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ハルカトミユキ『真夜中の言葉は青い毒になり、鈍る世界にヒヤリと刺さる。』
 立教大学の音楽サークルでハルカとミユキの2人によって結成されたデュオ、ハルカトミユキによる2013年発表の2ndEP「真夜中の言葉は青い毒になり、鈍る世界にヒヤリと刺さる。」。

 iTunesのブレイクする新人として取り上げられてから一年、ついにブレイクか?と思われる期待の音源が本作です。ギターボーカルのハルカのどこか椎名林檎を思わせるような情念系の声質とドロっとした鬱ロック系の歌詞、透明感のある声、ミユキの散発的に入ってくる鍵盤とあまり目新しい要素はないのですが、未完成な部分も含めてロックとしての純度は高いかと思います。本作は全5曲入りなのですが、テーマ性があって聞き流せない感じなので、それぐらいの曲数のほうが疲れないのでw個人的には歓迎です。
 ♯1「ドライアイス」と♯3「POOL」はサポートでドラムが中畑大樹、プロデューサーは熊谷昭とまんまsyrup16gな感じのサウンドでこの組み合わせに反応する人は、気に入るのではないでしょうか。ただ、正直、ロックというよりも曲や歌詞は、もっとフォーク寄りのアレンジにしたが映えるのではないかと思いました。本作唯一のセルフプロデュースの♯4「グッドモーニング、グッドナイト」のアコギ片手の朴訥とした感じが良いです。メロディが頭に残る曲が多いので2人だけで、どこまで成立させられるかのほうが面白いと思います。♯1「ドライアイス」、♯2「ニュートンの林檎」、♯5「未成年」などがオススメです。新人とは思えない完成された個性なので、気になった人は試聴してみてください。

「口移しした生きている味 僕らの夜に出口はなかった」(♯1「ドライアイス」)

「小屋のウサギを逃がしたら どうしていけないの?って
訊けないまま大人になってしまった」(♯5「未成年」)

ベストトラック:♯1「ドライアイス」


オススメ度:★★★★


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細野晴臣『東京シャイネス』
 はっぴぃえんどやYMOのメンバーとして活動した大御所のシンガーソングライターである細野晴臣が率いる東京シャイネスによる2006年発表のライブDVD「東京シャイネス」。

 主に2006年に行なわれたライブの映像を収録していますが、いやー独特の語り口と演奏で格の違いを見せつけてくれます。はっぴぃえんどであり、YMOのメンバーであるのはこの人だけですからねw日本の70〜80年代のシーンを変えてきたバンドを牽引してきた人であり、その後の80年代はアイドルへの曲提供、また 1973年の「HOSONO HOUSE」の宅録の衝撃などなど、シーンを動かしてきたのに、意外にもあまり目立たないというかミュージシャンズミュージシャンになってしまっているような印象です。でも、これを見れば、ソングライターとして優秀なだけではなくプレイヤーとしてもかなり個性的なことが分かるでしょう。ライブ中に、急須から茶を自分で注いで飲んでいるのは衝撃的なシーンです(笑)
 本作はデビューアルバムの「HOSONO HOUSE」から「ろっかばいまいべいびい」、「恋は桃色」、「終りの季節」などの代表曲はもちろん、YMOの「Lotus Love」をアコースティックでカバーしていたりと選曲がメジャーな曲からマイナーな曲まで幅広くてベスト的な構成になっているかと思います。それにしても演奏的に巧いわけではないのに(特にギター)、目と耳を持っていかれるのは何でしょうか。バンドも巧い人達が集まっているので音数を少なくして、ブルースマンとしての細野晴臣が剥き出しになっている瞬間が多数で、一見の価値ありだと思います。ライブが進むとともに、バンドの一体感が上がっていくのも見ていてテンションが上がります。

初回限定盤は2枚組なので値段が高めですが、稲荷山公園でのハイドパークのレアな映像が入っていたりするので、気になった人は初回盤のほうをオススメします。

ベストトラック:♯1「ろっかばいまいべいびい」


オススメ度:★★★★


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スピッツ『さらさら/僕はきっと旅に出る』
 日本を代表する4人組のロックバンド、スピッツ、2013年発表の48thシングル「さらさら/僕はきっと旅に出る」。

 企画盤のリリースはあったもののオリジナルの新曲としては、二年八ヶ月ぶりのひさびさの新曲のリリースとなります。プロデュースはバンド自身と近年共同作業でよくタッグを組んでいる亀田誠治が手がけました。震災以降の初めての彼らのメッセージと言っても良いのではないのでしょうか。
 タイトルトラックの♯1「さらさら」はもうスピッツ節としか言えないぐらいのメロディラインとイントロのアルペジオのフレーズ、それをしっかりと支えるリズム隊と草野マサムネ独特の比喩と日本語詞の使い方、叙情性などが素晴らしいです。今までの曲だと「ホタル」とか「冷たい頬」辺りを思い出すようなタイプの曲です。長く待たされただけの甲斐があると言っても良いぐらいのひさびさの名曲です。

「だから眠りにつくまで そばにいて欲しいだけさ
見てない時は自由でいい」(♯1「さらさら」)

普通のラブソングに見えて「見てない時は自由でいい」と言いきってしまう距離感や信頼感が草野マサムネらしい詞だなーと思います。

「夢オチじゃないお話 100度目の答なら 正解 正解」(♯1「さらさら」)

上記のような日本語詞を自然にメロディに乗せられるのはスピッツならでは。悲しみを記憶に焼き付けつつ、前に進もうとしている前向きな感じが力強いです。本人たちがどこまで詞について説明しているのか分かりませんが、明らかにこの二年八ヶ月の空白を歌っているように思えました。♯1「さらさら」がバンドにとっても重要な曲になるであろう印象を受けたので、そちらに比重を置きましたが、♯2「僕はきっと旅に出る」も鍵盤が印象的な良曲で、タイトル通り旅に出たくなるような開放感溢れる曲です。

 それにしても、スピッツ20年以上の活動の中で、1つのバンドが長いバンド活動の中で1回ぐらいしか書けないような会心の曲が何度も産まれているのが改めて凄いなと思います。そして、そこに綺麗で時に残酷な日本語詞を乗せるセンスが彼らが未だにYouTubeなどで新しいファンを増やし続ける理由なのだと納得しました。

ベストトラック:♯1「さらさら」


オススメ度:★★★★


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Primal Scream『More Light』
 グラスゴーでボビー•ギレスピーを中心に結成されたロックバンド、Primal Scream(プライマル•スクリーム)、2013年発表の10thアルバム「More Light」。前作アルバムである「Beautiful Future」より、ほぼ五年ぶりのアルバムとなります。プロデューサーは映画「オーシャンズ11」の劇音楽でブレイクしたデヴィッド•ホームズが手がけました。

 この5年間の間でオリジナルアルバムはリリースされていませんでしたが、他ミュージシャンとのセッションやフェスへの参加など散発的な活動は行なわれていました。今までにないぐらいの長い空白期間だったのでどう変わるのか?といったところに、既存のファンは興味があるところだと思いますが、音的には目新しいところはないです。
 でも、なんだろう?このひさびさの胸が高鳴る感じは。アルバム冒頭の今の時代に対する怒りをぶちまけた歌詞は印象的な♯1「2013」のイントロからエネルギッシュです。こんなにエネルギーに溢れて前のめりなのは2000年リリースのアルバム「Xtrmntr 」以来じゃないでしょうか。ケヴィン•シールズのぶっ飛んだギターが鳴り響く、ボビーが煽る、まさかの9分尺の♯1「2013」から始まり♯2「River Of Pain」から一気にダークな感じに沈みます。その後も、ニューウェーブをベースにしながら、ファンク、ポストロック、R&R、ブルース、サイケロックなど様々なジャンルに曲ごとに寄り添いながらも全体としては混沌としています。
 ただ前作「Beautiful Future」より、低音と生々しい演奏と力強いリズムを強調した感じで、踊れるロックというリスナーがPrimal Screamに期待している音楽として鳴っています。歴史的な名盤である3rdアルバム「Screamadelica」の20周年記念盤で自分たちの原点を思い出したのではないだろうかと思われます。時にダビーにサックスが鳴り響き、シューゲイザーなギターがあったり、メランコリーな歌モノがあったりと曲によって、全く違うアプローチなのに、Primal Scream以外の何物でもありません。正直、デビューアルバムから全てのアルバムを聴いてきましたが、また3度目の黄金期到来かよっ!!と心の中で突っ込まずにはいられませんでした……アルバムジャケットはボビーが怒っているのか、ふざけているのか困るデザインですし(笑)
 Primal Screamの泣きメロ炸裂のバラード♯12「Walking With The Beast」が唐突に始まり、本編最後の曲である♯13「It's Alright, It's OK」であの混沌としたアルバムの音像が一気に晴れるかのような清々しさを携えて終わります。アルバム「Screamadelica」と「Give Out But Don't Give Up」の彼らの黄金期のアルバムの間の架空のアルバムのような印象さえ覚えます。「Dixie-Narco [EP]」という知る人ぞ、知るEPがあるのですが、あのクオリティをアルバム尺に直したような感じと言えば良いでしょうか。

 今更、30年も活動しているこのバンドに心を動かされるとは思わなかったのですが、2013年という同時代に生きているからこその名盤です。欲を言えば、こんなアルバムをベテランではなく、若手バンドに作って欲しかったなーとも思いました。

ベストトラック:♯13「It's Alright, It's OK」


オススメ度:★★★★★



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星野源『ギャグ』
 コアな人気を誇るインストバンド、SAKEROCKのリーダーでありギタリスト、また大人計画に所属する俳優でもある星野源による2013年発表の二曲入りのシングル「ギャグ」。 

 前作アルバムである3rdアルバム「Stranger」から、ほぼ一週間という短いタームでリリースされた作品になります。タイトルトラックである♯1「ギャグ」は、スピッツや椎名林檎、平井堅やスガシカオのプロデュースでおなじみの亀田誠治が手がけました。初の外部プロデューサー、しかも大物ということでどんな仕上がりになるのか楽しみに聴いたのですが、なんというかポップスのアレンジとしてはこれ以上ないぐらいの完成度です。ただ、それを星野源というアーティストでやる意味ははたしてあるのか?という疑問も同時に感じますが。やはりその道のプロは違うなとw♯2「ダスト」は今までと同じく星野源が手がけていますが、♯1「ギャグ」に比べるとやけに貧乏臭いアレンジに感じるぐらいです(笑)
 ♯1「ギャグ」はアニメ映画のタイアップが付いていることもあり、アニメーターや漫画家を始めとしたクリエーターへのリスペクトを捧げた歌、♯2「ダスト」は今までの宅録シリーズに近いぐらい地味な曲ですが、バンドで演奏されています。どちらの曲もそうですが、曲は良いのですが、詞では言いたいことが明確になり過ぎていて、ちょっと人と視点が違うのが魅力であった距離感を感じることもあった星野源の歌としては物足りない印象を覚えました。だからこそ、アルバム「Stranger」に収録せず、二曲だけシングルとしてバラしたのかなーと思います。

ベストトラック:♯1「ギャグ」


オススメ度:★★★☆


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The Joy Formidable『Wolf's Law』
 地元、ウェールズを中心に結成された、スリーピースバンドであるThe Joy Formidable(ザ•ジョイ•フォーミダブル)、2013年発表の2ndフルアルバム「Wolf's Law」。

 前作から二年ぶりとなるフルアルバムですが、日本企画盤である「A Balloon called Moaning」でのデビュー以来、ポップで躍動感のあるシューゲイザーバンドとして全くブレていない音が良いですね。本作収録のアルバム冒頭曲である♯1「This Ladder Is Ours」と♯2「Cholla」で一気にリスナーの耳を持っていきます。♯8「Forest Serenade」なんかもシューゲイザー直球な感じですし、疾走感のある曲展開とポップな歌メロ、ベタなぐらいのコーラスなどなど地味ながらも良いバンドだと思います。特に複数の曲でのアウトロに入ってからの爆音で音と戯れてジャムってる感じがこの音を鳴らしたくて鳴らしている印象で好感です。
 また、ライブ映像やPVなどでギターボーカルである金髪のリッツィ・ブライアンの存在感は相変わらずです。このルックスであの轟音のギターをかき鳴らして、キュートな歌声ってズルいと思いますwまた、それを支えるリズム隊2人も自分の役割が分かっていて、しっかりとボトムを支えていて良いバンドです。

 デビュー時にKYTEの前座で来日したライブを観たことがあるのですが、もう少し爆音でも良いのになーと思ったのですが、本作のライブバージョンではそれが修正されてそうで、ライブが気になります。曲のリリースごとに着実に成長しているので、そろそろブレイクするのではないか?と期待しています。レーベルや音楽誌もシューゲイザーというよりもソニック•ユースやスマッシング•パンプキンズ辺りの系譜として取り上げてくれたらなーと密かに思いました(笑)

ベストトラック:♯1「This Ladder Is Ours」


オススメ度:★★★★


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星野源『Stranger』
 コアな人気を誇るインストバンド、SAKEROCKのリーダーでありギタリスト、また大人計画に所属する俳優でもある星野源による2013年発表の3rdアルバム「Stranger」。 

 前作アルバムから二年近くリリースが空いているのですが、その間にも舞台やシングルを三枚発表したりと若手の中では生き急ぐような活動をしていて、そしてクモ膜下出血で入院し、そして活動再開後にリリースされた初のアルバムになります。シングル三枚を中心に正直、今までのアルバムニ枚と比較すると雑多な印象ですが、相変わらずというかあまり時代性の関係のないところで歌モノポップスを紡ぐのは流石です。音数の少ないアレンジで伊藤大地、伊賀航、野村卓史を始めとするSAKEROCK人脈のミュージシャンたちが良い具合にサポートしています。

 本作収録曲の中でシングルがフックがあって耳残りが良いのですが、シングル以外だと♯7「生まれ変わり」、♯12「ある車掌」、♯13「Stranger」の三曲が彼ならではの個人的な刹那や寂しさが反映されていて好感です。ポップなメロディと歌を紡げる星野源ですが、デビュー以来他のアーティストと一線を画しているのは、始まりの歌やポジティブな歌を歌っている時でも一曲の間で既に「物語の終わり」まで描いていることなんですよね。♯3「夢の外へ」のようなテンポが早くどんなにはしゃいでいる曲でも、終わりを見据えているのが彼の誠実さでしょうか。

「生まれ変わりがあるのなら 人は歌なんて歌わないさ
笑い声 遠くに逃げて 子供の僕はさようなら」(♯7「生まれ変わり」)

「空見上げる 人のかたち 遺伝子の乗り物です
どこに行くにも 側にいてよ 誰も同じ」(♯12「ある車掌」)

 ただ星野源というイメージが定着してしまったことにより、本作の完成度は高いのですが、もう目新しさ自体はないです。ある一定のレベルのこの朴訥とした歌モノポップスを維持するのか、それとも全く方向性を変えていくのか?曲提供側に回るのか?近いうちにそんな岐路に立つ気がします。熱い文化系女子のファンを一定層持っているのでそのまま守りに入ってもビジネスとしては成り立つのかなーという気もしますが(笑)、そういった意味でも引き続き注目に値すると思います。

ベストトラック:♯1「化物」


オススメ度:★★★★


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The Flaming Lips『The Terror』
 オクラホマ出身のUSサイケロックの大御所、The Flaming Lips(ザ•フレーミング・リップス)、2013年発表の14thアルバム「The Terror」。

 企画アルバムやカバーアルバムなどはありましたが、前作からオリジナルアルバムとしては4年ぶりの音源となります。前作アルバムである「Embryonic」がノイジーなーギターが10数年ぶりに鳴り響き、ガレージな感じでパンクなスピリットを感じたのですが、本作ではまさかのエレクトロ寄り。そして、いつになくダーク。怒っているというよりも諦念すら感じるウェインの歌と詞。ヨシミ〜なんかが好きだった人は結構辛いんじゃないだろうか?ってぐらいファンだけ置いてけぼりな感じですwでも、マイナーな感じでも♯2「Be Free, A Way」、♯5「The Terror」のメランコリーで美しい感じ、そしてライブでは轟音が鳴るであろう瞬間との対比が素晴らしいです。
 本作でも盟友デイヴ・フリッドマンをプロデューサーに迎えているのですが、何があったんだ?ってぐらいモードチェンジっぷりが凄いですね。ライブ映像を観る限りではバンドとしてはちゃんと健全なように見えるのですが、ウェインの個として表現したい要素が強くなっているように思います。また、前作からそうですが、サビらしい展開がないので、曲ごとというよりもアルバム一枚で一つの世界観を構築しているようなので、一枚通して聴くべきコンセプトアルバムだと思います。ピンク•フロイドをカバーしていた影響なのかなーとも思いますが、

正直、本作リリース後、10年ぐらい経ってから再評価されるべきアルバムになるように気がします。実験という意味では前作ほど攻めている感じではないのですが、彼らがドリーミーポップと言われてブレイクする前は、轟音バンドであり、前衛的だったことを改めて再認識させてくれます。聴く人を選ぶアルバムですが、試聴して気になったら、手に取ってみてください。きっと名盤になるでしょうから。

ベストトラック:♯5「The Terror」


オススメ度:★★★★☆


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Phoenix『Bankrupt!』
 フランスを代表する4人組のロックバンド、Phoenix(フェニックス)、2013年発表の5thアルバム「Bankrupt!」。

 前作である4thアルバム「Wolfgang Amadeus Phoenix」がまさかのグラミー賞を取ってしまい、フランスのインディロックバンドから、世界的なロックバンドになってしまいましたが、それからほぼ4年のブランクを経て届けられたアルバムになります。タイトルが「Bankrupt!」(破産)なので、ちょっと心配していましたが、全くいつものフェニックスで安心しました。
 ♯1「Entertainment」はイントロからオリエンタルなキーボードのリフにヤラれ、相変わらずの高揚感のあるメロディ展開とお洒落な楽曲のまとめ方、フロントマンのトーマスの特徴ある歌声と全てフェニックスのままです。前作と比較すると印象的で耳に残る鍵盤のフレーズが多くて、よりフロア寄りになっているように感じられます。グラミーを取ったことによる成功より、自分たちの踊れるロックとしての原点に返りつつも、自由を求めてアジア方面に目を向けたかのようなアルバムです。♯3「S.O.S. In Bel Air」、♯6「Drakkar Noir」なんかモロにオリエンタル趣味で、ベタ過ぎてちょっと微笑ましいです。植民地主義というか、フランスのバンドの出す音自体、一見スマートに聴こえつつも、色んな国の音が混じり合っている混血な感じがしているのですが、それゆえに国境を越えて支持されるのかなーと何となく思いました。本作もアメリカのバンドでもなく、イギリスのバンドでも出せない音というか、バランス感覚がフランスのロックバンドなんだろうなーと納得。
 本作の日本語盤は、2枚目が♯1「Entertainment」を各アーティストがリミックスした三曲入りのボーナスディスクでダーティー・プロジェクターズがリミックスした一曲目が完全にメロディ以外を解体して再構築してカッコいいので必聴です。このリミックスは本編にも入れて欲しかった気がします。今までのフェニックスが好きな人はこの「Bankrupt!」は気に入ると思うので、是非聴いてみてください。

ベストトラック:♯1「Entertainment」


オススメ度:★★★★☆


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androp『one and zero』
 内澤崇仁を中心に結成された4人組のロックバンド、androp(アンドロップ)の2012年発表の2ndフルアルバム「one and zero」。

 本作は、今までビジュアルやプロフィールなどを匿名にして、曲とクオリティの高いPVのみで勝負してきた彼らがやっと素顔を公開したアルバムと言えるのではないでしょうか。エレクトロニカやアンビエントな音寄りで小綺麗にまとめていた今までの音源と違いBPM自体も上がっていますし、何より4人のプレイヤーとしての個性が音から見えるアルバムになっていると思います。
 シングルである♯3「Boohoo」発表以降、より踊れるギターロックに方向性を転換したように思います。本作でもモードが切り替わったように♯3「Boohoo」〜♯5「Plug In Head」の三曲で前のめりなリズムとバンドとしてのアンサンブルを大切にした曲を披露しています。また、それとは対照的に♯6「Rainbows」や♯15「End roll」のようなロックバンドとは思えないぐらいポップで直球なバラードもデビュー時以来、彼らが大切にしているバンドとしての側面ですが、それらのメロディやアレンジもより研ぎ澄まされた感じがしていて、デビュー時は正直ここまでポップなバンドになるとは思っていませんでした。

 ただ個人的にandropにデビュー以来ずっと持っているイメージとしては、曲もアレンジも良いのに、シングル曲もそうですが、サビに入ると上がりきらずにそのまま曲が終わってしまうことでしょうかwサビに入るまでのワクワク感とサビに入った時のガッカリ感というか、サビがありがち過ぎるというか、もう少しサビのメロディは頑張って欲しいところです。それ以外はブレイクする要素を複数持っているので、もったいない感じがします。ただ、それを含めても本作は彼らのデビュー数年の到達点というか、良作だと思いました。

ベストトラック:♯9「World.Words.Lights.」


オススメ度:★★★★


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