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聴いてる音楽とかオススメとか、時々は日常とか気ままに綴ってゆく。雑文読んでくれた人で、何か引っかかるものがあれば幸いです。
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Akron/Family『S/T II: The Cosmic Birth And Journey Of Shinju TNT』
 ブルックリン発のスリーピースのロックバンド、Akron/Family(アクロン/ファミリー)の2011年発表の4thアルバム「S/T II: The Cosmic Birth And Journey Of Shinju TNT」。

 シューゲイザーの新鋭であるディアハンターとのジャパンツアーで一気に日本での知名度を上げた彼らですが、本作はあれから二年、その日本でのツアーの経験からインスピレーションをウケたのか、「Fuji」なんて曲が収録されていたりしますが、あまりタイトル以外は日本関係なくいつものアクロン /ファミリーだったりしますwデトロイトの廃駅で収録したりとか、北海道の小屋で作曲したとか(まあ、ジョークでしょう)、どこまで本気か分かりませんが(笑)、音はそんなことどうでもよくなるぐらいラウドで時に口笛ソングのような脱力感もあったりと我が道を行っています。
 ドタバタしたドラム、どこまで計算しているのか分からないシンセ音、飄々としたボーカル、それを支えるかのように響くハーモニー、各々の要素はどこかしらのバンドと比較可能ですが、これだけ色んなジャンルの音を闇鍋だとオリジナルであると言わざるおえないと思います。個人的にはアルバム前半の音数が少なくスカスカしてフォーキーな感じが、この人たちっぽくて好きです。

 正直、本作「S/T II: The Cosmic Birth And Journey Of Shinju TNT」は、前作以上に大風呂敷で、エネルギッシュな音なので聴き手を選びます。それを前提でもプッシュしたい魅力があります。フリーフォークって何でもアリだから、なかなか入りにくいジャンルかもしれませんが、そのジャンルを代弁しているバンドだと思います。

ベストトラック:♯4「So It Goes」


オススメ度:★★★★


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ねごと『ex Negoto』
 千葉で結成されたメンバー全員二十歳の4人組のガールズロックバンド、ねごと、2011年発表の初のフルアルバム「ex Negoto」。

 デビュー盤も捨て曲なしな感じだったので期待していたバンドですが、本作も全12曲全てポップで良曲揃いです。そして、デビュー盤以上に、90sのオルタナティブロックなギターが鳴っていて、それを煽るように跳ねるキーボードが入ってくる。イントロから躍動感があって、心躍るような疾走感のある曲でねごとというバンドの良さが出るような気がします。特に♯2「ループ」から始まって、♯3「カロン」、♯5「メルシールー」というシングルを全く出し惜しみ無しにアルバム前半にもってきているのが素晴らしいです。あと、予想外だったのは♯6「ふわりのこと」のようなスローな曲でもそれなりに聴かせられる表現力があったことでしょうか。ライブ映像を観た限りでは、若い割に演奏能力もあって安心して聴けます。

 ねごとは、ボーカルの透明感のある声と、90sオルタナなギター、リズム隊のようなキーボード、そしてJポップ仕様の歌メロと良いとこどりのなんだかハイブリッドでキメラ的な感じもしますが、合わさると無理がなくポップに聴こえるには、バンドマジックというしかないんだろうなーと思います。歌詞が弱いとかチャットモンチーっぽいとかw言われそうですが、このキラキラした感じはこの4人でしか出せないだろうし、若さゆえの音の蒼さは今だけしか鳴らせないし、何物にも代えられないと思います。次のアルバムで、本作からどんな方向に進化していくのか楽しみです。

「そういうきみは素敵だったな 思い出して左目が熱い
なんだか明日も頑張ろうかなあ 優しい夜になってゆけ」(♯6「ふわりのこと」)

ベストトラック:♯3「カロン」



オススメ度:★★★★☆


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テーマ:邦楽 - ジャンル:音楽


LOSTAGE『CONTEXT』
 奈良県で結成されたスリピースのロックバンド、LOSTAGE(ロストエイジ)、2011年発表の3rdミニアルバム「CONTEXT」。

 バンドの自主レーベルであるTHROAT RECORDSからの初の音源になります。奈良のライブハウスかつバンドのホームとも言える、ネバーランドで録音されました。前作からスリーピースに戻った事もあり、かなり音が削ぎ落とされ、密室感が戻ってきた感じもしましたが、本作も良い意味で原点回帰しています。オルタナロック直球のザクザク切り込むようなギターとタイトなリズム隊、逆にそれ以外は入っていないのですが、必要ないぐらいにグルーヴ感があります。ロックバンドとして理想的な形だと思います。
 また、曲のタイトルも潔いぐらい短くて、また詞も淡々としていてLOSTAGEっぽくて良いですね。それにしても最後の曲である♯6「NEVERLAND」のポジティブさと蒼さが今のバンドの状態を表しているように感じます。まるで新人バンドのようなデビューシングルみたいです。それにホームのライブハウスの名前をつけちゃうのが良いですね。LOSTAGEって男くさいロックバンドですがw、いつも安定して良い曲を書くんですよね。そんなことを改めて思ったアルバムです。全体的に地味な印象ですが、聴けばジワジワとくる6曲収録のコンパクトな良盤です。

「ここにいるだけで世界がほどけていく
街は少しづつ僕らのことを思い出している」(♯6「NEVERLAND」)

ベストトラック:♯6「NEVERLAND」


オススメ度:★★★★


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Shine 2009『Realism』
 フィンランドのダンスデュオユニットShine 2009、2011年発表のデビューアルバム「Realism」。

 最初一通り聴いて、これはプライマル•スクリームの「スクリーマデリカ」へのオマージュだなーとwしかもギターボーカルとキーボードという最小構成で非常に「今」的だなーと思いました。ボーカルがよれよれな歌い方や、なんだか気怠いアルバム構成とか、もろに本家の空気感を再現しています。アーティストの髪型とかもそうですが、90年代初頭のマンチェスターの空気をタイムスリップして持ってきたかのようなレトロさを狙っているのをプンプンと感じます(笑)
 でも、何度か聴くと分かるのですが、このShine 2009、ただの面白パロディユニットになっている分けでもなく、♯2「So Free」、♯6「New Rules」、♯10「Higher」辺りの曲とかメロディもアレンジも正統派というか、しっかり作ってあるんですよね。計算づくなのが気になるのとシンセの音色をもう少しひねったほうが良いような気がする以外は、よく出来ているアルバムだと思います。
 ただ、オリジナリティを何よりも求めている人にとっては、少し辛いかと思います。「スクリーマデリカ」の発表から20周年の年にこんなバンドがフィンランドから出てくるのは、ちょっと面白いです。この手の音でそのまま続けるのか、本家のプライマル•スクリームのようにアルバムごとにカメレオンのように音を変化させてゆくのか、気になります。

ベストトラック:♯2「So Free」


オススメ度:★★★★


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Digitalism『I Love You, Dude』
 ドイツ出身のエレクトロデュオ、Digitalism(デジタリズム)、2011年発表の2ndアルバム「I Love You, Dude」。

 デビューアルバム「Digitalism」がニューレイヴシーンのまっただ中で出て一気にブレイクしたデジタリズムですが、正直ビートが全面に出てウルサいし、ネオンな感じのサウンドが個人的には受け付けなかった。なんというのか、フロア寄りに特化し過ぎて日常的には聴けないサウンドでした。
 それが、ひさびさの音源である本作「I Love You, Dude」でかなり変化を感じました。ビートが相変わらず主流になっているのは、ダンスミュージック的にしょうがないところなのですが、ちゃんとメロディだけでも聴けるようになってきていて歌モノとしても通用するところまできています。特に、女性ボーカルをゲストに迎えた♯9「JUST GAZIN'」の浮遊感が顕著です。あまりにデジタリズムっぽくないトラックですが、案外ソウルフルな歌い方の女性ボーカルを迎えたら更に進化しそうな気がしました。本人たちが歌わないほうが良いようなw

 本作「I Love You, Dude」は、前作の延長のような曲が多いので、前作からのファンも安心のアルバムだと思います。ただニューレイヴというジャンル自体が下火になってしまった今となっては、ファン以外には、スルーされそうなのが残念なところでしょうか。

ベストトラック:♯2「2 Hearts」


オススメ度:★★★★


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女王蜂『魔女狩り』
 神戸で結成された4人組のロックバンド、女王蜂、2011年発表のデビューミニアルバム「魔女狩り」。

 タワレコや媒体関係者がデビュー前から騒いでいたので聴いてみたのですが、そんなに凄いかなぁ……と。まず、そのコスプレな感じの奇抜な衣装と昭和歌謡とグラム(ニューミュージックも)がミックスしたかのようなギラギラした音が刺さってきます。そして、そのファルセット全開のオカマボイスにヤラれますw中性的な売り出し方で性別すらも話題にさせようというマーケティングなのでしょうが、正直、個人的にはあまり新しさは感じませんでした。
 この辺りを徹底したジャンルにビジュアル系バンドがあるのですが、そこに比べるとビジュアル的な面もちょっと甘いかなーと。その半端な感じが神聖かまってちゃんとか同じようにトリックスター的に取り上げられ、ロキノン好きの人には、ウケそうな気がしますが。ボーカルの声質や時代性を逆手にとった異質なものを自己演出に使う感じが(♯2「バブル」、♯5「フランス人形の呪い」辺り計算づくな感じが「見える」のが、まだ甘いと思う)、ビジュアル系バンドのcali≠gariにそっくりだなーとか思ってしまうのですが……そんなこと言ったら、どちらのファンからも怒られそうだな(笑)

 ほぼ丸一曲ファルセット全開で無理している感じが辛そうだったり、歌い方的にパンクな感じにもっていったほうが映えるだろうにとか色々と言いたいことはあります。今年メジャーデビューということなので、最初のアルバム2枚ぐらいだったら色モノ的にもちそうな感じがします。ただ曲は書けているので、若いんだから、もっと真っ当に音楽性で勝負して欲しいと思います。

ベストトラック:♯3「待つ女」
http://youtu.be/RHZOmNCBKJY

オススメ度:★★★☆


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Yellow Magic Orchestra『YMO』
 日本を代表するテクノポップトリオのYellow Magic Orchestra(イエロー•マジック•オーケストラ)、2011年発表のベストアルバム「YMO」。

 YMOとしてもう何枚ベストアルバムが出たであろう?という食傷気味な感じでありますが、10枚以上出ていて、オリジナルアルバム8枚の倍近い枚数が出ているんですよね。まあ、権利関係上、大人の事情でしょうがないところもあるのですが、夏フェスやワールドツアーなどでYMOとしての活動が活発化しているのを狙って出してきていますが、ほぼ既発のアルバムに収録されたものに加えて、ライブ音源が三曲入り、あとエイベックスから出されたHASYMO名義で出された♯17「Tokyo Town Pages」が収録されていることぐらいです。物理的な売りは収録曲がリマスターされているのと音質の良いBlu-spec CDでリリースされました。リマスターにより、今っぽいサウンドというか低音重視のバランスに生まれ変わっています。今までのベスト盤と比べても、ヤケにドラムがクリアに聞こえます。たぶん、音質重視の人は中域が云々とか色々と言いたいことがあると思いますがw、クラブとか野外フェスでかける分には、このほうが分かりやすい思いました。マスタリング自体に昔音源を聴いた人達の思い出補正とかあるので、この辺りは議論しても好き嫌いでしかないので不毛かと。

 個人的に選曲するなら、「INSOMNIA」、「NICE AGE」、「GRADATED GREY」、「LOTUS LOVE」辺りはベストなら入れて欲しかったなーと。あと、スタジオ音源の合間にライブ音源を挟むのはなんかノリに水をさされているようでやめて欲しかった。アルバム最後に、全部ライブ音源はまとめて収録する形のほうがスッキリしたと思います。

 本作「YMO」は、ライブ音源収録のマニアとYMOを初めて知った層にアプローチするという意味では分かりやすいアルバムだと思います。値段も今までに比べたら、安いのでお買い得感があります。でも、本作を聴いて満足しないで、YMOは是非ライブで生で観て欲しいと思います。YouTubeなどにも上がっていますが、演奏能力が三者三様で凄いです。曲も今聴いても全く古臭さを感じさせずに、既にこのジャンルの名曲になって色々なアーティストにカバーされ続けています。

ベストトラック:♯4「Tong Poo」


オススメ度:★★★☆


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LIAM HAYES AND PLUSH『Bright Penny』
 シカゴ発のソロアーティスト、LIAM HAYES AND PLUSH(リアム•へイズ•アンド•プラッシュ)、2009年発表の7年ぶりの3rdアルバム「Bright Penny」。

 いやーほとんど名前以外に事前情報がなかったんですが、いかにもシカゴっぽいR&Bな曲を凄腕のシカゴのアーティストたち(トム・トム、ウィルコ、ジェフ・パーカーetc)が結集して演奏して、中心人物のリアム•へイズがちょっと00年代では聴かないようなキザな歌い方をしている。ただそれだけなんだけど、なんかどの曲も70s辺りのポップスをカバーしたかのような甘い雰囲気と陽性な感じが漂っています。しかも、音数が少なくスカスカなのにこれだけグルーヴ感を生み出してしまうのが凄いです。10曲40分というコンパクトなアルバムというのもいつの間にか何度も聴いてしまう理由でしょうか。ドラムの入り方とか、ホーンのアレンジとかタメとか、いちいち貫禄を感じさせて格好良いです(笑)

 本作はどちらかと言えば、出た当時は、ミュージシャン側の評価が高かったアルバムですが、もっと日本のリスナーにも聴かれるべき完成度の高い良盤だと思います。とりあえず、試聴はして欲しいアーティストです。


ベストトラック:♯3「White Telescope」


オススメ度:★★★★


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Panda Bear『Tomboy』
 USサイケシーンの重要バンド、アニマル•コレクティヴの中心人物、パンダ・ベア(ノア・レノックス)がソロ活動として始めたNYを中心に活動するPanda Bear(パンダ•ベア)、2011年発表の3rdアルバム「Tomboy」。

 プロデューサーは、元スペースメン3のソニック•ブームが担当しました。いやーフリーフォークド直球なコーラスとリヴァーヴのかかったボーカルにアルバム冒頭の「You Can Count On Me」からヤラれます。サイケなんだけど、前作「Person Pitch」以上に歌モノであることに勝負をかけているように感じました。アニマル•コレクティヴほど難解ではなく、彼らの最新アルバム「Merriweather Post Pavilion」のようにエレクトロニカ寄りでもない。アニマル•コレクティヴのファン以外にも広がるようなポップな普遍性を獲得したように思います。また、音数も整理されて少なくなっているので聴き疲れは少ないです。
 ただ、相変わらずのリヴァーヴ空間とサイケなコーラスワークが気に入るかどうかで本作「Tomboy」の評価は分かれるでしょう。きっとこの辺りは、パンダ•ベア的に譲れない部分なのかもしれませんw相変わらずのサビに向かう多幸感とアルバム後半の浮遊感は、唯一無二かと思います。有名バンドのメンバーのソロ活動ということであまり注目されていないのが残念ですが佳作です。

ベストトラック:♯5「Last Night At The Jetty」


オススメ度:★★★★


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andymori 『革命』
 吉祥寺を中心に活動しているスリーピースのロックバンド、andymori(アンディモリ)、2011年発表の3rdアルバム「革命」。

 前作アルバムである「ファンファーレと熱狂」で一気にブレイクして知名度を上げた彼らですが、ドラマーの脱退、加入という流れを経て本作「革命」がリリースされました。正直、前作がバンドとしてのピークかなーと個人的には思っていましたが、そんなことはなかったのは、本作を聴けば分かります。フロントマンの小山田の描く曲も詞も今までの路線のままで全く蒼さを失っていません。少年性や未成熟な蒼さを全面に出すとだいたいアルバム2枚分でネタが尽きたり、変に技巧にはしったりするバンドが多い中でここまでキラキラしたバンド感をシーンで失わないのは、素直に凄いと思います。
 アルバム冒頭の♯1「革命」から、1分半のトラックだったり、これをリードにもってきたりする辺りがandymoriというバンドの今の勢いを如実に表している気がします。普通に考える短いトラックは曲が放送媒体でかかる時間も短いので避けがちなんだけど、これ以上曲を長くすると勢いが死んでしまうことが分かっているのか、外部的な事情よりバンドで表現したいことを優先している感じが素敵です。そして、本作からドラマーが変わった事により、また純粋な気持ちでバンドと向き合えたのではないかと思われる、バンドのことを歌っている♯4「ユートピア」が良い。andymoriというバンドが何も歌っていることに捻りはないし、乱暴なことを言ってしまうとただのありがちなロックバンドなんだけど、それでもバンド幻想というかこの初期衝動的な「無敵感」はなかなか他のバンドでは出せないでしょうね。そして、ここまで一回目で日本語が耳にしっかり入ってくるロックバンドは最近少なくなったように思います。本作「革命」は宣言するほど革命的なアルバムはないですがw、時代性関係ない日本語ロックの良盤です。

ベストトラック:♯1「革命」


オススメ度:★★★★☆


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Metronomy『The English Riviera』
 ブライトンを中心に結成された4人組となったMetronomy(メトロノミー)、前作から三年ぶりとなる2011年発表の2ndアルバム「The English Riviera」。

 前回のアルバムが宅録から派生していて、フロア寄りの夜のダンスミュージックといった感じものだったのが、本作ではジャケットから分かるようにトロピカルな南国のビーチでかかってそうなタイプの陽性のダンストラックで占められています。それに伴い、宅録というよりも2人のメンバーの加入により、正統なバンドサウンドに挑戦していて予想以上な正攻法で逆に驚きました。相変わらず、フロントマンのジョセフ・マウントのボウイを更にへべれけにしたような歌い方が良い意味で脱力を誘います。シンセの音色などもそうですが、きっちり構築しているのに、隙をつくるのが巧いトラックメーカーです。
 本作「The English Riviera」は、前作と比較して意外とフツウなアルバムになってしまっているので、初聴は地味な印象は拭えませんが、アルバム通して完成度が高いので佳作だと思います。前作を気に入ったリスナー、グローファイは好きでもトロピカル過ぎると引いてしまうw人などに聴いて欲しいアルバムです。夏っぽいアルバムなので今の季節にピッタリだと思いました。

ベストトラック:♯4「The Look」


オススメ度:★★★★


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死んだ僕の彼女『ixtab』
 埼玉県を中心に結成された男女混成の5人組のシューゲイザーバンド、死んだ僕の彼女、2010年発表のミニアルバム「ixtab」。

 いかにもなシューゲイザーな感じのノイズと儚い感じの女性ボーカル、それにハモるような形でコーラスする男性ボーカル、非常に日本人のシューゲイザーバンドのイメージをなぞっているようなバンドだと思います。歌詞も内省的でバンド名通り彼岸の世界から歌っているようなイメージがする曲が多いです。一言で切ってしまうとありがちな鬱ロックな感じの世界観をシューゲイザーを下敷きに展開していると言ったところでしょうか。ノーベンバーズとといい鬱ロックシーンからシューゲイザーに寄せてくるのはここ最近の流行なのでしょうか。確かに轟音で壁を作ったほうが初聴のインパクトはありますが、何度も聴くのは辛い感じがします。本作も曲ごとにもう少しアレンジを変えた方が良いのでは?と思いました。

 とりあえず、ボーカルにリヴァーブかけて、ギターノイズで轟音でコーティング的なありがちなシューゲイザーのイメージを再現するだけでは、いつまで経っても二十年前のマイブラという壁を越えることは出来ないのになーと。シューゲイザーバンドだと結局はそこと比較されることは避けられないので、なかなか難しいところです。リンゴ•デススターみたいな疾走感のあるシューゲイザーバンドがなかなか日本から現れないのが、個人的には残念です。

ベストトラック:♯1「Watasihino Aishita Manatsu No Shinigami」


オススメ度:★★★


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The Pains Of Being Pure At Heart『Belong』
 NYを中心に組まれた男女4人組、The Pains Of Being Pure At Heart(ザ•ペインズ•オブ•ビーイング̶•ピュア•アット•ハート)の2011年発表の2ndフルアルバム「Belong」。

 デビューアルバム「The Pains Of Being Pure At Heart」で一気にシューゲイザー&オルタナファンの心を鷲掴みにした彼らの待望の2ndアルバムになります。プロデューサーはU2やスマッシング・パンプキンズで知られるフラッドが手がけ、ミックスはスマパンやマイブラで知られるアランモルダーという鉄壁の布陣で制作されました。相変わらず疾走感のあるギターロックで冒頭♯1「Belong」から♯3「Heart In Your Heartbreak」の三曲で聴き手を彼らの世界に連れて行ってくれます。また、デビューアルバムで評価の高かった歌メロも更に磨きがかかっていて、相変わらず夏休みの青空を思い起こさせてくれるような蒼さが広がっています。……何というか、スマッシング•パンプキンズの「メランコリー~」からかなり影響を受けているのは認めざるおえないと思います(笑)その分、本作のクオリティが高いことは、間違いないのですが。

 エレクトロポップ的なチープな打ち込み要素も今回からかなりの部分で入ってきていますが、脇役な感じで使われているだけなので彼らの良さはそのまま残っています。個人的には、デビューアルバムでネタ切れになるバンドだと思っていたので、嬉しい誤算です。本作は前作と違ってシューゲイザーファン以外にも充分アピールできる間口の広さとポップさをもっていると思います。スマパン、マイブラファンはもちろんのこと、ギターロックファンにも是非とも聴いて欲しいアルバムです。

ベストトラック:♯3「Heart In Your Heartbreak」


オススメ度:★★★★


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El Perro Del Mar『Love Is Not Pop』
 スウェーデンの女性シンガーソングライターSarah AssbringによるソロプロジェクトであるEl Perro Del Mar(エルペロ•デル•マール)、2009年発表の3rdアルバム「Love Is Not Pop」。

 El Perro Del Marとしては初の日本国内盤が出たアルバムになります。デヴェンドラ・バンハートが大絶賛していたので気になって聴いてみたのですが、確かに優雅で60sのポップスのようでもあり、時代性関係なく良い曲が詰まっています。メロディが恐ろしくキャッチーでボーカルが透明感のある声なので、あまり嫌われる事はないアーティストかと思います。デヴェンドラ・バンハートみたいに濃いキャラクターがあるわけでないので(笑)、入りやすいと思います。その分、聞き逃されそうな気もしますが、曲の強度があるのでそこでカバー出来るでしょう。
 ルー•リードのカバーである♯5「Heavenly Arms」のカバーもかなり意外な気がしますが、原曲とは全く別の楽曲としてダンス&エレクトロニカ寄りの音として構築しています。ヤケにお洒落で一回聴いても同じ曲だと分からない人が多いかもしれませんwアルバムの後半のボーナストラックは前半の曲のリミックスですが、かなり音響寄りでサイケなアプローチのミックスが多くて面白いです。♯8「L Is for Love (Low Motion Disco's Additional Love Remix) 」なんてサイケ過ぎて原曲よりカッコいいですし。本人がこの曲以降の数曲はリミックスを依頼していると思うのですが、音楽的な趣味が垣間見えてひさびさに面白いボーナストラックでした。

ベストトラック:♯2「Change of Heart」


オススメ度:★★★★


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Glasvegas『Euphoric/Heartbreak』
 グラスゴーを中心に結成された4人組のロックバンドGlasvegas(グラスヴェガス)、2011年発表の2ndアルバム「Euphoric/Heartbreak」。

 前作「Glasvegas」がかなり評価が高いアルバムだったので、次作の注目が集まっていたGlasvegasですが、あれから三年やっと新作が届きました。相変わらずのシューゲイザーな感じの轟音の壁の中から高揚感のある陰のあるメロディ……デビューアルバムで聴かせてくれたジーザス&メリー・チェイン風な感じを更にスケールアップさせて感じで前作を気に入った人はかなり気に入るかと思います。プロデュースはデペッシュ・モード、U2、シガー・ロス等を手掛けたフラッドが担当しています。
 サビで一気に爆発するメロディとかヤケにデカいスケール感などはもろにU2な感じがします。相変わらずのボーカルの粘っこい歌い方は90sのUKのスウェードのブレットを彷彿させます。デビューアルバムと比較すると本作「Euphoric/Heartbreak」は、日本国内ではあまり注目が集まっていないような感じもしますが、前作が気に入ったリスナーならグッとくる名盤だと思います。メロディが日本人の琴線に触れるバンドでしょう。特にアルバム後半のゲイの苦しみを歌ったバラード♯8「I Feel Wrong (Homosexuality, Pt. 1)」から、アルバム終わりの♯11「Change」までの流れが圧巻です。物語性や叙情的なメロディはそのままで、スケール感や説得力が増しています。シューゲイザーバンドが好きな人も気に入るバンドです。

ベストトラック:♯9「Euphoria, Take My Hand」


オススメ度:★★★★☆


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