white noise
聴いてる音楽とかオススメとか、時々は日常とか気ままに綴ってゆく。雑文読んでくれた人で、何か引っかかるものがあれば幸いです。
プロフィール

chaos cafe

Author:chaos cafe
ゆるりと書いていきます。好きな音楽のこととか、ありふれた日常とか。



最近の記事



カレンダー

10 | 2011/11 | 12
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -



カテゴリー



月別アーカイブ



最近のコメント



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



QRコード

QR



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


THE CIGAVETTES『THE CIGAVETTES』
 福岡にて山本兄弟を中心に結成された五人組のThe Cigavettes(ザ・シガヴェッツ)による2011年発表のデビューアルバム「THE CIGAVETTES」。

 長くバンド活動はしているのでなかなかデビューアルバムが出なかったバンドですが、まず経歴云々の前に♯6「Taste Of The Sun」を試聴してみてください。クスっと笑えた人は大丈夫!!オアシスのパクリじゃんって激怒した人は静かにブラウザを閉じよう(笑)
 いや、この一曲でこのバンドの全てというか試験紙的に分かれる。あまりにオアシスやビートルズに似過ぎている。それをグッドメロディ至上主義者は最高と褒め、UK好きな人はコピーバンド呼ばわりしたりする。正直どっちもどっちでしかないが、♯6「Taste Of The Sun」はオアシスの「Lyla」とPVまで意識しているし、コーラスの重ね方は本家ビートルズを相当に研究したのかなーと思うので、売れたくて真似したというよりも、本当に好きでコピーしているうちにリバプールのバンドみたいな蒼いメロディに行き着いてしまったと言えばいいだろうか。演奏は、バンドっぽくて良いです。ただ、この音なら、4人でも大丈夫な気がしないでもないw

 英語詞が微妙だとしか、発音云々やオリジナリティの話はあるかもしれないが、ボウディーズとかがそれなりにメジャーシーンで人気を得ている現状を考えるともしかしたら、大きくなるかもしれない。ただこの手のバンドって1~2枚でメロディが尽きがちなので、そこでどうなるかで分かれるか。あと、個人的にはロックンロールの快楽則をまんま抽出したような音なので、もう少し毒がないとすぐに飽きられるだろうなぁーとも思う。

ベストトラック:♯6「Taste Of The Sun」


オススメ度:★★★☆


暇つぶしになったら、好きなのをポチッと♪
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへ
FC2ブログランキング
スポンサーサイト

テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽


空中ループ『空中ループ』
 京都発の4人組の音響系ギターポップバンド、空中ループ、2011年発表の初のフルアルバム「空中ループ」。

 先行したEPに引き続きプロデュースはPolarisの大谷友介、エンジニアはROVOの益子樹の二人が手がけました。レーベルがEPから変わった事もあり、アルバムを通して聴くと、かなりバンドっぽくなった気がします。
 今までボーカルの松井とその後ろのバンドといった感じの音のイメージでしたが、本作では全てのパートがちゃんと個性を出して歯車となっているのが見えるようです。一番分かりやすいぐらいに変わったのはメンバーでのコーラスとギターがかなり全面的に出てくるようになったことでしょうか。特にギターは今までこんなにアコギをフューチャーしたことがライブ以外ではなかったような気がします。全体として打ち込み主体ではなく、鳴らす音がボーカル以外も肉体性を獲得したように思います。その一方で♯7「Dancing in the rain」ではビジュアル系のようなベタなギターを弾いていたり、ちょっとサカナクションな感じだったりwと、曲ごとに意識的にアレンジを変えていて、ポップになりつつも完成度は今までのこのバンドの音源の中で一番高いでしょう。Polarisのカバーである♯5「ステレオ」持ち曲みたいなアレンジで好演でしょう。今までプレイヤー側の空中ループのファンは、かなりいたのですが、なかなかブレイクしないバンドだったのが本作で広がれば良いなーと思います。バンドとして機能し始めた、光を感じるデビューアルバムです。

ベストトラック:♯5「ステレオ」


オススメ度:★★★★


暇つぶしになったら、好きなのをポチッと♪
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへ
FC2ブログランキング

テーマ:おすすめ音楽♪ - ジャンル:音楽


Beirut『Rip Tide』
 ニュー・メキシコ州出身のシンガーソングライター、ザック•コンドンによるソロ•プロジェクトであるBeirut(ベイルート)による2011年発表の3rdアルバム「Rip Tide」。

 その弱冠19歳でのデビューとその完成度があまりに衝撃的だった、ベイルートである、四年ぶりとなるアルバムでも、まだ25歳なわけで、相変わらずどこか東欧の酒場で流れてそうな東欧的なな音を鳴らしています。歌唱方法も相変わらずロック系のシンガーでは使わないような感じで、アントニー辺りを思いおこさせます。ただ、今までに比べるいかにもジプシー的な音楽を鳴らすのではなく、金管楽器やウクレレ、弦楽器などアコースティック楽器を中心に新しい自分たちの音を生み出そうとしている印象を受けます。アレンジ自体も幅が出ているのはありますが、今までの2枚のアルバムを総括した上で、更にその先を見据えています。歌詞はそんなに言及するほどの内容はない気がします……音の説得力に比べたらね(笑)

 アルバム冒頭の♯1「A Candle's Fire」から♯3「East Harlem」までで完全にベイルートの世界に持っていかれます。近いシーンで活動する盟友、アーケード•ファイアや、グリズリー•ベアなどがフォロワーがいるのに対して、孤高というか全く異質な音楽で、やはり圧倒的な個性だと思います。それを本作ではエキゾチックな方向に切るのではなく曲やアレンジの完成度で勝負している。良いアーティストが、また良いアルバムを作ったという至極当たり前のことなのですがw、やはりベイルートのことを知らない層にも聴いて欲しい名盤です。是非ともマイペースで良いので、活動を続けて欲しいです。

ベストトラック:♯2「Santa Fe」



オススメ度:★★★★☆


暇つぶしになったら、好きなのをポチッと♪
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへ
FC2ブログランキング

テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽


ゆーきゃん『ロータリー・ソングズ』
 京都を中心に活動している男性シンガーソングライター、ゆーきゃんの2011年発表のミニアルバム「ロータリー・ソングズ」。

 あらかじめ決められた恋人たちへのフロントマン池永と組んだエレクトロニカユニットであるシグナレス以来の音源リリースになります。原点に返るかのようなアコギの弾き語りを中心に組み立てられる全6曲です。相変わらずのような囁くような歌い方と中性的なファルセットが魅力です。歌詞も「このまま春を待ちながら死んでしまいたい」(♯3「地図の上の春」)のように更に浮世離れしていて、同じ京都の歌い手である長谷川健一辺りを想起させます。簡潔な言葉とストレートなメロディの乗せ方、完全にシンガーソングライター色の強いフォークですね。

 シグナレスで演っていた♯5「Y.S.S.O.」が祝祭感あるシンセでのアレンジだったのに、本作ではメロディ単体の美しさが少ない音数によって引き出されています。ゆーきゃんの声や歌詞など世界観自体が濃いので、万人受けするとは思えないのですが、日本のインディーズシーンはゆーきゃんのように独特の世界をもったシンガソングライターがいるので、是非とも掘り下げて聴いて欲しいです。本作では、新曲自体は4曲ですが、いつもより少し外の世界に開かれたかのような♯4「サイダー」が珠玉の出来です。この曲だけでも聴いて欲しいです。

ベストトラック:♯4「サイダー」


オススメ度:★★★☆


暇つぶしになったら、好きなのをポチッと♪
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへ
FC2ブログランキング

テーマ:おすすめ音楽♪ - ジャンル:音楽


amazarashi『千年幸福論』
 青森県在住の秋田ひろむを中心としたバンド、amazarashi (アマザラシ)による2011年発表の初のフルアルバム「千年幸福論」。

 既に4枚のミニアルバムをリリースしてじわじわと知名度は上がっているのですが、全くプロフィールやビジュアルが公開されていないというバンドです。
 最初に断わっておきますと、このバンドは好き嫌いが分かれると思います。音源を一枚通して聴けば分かるかと思いますが、いわゆる中ニ病的な世界観の鬱ロックとして分類されます。更に、ラッドやミイラズなどの00年代後半のセカイ系の新世代バンドの流れを押し進めて極北まで行ってしまったというかw、ポエトリーリーディングと言えるぐらいメロディそのものがサビ以外、言葉を主役にした結果から徹底的に希薄化しています。また、物語を懇切丁寧、全て言葉で描ききります。それゆえに、秋田ひろむ自体が「詩人」と称され、若いリスナーを中心にカルト的な人気を誇っています。聴く側に想像力がないのを前提にしたような背景描写と人物の感情描写の羅列、最初に聴いた時に、そこまで割り切っている事と既にそれをやってしまったということに衝撃を受けました。

 本作の初回限定盤には彼が書いた自伝みたいな小説が付いていますが、やはりというか文章に稚拙さが目立ちます。それゆえ、ゴーストライターが書いたとも思えないのですが(笑)歌詞もそうなのですが、東京の具体的な地名を並べたりとか借り物の印象を拭えません。後ろのピアノを中心に添えたトラックも80年代的というか、今の30代、40代は懐かしさすら覚えるのではないでしょうか。
 amazarashiの何が一番衝撃的だったかというと、それらやPV含めて、非常に存在自体をフィクションであることを自覚していることでしょうか。本作のタイトルである「千年幸福論」も永遠がないことを反語的に肯定しますし、♯3「古いSF映画」もありがちなSF映画を歌にしています。胡散臭いビジュアルや青春の終わりやバンドの挫折などありがちなフィクションを展開することで(♯9「悲しき思い出」が一番このバンドを表現している)、世界観を統一しています。レーベルのプロデューサーがコントロールしている媒体への露出は巧いと思いますが、この展開の仕方も80年代的でちょっと懐かしいです。正直、秋田ひろむ自体がフィクションな存在だったら更に面白かったのになあーと。今後は、もっとギター一本で成り立つような歌モノとして聴ける曲でも勝負して欲しいなーとも思います。シーンに割り切った方法論を持ち込んだamazarashi、飽きられずにどこまでこの路線でいけるか注目です。
 余談になりますが、♯2「空っぽの空に潰される」のPVは、サカナクションの「アルクアラウンド」で文化庁メディア芸術祭で優秀賞をとった関和亮が担当しているので必見です。

ベストトラック:♯2「空っぽの空に潰される」


オススメ度:★★★★
•初回盤


•通常盤


暇つぶしになったら、好きなのをポチッと♪
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへ
FC2ブログランキング

テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽


岡村靖幸『エチケット』
 男性シンガーソングライター岡村靖幸、ひさびさの復帰作である2011年発表の2枚同時発売のセルフカバーアルバム「エチケット」。

 覚せい剤使用などど逮捕三回などを経て、ひさびさに発表された既存の楽曲のセルフカバーになります。エピックソニーの黄金時代である80sからまだ第一線で生き残っている数少ないアーティストの中で、一番といっていいほど根強い人気を誇っています。知らない読者は少ないと思うのですが、若い読者もいることを考慮して一言で説明するとプリンスから影響を受けたブラックミュージック寄りのダンスミュージックを日本で一番成功させ、またソングライターとして渡辺美里や川本真琴などをブレイクに導いた立役者でもあります。80s後半から90s半ばまの彼の作品は今でも通用するようなポップさとアーティスティックな挑戦が両立していて、同じミュージシャンのファンも多いです。特にその独特の歌い方とライブでのダンスが取り上げられることが多いです。ヒットした岡村靖幸名義の楽曲ですと「だいすき」、「どぉなっちゃってんだよ」、「カルア ミルク」、「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」、「セックス」etc、かなりの数にのぼります。青春時代を描いた、ちょっと艶っぽい曲が多いです。

 今回の2枚のアルバムでもそれらの曲はカバーされ、ほぼ本人一人で楽器を操っています。また、ライブでの観客の歓声が入っていたり、アドリブっぽい演奏が入っていたりと、半ライブアルバムのような、各9曲入りのベストアルバムのような不思議な音源です。正直2枚のアルバムをまとめて2枚組として廉価でリリースして欲しかったのですが、その辺りはオトナの事情があるのでしょう。あの頃と変わらない歌声とノリなので、80sからのファンも楽しめるアルバムだと思います。それにしても全く曲が古くなっていないし、ブラック&ファンクなリズムを殺さずにここまで綺麗に日本語を乗せちゃうのが改めて凄い才能だと思いました。♯5「カルア ミルク」の歌詞でファミコンやディスコ、レンタルビデオなど今は死語になりかけた単語が並ぶのですが、一回りまわって逆に新鮮に見えて、ちょっと良いです。まあ、時間のマジックなので狙ったわけではないでしょうがw

 個人的には♯3「Super Girl」から、♯5「カルア ミルク」までの流れが圧巻のピンクジャケットのほうを押したいです。パープルジャケットのほうもムッツリな曲が集まっているので、捨てがたいです(笑)

ベストトラック:♯9「だいすき」


オススメ度:★★★★
•エチケット [ピンクジャケット]

•エチケット [パープルジャケット]



暇つぶしになったら、好きなのをポチッと♪
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへ
FC2ブログランキング

テーマ:おすすめ音楽♪ - ジャンル:音楽


清竜人『PEOPLE』
 大阪出身の男性シンガーソングライター、清竜人(キヨシリュウジン)の2011年発表の3rdアルバム「PEOPLE」。2ndアルバム「WORLD」からほぼ一年ぶりとなるリリースとなります。

 今までメロディやアレンジにオルタナ色がどことなくチラついていたのですが、本作で完全にポップスに徹しています。アルバム冒頭の♯1「ぼくらはつながってるんだな」からシングルカットされた♯3「ボーイ・アンド・ガール・ラヴ・ソング」までで本作がどんなアルバムか分かるかと思います。というか、この三曲でもうお腹いっぱいな感じだwタイトル通り、「人々」の日常に寄り添いつつ、平和を希求するアルバムってまとめで良いでしょうか。前作までで自分視点のラブソングを卒業したのか、ネタが尽きたのか、一歩外に立って情景を歌っている曲が多いです。♯7「ぼくが死んでしまっても」などはデビューアルバムの「あなたにだけは」などを想像させて懐かしい感じもします。
 ただ全体的に陽性な音で表現したいことが更に多くなっているせいか、言葉数だけどんどん増えているので、それをどれだけ削いでリスナーに伝えられるか?というのか次のステップになるかと思います。歌詞自体がかなり饒舌なので、青臭いというか興ざめしてしまう人も多いかと。例えば「嬉しい」という感情を表現したいとして、その言葉を使ってしまったら、それこそ嬉しい気持ちが薄っぺらいものになってしまうという感じでしょうか。相変わらず脇を固めるサポートミュージシャンが一流の人達なので、それを楽しむというのも本作のマニアックな楽しみ方であると思います。
 
ベストトラック:♯1「ぼくらはつながってるんだな」


オススメ度:★★★☆


暇つぶしになったら、好きなのをポチッと♪
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへ
FC2ブログランキング

テーマ:邦楽 - ジャンル:音楽


LAGITAGIDA『CaterpiRhythm』
 元マヒルノの大竹康範と河野岳人を中心に結成されたスリーピースのインストロックバンド、LAGITAGIDA(ラギタギタ)、2011年発表のデビューミニアルバム「CaterpiRhythm」。

 プログレ界の期待の新人としての期待を受けつつも途中で解散してしまったマヒルノ、その中心にあったギタリストとベーシストが組んだバンドがLAGITAGIDAになります。マヒルノの時と比べてボーカルがいなくなった分、その部分を埋めるかのように大竹のもの凄い手数のギターが音の隙間を埋め、それをリズム隊の2人がガッチリと支える。言葉にするとそれだけなのですがw、近年こんなに全曲で弾きまくっているギタリストは観た事無いです。切れ間なく、挑発的な早弾きをする様子はまるで何かに憑かれているかのようでもあり、今までのロック系のギタリストですとフランク•ザッパとかスティーブ•ヴァイ辺りを想像させます。曲構成は相変わらずプログレですが。

 そして、LAGITAGIDAのその他のインストバンドとの一番の違いは、最近流行のポストロック系の音ではなく、かといって踊れるエレクトロニカ寄りの音でもないです。一番近いジャンルは、ハードロックでしょうか。しかも70年代の熱さを感じつつも、ギターリフは和な空気感を感じたりと今までにない感じが新しいです。正直、シーンの中ではマニアックでテクニカル系バンドと思われると予想されますが、本作に収録されている楽曲自体が意外なほどにポップです。♯3「Philopon」とか♯5「Bit Crash」辺りの掴みの良さはストレートなロック好きな人たちにも伝わるかと思います。また、音的に明らかにライブバンドなので、是非ともライブ会場で体験して欲しいバンドです。

ベストトラック:♯1「Sensya」


オススメ度:★★★★


暇つぶしになったら、好きなのをポチッと♪
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへ
FC2ブログランキング

テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽


Einar Stray『Chiaroscuro』
 ノルウェーの現在21歳のシンガーソングライターであるEinar Stray(アイナル•ストレイ)を中心に結成された男女混成五人組のEinar Strayによる、2011年発表のデビューアルバム「Chiaroscuro」。

 マイスペース世代のアーティストですが、ひさびさに凄い才能が出てきました。Einar Strayはピアノを中心に曲を構築するソングライターですが(他のアーティストをピアノでサポートすることも)、その作り出す曲の美メロと透明感は音響系好きやエモ、フォークトロニカなどの様々なジャンルを飲み込みそうな勢いです。

 本作は全8曲収録していますが、どの曲も外れがないクオリティで更にバンドメンバーも自分と同い歳ぐらいのメンバーを配していたりと音がキラキラしていて若いwまた、ほぼインストで勝負出来る曲があったり、男女のツインボーカルがアルバムタイトル通り、音の陰影を巧く引き出していたりと全編心地良い音です。また、バイオリンとチェロがメンバーにいることもあり、シネマティックと言いますか、アレンジが壮大です。生楽器と人の手による音を大切にしていて、フォーキーで音の隙間のある感じが世代や時代関係なく、支持されそうです。きっと、何かのフェスやタイアップなどで注目されたら、一気にブレイクしそうなアーティストです。

ベストトラック:♯6「Arrows」


オススメ度:★★★★


暇つぶしになったら、好きなのをポチッと♪
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへ
FC2ブログランキング

テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽


Bo Ningen『Bo Ningen』
 ロンドンで活動する男性4人組のロックバンド、Bo Ningen(棒人間)の2011年発表のデビューフルアルバム「Bo Ningen」。

 イギリスの「STOLEN RECORDINGS」でのデビューが、日本より先になるので逆輸入バンドということになります。ホラーズが帯を書いていたり、海外で人気的なデビューの仕方をしているので、聴く前から期待は高まるのですが……うーん、何だこのモヤモヤ感じは。いかにもサイケロックを鳴らしてますみたいな70s的な髪型とアジるようなキーもテンションも高いボーカル、サイケ、メタル、クラウトロック、少しパンクもといった感じの雑食な音、そして詞はほぼ日本語というかなりゴッチャ煮な構成です。きっと何が売りなのか?て聞かれたら、ライブって答える類いのバンドというか、パフォーマンスはたぶん生で観たらカッコいいように思うが、それが残念ながら音源で形になっていないです。
 確かに、イギリスとかのシーンってアングラ的なバンドをもてはやす傾向にあるけど、サイケ感だったら、日本だと解散してしまった、ゆら帝とかの大御所と比較するまでもなく、オウガなどのほうが上だし、テンションやパフォーマンスは海外ツアーなどもこなすポリシックスとかがいるからなぁ。Bo Ningenである必要がないという。またもっとこの音に近く、やりたいことがハッキリしているバンドだとYOLZ IN THE SKYがいる。Bo Ningenが人気なら、ヨルズが鳴らしているクラウトロックな音だと、今のイギリスでも人気が出そうな感じもします。♯3「Koroshitai Kimochi」はカッコいいのだけど、アルバム一枚のクオリティだともう少し頑張って欲しいところです。

ベストトラック:♯3「Koroshitai Kimochi」


オススメ度:★★★☆


暇つぶしになったら、好きなのをポチッと♪
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへ
FC2ブログランキング

テーマ:おすすめ音楽♪ - ジャンル:音楽


Sigur Rós『Inni 』
 アイスランドを代表する4人組のポストロックバンド、Sigur Rós(シガー•ロス)、2011年発表のライブアルバム「Inni」。

 2008年のライブを最後に活動を休止した彼らの、ロンドンのアレクサンドラ・パレスの2夜連続公演から本作はライブを収録したCD2枚とDVD1枚の計3枚組の初のツアーを収録した音源となります。ライブCD目当てで買う人も多いと思いますので、結論から言ってしまいますが、本作は明らかに映像のほうが主役です。「DVD付き」などの表記は嘘です!!DVD映像に「2枚のCDがついでに付いて」いる感じが正しいでしょう(笑)
 筆者も2008年の本作収録のほぼ一ヶ月前の東京公演を観ていたので、正直ある程度、ライブセットは予想出来ていました。また、その時の国際フォーラムのライブはヨンシーの喉の調子が悪くてあまり声が出てなかったのをバンドメンバーがコーラスで支えていたのを記憶しています。しかし、その時のイメージを本作の映像を観て、見事に裏切られました。

 この「Inni」は、アーケードファイアなどのPVで有名なカナダ人の監督、ヴィンセント•モリセットが監督を手がけているので、また飛び道具的なインタラクティブな映像かと思っていたら、ほぼ全編ライブ映像は白黒でまんま映像自体で勝負してきました。ただ、本作の映像を大画面だったら1分も観ないうちに分かると思うのですが、デジタルともフィルムとも言えない独特のテクスチャーな感じが出ています。デジタルカメラで撮ったものを投影して、16ミリのフィルムで再撮影して、それを編集してデジタルメディアにするというなかなかにややこしいことをしています。また、投影する段階で物理的にエフェクトをかけたり、光の量を調整したりと、PC上で調整するのとは別のハンドメイドな感じを出すのに成功しています。

 正直、金や時間をかければこれだけの映像を今は作れるのかと見とれていましたが、シガー•ロスというバンドのイメージを闇の中から浮かび上がらせるように、シャウトのところや轟音のところをやり過ぎなぐらいハイキーに飛ばしたりと、かなり自由にやっていて正直サイケな映像で80分のモノクロの映像なのに全く眠くならないです。90s初めのシューゲイザーバンドのPVをモノクロで観ているかのような錯覚を受けました。しかし、最後まで観るとそれらは完全に計算して作っているのが分かります。ノイズやブレ、白トビなどをかなりの部分でコントロールしています。まるで写真家の森山大道みたいとでも言えば良いでしょうか。全体的にボヤけてたり、ノイジーだったりしますが、監督がそのシーンで魅せたい部分は、指だったり、指板だったり、ハイハットだったり、汗だったりが部分的にクリアに像を結んでいるのです。全体がボヤけている時は音にフォーカスしていたりと緻密なまでに計算された画面です。カメラマンも言うまでもなく、一流の仕事ですね。

 演奏自体もツアー後半と言う事もあり、かなりまとまっていて余裕すら感じさせます。また、サポートなしでメンバーの4人のみで演っていたツアーなので、今後を考えてもレアかもしれません。最後の観客が映るところで、やっと観客側に戻って来ることができます。アルバム「残響」の祝祭感を見事に現したライブ後半と前半の静かな部分の対比が見事です。シガー•ロスのファンはもちろんのこと、映像自体にも注目して欲しい極上のライブ音源です。

ベストトラック:♯1「‪Ný batterí‬」


オススメ度:★★★★★


暇つぶしになったら、好きなのをポチッと♪
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへ
FC2ブログランキング

テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽


The Drums『Portamento』
 フロリダ出身でブルックリンを中心に活動するスリーピースのロックバンドのThe Drums(ドラムス)、2011年発表の2ndアルバム「Portamento」。 

 デビューアルバムである「The Drums」で一気にローファイかつご機嫌な陽性サウンドにヤラれた人続出でしたが、本作でもその路線で来るかと思いきや、またそこかで一年で一筋縄ではいかない感じの進化を遂げています。前作ではどの曲も正直、同じに聴こえたアレンジが曲ごとに違いが分かる程度にはレベルアップしていますwメンバーからアダムが一人減ったのが原因か、歌詞が青春の終わりを意識しているのか、やけに死の匂いを感じます。でも、歌メロも後ろのリズムも陽性なサウンドのままなので、歌詞を理解しながら聴くと総じて不気味です(笑)♯4「Money」とか明るいように聴こえますが、死ぬ前に何しようか?的な歌い出しが強烈です。しかも、お金なくてお手上げだよって曲だしw更にジョナサンの歌い方は意識しているのか、モリッシーっぽくなって、スミスが好きな人にも響くかと思います。

 アルバム後半からエレポップぽいシンセのアプローチが新機軸です。また、デビューアルバムに比べるかなり音像自体がクリアになっています。相変わらず音数が少ないし、演奏がアレなのはしょうがないですが、それを含めてこのThe Drumsというバンドの音なので個性になっていると思います。デビューアルバム出た時はお金がないから、ベースが買えなかったから、キーボードをリズム隊に代用した確か言っていました。それを逆手に音を作っていたのですが、本作では既にベースは買えるはずですが(笑)、相変わらず安っぽいシンセの音色にこだわっていて、それが本作の不気味さをかき立てています。デビューアルバムほどのインパクトはないですが、歌っている内容、それと音の完成度ともによりディープな方向に行っていて完成度は高いです。

ベストトラック:♯4「Money」


オススメ度:★★★★☆


暇つぶしになったら、好きなのをポチッと♪
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへ
FC2ブログランキング

テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽


Manic Street Preachers『National Treasures - The Complete Singles』
 イギリスを代表するウェールズ出身のスリーピースのロックバンド、Manic Street Preachers(マニック・ストリート・プリーチャーズ)、2011年発表の2枚目の2枚組のベストアルバム「National Treasures - The Complete Singles」。

 タイトルから「国宝」とか名乗っちゃってて、彼らが2枚組みのデビューアルバムとチャート一位にしたら解散するって不遜なバンドだったことを思い出しました(笑)20年以上になったキャリアの中で発表された全シングル37曲とThe Theのカバーである♯19「This Is The Day」と日本版はボーナストラック一曲追加という全39曲収録という、活動休止前の全く出し惜しみなしのベストになります。前回のベストである「Forever Delayed」と被りはかなりありますが、それ以降のアルバム三枚分の中から選ばれているのと、あと初期の♯2「Stay Beautiful」や最近のライブでもよく披露される♯5「Slash 'N' Burn」や♯11「Roses In The Hospital」などなど、このままバンドを解散するんじゃないのか?と思われるぐらい痒いところに手の届くベストアルバムになります。

 2枚まとめて聴くとかなりお腹いっぱいな感じになりますが、デビュー時から、彼らが変なバンドであることを改めて再認識しました。バンド名の由来にもなったクラッシュやガンズからの影響を受けつつ、ベタベタな歌メロとこれまた分かりやすいぐらいのギターソロ、スタジアムロックとして最初から鳴らされることを目指している音作り。最近の若手バンドだと、あまりそこまで野心的なバンドはないので初期の彼らのシングルのテンションの高さやバンドでのし上がってやる的な剥き出しな感じが頼もしいです。
 しかし、その一方で、ベースのニッキーや今はいなくなってしまったリッチーが描く詞がただのラブソングに留まらず、政治的なメッセージを掲げていたり、労働者階級を代弁している。日本だとこんなタイプのバンドはないですよね。更に、どの時代のシングルからもですが、どこかしら死の匂いや終わりを感じさせる、その刹那の表現が彼らのロマンチシズムや美学に根っこでは繋がっています。そして、それらはデビュー時から二十年以上ブレずにずっと新曲でも鳴らされているのが凄いです。相変わらずのベタベタな古典芸能みたいなギターソロありますしwこれだけメッセージ性が強いと敬遠されがちですが、何度も黄金期を迎えているマニックスというバンドの存在感を改めて考えさせられます。オアシスやブラーも活動停止してしまった今となっては、ブリットポップの狂騒をくぐり抜けて第一線で今も生き残っているのは、マニックスとアッシュぐらいでしょうか。♯19「This Is The Day」も彼ららしいカバーですが、それ以外の今までのシングルのクオリティにこそ注目して欲しいです。

ベストトラック:♯19「This Is The Day」


オススメ度:★★★★


暇つぶしになったら、好きなのをポチッと♪
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへ
FC2ブログランキング

テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽


Lockerbie『OLGUSJOR』
 アイスランドの平均年齢20歳の4人組のロックバンド、Lockerbie(ロッカビー)による2011年発表のデビューフルアルバム「OLGUSJOR」。

 たぶん、ポスト•シガーロスとして売り出されてるんだろうなーと思って日本でのレーベルのラリーのページを見たら、案の定「アイスランド発、正真正銘ポスト・シガーロスの真打ち登場」と一行目に書かれていた、もう売り出すためのキャッチコピーのネタが尽きてるんだろうなーと思わずにはいられないwアイスランドという国名が出るとシガーロスとかムーム、ビョーク辺りが世界で活躍しているために、無理やりにでもそれらを新人とこじつけようとするのだけど、アイスランド語で歌っている以外に正直共通点はないと思います。また、それらの神秘的とか音響系という括りをされることで、逆に聴かれなくなるというリスクもあるかと思われます(苦笑)
 本作の初聴は、北欧バンド特有の美メロとピアノの音を中心にしているなーという印象を受けました。シガーロスの「残響」以降のクリアで祝祭感を受け継いでいる感じでしょうか。ただ、彼らと違って神秘性とかは全くないので、美メロのロックバンドとして、普通に聴けるかと思います。また、対訳も読んでみると予想外に歌詞が薄っぺらいというか、読まなくて意味が分からないまま音として聴いた方が良いかもしれないwまだ20歳とかなのだから、しょうがないこともあるのですが。アイスランドの神秘的なバンドとして取り上げられると肩すかしを感じる人が多いだろうなーと思いました。♯9「Snjoljon」がデビューのキッカケとなったキラーチューンなのでそれを聴いて気に入るかどうかで、本作を聴くかどうかを決めれば良いと思います。でも、アルバム内でもこのトラックだけスケール感あってクオリティ高いんですよねぇ……先輩バンドをなぞっている分だけ(笑)

ベストトラック:♯9「Snjoljon」



オススメ度:★★★☆


暇つぶしになったら、好きなのをポチッと♪
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへ
FC2ブログランキング

テーマ:おすすめ音楽♪ - ジャンル:音楽


Balam Acab『Wander / Wonder』
 最近少しづつ、流行してきたムーブメントであるウィッチ•ハウス、その期待の新人とも言える、NYの大学生アレック•クーンによるプロでジェクトであるBalam Acab(バラム•アカブ)の2011年発表のデビューフルアルバム「Wander / Wonder」。

 チルウェイブ以降の新しい潮流と呼ばれているウィッチ•ハウスと称されるジャンルですが、本作を聴けば何となくその音が想像できるかと思います。チルウェイブという音自体が大雑把にまとめてしまうとビーチが似合うような陽性の白昼夢のようなエレクトロサウンドであるのに対して、ウィッチ•ハウスはまるでその反動のようにダークでちょっと神秘的で密室的なゴシックなエレクトロサウンドが多いです。どちらもバンドというよりもソロユニット的で首謀者がいて、ベッドルームでラップトップで1人で作っているようなイメージという意味では共通しているのですが、ウィッチ•ハウス自体チルウェイブ以降の反動的な側面も大きいので、祭りの狂騒が終った後で独り沈み込む感じと言えばいいでしょうか。
 特に本作「Wander / Wonder」でBalam Acabが鳴らしている漠然とした不安感は、ジャンルは違いますが似たようなイメージを受けるダブステップのジェイムス•ブレイクのメランコリーさと共鳴するところもあるように思います。ジェイムス•ブレイクを聴いて影響をかなり受けている気がします。チルウェイブと比較して、ちょっとエレガントさを求めているというか、小難しいところを目指しているところが小癪な感じがしますがw、また面白い潮流になるのではないかと思います。本作も音響効果による酩酊感がクセになる感じで、次作も楽しみなアーティストです。

ベストトラック:♯6「Oh, Why」


オススメ度:★★★★


暇つぶしになったら、好きなのをポチッと♪
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 音楽ブログ CDレビューへ
FC2ブログランキング

テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。