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中村一義『運命/ウソを暴け!』
 東京都江戸川区出身の孤高のシンガーソングライター、中村一義による2012年発表のシングル「運命/ウソを暴け!」。両A面、ソロ名義としては10年ぶりとなるシングルになります。

 今更、なぜソロ名義?と昔から聴いていた人は思ったでしょうが、相変わらずぶっ飛んだ才能だと思います。♯1「運命」は打ち込みを基本としたエレクトロ調にベートーベンのあの有名なフレーズが挟まれ、なかなかに混沌としていますが、ベスト盤の収録曲から、弾き語り的な音になるかと想像していたので良い意味で裏切られました。相変わらず、言葉遊びもイントロから面白いですし。サビの「想い出せ」も中村一義としての新たな闘争宣言のように聴こえます。
 カップリングの♯2「ウソを暴け!」は2ndアルバム「太陽」辺りの柔らかい空気感を持っていて、メロディもアレンジもちょっと懐かしい感じがしました。ただ、タイトル通りで、今の時代だから歌いたかった主題なのかなーとも思いました。本作収録のどちらの曲も、彼がデビュー時から歌い続けていることは一貫していて、自分に正直であること、どんな自分も受け入れていくこと、それが他者と繋がってゆく(博愛的な)。十数年経っても全くブレていないのが、コアなファンを増やしている理由なのではないでしょうか。二曲のみのシングルですが、どちらもかなり濃い曲なので、気になったら是非とも聴いてください。


ベストトラック:♯1「運命」


オススメ度:★★★★


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テーマ:邦楽 - ジャンル:音楽


Gruff Rhys『Hotel Shampoo』
 ウェールズを代表するバンドであるスーパー・ファーリー・アニマルズのフロントマンであるGruff Rhys(グリフ•リース)による2011年発表の3rdアルバム「Hotel Shampoo」。

 ソロとしては4年ぶり3枚目のアルバムとなりますが、グリフはゴリラズのボーカルでの参加や、エレクトロユニットであるネオン•ネオンでの活動などスーパー•ファーリー•アニマルズを含めて名義を変えつつコンスタントに新作を出していて、実はかなり多作です。
 本作はグリフがツアーで世界をまわっていて、それぞれのホテルのシャンプーやホテルグッズを集めているという逸話から、作品を作ってしまったという相変わらず発想が面白いです♪コンセプト的に旅するアルバムとなりますが、本作の冒頭である♯1「Shark Ridden Waters」のイントロからカモメっぽい海鳥の声が入っていたりとひなびた海辺の街でバカンスに出かけたような手触りで、かなり緩い感じが素敵です。またサイケ&ポップな感じの曲アレンジとジェントルなボーカルが巧い具合に機能していて、独特の空気感を持っています。アルバム全体を通して聴くとキラーチューンがあるわけではなく、もの凄く地味ですが(笑)、若者には出せないスウィートな感じを醸していて、スーパー•ファーリー•アニマルズ本体のほうを思い出すような部分もあります。また、メロディはUKロック仕様といいますか♯13「Rubble Rubble」みたいなチューンは、かなり「らしい」です。曲後半のサイケな終わり方を含めてwリリース時にあまり注目されていなかったのが残念ですが、ひさびさにアルバムという形態で聴きたい佳作だと思いました。

ベストトラック:♯1「Shark Ridden Waters」



オススメ度:★★★★


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Cocco『ザ・ベスト盤』
 沖縄出身の孤高のシンガーソングライター、Cocco(こっこ)、2011年発表の2枚目のベストアルバム「ザ・ベスト盤」。

 前回出したベスト盤からほぼ10年という月日を経てリリースされるCoccoのベスト盤はデビュー時から、再始動後までの全ての曲からシングルを中心にセレクトされたオールタイムベストになります。なので、ディスク1については前回のベストを持っているとかなりの曲が被るのですが、再始動後のCoccoを総括するという意味ではかなり俯瞰して聴ける音源だと思います。
 やはりというか、ディスク1と2で同一アーティストとは思えないぐらい主題自体変わっています。Coccoの声は同じですし、最近の方が歌唱法の幅は広がっているのに、初期の曲のヒリヒリするような怒りがなくなってしまっています。再始動後の最近の曲は詞がどんなにダークになっていても、そこまでの切迫感がないように聴いていて思いました。ただ、他のJポップの歌姫と呼ばれるアーティストと比べても、それでも、やはり格別な才能であることは疑いがないです。まだ、活動休止前のCoccoほど、表現しなければならない必然性と、たくさんの人達に届くポップさを持っている若い歌姫が出てきていないのが、問題があるのはないのかと。シーン全体の問題になってしまいますが、個人的には、そこが複雑w

 本作には、絵本についていたCDに収録されていた♯14「ガーネット」やシングルのカップリングのみ収録されていた♯13「Rainbow」などがアルバムに収録されるのは、ファン待望と言えるでのはないでしょうか。それにしてもタイトルの全くヒネリのない「ザ・ベスト盤」というのは彼女らしいですね(笑)
 Coccoを昔聴いていた人たちへ、また名前しか知らない若い人たちの入門用としては良いセレクトだと思いました。

ベストトラック:♯11「風化風葬」


オススメ度:★★★☆


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Body Language『Social Studies』
 ブルックリン出身の4人組のシンセポップバンドであるBody Language(ボディ•ランゲージ)による2011年発表のデビューアルバム「Social Studies」。

 パッション•ピットの曲の共作やネオン•インディアンのリミックスなどで序々にそのBody Languageというバンド名が知られていく中で、ついにリリースされたデビューアルバムになります。男女のツインボーカル、甘いメロディ、たゆたうようなシンセサウンド……とチルウェイブというここ2010年以降のムーブメントをハッキリと意識させるのが本作だと思います。2000年台のブルックリンから始まったローファイな音をメインにする流れちドリーミーポップな結節点とでも言いましょうか。3台シンセとドラムとかひさびさにトリッキーなバンド構成です。ただ、チルウェイブの流れとは異なるのは外に向けて開かれている音なので、ライブ会場やクラブなどでかかっていても全く違和感を感じないでしょう。ボーカルの歌い方自体がソウルフルなので、そこだけ肉体性や感情が剥き出しで歌詞を含めてリスナーと積極的に繋がろうとしているように感じました。

 80sのシンセポップと00年代のエレクロポップの配合具合が素晴らしいです。MGMTやパッション•ピットやアニマル•コレクティブのサイケな部分に惹かれている人は本作を是非とも聴いてみてください。ひさびさに可能性を感じるブルックリンのバンド、Body Languageです。早くも、次作にも期待です。

ベストトラック:♯1「You Can」


オススメ度:★★★★


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Mazes『A Thousand Heys』
 マンチェスター発の男性4人組のロックバンドであるMazes(メイジズ)による2011年発表のデビューアルバム「A Thousand Heys」。

 名門レーベルであるファットキャットからデビューアルバムをドロップするということで気になっていたバンドですが、笑っちゃうぐらいグシャっとしたロウファイサウンドとちょっと懐かしい感じのキンクスを思い出させるようなロックサウンドです。イギリスのモッズ系の血統を今に継承しているバンドがひさびさに登場したという意味では意義があるバンドかもしれません。
 ただ前のめりなリズムとロウファイなサウンドだけでどこまで通用するのか?本作だけではちょっとMazesというバンドの能力を計りきれませんでした。もう少しメロディや曲のアレンジ捻ったり、練習した方が良いと思いますwこの手のバンドって、下手さが味になるのは分かるのですが、全曲このテンションだとちょっと聴く側が辛いかと思います。シングルで2~3曲だったら、また評価が違ったかもしれませんね。No AGEやThe Drums辺りを意識しているのは分かるのですが、ここ2~3年のアメリカの前述したような若手バンドのほうが音楽的なジャンルの広さを感じさせるんですよねぇ……個人的にUKロックが好きなので応援したいところではありますが、まだ本命は現れずといったところでしょうか。

ベストトラック:♯5「Summer Hits 」


オススメ度:★★★☆


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Salyu『photogenic』
 歌姫としてデビュー時から高い評価を集めていたsalyu(サリュ)による2012年発表の4thアルバム「photogenic」。

 コーネリアスと組んだユニットであるsalyu × salyuによる前衛的な音像への挑戦後に、再びデビュー時からタッグを組んでいる小林武史プロデュースによりリリースされた音源になります。salyu × salyuと同じ人が歌っているとは思えないぐらいにガラっとジャンルや歌い方自体も変わり、やはりボーカリストとしてタダモノではないなーと改めて感じさせるアルバムです。今までの音源と比較して開き直ったような陽性のメロディと真っすぐさを感じさせます。なんというのか、やりたい音に挑戦して充実した期間を経て、再びポップスとは何かを再定義しているような一周まわって一回り大きくなって帰ってきた感じとでも言えば良いでしょうか。
 また本作収録のMr.Childrenの桜井が作曲した♯4「青空」の青空のメロディの強力さは、流石です。今更、桜井和寿のソングライティングの凄さを語るのもナニですが、日本人の琴線に刺さるメロディとフックはやはりこの人ならではです。そして、歌詞はMr.Childrenの「君が好き」辺りを思わせるド直球のラブソングです。全く変化球に頼ることない清々しいぐらいの強者コンビ(笑)、しかも小林武史プロデュースですからねー聴く前から手堅過ぎw
 本作を語る上でリリース直前に活動していたsalyu × salyuの活動を文脈から外す事は出来ないと思いますが、salyu × salyuのサイケで実験的な音を期待して聴いた人は肩すかしを食らうかもしれません。清々しいぐらいストレートな日本語ポップスです。

ベストトラック:♯4「青空」


オススメ度:★★★★


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bonobos『オリハルコン日和』
 男女混成4人組のbonobos(ボノボ)による2009年発表の4thアルバム「オリハルコン日和」。ギタリスト脱退後の初のアルバムになります。また、前作からほぼ三年ぶりなので、待望の新作になります。

 ひさびさの音源とメンバー脱退で吹っ切れたのか、今までのポップで内省的だったのか、外に向かって音を鳴らしているようでいつになく風通しが良いアルバムです。別れの歌でもある♯1「GOLD」から、バンド史上に残るような名曲でしかもフロントマンの蔡が相変わらず淡々と歌っていて、陽性のメロディでスンナリとよりメッセージ自体がブッ刺さります。この人の歌い方は、あまり歌に入りすぎないというか、表現したことをリスナーに届けるために冷静にこちらに留まっている感じが良いですね。また、レコーディングエンジニアにはZAKが参加していたり、グッドラックヘイワの野村卓史がピアノで参加していたりとゲストミュージシャンも豪華です。

 本作は、真面目に聴くと涙腺直撃な感じですが、バンドというよりも楽隊っぽい感じになっていて柔らかい音触りですし、ひさびさに信頼できるというか強度がある音楽だなーと思いました。アルバム後半の♯10「ICON」、♯11「夏至にトカゲは」の二曲は達観しているように見えて、実は地に足をつけて足掻いている感じが素敵です。結局、本作のアルバムジャケットのような、晴れた日曜日の井の頭公園(歌詞に「ゾウのハナ子」が出て来るとはw)みたいな音楽です。錬金術が求めたオリハルコンはbonobosにとって、何なのか?是非とも聴いてみてください。名盤です。

ベストトラック:♯1「GOLD」


オススメ度:★★★★☆ 


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South Central『Pitfalls & Corridors』
 ブライトンを中心に活動する二人のプロデューサーからなるSouth Central(サウス•セントラル)、2011年発表のEP「Pitfalls & Corridors」。

 去年のソニック・マニアを始めとしたフェスでお祭り騒ぎを起こしてしまうそのデジタルビートにヤラれた人も多いかと思います。そんな彼らが前作アルバムから一年も経たずにドロップするEPになります。本作はデジタルロックというよりもクラブ寄りのアプローチで前作以上にフロアを踊らせるビートが前面に出ていて気持ち良いです。また、BPMも早すぎず、ちょうど良いスピードなのでライブで観客が踊り狂っているのが容易に想像できます。正直、前作がやりたいことを詰め込み過ぎているような、大風呂敷な印象を個人的に受けたので、本作のような分かりやすさと方向性は歓迎です。暗闇で一気にミラーボールが回転するような高揚感と攻撃性、時に間奏でのキーボードの綺麗なメロディなど(♯1「Dance Of The Skeletons」が良い例です)、2010年代を感じさせる正統派なダンスミュージックです。
 プロディジーとかまで大きくなるようには思えませんが、良いユニットなので引き続き新作をリリースして欲しいなーと思いました。日本盤はボーナストラックを加えた全8曲収録とかなりお買い得なボリュームになっているのでオススメです。

ベストトラック:♯1「Dance Of The Skeletons」



オススメ度:★★★★


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Iceage『New Brigade』
 デンマークの男性4人組ロックバンドであるIceage(アイスエイジ)による2011年発表のデビューアルバム「New Brigade」。

 イントロから非常にノイジーで性急な前のめりのリズム隊、ボソボソつぶやくような退廃的なボーカル、80年代ハードコア、ダークで冷たいサウンドが近年でいうと初期The HorrorsやThese New Puritansのデビューアルバム辺りの空気感を思い出します。いわゆるポストパンク&ガレージバンドといったカテゴリでしょうか。北欧から世界進出するバンドって美メロ系のポストロックとメタル&パンク勢に二分されていて両極端で面白いです。気候的な問題なのか、早熟なのか若いバンドがやけに達観しているのが、特徴でしょうか。
 ただ、メディアで騒がれているほど、このIceageがクオリティ的に凄いかと言えば、疑問符が付くかと思います。演奏レベル的に「初期衝動」って言葉がチラチラ横切るというかw、まあ、若いのでしょうがないか(笑)本作制作時には、まだメンバーが全員十代だったということなので、これからのバンドとして期待しましょうか。10曲ちょっとで30分もないので、意外にあっという間です。今までの先輩バンドだとジョイ•ディヴィジョンとかマイナー•スレット辺りが好きな人は、気に入るバンドかと思います。

ベストトラック:♯2「White Rune」


オススメ度:★★★★


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another sunnyday『My Freedom』
 ストレイテナーのナカヤマシンペイと大山純を中心に結成された4人組のロックバンドであるanother sunnyday(アナザー•サニーデイ)による2012年発表の2ndアルバム「My Freedom」。

 音源としては全11曲収録の初のフルアルバムになります。前作であるミニアルバム「siesta」が名刺代わりの一枚だったのが、本作ではガッツリバンドとしてのカラーを見せてくれます。「siesta」と比べる4人のパートがそれぞれ有機的に絡みがあって、よりバンドっぽくなっています。
 演奏レベル的には全く心配ないし、バンドとしてもバランスも良い、曲も悪くない、何度か本作をリピートしたのですが、ただ何かが足りないという不完全燃焼な印象を受けました。何というのか、重要なスパイスを1つ入れ忘れて出来上がってしまったカレーみたいな感じというか(笑)、このバンドからは、圧倒的な売りや、個性が感じられないのです。歌詞に毒があるわけでもなく、伊藤の声だけで全てをもっていけるほどではなく、ギターヒーローがいるわけでもない。オール3に4が2~3混ざっているような通知表とでも言い換えられるか。ロックバンドって大雑把に言ってしまえば、何か一つ圧倒的な売りがあれば、演奏が酷いとか、ビジュアルがありえないとか、その歪さ自体が反転するものなのです。なので他の音楽ジャンルに比べると最近だと神聖かまってちゃんとか「ありえない」ようなバンドが売れたりします。another sunnydayは、優等生過ぎるのが裏目に出てるなーと思いました。ホント、メンバーは悪くないのに組み合わせが、惜しいです。

「言葉ひとつで揺らぐような僕らは よれてコケて前進すんだろう
解けない想い 巻き付けながら ひときわの日差しを探して」(♯2「The perfect ivy」)

ベストトラック:♯2「The perfect ivy」


オススメ度:★★★☆


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sleepy.ab『アンドロメダ/Lost』
 北海道を中心に結成された男性4人組のロックバンドsleepy.ab(スリーピー)、2012年発表の3rdシングル「アンドロメダ/Lost」。

 生産数限定のシングルになります。前作アルバムである「Mother Goose」でもメンバー全員が作曲に参加したりと今までのスリーピーの静かで浮遊観のあるメロウな美メロというイメージを打ち破ろうとしていたことが伺えました。本作もその延長かと思いきやかなり得意技で攻めている感じがして、ちょっと肩すかしです(笑)

 相変わらずトム•ヨークっぽい成山の歌い方のメロウな浮遊感のある曲♯1「アンドロメダ」と失った蒼い情景が浮かぶ名バラードである♯2「Lost」という二曲から成るシングルです。どちらも今まで得意としていた路線でやっと前々作アルバムである「paratroop」リリース前後の音に帰ってきた感じがしますが、ギターやコーラスのアレンジは幾分レベルアップしています。結局無理に激しい曲やダークな曲を分かりやすい形で鳴らすのではなく、得意な曲の延長に置いた方がこのバンドに関しては良いのかなーという印象を受けます。ポストロックと美メロ、浮遊感、成山の透明感のある歌声といったバンドの原点に返りつつも今の音を鳴らしている濃いシングルだと思います。それにしても、♯1「アンドロメダ」より♯2「Lost」のほうが名曲だと個人的には思ってしまったのですが、PVこっちのほうで作った方が良いような気が……余計なお世話か(笑)生産数限定とのアナウンスが出ているので欲しいファンは早めに買った方が良いかと思います。

ベストトラック:♯1「アンドロメダ」


オススメ度:★★★★


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bonobos『ULTRA』
 男女混成スリーピースのbonobos(ボノボ)による2011年発表の5thアルバム「ULTRA」。結成10周年の記念すべき年にリリースされたアルバムになります。

 レゲエベースのバンドと緩い感じの音を鳴らしていてフィッシュマンズをリスペクとしているイメージしかなかったのですが、予想以上に良いじゃないですか!!2011年の年末に発表されていたので見逃していたのですが、もっと早くチェックしておけば良かった;
 震災以後に作られたbonobosとしての初めての音源になりますが、今まで以上に外に開かれていて、更に祝祭感まで加えられていて生を祝福しようとしている音楽です。特に後半の♯10「あなたは太陽」~♯12「Go Symphony!」の流れが素晴らしいです。震災以後を匂わせる曲でここまで緩いんだけど、力強く響く曲は初なんじゃないかな。完全に出し惜しみなしの肯定感と言いますか、本作通しての迷いのない感じが良いですね。しかも今まで通り、日常の幸せからアルバム前半の曲が始まって少しづつ、アルバム後半にいくにつれてスケールアップしていくのが彼ららしいです。
 こんな音を鳴らしているバンドがもっと邦楽のシーンでも売れて欲しいなーとも思います。ジャンル的には違いますが、ウリチパン郡の2ndの祝祭感にかなり近い感じなので、その辺りのバンドが好きな人にもオススメです。

「日だまりを行くといい、愛することに出会うといい
あたりまえの営みを、どうかあなたは続けてね」(♯10「あなたは太陽」)

ベストトラック:♯10「あなたは太陽」


オススメ度:★★★★☆



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The Demos『Lovely』
 NYの外れで結成されたジェイソンとカランの男性2人組のThe Demos(ザ•デモズ)の2011年発表のデビューアルバム「Lovely」。

 最初にネットでこのバンドの存在を知ったのですが、アルバムジャケットから気怠い感じの女性2人組目線を外していて、全く気分じゃなかったのですが(笑)、曲と聴いて一変しました。♯2「Nervous」ですが、もうベタベタなパワーポップ&ローファイな感じでちょっと懐かしいです。ウィーザーとかストロークスとかちょっとお洒落な感じのロックが好きな人には高確率で気に入るかと思います。アルバムに収録されているその他の曲も人懐っこいメロディとちょっと線の細いボーカルとベタな感じの曲アレンジなので一度目でも乗れる人は多いんじゃないかな。正直、目新しさはないですが、デビューアルバムにしてこの曲の完成度は、今後に期待できるかと思います。曲を聴いていてUSっぽい軽いノリとグッドメロディに、サード•アイ•ブラインドとかフレーミング・リップス辺りを自分は思い出しました。それにしてもこのバンド名であるThe Demosは何とかならなかったんだろうかwネット時代に引っかかりにくい名前をあえてつけたのかと予想されますが、ひねくれ過ぎな感じが(笑)

 日本盤はデビューアルバムである「Lovely」に「Your Girl Has Fun Without You E.P.」の6曲分をそのまま収録しているので、全18曲入りというボリュームになり、かなりお買い得かと思います。ひさびさの掘り出し物バンドです。

ベストトラック:♯2「Nervous」


オススメ度:★★★★


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The Dead Weather『Sea Of Cowards』
 ホワイト•ストライプスのジャック•ホワイトとキルズのアリソン•モシャートを中心に組まれた4人組のThe Dead Weather(デッド•ウェザー)の2010年発表の2ndアルバム「Sea Of Cowards」。

 デビューアルバムから直球のロックンロールでファンを歓喜させてくれた彼らがそれから一年という短いスパンでリリースされたアルバムになります。本作はツアーの合間の二週間で制作されたアルバムということなので、やはりジャック•ホワイトの勢いというか多作っぷりには頭が下がります。洋楽だと新作まで2~3年待たされるのが当たり前なので、ヤケに早く感じます。ジャックは本作でもドラム&ボーカルというスタイルをとっていて、アリソンがフロントマンなのは変わりません。相変わらず肉食系な感じwの2人でキャラクター的にも濃いですが、音もデビューアルバム以上に、濃厚でロックンロールが本来いかがわしいものだったことを思い出させてくれます。本作のどのトラックも、たぶん数テイクで一気に全パート録音されたのではないのかという感じの瞬発力と緊張感があります。

 PCでいくらでもタイミングやキーなど後から変えられる時代に、「それをあえて、しない」ことが各々のプレイヤーの凄みやバンドの一体感を感じさせます。それにしても、クイーン•オブ•ザ•ストーン•エイジのディーン•ファーティタのギターが本作でも感情剥き出しで素晴らしいです。
 ささくれだったギターとハスキーなアリソンの声、呼吸するようなドラムetc……ガレージ&ロックンロールな前のめりな感じがたまりません。♯5「Die By The Drop」の2人のボーカルの掛け合いのところとかゾクっときます。40分以内のアルバムなのに、エネルギッシュなので聴き終わった後にドッと疲れるのは何ですが(笑)、良盤なのでオススメです。デッド•ウェザーが、ホワイト•ストライプスの課外バンドといったイメージのある人ほど聴いて欲しいです。

ベストトラック:♯5「Die By The Drop」


オススメ度:★★★★☆


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星野源『フィルム』
 コアな人気を誇るインストバンド、SAKEROCKのリーダーでありギタリスト、また大人計画に所属する俳優でもある星野源による2012年発表の2ndシングル「フィルム」。

 デビューアルバム「ばかのうた」で一気にブレイクして、シングル「くだらないの中に」で一気に一般層も掴んだ彼ですが、本作は映画タイアップのための書き下ろし曲である♯1「フィルム」含めた5曲入りになります。一曲づつが3分台の尺なので、あっという間ですが、シングルなのにミニアルバムみたいな曲数なのはお買い得感が高いです。ただ「くだらないの中に」が文句無しに名曲だったのに比べるとタイトルトラックである♯1「フィルム」は良曲なのですが、ジワジワくるタイプなのでそこで随分と分かれるところかと思います。♯4「次は何に産まれましょうか」は星野源得意な感じの弾き語りフォークですが、良い曲なのでちゃんとバンドバージョンで聴きたい感じもします。

 本作で特筆すべきは初回限定盤の豪華な部分でしょうか。PV「日常」「フィルム」を収録し、AXでのライブ映像からも数曲、PVのメイキングもあり、台湾遠征の貴重な映像もありとなんだか、単体で映像作品として販売しても良さそうな一時間半という充実のボリュームです。
 本人や周りのキャラクターも濃いのでトークも面白いというのもありますが、DVD付き限定盤の新しい方向を模索しているような気がします。レコード会社が顧客単価を上げたいから、PVやライブ映像などのあまり手間のかからないものをつけるという今までの常識をくつがえすのを期待しています。アイドルやビジュアル系バンドなどがビジュアル的な部分で売るのではなく(笑)、そのキャラクター性で売るという方向は出来るアーティストは限られると思うのですが、興味深いです。本人が楽しんでいる感じも伝わってくるのも良いですね。

ベストトラック:♯1「フィルム」(予告編)


オススメ度:★★★★


•こちらは通常盤



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サカナクション『SAKANARCHIVE 2007-2011』
 北海道を中心に結成された男女五人組のサカナクションの2011年発表の初のPV集「SAKANARCHIVE 2007-2011」。

 バンドデビューから2011年の五年間の今まで発表されたPV14曲に撮り下しの一曲を加えた全15曲という、かなりのボリュームの映像集になっています。収録曲順は単純に発表された順番になります。文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門で優秀賞を取った♯8「アルクアラウンド」を始め、 映像にはかなり力の入っているサカナクションですが、本作で充分に堪能できます。特に♯7「ネイティブダンサー」から予算が何倍かに上がったのか、急に照明やら衣装にも金がかかり始めていて、あからさまな変化で面白いです(笑)また、それに負けないように曲自体もエレクトロニカ寄りの踊れるトラックに進化していくのが興味深いです。まるで映像の完成度と比例するかのように曲のポップさも上がっていっています。
 リズムを重視した映像から、いかにもダンスミュージックな蛍光色な「ネイティブダンサー」の映像、物語性を中心に添えた「ルーキー」やストップアニメを巧く駆使したちょっと切ない「目が明く藍色」etc……今が旬の若手監督たちが競って、サカナクションをお題に作っているようで映像だけでも観る価値があるかと思います。ただ、ピタゴラスイッチみたいな仕掛け満載で長回しの♯8「アルクアラウンド」は何度観ても、レベルが違うというか、やはり完成度が凄いです。サカナクションのPVはCGというよりもアナログな仕掛けが中心で映像自体が凝っているし、音楽とのシンクロ率も高いので飽きません。サカナクションファンもまた映像を作っている側の人にもオススメな一枚です。

ベストトラック:♯8「アルクアラウンド」


オススメ度:★★★★☆


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