新生シガー•ロスを印象づける音源としては成功しています。
 シガー•ロスってギター、ベース、ドラム、キーボードなどのごく普通のバンド編成で、他のバンドとは全く違う音空間を作ってしまう数少ないバンドでその部分が個性だと思っていました。しかし、本作では、今までよりもより身近になったというか、やっとどれがギターなのか、ベースの音なのか一回目で分かるような音の鳴らし方になっていて、より生身の彼らを感じることが出来る音源です。

ベストトラック:♯1「Brennisteinn」


オススメ度:★★★★☆


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matryoshka『Laideronnette』
 男女二人組のユニット、matryoshka(マトリョーシカ)、2012年発表の前作から五年ぶりとなる2ndアルバム「Laideronnette」。

 五年ぶりとなる音源でまだ活動していたんだ?という驚きとともに聴いてみましたが、前作の延長上の音ながらも少し繊細な感じになっていて、相変わらず完成度が高いです。ポストロック、音響系、エレクトロニカetc……などのワードが思い浮かびますが、物鬱げな女性ボーカルと、起伏のある展開をする美メロ、レイヤー状に散りばめられた多層的なノイズなど、それぞれが絡みあって、とてもドラマチックで内省的な曲を鳴らしています。♯1「Monotonous Purgatory」なんかまさにmatryoshkaって感じの音で五年ぶりなのに、全くブレないところが良いですね。まるで今年復活して新作をリリースしたマイブラとも重なります。

 本作は、究極的な宅録な形というか、とても狭いところで壮大な賛美歌が歌われているような感じとでも表現すれば良いでしょうか。また、前作同様にどの曲も打ち込みが主体なのに、有機的に聴こえるのはトラックメーカーであるSenのセンスの賜物でしょう。World's end girlfriendやAureoleなどが好きな人はチェックすべき音源だと思います。完成度が凄まじく高い音源ながら、かなりアーティストしても個性も強いので、人を選ぶ音源です。ただ、ハマる人はずっとリピートしつづけるであろうスルメ音源になっています。試聴して気に入ったら、是非とも手に取ってみてください。

ベストトラック:♯1「Monotonous Purgatory」


オススメ度:★★★★


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illion『UBU』
 ロックバンド、RADWIMPSのボーカルである野田洋次郎のソロプロジェクトillionによる2013年発表のデビューフルアルバム「UBU」。

 RADWIMPSでは00年代の日本のギターロックの代表的なバンドとして成功を収めましたが、そのブレインである野田洋次郎がわざわざソロデビューするというので、何か意味があるのか?と思って調べてみたら、海外デビューするための、海外での成功を目指すプロジェクトらしいです。本体のバンドと違い、英語詞がほとんどになっていますが、歌モノであるというスタンスは変わっていません。ただ、ロックバンドというよりもエレクトロニカ寄りのアプローチで正直、UKのインディーズシーンだとありがちな感じで日本からデビューするぐらいしか目新しいことがない気がします。また、RADWIMPSであれだけメロディに言葉を詰め込んでいたというアイデンティティが英語詞だとフツーにメロディに乗せて歌っていて、野田洋次郎の声だなーぐらいしか感想が浮かびません。
 この手の音ってレディオヘッドの「Kid A」以降多い気がします。またその影響元と思われるレディオヘッドのフロントマンであるトム•ヨークのアトムスのデビューアルバムと同月に発表されていて凄まじいクオリティだったので、格の違いが現れてて少し可哀想な気もしましたwRADWIMPSとは全く音の方向性が違うので、バンドのファンだから手放しに薦められる音源ではないです。試聴して気になったら聴いてみてください。
 日本人がイギリスやアメリカなどの自分が好きなバンドや音楽のルーツが産まれた場所で成功したがるのは分かるのですが、野田洋次郎の場合、日本で成功しているのだから海外進出を目指す必要もない気がします。特にYouTube以降は、国境関係なく良い音楽は口コミで売れるようになってきているので、わざわざ向こう向けにデザインする必要があるのか疑問です。きゃりーじゃないですけど、日本独特の文化圏を意識するのか、インスト音楽(言語や文化的文脈ではなく)で勝負するのか?ぐらいでなくては、あえてやる意味はない気がしました。

ベストトラック:♯4「MAHOROBA」


オススメ度:★★★


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GREAT3『GREAT3』
 スリーピースのロックバンドGREAT3(グレイトスリー)による2012年発表の9年ぶりのオリジナルアルバム「GREAT3」。

 ベーシスト高桑の脱退、二十以上歳の離れるイケメンベーシストjanの加入によって8年ぶりに活動を再開してリリースされるアルバムになります。ひさびさのアルバムになのにまんま GREAT3で、古くからのファンほど嬉しくなるような内容だと思います。相変わらず、メンバー全員がボーカルを曲ごとに取り、曲も3人で書き、オルタナ直球な音像、そしてメロディアスな曲。ヒネリは無い、でも日本でロックを鳴らしている矜持のようなものを感じられます。
 相変わらず、年齢不詳で爽やかな片寄のボーカルもそのままで変にオッサンバンドになっていないことが凄いです。(無論、演奏技術的には若手バンドと同じではなく、ずば抜けていますが)ザクザクとしたギターが胸を掻きむしる♯3「交渉 No. 1」と震災の影響を感じさせるメッセージソング♯10「彼岸」辺りがオススメです。また、新加入のjanのベースプレイやボーカルを2人が引き立てようとしているのが、微笑ましいです。正直、janは巧いボーカルとは言えないですが、ハスキーで拙くて、♯11「懐かしのヴァレリー・メイ」では、耳を持っていかれます。

 本作はメンバーが一人変わっても、GREAT3GREAT3だったというただ、それだけのアルバムです。しかし、次のアルバムもどうなるんだろう?と更にその次の風景を想像させるような気持ちが高揚するような名盤になっています。

ベストトラック:♯10「彼岸」


オススメ度:★★★★☆



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米津玄師『サンタマリア』
 ボーカロイドの曲をニコニコ動画で発表し、そのクオリティの高さから話題になったハチこと米津玄師(ヨネヅケンシ)による2013年発表のメジャーデビューシングル「サンタマリア」。

 デビューアルバム「diorama」がセールス的も評価的にも好調だったのに、なぜメジャーに移籍するのか?と不思議に思っていましたが、♯1「サンタマリア」を聴いて少し納得しました。打ち込みではなく、健全なバンドサウンドへの指向、そして、今まで以上に開かれた音風景と歌詞。ネット発なので、内弁慶的なイメージもあった米津玄師のイメージを♯1「サンタマリア」一曲で塗り替えてくれました。

 正直、ボカロシーンから出てきたアーティストって良くも悪くも色眼鏡で見れらがちですが、♯1「サンタマリア」のようなアンセムは騙されたと思って聴いて欲しいです。ちょっと健全過ぎる進化がナニだなーという気がしなくもないですが(笑)、明らかにたくさんの人に聴いてもらうために試行錯誤したんだろうなーというのが伝わってきます。ただ欲を言えば、ドラムのBOBOを始め、一流のスタジオミュージシャンを脇に揃えて演奏しているのだから、彼らの個性も大切にして欲しい気もします。曲を聴いた感じだと米津玄師のオーダー通りに演奏してもらっているように思いました。
 ♯1「サンタマリア」は結局、2人は別の個体として混じり合えないというのを最後まで貫くという普遍的なラブソングです。彼がデビュー以来貫いている他者とは分かり合えないという主題を継承しつつ、共に信じて進んでゆくことを宣言したという意味で一歩先の風景を描いたと言えるでしょう。その後の♯2「百鬼夜行」でイントロから今まで通りな茶目っけたっぷりの曲が入ってくるのも「らしい」ですwメジャーを意識しつつも、昔からのファンにも気遣いを忘れないところが流石だと思います。次のアルバムも楽しみです。

「サンタマリア 全て正しいさ どんな日々も過去も未来も間違いさえも」(♯1「サンタマリア」)

ベストトラック:♯1「サンタマリア」



オススメ度:★★★★


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