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星野源『くだらないの中に』
 コアな人気を誇るインストバンド、SAKEROCKのリーダーでありギタリスト、また大人計画に所属する俳優でもある星野源による2011年発表の初のシングル「くだらないの中に」。

 アルバム「ばかのうた」でその才能をシーンにまざまざと見せつけ、YMOの細野晴臣など大御所ミュージシャンの支持を受け、疲れたOLさんを癒し続けるw星野源が勝負に出たシングルだと思います。そもそも、CDが売れないと言われている今の時代にデジタル配信限定ではなく、シングル盤をメジャーレーベルから出せるってだけでかなり恵まれていると思うのですが、その状況を巧く利用して知名度をあげられるのか?
 結論から言ってしまいますが、タイトル曲♯1「くだらないの中に」は、今後の彼の名刺代わりになる名曲だと思います。その他の4曲もアコースティックな感じを基軸にしつつも、星野源の朴訥とした声が響き、日本語詞がしっかりと頭に入ってきます。正直、2010年代に鳴っている意味があるかと言えば、疑問なのですが、時代性関係なく、記憶に残る「歌」になっているのではないかと思います。なんか、NHKの「みんなのうた」で全曲流れていてもおかしくない感じと言えば良いでしょうか。

 また、歌詞が聴き手の年齢関係なく普遍性があるし、始まりの掴みとかも巧いです。たとえばタイトルトラックの始まりの「髪の毛の匂いを嗅ぎあって くさいなあってふざけあったり」(♯1「くだらないの中に」)とか「くさいなあ」ってところが意識的に記憶に残ってドキっとする歌詞だし、この一節だけで二人の深い関係性が分かりますよね。そして、サビでは「くだらないの中に愛が 人は笑うように生きる」ですから。「笑いながら生きる」でもなく、「生きるのは笑うこと」でもない。「笑うように生きる」という微妙なニュアンスを選びとる彼の言語感覚が凄いと思う。どの曲もそうなのですが、日常を描きながら終わり(死)を感じさせつつもネガティブな幕切れになりません。今回のシングル収録曲でも「鼓動止まるまで」(♯3「湯気」)や「最後の時まで ブランコは揺れるだろう」(♯4「ブランコ」)などの表現が出てきますが、終わりを意識することで刹那の生を大切にしよう的な方向性に舵を切ります。彼の歌には「希望」があるから、支持されるのかなーと思います。

 それにしても、30歳でこの老成した感じは何なのでしょうか(笑)演技だとすれば凄い役者かつミュージシャンだと思うし、でも私服な感じの曲と言いますか、生活者の匂いがどの曲からも感じられるからこそ、曲が説得力を持っているわけで興味深いです。星野源、まだまだこれから活躍しそうなシンガーソングライターなので注目です。
 初回版は、一時間近いレコーディングのドキュメンタリーとPV、ライブ映像などが収録されているのでお買い得だと思います。

ベストトラック:♯1「くだらないの中に」


オススメ度:★★★★☆
•初回限定版

•通常版


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テーマ:邦楽 - ジャンル:音楽