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Author:chaos cafe
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ASIAN KUNG-FU GENERATION『BEST HIT AKG』
 横浜を中心に結成された4人組のロックバンド、アジアン・カンフー・ジェネレーションことアジカンの2012年発表の初のベストアルバム「BEST HIT AKG」。

 アジカンってベスト出す時は解散するって初期には言ってたぐらい昔はベスト盤が嫌いだったと思うのですが、心境の変化か、大人な事情かwデビューアルバムから最新シングルまでシングル曲を中心にほぼ出し惜しみのないベストと言えるでしょう。こうして時間軸に並んでいると彼らがコンスタントに曲をリリースしてきて、しかもまだ瑞々しさが残っている希有なバンドだというのが分かります。ボーカルの後藤もこの十年で微妙に歌が巧くなっていますし(笑)
 2010年代になってもコンスタントに良い曲を書いていますが、デビューフルアルバムの「君繋ファイブエム」から2ndアルバムの「ソルファ」の時期がバンドとして黄金期というか、一生懸命に自分たちで鳴らせる音を模索しているし、この時期の疾走感のある蒼いメロディと歌詞の暗さのアンバランスさが荒削りで素晴らしいです。それ以降の「フィードバックファイル」をリリースしたぐらいが迷走している感じがしていたのですが、あのアルバムからはやはり一曲も入っていないという……流石に本人たちも分かっているのかw
 最新アルバム「マジックディスク」でようやく音の方向性が固まってきたのか、蒼い感じが戻ってきています。ただ、メンバーの演奏力が上がった分だけ、曲の構成やアレンジに凝ってしまい、疾走感が押し殺してしまっている気がします。♯3「君という花」や♯4「リライト」みたいに分かりやすい曲やみんなで歌えるようなアンセムがなかなか出ないのが彼らの今の悩みでしょうか。一気にブレイクしてしまうとなかなかに大変ですね。演奏力が上がるとやはりやれることが増える分だけ、コード増やしたり、リズムに凝ったりと良い曲の基準から離れていく気がします。ただ、一番最新のシングルである♯17「マーチングバンド」を聴けば明らかに曲の良さは戻ってきているので、次の十年にも期待したいです。

ベストトラック:♯4「君という花」


オススメ度:★★★★


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テーマ:邦楽 - ジャンル:音楽


音楽の尺とフォーマットからの解放
 「CD(コンパクトディスク)は、CD-DA形式では最大収録時間は約74分 - 80分である。また、当時ソニー副社長で声楽家出身の大賀典雄が「オペラ一幕分、あるいはベートーベンの第九が収まる収録時間」(12cm、75分)を主張して調査した結果クラシック音楽の95%が75分あれば1枚に収められることからそれを押し通した」。(Wikipediaの「コンパクトディスク」から)

 1982年から一般向けのCDの生産が始まる。というこで逆算すると、もう30年近くのこのCDでリリースするために、音楽の時間尺をアルバムという形で合わせている訳である。2枚組などのリリースもあるが、基本的には75分を基準に2枚に分けられている訳で、やはりリリース時に収録時間で分割される。しかし、いい加減そんな形態にトドメを刺そうという動きが近年見られる。USのサイケロックの大御所であるThe Flaming Lips(フレーミング•リップス)は、2011年に「I Found This Star On The Ground」(http://soundcloud.com/slowonerveoaction-3/the-flaming-lips-i-found-a)という一曲、6時間尺の曲をリリースしたり、またその後も一曲で24時間尺の「7 Skies H3」(http://flaminglipstwentyfourhoursong.com/)という曲を本物の頭蓋骨の中にHDD(他メディアでは収録時間が足りないため)を内蔵して、限定リリースしたりして世間を騒がせた。
 テレビやラジオで使われることを前提に曲の尺を気にして3分以内にするアーティストもいる中で、作りたい尺で挑戦するという非常に分かりやすいというか(笑)、フレーミング•リップスのように面白ければOK的なスタンスで作っているバンドも減って気がする。ネット時代にどんどん趣味趣向が多様化する中で、極端な話、数人しか買わない曲であっても、それに数十万出したい人がいるなら、制作費がペイするものもあるだろう。また、10年前と比較するとSNSやYouTubeなどで自分が好きな音へ辿り着く手段も格段に増えている。音楽の尺も変われば、売り方や値段も変わってくるのではないだろうか。そんな時代に音楽を作るだけでなく、プロモーションを巧くする広告代理店的な役割も求められている気がします。レコード会社はその時にはなくなっている可能性もあるけどねw

The Flaming LipsThe Yeah Yeah Yeah Song」(‪SummerSonic2006‬より)


The Flaming Lipsの最新のピンクフロイドの「狂気」のカバー音源「 Dark Side of the Moon」


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テーマ:音楽的ひとりごと - ジャンル:音楽


スピッツ『おるたな』
 日本を代表する4人組のロックバンド、スピッツ、2012年発表の3枚目の企画アルバム「おるたな」。

 企画アルバムとは何ぞ?と思う方も多いと思うので、一言でまとめてしまうと他のアーティストへのトリビュートに収録していたカバー曲とシングルのカップリング曲の寄せ集めというのが本作です。♯3「ラクガキ王国」、♯7「夕焼け」、♯11「シャララ」などのオリジナル曲も頑張っているのですが、やはりカバー曲の原曲の良さのほうが目立っています。♯2「さすらい」、♯6「タイム・トラベル」や♯9「初恋に捧ぐ」辺りは完全にスピッツの曲になっています。本作でもフロントマンの草野マサムネは相変わらず緩急つけた良いボーカルを披露していますが、自分のバンドの曲より、カバー曲の方が気合い入っているし、巧く聴こえるのは気のせいでしょうか?(笑)原曲が好きで選んでいるんだろうというのが伝わってくるカバーです。
 カバーやカップリング曲が本作はシャッフルされた曲順なのでなかなかに混沌としていそうですが、流石はスピッツというか、アルバム一枚として成立させています。本作でシングルのカップリングにしておくのはもったいないぐらいの隠れた名曲である♯10「テクテク」が、アルバムに初収録されたのも話題の一枚です。オリジナルアルバムほどの濃度はないですし、ファンはどこかの音源でほとんどの曲を既に聴いていそうですが、地味ながらも良い企画盤です。

「少しの力で 初めての戸をあけて
不可能と決めつけてたのに 抜け出せた」(♯10「テクテク」)

ベストトラック:♯10「テクテク」


オススメ度:★★★★


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L'Arc~en~Ciel『BUTTERFLY』
 4人組のロックバンド、L'Arc~en~Ciel、2012年発表のアルバム「BUTTERFLY」。オリジナルアルバムとしては「KISS」以来、四年ぶりとなる待望の新作となります。

 全11曲収録で既発のシングルが7曲という、新しいアルバムというより最新のシングルベストといったほうが納得がいく一枚ですwラルクの強みであるメンバー全員がソングライターであることが活かされる場合もあるのですが、本作では発表された時系列もソングライターもバラバラなので、アルバム一枚として音源を聴いた時にとっ散らかった印象を受けます。特に最近のシングルである♯1「CHASE」や♯2「X X X」では新境地に挑戦しているのですが、どうにもバンドのカラーと違うような気がします。対照的に少し前に発表されていた♯4「GOOD LUCK MY WAY 」、♯5「BLESS」、♯10「NEXUS4」辺りはラルク節というか疾走感のある演奏とhydeのファルセットを堪能できます。ラルク自体、もう20周年を越えてしまったシーンでもベテランバンドなわけですが、世界ツアーなどバンドの存在が大きくなり過ぎてしまい、バンドとしての一体感が後退しているように感じます。ただ、それでも曲のクオリティ自体はそんなに落ちていないのは流石ですが。

 初回生産限定版は、シングルのカップリングなどでおなじみのメンバー内でパートチェンジしたP’UNK~EN~CIEL初のアルバムが付いているので、ファンはそちらのほうがオススメです。

ベストトラック:♯1「CHASE」


オススメ度:★★★☆

•初回生産限定版


•通常板


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Fenech-Soler『Fenech-Soler』
 男性4人組のFenech-Soler(フェネク•ソレール)による2011年発表のデビューアルバム「Fenech-Soler」。

 ネットで試聴してみて気になったので手に取ってみましたが、非常に分かりやすいフロア寄りのダンスミュージックです。正直ボーカルのハイトーンボイスやコーラスの入り方がクラクソンズのデビューアルバムを思わせるのですが、向こうと違ってSFとか小難しい歌詞とかで勝負するのではなく音やリズムの快楽則を重視しているようで、初めて聴いた人でもダンスミュージックが好きならノレるかと思います。シンセの音色が80sのエレポップみたいでちょっとチープなんだけど、なつかしい感じでセンスが良いですね。また、その一方で生演奏をコアに添えているようで、この手のバンドにしては意外にもwしっかりと演奏しています。
 正直、ノリがかなり軽いので好き嫌いは分かれるかと思いますが、このバンドの一番の売りとなるポイントは、ポップ(踊れて)で曲が良いということでしょうか。特にアルバム前半の♯2「Lies」~♯6「Demons」の五曲が耳に残るので、聴いてみてください。

 新しい音を求める人にはプッシュできませんが、デジタリズムやデルフィックが好きな人にお薦めなバンドだと思います。バンドメンバーですが、予想外にイケメンで驚きました。その辺りから火がつく可能性も(笑)

ベストトラック:♯6「Demons」


オススメ度:★★★★


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BIGMAMA『君がまたブラウスのボタンを留めるまで』
 東京を中心に結成された男女混成の五人組のバンド、BIGMAMA(ビッグママ)、2012年発表の4thアルバム「君がまたブラウスのボタンを留めるまで」。 

 もうアルバムタイトルがアレなんですが(笑)、フロンマンの金井妄想王子のストーリーテラー的な素質が別次元に行ったように感じる一枚です。今まではロックバンド然として売り出そうとしてきたのですが、本作では曲もよりポップに、バイオリンを更に活かすようなフレーズや音の間があって、よりエモロック好き以外への普遍的な層に向けて鳴らしているように感じます。バイオリンのフレーズが今回は初聴でもいつも以上に入ってきます。日本語詞でフツウを結局願ってしまう♯8「アリギリス」やマザコン代表によるw♯12「母に贈る歌」のようなクスっと笑えるような歌を作れるのも流石で、このバンドならではのセンスだと思います。また、以前に比べると英語に頼る部分が多少少なくなり、よりリスナー自身に寄り添うようになったように感じます。それに古くからのファンは賛否両論あるかと思いますが。

 本作収録の♯2「#DIV/0!」、♯4「until the blouse is buttoned up」、♯11「秘密」辺りが特に耳に残るので聴いてみてください。エモバンドから脱皮しようとしているのが分かる一枚です。今までBIGMAMAは若いリスナー向けのバンドと思ってきた人にほど聴いて欲しいポップな一枚です。

「君を描いた絵にはいつも何故か 背中に大きな羽が生えてて
僕はきっと君が何処か遠くへ 羽ばたいて行ってしまいそうな気がしてたのかな」(♯11「秘密」)

ベストトラック:♯11「秘密」


オススメ度:★★★★


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中田裕二『ecole de romantisme』
 元椿屋四重奏のフロントマンである中田裕二による2011年発表のソロデビューアルバム「ecole de romantisme」。

 本作で初めてギター、ベース、キーボード、プログラミングとドラムやストリングスを除き、ほとんどの楽器を本人が手がけています。楽曲や歌詞はバンド時代から、ほぼワンマン体制なので、ソロになってからも大して変わらないかと思いきや、かなり自由になっていてバンドの呪縛から自由になって音やボーカルものびのびしている感じがしました。相変わらず、歌巧いですね。ジャズよりのアレンジの曲が多かったりと、跳ねるようなリズムにこだわっていて、あのメンバーだとこれを再現するのは難しかったことを中心にやっている気がします。ちょっと大人の歌謡曲というイメージですが、やはり本人がリスペクトを公言している安全地帯や井上陽水などのニューミュージックの影響を全く隠すことなく、表現しているのが素晴らしいです。また、若手でこれだけ音数を絞って小洒落たことを艶や色気を伴って出来るのも、数少ないでしょう。
 アルバム後半の収録曲に(♯8「白日」以降に)震災以降の影響を感じるのですが、中田本人がポップミュージックの可能性を信じているのが分かるようで、グッときます。また、アルバム終わりがバラードではなく、♯11「ご機嫌いかが」という構成なのも良いですね。椿屋四重奏の時のような分かりやすさや疾走感のある曲がないので、人によってはとっつきにくかもしれませんが、ジワジワとくる良作なので、オススメです。

「世は騙し合いの最中 様々何様集まって
捨ててきなよ その無意味な時間を」(♯9「虹の階段」)

ベストトラック:♯7「ベール」


オススメ度:★★★★


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another sunnyday『siesta』
 ストレイテナーのナカヤマシンペイと大山純を中心に結成された4人組のロックバンドであるanother sunnyday(アナザー•サニーデイ)による2011年発表のデビューミニアルバム「siesta」。

 元serial TV dramaのボーカルである伊藤文暁が参加した事でも話題に上りました。サイドプロジェクトとしての意味合いのほうが高いのでバンド名通り、ポップで晴れわたった青空が似合うような分かりやすさがあります。伊藤が歌詞を全て手がけているのですが、serial TV dramaの初期の頃のような暗い世界観のものを期待していると肩すかしを食らうかと思いますw正直、分かりやすさを狙ったのも理解できるのですが、リスナーはもっとアーティスティックなものをこのバンドのメンバーには、求めている気がします……ストレイテナーのファンがリスナーには多いと思うので、その乖離っぷりが少し残念です。
 個々のメンバーの演奏などは良いのに、鳴らしている音を聴くと凡庸というか、このバンドじゃなくても良い感じがひしひしと感じます。また、伊藤の声質自体は希有なものだと思いますが、前のバンドと同じように熱唱系というか、得意なボーカルスタイルが偏っているので、似たような曲調ばかりだと単調です。デビューアルバムということで気合いが入っているのも何となく感じるのですが。そんな意味では、リリースのタイミングなどの関係で収録曲数が決まったと思うのですが、全6曲に絞ったのは正解な気がします。
 このメンバーの能力なら、まだ色んなことが出来ると思いますし、もう少し時間をかけてバンドっぽいサウンドになることを次作では期待したいと思います。

ベストトラック:♯1「Sunnyday」


オススメ度:★★★☆


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the pillows『トライアル』
 日本のオルタナティブロックの雄であるスリーピースのthe pillows(ザ•ピロウズ)、2012年発表の一年ぶりとなる18thアルバム「トライアル」。

 正直前作アルバムである「HORN AGAIN」は、シングル曲以外はパッとしないアルバムでしたが、今回は歌詞やメロディにかなり凝っていることが分かりますし、ロックが本来持っている疾走感を取り戻しています。ピロウズというバンドはフロントマンの山中さわおの精神状態にかなり新譜の出来が左右されるバンドであることが昔から聴いているファンの間では周知の事実ですが、本作は相当に鬱モードを感じる歌詞や世界観が多いです。そんな時にキラーチューンが生まれてきたのが(「ストレンジカメレオン」や「Funny Bunny」etc)ピロウズが長く続いてきた理由でもあるわけでw、本作も♯8「持ち主のないギター」と♯9「トライアル」という対になるニ曲の名曲を生み出しています。その他の曲もメロディ、歌詞ともに悶々とした中から生み出された試行錯誤したような感じが見られます。また、そんな内省的な歌詞の横で真鍋がきらびやかな感情剥き出しなギターをひさびさに弾きまくっているのが対照的で良いです。
 震災以降の感じたことをどう昇華してゆくかという葛藤の中で、結局自分の中を見つめ直す作業に戻ってゆく過程が、ピロウズというバンドで成功を手にした山中さわおに初期衝動を取り戻させたように感じました。三割バッターのように三枚に一枚良いアルバムを彼らは作っているように思うのですが、本作はそれに該当すると思います。昔からのファンも最近ピロウズを知った人にもオススメです。

「自分を知って嫌になった 消せるのなら消し去りたい」(♯8「持ち主のないギター」)
「言い逃れして 拡げなくなった地図を 再び見てる」(♯9「トライアル」)

ベストトラック:♯9「トライアル」


オススメ度:★★★★☆


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People In The Box『Citizen Soul』
 残響レコード、歌モノスリーピース、People In The Box(ピープルインザボックス)、2012年発表のミニアルバム「Citizen Soul」。

 前作である2ndアルバム「Family Record」で完全にセーブしていたリミットを外してしまったように感じたのですがw、本作では更にその先に行こうという確かな意思を感じます。前作で波多野を中心にそれを支えようとするメンバーという新しいバランスが成立したように思ったのですが、本作ではより一層各パートが絡み合っていてバンドアンサンブルの良さが出ています。相変わらず転調を繰り返すのとエレキなのに開放弦とサビでアルペジオを多用するなどこのバンドならではのクセでもあるのですが(笑)しかし、その歌メロに対抗するように歌詞は混沌としていて、それを透明感のある波多野の声が歌っていくことにより、より物語の中に引き込まれます。
 「テレビに水をあげましょう かわいい煙を吐き出すわ」(♯4「技法」)とか歌詞の中に「テトリス」(♯3「ニコラとテスラ」)が出てきたりと彼らの世界観のチャーミングな部分が出ていて、本作は更に前面にきていて面白いです。まだ若手バンドなのに、余裕すら感じさせます。People In The Boxというバンドは正直、歌詞は完全には理解できないし、曲も複雑だし、ポエトリーリーディングはあるしと万人にお勧めできるバンドではありません。ただ、デビュー時から、新作やフェスに出るたびにファンを地道に増やしてきたという事実のみが彼らのアクの強さやシーンでの独自性を現しているのではないでしょうか。また、そんな音が今の時代に望まれていることが興味深いです。

 本作の初回限定盤には一時間半にわたる彼らのライブのツアーの各地のハイライトが収められているのでファンはそちらのほうをオススメです。公式の映像アイテムでは本作が初になるので、今後もかなりレアになるのではないでしょうか。


ベストトラック:♯2「ニムロッド」

オススメ度:★★★★
初回限定盤


通常盤


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Los Campesinos!『Hello Sadness』
 カーディフで結成された男女混成の8人組のLos Campesinos!(ロス•キャンペーンシノス!)、2011年発表の4thアルバム「Hello Sadness 」。

 一年半ぶりとなりますが、ここまでコンスタントにデビュー時から新譜を出し続けているバンドもUKだとなかなか少ないような気がします。メンバーチェンジを経て、8人組という大所帯になったのですが、それが吉と出たのかデビューアルバムのような性急なビートの曲が増えていて、ギターもシンセもキラキラしています。全編、パーティチューンというか、バックトラックがにぎやかです。
 ザックリしたギターと意外に冷静に歌っているボーカルというコンビは相変わらずなので、今までのファンは初聴でも受け入れるかと思います。ただそれが諸刃と言いますか、デビュー時からリアルタイムで筆者は聴いてきているのですが、正直、金太郎飴的な作風で少しマンネリな感じもしますw本作でこのバンドを初めて聴いた人は良作に感じるかと思います。♯1「By Your Hand」、♯5「Every Defeat A Divorce (Three Lions)」辺りがキラーになるかと。

 また、本作のこの音なら、装飾的な音を省けば、4~5人編成でも全然大丈夫なんじゃないのか?という素朴な疑問がムクムクと(笑)メンバー増えたんだから、もっとそのメンバーの新しい血が入ると面白いのになーと思いました。マンネリ感をどう判断するのかで評価が分かれる音源です。

ベストトラック:♯1「By Your Hand」



オススメ度:★★★☆


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Wolf Gang『Suego Faults』
 Max McElligottによるソロ・プロジェクトであるWolf Gang(ウルフ•ギャング)による2011年発表のデビューアルバム「Suego Faults」。

 MGMTやフレーミング・リップスなどを手掛けたプロデューサーであるデイヴ•フリッドマンがその才能に惚れ込み、アルバムのプロデュースを自ら申し出たというユニットです。アルバム冒頭の♯1「Lions In Cages」からキラキラした感じとポップな歌メロでガッツリ掴まれる人も多いかと思います。リードトラックだけかと思いきや、これが本作の最終曲の10曲目まで続きます。立体的な音の作り方は流石はデイヴ•フリッドマンというところなのですが、元トラックのハーモニー(プロデューサーの趣味的なものを感じますがw)や蒼い感じが若手ならではです。MGMTのデビューアルバムみたいなサイケ感と祝祭感ンをもっていて、アレンジもバランスが良いですし、これから更に知名度を上げそうなアーティストだと思いました。アルバム後半のほうで疾走感のある曲のギターも予想外にベタなことも出来て、音の抽き出し自体も広いので楽しみです。

 MGMTやメモリー•テープスなどのチルウェイブ系の音が好きな人は高い確立でハマるかと思います。知名度的にはまだまだみたいなのですが、完成度が高いので試聴して気になったら、是非とも聴いてみてください。

ベストトラック:♯1「Lions In Cages」


オススメ度:★★★★


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PERIDOTS『Follow the Stars』
 孤高のシンガーソングライター、タカハシコウキのソロプロジェクトであるPeridots(ペリドッツ)、2012年発表の2ndフルアルバム「Follow the Stars」。

 デビュー時から知っている人は、まさかの2ndアルバムと思えるでしょう、それぐらいペリドッツ自体がマイペースな活動なので(笑)前作がライブで演った曲をそのままの勢いをどうパッケージするか?というところが目標だと勝手に思っているのですが、本作では、デビュー時からある曲から(♯1「海と塵」や♯4「異常気象」)、去年できた♯3「Teenagers」や♯10「andante」まで今までの総括的なアルバムになっています。また、弾き語りワンマンライブからの影響を還元したのか、アコギと彼のボーカルを中心に曲を構成していて、前作と比較するととても伸びやかで温かみのあるアルバムになっていると思います。プロデュースは本人と久保田光太郎が前作から引き続き参加しています。デビューフルアルバムの肩肘が張った感じがなくなって、より自由になっているとでも言えばいいでしょうか。♯3「Teenagers」のヨーデルみたいなハミングは、デビュー時の暗いイメージから入っているとまさかこの人がやるとは思わなかった的な衝撃を受けます(笑)
 また、歌詞は相変わらず独特な言い回しで、肯定も否定もしない「分からないまま」をそのまま入れる感じですが、メロディの良さとサラっと歌ってしまっているので、初聴でもあまり聴く人を選ばないのではないでしょうか。それにしても、アルバム冒頭の♯1「海と塵」は初期からある曲ですが、歌詞の冒頭から津波をイメージさせるとかで収録を自粛しそうな気もしたのですが、しっかりとその辺りは表現として押し切った感じがアーティストとして妥協しな姿勢をしめしていて良いと思います。♯1「海と塵」、♯4「異常気象」、♯7「Smile」、♯12「長かった一日が終わろうとしている」辺りがキラーチューンなので、オススメです。特に♯4「異常気象」は歌詞も音も良い意味で狂っていてw、面白い曲です。

 タカハシの相変わらずのファルセットボイスとR&B寄りのボーカルスタイルが遺憾なく発揮されています本作は、前作以上にゆるい感じですが、何度もリピートしていくうちにジワジワと染み込んでいくようなスルメアルバムになっていると思います。

「死にたくて死ねなかった人の歌が
生きたくても生きられない人の心を打った
つたない手紙のように」(♯7「Smile」)

ベストトラック:♯7「Smile」
http://youtu.be/15kTq5_tiWE

オススメ度:★★★★☆


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The Big Pink『Future This』
 ロンドンを中心に活動する、ロビー・ファーヴとマイロ・コーデルによる二人組のThe Big Pink(ザ•ビック•ピンク)の2012年発表の2ndフルアルバム「Future This」。

 プロデューサーは最近だとアデルをプロデュースしたことでも話題になったポール•エプワースが担当しました。前作である「A Brief History Of Love」のデビューアルバムとは思えないあまりの完成度に驚かされたのですが、あれからニ年ぶりの本作でも口ずさめるメロディはそのままに、更にシンガロング出来るようなナンバーが増え、歌詞もかなり変化があったのですが、それを含めてより外に向けて鳴らされている印象を受けます。ポップなシューゲイザーバンドというよりもよりロックバンド的なダイナミズムを身につけたかのようで頼もしいです。ブリットポップって懐かしい言葉がなんとなく頭をよぎる祝祭的な音です。分かりやすいところだとギターの音がクリアになっていたり(笑)
 本作の中では、特に♯1「Stay Gold」、♯2「Hit The Ground (Superman)」、♯7「Jump Music」がポップで耳に残ります。前作と比べると耽美さやノイズが少なめになったようですが、聴き手を選ばない音になっているので、The Big Pinkと言えばシューゲイザーバンドというイメージが強い人ほど聴いて欲しい良盤です。

ベストトラック:♯1「Stay Gold」


オススメ度:★★★★


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