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Author:chaos cafe
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くるり『言葉にならない、笑顔を見せてくれよ』
 京都を中心に結成された二人組のくるり、2010年発表の9thアルバム「言葉にならない、笑顔を見せてくれよ」。

 前作アルバムである「魂のゆくえ」がヤケに内省的な歌詞のアルバムでくるり大丈夫なのか?と勝手に心配していたのですが、本作はそれとは全く違う手触りの音を手にしています。
 初期の王道くるりのメロディや変にオーケストラに頼ることもなく、サポートのドラマーboboを含めたスリーピースバンドに回帰していて、生命力に溢れているアルバムです。ユーミンとコラボした♯7「シャツを洗えば」などもあるのですが、それ以外が音が削ぎ落とされた感じで、メロディが際立っています。また、岸田繁が書く詞も描くべき物語を見つけたのか、自覚的に表現者として一歩外から世界を描きだしています。

 ♯2「さよならアメリカ」~♯3「東京レレレのレ」の流れが圧巻です。ロックの憧れとしてのアメリカに、根無し草の日本のロックミュージシャンとして別れを告げ、♯3「東京レレレのレ」でルーツとしての祭り囃子を再発見する。岸田繁はデビュー時から、批評性の高い詞を作る事でも有名でしたが(RPGに例えたり、都市の空っぽな感じ、サブカルへの接近etc)、本作でも老いていく普遍性をサラっと物語に乗せた♯4「目玉のおやじ」が秀逸です。♯6「魔法のじゅうたん」は、王道くるりのキラーチューン♪そして、アルバム最後の曲が淡々と夏の日を描いた♯12「麦茶」で終わるのも、渋い。変に愛や恋だの、好きなどの感情的な言葉を使わないで、物語を成り立たせる。もうアルバムタイトル通りですよね。
 一聴するとリスナーを突き放したように感じるアルバムですが、じっくり聴き込めるスルメアルバムだと思いました。ひさびさに初期くるりの軽さが帰ってきた佳作です。

「泣かないでピーナツ クリームになったピーナツ
パンと バターナイフで塗って食べよう」(♯6「魔法のじゅうたん」)

ベストトラック:♯6「魔法のじゅうたん」


オススメ度:★★★★


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テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽


世界の終わり『天使と悪魔/ファンタジー』
 東京を中心に結成された男女混成の4人組のロックバンド、世界の終わりの2010年発表の初のシングルとなる「天使と悪魔/ファンタジー」。

 二曲入りになりますが、2010年春に出したアルバム「EARTH」で一気にブレイクしたために、注目の中でのリリースとなりました。表題の通り♯1「天使と悪魔」と♯2「ファンタジー」のみ収録されています。♯1「天使と悪魔」はいきなり
のドラマ主題歌に抜擢です。
 そんな外的なことは抜きに「EARTH」と同じような世界を順調に量産しているなーという印象を受けました。音はJポップ準拠の爽やかで耳障りの良いアレンジと朴訥としたボーカルの声、そして深瀬の言葉で聴き手を掴むという部分は変わりません。正直、このバンドは、音的に新しいことは皆無です。ベースやドラムなどのリズム隊がいないことによって、軽い音になっていますが、声質的にリズム隊がいると負けそうな感じもするので、賛否あるでしょうが、これはこれで良いと思います。
 歌詞は相変わらず青臭いというか、大人たちの常識に疑問を呈すという形のものが多く、その疑問にいつも、「終わり」や「死」を想起させるものが多い。また、その追求が哲学レベルまでいっているかというと、そんなことはなく提示して終わるパターンが多いです。バンド名通り、セカイ系バンドである彼らが、世界や神様を持ち出す時に、その超越した存在に対して、思考停止してしまう。結局、君とボクの世界に終止する訳で、♯1「天使と悪魔」の中でも「僕ら」が変われば全て巧くいく的な答えにしかいかない。どうにか、万能感というか可能性を無理に見いだそうとするから、パターンが限られてしまうのかなーと思います。GRAPEVINEみたいに、何も起こらずにマッタリと悩み続ける日常に戻るというスタンスが若いから、無理なのかなーとも思いますw後は、歌詞に頼らなくても、音が説得力をもつパターンもあると思うのですが、まだ遠い感じがしました。

「正義のヒーローは悪党を倒すものだと 子供はTVをみて思う『悪は滅ぼさなきゃね』」(♯1「天使と悪魔」)

ベストトラック:♯1「天使と悪魔」


オススメ度:★★★☆


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テーマ:邦楽 - ジャンル:音楽


2011年にブレイクしそうな邦ロックバンドを勝手に予想!!
2010年の頭の予想では、去年ブレイクするのは世界の終わり、ふくろうず、マヒルノ、オワリカラ、ウッダードチアリとか個人的に大プッシュして、大幅に外してたんだけど、今回も懲りずに2011年ブレイクしそうなバンドを予想してみる。

■ねごと「ループ」

ひさびさのガールズロックバンドの新星。声もメロディもまだまだ化けると思う。KDDIのCMで今後露出が増えるので、ほぼ確実にブレイクするのではないかと。ただ、チャットモンチーみたいな場所にいけるかというと、まだまだ音のスケール感が小さい感じがします。



■八十八ヶ所巡礼「仏滅トリシュナー」

去年は好きだったゆら帝が解散して、ゆら帝の後継と個人的に期待していたマヒルノまで解散して、「空洞です」みたいな感じだったんだけど、この八十八カ所巡礼に出会って、多少は復活。三人のビジュアルもサイケな音のセンスもB級感が漂っていて、素敵過ぎる。そして、演奏レベル的にも巧い。



■‪the cigarettes‬「‪taste of the sun‬」

オアシスにもろに影響を受けているのがイントロやPVからもろに分かる福岡発のロックバンド、シガヴェッツ。去年は、モッズなボウディーズもアクモンなミイラズもそれなりに売れたんだから、オアシスとかビートルズとか元ネタなら売れるに決まってるw今年の春に発売される待望のニューアルバムに期待。



■アルカラ「夢みる少女でいたい。」

9mmとかラストアライアンス辺りを思い出す感じが。キャッチーなメロディ、漢クサイ感じがひさびさに全開な感じ♪ただカラーが濃いので、リスナーを選ぶと思う。



■Haku「ないものねだり」

NEXTサカナクションと言えば、Hakuかなーと思う。男女ツインボーカル、フロア仕様の音、売れる要素だらけな感じがするので、どこかメジャーレーベルが拾ってくれると嬉しい。どの曲もポップだし、イントロのリフの掴みとかも巧いし、マイナーな存在で終らないで欲しい。



■HINTO「バブルなラブ」

元スパルタローカルズのフロントマンである安部コウセイを中心に結成されたバンド、HINTO。まだ、通販とライブ会場限定の手売りでしか音源を売ってないが、スパルタのファンは確実にヒットする音だと思います。相変わらず、ライブが熱い!!この人たちの場合、音源よりライブのほうが良いので、観た人たちを中心に口コミでじわじわとファン層を拡大していくと思います。


ちゃんとブレイクするかは、年末までのお楽しみ。全部、音源聴いたことあるorライブで観たことある人は相当な邦インディーズフリークだと思う。一緒に飲みたいね(笑)一応、自分が知ってる中でもポップなのを選んでみたつもりだし、本当にブレイクすると思っていたりします。良いバンド多いんで、試聴ぐらいしてもらえると嬉しいです。

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Mr.Children『SENSE』
 日本を代表する4人組のモンスターバンド、Mr.Children(ミスチル)の2010年発表の16thアルバム「SENSE」。

 前作から2年ぶりとなるアルバムでありながら、バンプと同じ2010年12月に発売されたアルバムです。同じトイズファクトリー同士なので、潰し合わないように発売日をバラしたと思われるアルバムですw目新しさとしては、今までのアルバムと違い、全12曲シングル曲が一曲も収録されていないことです。でも、CMタイアップなどはあるので、いつも通りと言えばいつも通りのミスチルなので、ご安心を(笑)

 好き嫌いは別として、この人たちが日本を代表するロックバンドであり、邦楽シーンで二十年近くを泳ぎ切ってきたことは誰しもが認めることでしょう。本作も優等生過ぎるぐらいに、今までのミスチルの延長であり、ファンは納得するであろう桜井節全開の曲満載です。特に後半の♯9「fanfare」から、♯12「Forever」の流れが圧巻です。この辺りの曲は、小林武史が出しゃばり過ぎなどの意見もファンから出る事でしょうが、ピアノやアレンジ面でプロデューサーとして顔が見える仕事をしただけであり(音数増やしたり、やけにゴージャスにアレンジするのが彼の傾向)、曲の瑞々しさを引き出す事に成功していると思います。冒険はあまりないけど、アルバム通して高純度の「ミスチル」成分を接種できるアルバムになっています。
 個人的には、桜井和寿の歌い方が苦手だったりしますが、ここまで聴き手が「歌って欲しい」言葉や希望を巧くメロディに乗せる才能は、彼以外に現れていません。でも、桜井本人が本当に歌いたい個人的なことをもっと歌に乗せて欲しいなーという気もしました。

「信号機は誰もいない道にも合図をくれる 愛想などない
でも律儀で 誰かに似てる気がした」(♯10「ハル」)

ベストトラック:♯5「365日」


オススメ度:★★★★


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BUMP OF CHICKEN『COSMONAUT』
 千葉県を中心に結成された4人組のBUMP OF CHICKEN(バンプ•オブ•チキン)、前作であるアルバム「orbital period」以来の2010年発表の6thアルバム「COSMONAUT」。

 もう完全に日本のロックシーンの中で大御所になってしまった彼らが、どんな音を今の時代に鳴らすべきなのか?個人的に「R.I.P./MerryChristmas」からリリースが始まった一連のシングルが当りハズレが大きかっただけに注目していました。
 アルバムを一通り聴いたところ、期待が大きかっただけにちょっとガッカリな感じを受けました。00年代の初めのセカイ系バンドである、彼らが既に三十代になってしまい、語ることがなくなってしまった感じが前作からしていたのですが、本作でも「時間」軸(「過去との対峙」、「未来へのバトン」みたいな主題か)をアルバムの中心にそえて、かなり説教臭くなっています!!歳をとるってこうなっちゃうから、嫌ですねぇ~という好例w

 バンドメンバーの楽曲も演奏能力が上がってきたせいか、ヤケに複雑化してどんどんと瑞々しさや、疾走感がなくなってきています。技術が上がれば、良い曲が書けるわけではないのです。♯2「R.I.P.」、♯3「ウェザーリポート」、♯12「宇宙飛行士への手紙」みたいな曲調が多い、ミディアムテンポでマッタリとしたアルバムだなーと思いました。いつも一曲はお茶目な曲があるバンプのアルバムですが、本作のそれにあたるゴミの分別に色んな記憶を例えた♯4「分別奮闘記」、アルバム中盤の♯7「魔法の料理 ~君から君へ~」が良曲だから、まだ救いがあるかと思います。後輩のラッドの活躍が目覚ましいので、バンプには物語性を前面に出すよりも、もう少し鼻歌で口ずさめるようなメロディアスなものを期待したいです。

ベストトラック:♯7「魔法の料理 ~君から君へ~」
http://www.youtube.com/watch?v=MVVQynaCOYg

オススメ度:★★★☆


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Best Coast『Crazy for You』
 カリフォルニア発の男女デュオ、Best Coast(ベスト•コースト)による2010年発表のデビューアルバム「Crazy for You」。

 ザ•ドラムスがブレイクして以来のUSインディの流行であるローファイなサーフロックを鳴らすデュオになります。ローファイな録音もそうなのですが、演奏自体もかなりユルい感じで、跳ねるようなリズムなのに人によっては気怠く感じるぐらいですw
 ローファイな感じを売りにすると、90s初めのオリジナルシューゲイザーバンドみたいにメロディで勝負しなくてはならなくなるのですが、このバンドはそんな意味ではアルバム1枚通して良い曲を書いていると思います。口笛で吹けそうなぐらいポップで蒼いメロディが売りです。あと、ギターのリフの問題だと思うのですが、最近再始動したヴァセリンズとかニルヴァーナ辺りのギターを思い起こさせるような懐かしい感じもします。

 今流行のサーフロックの直球なので、ブームに乗って注目を集めているバンドです。正直どれだけこの路線で長続きするのか、未知数なところもあるのですが、次のアルバムでバンドの方向性が決まりそうな感じがするので、注目したいです。このベスト•コースト、良いバンドだと思うのですが、個人的には少し食傷気味な感じの音でした。

ベストトラック:♯13「When I'm With You」


オススメ度:★★★★


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Delorean『Subiza』
 スペインのバスク自治州出身による4人組のDelorean(デロリアン)による2010年発表の5thアルバム「Subiza」。

 あまりスペインから世界デビューするバンドっていないので、物珍しさもあって聴いてみたのですが、どこの国が発信とか関係ない、キラキラっのちょっと懐かしい感じのエレクトロニカ寄りのダンスミュージックです。
 数年前のニューレイヴブームから、今の路線に派生したのでしょう。打ち込みから成り立っているので、メンバー編成やトラックに捻ったところは、このバンドにはありません。でも、圧倒的な曲の完成度と普遍性をもっています。アルバム全編、サマーブリージングな感じで、夏休みのドライブ向けのサントラまたは、フロア寄りのパーティなどでかかると盛り上がりそうな1枚です。トラックやメロディ自体が蒼くて、限りなく甘いのでそんな意味で駄目な人は駄目かもしれないですw笑っちゃうぐらいに、極端に振り切れているので。

 MGMTやLCDサウンドシステム辺りが好きな人は、このデロリアンは、グッとくるバンドになると思います。日本ではあまり注目されていないように思うのですが、良盤です。

ベストトラック:♯1「Stay Close」


オススメ度:★★★★☆


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YUKI『うれしくって抱きあうよ』
 元ジュディマリのYUKIによる、三年半ぶりとなる、2010年発表の5thアルバム「うれしくって抱きあうよ」。

 こんなストレートな日本語のアルバムタイトルは、YUKI含めてひさびさに見た気がしました。内容も、アルバムタイトルもまんまなのですが、今までのアルバムの中で一番幸せな印象を受けました。バンド時代やソロの初期の頃のロックなアルバムを期待すると肩すかしを食うと思うのですが、エレクトロニカとJポップを融合させた軽やかな歌モノアルバムになっています。特にポップスであることとアルバム1枚の統一感を考えながら作られたような気がします。

 それにしても、流石にYUKIも少女性を売りに出来る年齢でもなくなったのかw、歌詞自体も、恋という言葉を使いつつ、愛を感じさせる母性愛的な方向に舵を切っています。確信犯的な開き直りというか、ここまでポジティブだとツッコミも無用な無敵な感じ(笑)この歌詞は、男性では書けないと思います。女性特有のあっけらんかんとした感じやしなやかな印象を受ける簡潔な言葉で書き切るところに、YUKIの強さを感じさせます。ソロになってからのYUKIとしての一つの完成形を見た気がします。

「うつむいたり叫んだり 忙しい僕らの宴 ありがとうに出逢う街
うれしくって抱きあうよ」(♯9「うれしくって抱きあうよ」)

ベストトラック:♯9「うれしくって抱きあうよ」


オススメ度:★★★★


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Detroit Social Club『Existence』
 ニューキャッスルで結成された六人組のロックバンドであるDetroit Social Club(デトロイト•ソーシャル•クラブ)による2010年発表のデビューアルバム「Existence」。

 オアシスやプライマル•スクリーム、レイザーライトなどが絶賛&ライブの前座に起用(オアシスのラストライブの前座も)という情報のみでこの音源を聴きましたが、なんか00年代半ば頃にこんなバンドがごろごろしていたような懐かしすら覚える、フロア仕様なビートのロックバンドです。でも、それらあの頃の新人バンドと違うのはがむしゃらに前のめりに踊らせるわけではなく、ちゃんとさじ加減を分かっているところです。レコーディング•エンジニア兼プロデューサーとして活躍していたフロントマンであるデヴィッド•バーンのバランス感覚が良いです。
 U2を思わせるようなノーザンソウル全開の♯2「Northern Man」みたいな曲を演っても、プライマル•スクリームやカサビアンを想起させるアンセム♯5「Sunshine People」なども外さずに、程よいグルーヴ感と耳に残るメロディ、デヴィッド•バーンのちょっとハスキーなボーカルがハマっています。あと数年早くデビューしていたら、一気にシーンでブレイクしただろうに……完成度が高いだけに、惜しいっ(笑)

 プライマル•スクリームやカサビアンなどのフロア寄りのロックが好きな人には、文句なしにオススメだと思います。♯5「Sunshine People」と♯6「Rivers & Rainbows」の強烈なコーラスが頭から離れません。

ベストトラック:♯5「Sunshine People」


オススメ度:★★★★


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星野源『ばかのうた』
 インストバンド、SAKEROCKのリーダーでありギタリスト、また大人計画に所属する俳優でもある星野源による2010年発表のソロデビューアルバム「ばかのうた」。

 年々着実に人気が上がっているバンドであるSAKEROCKのリーダーがどんな歌を歌うのか?または演劇から入った人は、既にステージ上で観ていたかと思いますが、彼が作るソロアルバムの世界観はどんなものになるのか?興味が尽きないかと思います。
 現SAKEROCKである伊藤大地や旧メンバーでもある野村卓史などを中心に気心の知れた仲間がサポートされていて温かみのあるポップスを鳴らしています。ただ、その世界観が凄い!!NHKの「みんなのうた」で使われそうなw老人が主役の歌が複数あったり、生まれて来れなかった子供の歌があったりと細野晴臣(♯13「ただいま」)が一曲書いていたりとなかなかに混沌としています。ただ、どの曲も役者を演っているだけあって、物語が主体でそれを星野源の優しい声が歌っていくという流れは変わりません。ポップスというより捻れた歌謡曲と言ったほうがしっくりくるかもしれませんね。

 日常のことをこれだけ、少ない言葉数で飄々と歌っていくという芸風は、最近の2010年代のシーンではほぼ皆無のような気がするので、存在自体が異物感があってかなり面白いです。ありきたりのラブソングが飽きた人へ、殺伐とした日常から少し距離をとりたい人へ、オススメです。

「ああ 気がついたら 二人河童になり ああ 湯船に浮かぶ島 雪のよう」(♯4「茶碗」)

「寂しいと叫ぶには 僕はあまりにくだらない」(♯8「くせのうた」)


ベストトラック:♯8「くせのうた」


オススメ度:★★★★


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木箱『回想未来』
 札幌で結成された男女2人組のエレクトロニカユニットである木箱、2010年発表の3rdアルバム「回想未来」。

 透明感のある女性ボーカルにセカイ系の歌詞、打ち込みであることを前面に出したデジタルなトラックから、木箱というユニットは構成されています。たぶん、フロア寄りではないスーパーカーみたいなことをやりたかったんじゃないのかなーと思います。

 今回、話題になっていたので初めて彼らのアルバムを聴いたのだけど、正直、曲の及第点はいっているかなーと思いつつも、全編単調な感じがして、最後まで聴くのがツラかった。何というのか、打ち込みによるトラックが安っぽいのと、女性ボーカルの声があまり歌い方のパターンがないせいか、起伏がない。また、キラーチューンと思われるトラックもないという何が売りなのか、正直分からない。ボーカルの声の部分、ボーカロイドでも良いじゃないのか?そのほうが話題になるんじゃないのか?と脱線気味のことを考えてしまった。ビクター的にサカナクションで味を占めたのか、エレクトロニカアーティストの発掘に動き出したんだろうかw
 フォークトロニカのパイオニアの大御所であるフォーテットの去年の名盤でも聴いて、出直して欲しいと思った。

ベストトラック:♯1「mirai」


オススメ度:★★★


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Memory Tapes『Seek Magic』
 元へイル•ソーシャルというバンドに所属していた、南ニュー•ジャージー発のデイヴ•ホークによるソロユニットであるメモリー•テープスによる2010年発表のデビューアルバム「Seek Magic」。

 USインディーシーンで2010年流行しているトロピカルなディスコサウンドをベースの歌モノになっています。ブレイクしたパッション•ピットみたいな南国な感じなんだけど、そこまでドロドロと音の輪郭を溶かすこともなく、メランコリーな空気感をまとっていて、空間を感じさせるシンセの使い方とちゃんとギターがギターとしての役割を担っているところが、この種のジャンルでは新鮮に感じました。エレポップというよりも、音の下敷きは、蒼いギターロックな印象を受けました。

 デイヴ•ホークは28歳妻子ありの携帯電話も車も持たない隠遁者で、今の日本で言うニート的な身分みたいですがw、バンド解散後もずっとネットで、ウィアード•テープスやメモリー•カセット名義などで新しい音源を発表しています。ライブなどはせずに、あくまでブログやツイッターなどでの紹介を軸にリアルタイムで世界に向けて音を発信し続けている希有な例だと思います。ライブという「場」も参加することには場所の移動や時間の制限、同時に収容できるキャパシティの問題、コストなどもあり、それを越えるのにはどうすれば良いのか?また、創作への対価は?などの問題もありつつも、試みとして今的で興味深いです。

ベストトラック:♯2「Bicycle」


オススメ度:★★★☆



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The Walkmen『Lisbon』
 NYを中心に活動する五人組のロックバンド、The Walkmen(ザ•ウォークメン)、2010年発表の6thアルバム「Lisbon」。

 The Walkmenは、2000年代のUSガレージブームの中から出てきたバンドですが、今回のポルトガルのリスボンという都市からインスピレーションを受けたというこのアルバムは、かなり良いです。
 元からプレイヤーズミュージシャン的な立ち位置で、同業者からは熱い支持をうけていたバンドですが、本作でかなり突き抜けた印象を受けます。ボーカルのハミルトンのしゃがれた歌声がいつもより輪郭がすっきりしていて包容力を増したように思います。アルバムを通して聴くとその理由が分かるのですが、バンドの生演奏を基軸にそれ以外の音を徹底して削ぐことによって、より声が前面に出て歌メロで勝負しにきています。曲がポップであるいう前提がなければなかなかに難しいと思うのですが、そんなベーシックな部分をしっかりやり遂げているのが、心強いです。打ち込み寄りのエレクトロ路線にも、サイケな方向にもいかずにどっしり構えていて、時代性関係なく支持されている音が鳴っています。

ベストトラック:♯2「Angela Surf City」


オススメ度:★★★★


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邦楽2010年のベスト5
一昨日に引き続き、今回は2010年の邦楽のベスト5を勝手に選出してみたいと思います。CDが売れないとか良いつつも、色んなバンドが出てきて、邦楽は、なかなか豊作な一年になっていたかと思います。

★5位:
スピッツ『とげまる』


http://chaoscafe.blog17.fc2.com/blog-entry-724.html

前作から、三年ぶりとか邦楽だと大御所しか許されないポジションですwスピッツ、三年ぶりの新作はベスト盤かと見まがうぐらい、シングル満載のアルバムです。でも、そのシングルに負けないぐらい未発表曲がポップで瑞々しい。二十年活動しているバンドが、まだこれだけ蒼いメロディを書けることに驚かされます。


★4位:
トクマルシューゴ『Port Entropy』


http://chaoscafe.blog17.fc2.com/blog-entry-623.html

USツアーなどの活躍も華々しい、とてもジャンル分けしにくいトクマルシューゴの4thアルバム。相変わらず、シーンの中でも孤高の存在という言葉が似合う、変な楽器編成、曲構成、クセのあるコーラス、耳に残るメロディ……と個々の要素だとマニアックな音楽にしか聴こえないけど、それを曲にまとめるとポップに料理してしまう彼の構成力というかバランス感覚に驚かされます。似てる音楽を無理に探すと、フランスのクリンペライ辺りかな。


★3位:
People In The Box『Family Record』


http://chaoscafe.blog17.fc2.com/blog-entry-709.html

新メンバーを加えたピープルが完全にスリーピースになった音源だと思います。曲構成は複雑にプログレバンドかよってぐらい、捻れた構造になっています。メロディから、語りへ、そこからインストっぽいジャムへ……それがシームレスに繋がっていく。初のメジャーフルアルバムが、この音源ってどれだけ好戦的なのか?と(笑)ピープルが、ただの鬱ロックバンドでないことを証明した、バンドとしてもネクストレベルの作品です。


★2位:
Peridots『MY MIND WANDERS』


http://chaoscafe.blog17.fc2.com/blog-entry-733.html

タカハシコウキによるユニット、ペリドッツ、初のフルアルバム。デビューから八年、ファンの中ではもう出ないのでは?と囁かれていた幻のフルアルバムになります。タカハシのバイオリンみたいな声質の声とファルセット、そして、フツーのラブソングにならない独特の世界観を堪能できます。前2枚のミニアルバムも良かったのですが、ライブで披露されていてやっと収録された曲の完成度が凄いです。何年も歌い続けられて磨かれたダイヤモンドみたいなアルバムです。


★1位:
the HIATUS『ANOMALY』


http://chaoscafe.blog17.fc2.com/blog-entry-659.html

the HIATUSが元エルレガーデンの細美武士のワンマンバンドではないことを証明した作品だと思います。前作以上に、他のメンバーとのセッションから出来たかのような勢いのある熱い曲が多いです。ただ、フロントマンである細美武士の歌い方や歌メロが前作より、エモっぽい感じに戻ってしまったいるのが残念です。それでも、このバンドが音源を出すたびにより興味深くなっていっていることは確かだし、今の日本のロックシーンでは唯一無二の存在感をもっていると思います。それにしても、エモバンドがプログレの曲を演奏しているようで、色々と矛盾というか無理な感じが素敵ですwそれをライブで再現できちゃうメンバーは、やはりずば抜けて巧いですね。


ベスト5外だと、人気も急上昇のサカナクション、京都のSWであり独特の存在感を放つ長谷川健一、相変わらずなノリのw相対性理論、エレクトロ路線にいきそうな凛として時雨なんかの新譜が面白かったです。不景気ほど、インディーズロックシーンが面白くなるんですよね。みんな生き残りに必死なので、より自覚的に自分たちの音をプレゼンする(営業している)ように感じます。2011年もシーンが盛り上がると良いです。


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THE JETZEJOHNSON『SOLID BREAKS UPPER』
 下北沢を中心に活動するスリーピースのエレクトロロックバンド、THE JETZEJOHNSON(ザ・ジェッジジョンソン)、2010年発表の5thフルアルバム「SOLID BREAKS UPPER」。前作から一年三ヶ月ぶりの音源となります。

 アルバムを一度でも通しで聴くと分かるのですが、本作でガラリとジェッジは変わりました!!なんというのか、色々と誤解を招く言葉を使えば、Jポップ仕様の音と歌詞とでも言えば良いでしょうか。アルバム前半ののほうは、♯2「Fury」など過去のジェッジに期待しているファンに応えるナンバーもありつつ、後半半分は、ほぼ日本語詞のみでヤケに音自体も軽いです。今までのデジタルなグルーヴ感がナリを潜め、その分、藤戸のボーカルが前面に来ています。♯10「夜をこえて」とか脱力するぐらいにやり過ぎな感じもします(笑)
 正直エレクトニカ寄りの打ち込みJポップな感じでバンドで鳴らす必要があるのか?という部分では疑問を感じるアルバムです。そして、このアルバム以降、案の定というか、ザ・ジェッジジョンソンは藤戸じゅにあのソロユニットとして再始動することになりますw結局、エレクトロ要素が強くなって、トラックメーカーが色々とやろうとすると打ち込みなりやメンバーを固定でなくて、自由な表現形態のほうが動きやすいのでしょう。このバンドに何を求めるのかで、本作は賛否はあるでしょうが、歌モノであることを一気に追求したという意味では、今後出る音源と比較される指標となるでしょう。昔からのファンは驚く音源だと思いますが、正直そんなに悪いアルバムではないと個人的には思います。

ベストトラック:♯2「Fury」


オススメ度:★★★★


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洋楽2010年のベスト5
 少し遅れましたが、明けましておめでとうございます!!去年のベスト5を作っていたら、ダラダラと長引いてしまったというw売り上げとか、ジャンルとか関係ない例年通りの勝手なベスト5を発表します。勝手と言いつつも、年間二百枚近く新譜を聴いてるから、ベスト5はカタいかと思います。とりあえず、この2010年に発表された音源から、洋楽部門の発表です。

★5位:
Philip Selway『Familial』


http://chaoscafe.blog17.fc2.com/blog-entry-712.html

レディオヘッドのドラマーであるフィリップ•セルウェイのソロデビューアルバム。誰が、こんなに良い曲を書けて、包容力のある歌声と予想していただろうか?ジャケットは怖くて損してるけどw、内容は温もりがあるアコースティックなアルバムになっています。今年のベスト5では、一番予想外だったアルバムです。


★4位:
LCD Soundsystem『This Is Happening』


http://chaoscafe.blog17.fc2.com/blog-entry-645.html

LCD Soundsystem、3rdアルバムにして、ラストアルバム。ボウイ好きなオッサンが郷愁とともに作り上げたアルバム。音的には何の捻りもない感じがするけど、アルバム1枚通してポジティブな曲とキラキラなシンセで分かりやすさが良い。ただ、フロア仕様のアルバムなので、1人で部屋で聴いてると時節寂しくなるアルバムでもあります。唯一の欠点が、聴く場所を選ぶこと(笑)


★3位:
Manic Street Preachers『Postcards From A Young Man』


http://chaoscafe.blog17.fc2.com/blog-entry-705.html

マニックス、何度目かの黄金期の到来です。「Send Away The Tigers」でシーンの最前線に返り咲いてから、バンド自体、調子が良いのでしょう。スタジアムロックとは何か、メロディの進行による高揚感を教えてくれます。若手バンドには出来ない、ブリット•ポップ期からの生き残りによる横綱相撲です。


★2位:
Vampire Weekend『CONTRA』


http://chaoscafe.blog17.fc2.com/blog-entry-577.html

ヴァンパイア•ウィークエンド、待望の2ndアルバム。もはや、アフロビートの異端児的な扱いではなく時代の音として受け入れられるバンドとなった彼らが、ハイプでなかったことを証明した2ndです。本作収録の「Cousins 」、初めて聴いた時にイントロから、アンセムっぷりを確信した曲です。


★1位:
Jonsi『Go』


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シガー•ロスのボーカル、ヨンシーのデビューアルバム。シガー•ロスから聴いている人ほど驚きのあるアルバムだと思います。バンドの最新作「残響」で見せたカラフルなトラックの片鱗がそのまま、本作に繋がっています。USサイケの流れとか、あまり気にしてないだろうけど、今、この時代にポジティブな音を鳴らしていることが、この人の感性の鋭さを証明しているように思います。相変わらず、どこまでも伸びてゆくファルセットには驚かされます。


ベスト5外だと、キーンのソングライターによるカントリーなロックを聴かせたMt. Desolation、相変わらず全く実験性を失うことのないThese New Puritans、去年のランキングだとほとんどの音楽系媒体が選んでそうなArcade Fire辺りですかね。混沌とした年でしたが、大御所が気を吐いていて、あまり面白い若手がいなかったような気もしました。2011年はその辺りにも期待したいです。


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