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聴いてる音楽とかオススメとか、時々は日常とか気ままに綴ってゆく。雑文読んでくれた人で、何か引っかかるものがあれば幸いです。
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PERIDOTS『MY MIND WANDERS』
 孤高のシンガーソングライター、タカハシコウキのソロプロジェクトであるPeridots(ペリドッツ)、2010年発表の1stフルアルバム「MY MIND WANDERS」。

 2006年に既にデビューミニアルバムを出していながら、細々と活動してきて、初めてのフルアルバムになります。出るのか出ないのか?ライブも年間に片手を切るぐらいのマイペースっぷりで、一部の人をやきもきさせていたペリドッツですが、本作では、メジャーレーベルであるエイベックスに移籍して三度目のメジャーデビューとなります。(東芝EMI→ユニバーサル→エイベックス)
 デビューから紆余曲折があった分だけ、本作では今までライブでしか披露されてこなかった名曲解禁と言わんばかりの勢いで11曲収録となっています。そして、後ろのメンバーも現在ベストとなるようなバンド編成で挑んでいて、ソロなのに音が生々しくてバンドっぽいです。特にベースのFIREが曲ごとに緩急使い分けていて、ドラム以上に曲を引っ張っている感じがしました。♯10「Life」とか、ベースソロを弾きまくってますねw
 そして、ペリドッツの一番の売りであるタカハシの声は年々、磨かれていくようで、ここ数年で深みをましている印象です。ハイトーンのファルセットばかりが注目されるシンガーですが、実は低音も綺麗に出ているからこそ、ハイトーン部分が落差で更に高く聴こえるというのがアルバムを通すと分かります。ちょっとブラックミュージックっぽい発声の仕方と歌い方(ジェフ•バックリィっぽくも聴こえる)と、いつの時代なのかよく分からないような詞の世界観とちょっと陰のあるメロディ、全てが一体となって良い方向に転がっているのが分かるアルバムです。
 特に♯1「My Mind Wanders」♯2「オールライト」、♯3「メトロ」、♯8「夜のページ」、♯11「どこへ」などが名曲なので聴いてみてください。ただ、この人の音楽ってジャンル分けしにくいタイプなのでそこが難しいかもしれません。男性ハイトーンボーカルが好きな人、時代性関係のない音楽が聴きたい人にもオススメです。

「花のぬくもりに埋もれて 星の軸足に触れていた
夏が今過ぎ去ったのは もう誰の目にも明らか」(♯11「どこへ」)

ベストトラック:♯11「どこへ」
http://www.youtube.com/watch?v=ME2xuoVTQFQ

オススメ度:★★★★☆


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Band Of Horses『Infinite Arms』
 アメリカ、シアトルを中心に結成された五人組バンド、Band Of Horses(バンド・オブ・ホーセズ)、2010年発表の3rdアルバム「Infinite Arms」。

 三年ぶりとなる本作はレーベルをコロンビアに移してリリースされました。前作「Cease to Begin」も地味に良いアルバムでしたが、本作では更にその上をゆくようなスケール感を得ています。相変わらずの美メロとちょっとカントリーを下地にしているUSロックで泥臭い感じもありますが、直球勝負で好感です。

 最近の若手バンドだとなかなかこうはいかないというところまで音を削ぎ落としつつも、曲間で聴かせるハーモニーはタイムレスな蒼さをもっていて、なんか大草原の中にトリップしてしまったかのような清涼感があります。♯2「Compliments」とタイトルトラックである♯6「Infinite Arms」がキラーチューンです。でも、音数が少ない拙い印象すら与えかねない♯8「Evening Kitchen」なんかのほうが、一般受けはしませんが、男たちの黄昏感がグッときます(笑)
Band Of Horses、音楽的にも良心的なバンドなので、地味に自分たちのペースで活動を続けて欲しいなーと思いました。

ベストトラック:♯2「Compliments」


オススメ度:★★★★


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iLL『Minimal Maximum』
 元スーパーカーの中村弘ニのソロプロジェクトである、iLLの2010年発表の6thアルバム「Minimal Maximum」。前作「∀」がコラボアルバムだったので、ひさびさのオリジナルアルバムになります。

 それにしても、最近のナカコーは、コラボアルバムを通しても凄い勢いで音源を発表していますね。それだけ調子が良いのか、バンドでなくなったことにより、本来のスピードに戻ったのか?最近の音源を聴いていると、勢いがあるので前者のような気がします。iLL名義だと一番音が少ないアルバムだと思います。

 タイトル通り、ミニマルに音を作り、リスナーにとってどう響かせるのか、アルバム1枚通して実験をしている印象を受けました。音に少なさとビートへの比重の重さを置いているところが、今的で、彼らしいです。歌詞も、もう要らないんじゃないのか?というぐらい存在を感じさせませんし、あまり内容がないですwもう歌う必要がないレベルな気がしますが、ちょっとゆら帝のボーカルを思い起こさせるような曲もあり、なかなかに味わい深いです。それにしても、エレクトロニカというジャンルの曖昧さに気付いて巧く使いこなしているアーティストが国内でも増えてきていて、シーンが面白くなってきました。シューゲイザーもそうですが、音の余白の使い方でかなりの部分が決まるので非常に日本人好みなで琴線に触れるマニアックな音楽だと思います。
 この「Minimal Maximum」で明らかに、iLLとして、今までと方向性が変わったことを感じさせる佳作です。ただ、個人的には、もっと色んな音を巧く配置するいつものiLLも聴いてみたいです。

ベストトラック:♯1「Eden」


オススメ度:★★★★


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CASSETTE CULTURE『S.T.』
 KYTEのソングライターであるトム•ロウによるソロプロジェクトのために、Tired Irieのマーク•アダムスをボーカルに迎えたユニット、CASSETTE CULTURE(カセット•カルチャー)による、2010年発表のデビューアルバム「S.T.」。

 トム•ロウがKYTEの骨休みに作った的な紹介をされていたのですが、かなりレベルの高いフロア寄りのダンスミュージックになっています。80sのエレポップ的なチープなシンセ音が素敵です。KYTEに比べて、ポップな曲で勝負しようというのが潔いです。アルバム通して、ビート感をかなり全面に出している感じがしますが、本家バンドのようなレイヤーサウンド以外への指向性が感じられて興味深いです。

 最近のバンドだとデルフィックとかフォールズとかその辺りと共鳴する感じがします。また、名前を挙げた彼らより、アート指向ではないので、より一般層にも届くのではないでしょうか。ちょっと安っぽく響くようなサウンドなのとKYTEのボーカルではないからより地味な扱いを受けそうですがw、トム•ロウがソングライターとして安定して良い曲を書いて、バンドを支えていることがよく分かるアルバムになっていると思います。どの曲も及第点以上の出来なのですが、欲を言えばキラーチューンと思われる曲がないのが少し残念です。気になったら、是非とも聴いてみてください。

ベストトラック:♯1「Adventure」


オススメ度:★★★★


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ent『Welcome Stranger』
 ロックバンド、ストレイテナーのボーカルであるホリエアツシによるソロプロジェクトであるentの2009年発表のデビューアルバム「Welcome Stranger」。

 最初はひっそりと地味に活動したかったようなのですが、ボーカリストが歌モノをやると声でバレるでしょう(笑)自分が知ったキッカケは、Kyteの曲のリミックスが良かったので、探してみたらストレイテナーの人だったというオチでした。

 このアルバムでは、ボーカル、ギター、シンセとドラム以外のパートを全て自分で演奏してプロデュースまで1人で手がけています。今更ながら、ホリエアツシが自力で音源を成立させようと宅録をする意味って何なんだ?ってところをリスナーは、まず疑問を持つと思うのですが、バンドとは全く違う宅録エレクトロニカの小品になっています。
 ここには、ストレイテナーのようなドラマチックな展開や、エネルギーからくる押し付けがましさは皆無です。またロックではなく、エレクトロニカになっています。全体的に音同士が融和していくようなユルさが素敵です。「エレクトロニカ」自体が新しいジャンルかつ括りがユルいので、それを活かして音に統一感をもたせる方向でアルバムを成立させています。そこに曲によっては、ホリエのジェントルな歌声が乗る。ボーカルもウィスパーが多く、音を邪魔していないさじ加減の歌い方で、不思議な空気感を醸しています。初聴だと音的にスカスカなので未完成なような気もするのですが、それは計算のうちでしょう。透明感があって聴きやすいです。ストレイテナーのボーカルという括りを気にしないで、聴いて欲しいアルバムです。

ベストトラック:♯6「Silver Moment」


オススメ度:★★★★


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Deerhunter『Halcyon Digest』
 フロントマンであるブラッドフォード・コックスを中心に結成されたアトランタの五人組のDeerhunter(ディアハンター)、2010年発表の4thアルバム「Halcyon Digest」。 

 前作の「Microcastle」で世界的にブレイクした彼らですが、その後も各自のソロ活動、ライブ、EPのリリースなどいつ休んでいるのか心配なぐらい、近年珍しいぐらいワーカーホリックなwバンドです。
 本作リリース前から、個人的にもかなり期待していたのですが、この「Halcyon Digest」は、名前に負けないぐらいジワジワとくるアルバムです。アルバム全体を支配する浮遊感と酩酊感……期待のニューゲイザーバンドと呼ばれていた前作の成功をまるで捨て去るかのように、アコースティックで音がスカスカなアルバムでありながらも、60sのポップスのような甘いメロディで聴きやすいです。でも何度も聴くとただローファイを狙っただけの録音なのではなく、ボーカルに曲ごとにエフェクトがかかっていたり、リズム隊も相当にエディットしてある様子が伺えて、音響的に緻密に構築されているのが分かります。バンド演奏の生楽器が主体になっているものの、前作から引き継いだ気怠いボーカルの歌い方と、陰鬱とした美意識に裏打ちされた歌詞は相変わらずなので、ご安心ください。(笑)

 「Microcastle」に比べると音としては、本作はインパクトが弱い気がしますが、ディアハンターってシュゲイザーバンドって狭い枠組みのバンドなのではなく、ポップな曲が書けているからブレイクした事が本作を聴くとよく分かります。少し、サイケフォークの歌姫、ヴァシュティ・バニアンを思い出しました。スルメアルバムになっている「Halcyon Digest」は、今年発表の名盤です。

ベストトラック:♯8「Helicopter」


オススメ度:★★★★☆


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スピッツ『オーロラになれなかった人のために』
 日本を代表する4人組のロックバンド、スピッツ、1992年発表のミニアルバム「オーロラになれなかった人のために」。

 なぜか、アルバム通してオーケストラ(ストリングス)が入っていて更にミニアルバム5曲収録という、スピッツのバンド史上かなり特殊な音源になっています。オーケストラを使った豪華で壮大なアレンジなのに、歌っていることは、相変わらず膝を抱えている感じでw、そのギャップが不思議なアルバムです。
 初期のシューゲイザーサウンドに傾倒している訳でもなく、ブレイク前のポップスとして開き直っている訳でもない。でも、曲展開はかなり練られていてプログレっぽいという、色んなパーツがちぐはぐで迷走している感じが、今から振り返れば面白いです。
 そんな中で、♯2「田舎の生活」、今もライブで披露されている♯3「ナイフ」が地味ながらも良曲です。それにしても、♯2「田舎の生活」の歌詞って二十代の若者が書く歌詞とは思えないぐらい老成しています(笑)温かいボーカルと壮大なアレンジ……「オーロラになれなかった人のために」は、スピッツのどのアルバムとも似ていない、地味なんだけどキラリと光るアルバムだと思います。

ベストトラック:♯2「田舎の生活」


オススメ度:★★★☆


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pupa『dreaming pupa』
 高橋幸宏、原田知世を中心に結成された六人組のpupa(ピューパ)、2010年発表の二年ぶりとなる2ndアルバム「dreaming pupa」。

 あまりにスターメンバー集合な感じのバンドなので、一度きりの企画バンドだと思ってました。なので、まずは、2ndが出たことにビックリしました。メンバーのほとんどが、プロデューサーやソングライター、スタジオミュージシャンの集まりという、ある意味、ジョーカー的なバンドになります。
 デビューアルバムは高橋幸宏の近年のエレクトロニカ趣味が全開になっていましたが、本作ではそれがエレクトロニカ風味ぐらいまで控えめになり、他のメンバーが前に出てきたことにより、生楽器のグルーヴが心地よいです。エレクトロニカというよりも、よりポップスへの指向が明らかになった感じですが、このメンバーでわざわざ演るなら、これで正解でしょう。前作の電子音の中を泳いでいくような原田知世のボーカルが気に入っていた人にとっては、肩すかしかもしれませんが、より一般的に、肉体性を持った音になった感じがします。歌詞もストレートかつ、良い意味で力の抜けた印象を受けました。

 それにしても、アルバムを通して聴いても誰が曲を書いてもハズレがないというのが凄い!!変に奇抜な編成やリフを使わなくても、円熟味というのか、それぞれの曲とアレンジが恐ろしいぐらいの完成度を誇っているアルバムです。特に、堀江博久と高野寛が書いている曲が素晴らしい。音を詰めなくても、隙間を気持ちよく響かせる。若手には、出来ないであろうことを当たり前にやっています。是非、3rdアルバムもこの編成と方向性で出して欲しいです。とりあえず、試聴でも良いので一度は、聴いて欲しいポップスの名盤です。

ベストトラック:♯5「dreaming pupa ~夢見る僕ら~」


オススメ度:★★★★☆


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No Age『Everything in Between』
 LAを中心に活動する二人組、No Age(ノー•エイジ)の2010年発表の3rdアルバム「Everything in Between」。2ndアルバム「Nouns」のブレイクで世界的に注目を集めましたが、それから二年、待望の3rdアルバムの登場です。

 今までのガレージ&パンクのイメージを裏切ることなく邁進しているのですが、本作ではギターを中心に、更に音響&シューゲイザー的なアプローチにまで、半数ぐらいの曲で挑戦して、明らかにもう一皮剥けそうな前兆に思えます。
 そちらの曲の完成度的には、まだまだな感じがしますが、オリジナルシューゲイザーのバンドたちのように、彼らの売りはノイズだけではないことがよく分かります。No Ageの演奏って衝動的とかノイズなどの分かりやすい部分に注目がいきますが、ポップなメロディが曲を牽引していくので、どんなに暴れている曲でも結果的に、耳に残るんですよね。本作も今まで以上に、色々と暴れていますがw、彼ららしいポップな曲が多くて、佳作だと思います。
 個人的には、アコースティックバージョンと言いますか、アコギ一本で弾き語るぐらいに曲を削ぎ落としたものも聴いてみたいです。
 
ベストトラック:♯2「Glitter」


オススメ度:★★★☆


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椿屋四重奏『孤独のカンパネラを鳴らせ』
 4人組から、本作から再びスリーピースに戻ってしまったロックバンド、椿屋四重奏、2010年発表の5thアルバム「孤独のカンパネラを鳴らせ」。 

 スリーピースに戻ってしまった訳ですが、このバンドのオリジナルメンバーはシンガソングライターであり、プロデューサーも兼ねるフロントマンの中田裕二しかいないので、実はあまり変化は見られません。前作と比較するとロックであることに縛られずにより歌謡曲であることに迷いがなくなったような印象を受けました。また、♯4「NIGHTLIFE」では、ラップにまで挑戦するとは思わなかったwシングルで先行した♯2「いばらのみち」のキャッチーさはもちろん、中田が得意とする十八番なバラード♯8「流星群」なども収録されており、押さえるところは押さえているバラエティに富んだアルバムだと思います。

 この「孤独のカンパネラを鳴らせ」は、今までの彼らと同じ艶やかやさとセクシーさをもった1枚だと思います。ただ、個人的にはロックと歌謡曲を行ききしているハイブリッドな感じ(危ういと言い換えても良いが)が椿屋四重奏の良さだと思っていたので、ちょっと落ち着いてしまった本作は少し肩すかしな感じがします。インディーズ時代から、かなり変化があったバンドだと思うのですが、相変わらず曲のクオリティだけは、落ちていない珍しいバンドです。

ベストトラック:♯2「いばらのみち」


オススメ度:★★★☆


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スピッツ『とげまる』
 日本を代表する4人組のロックバンド、スピッツ、2010年発表の13thアルバム「とげまる」。オリジナルアルバムとしては、前作から三年ぶりのひさびさのリリースとなります。

 シングルが5曲も入っているとか、アルバム収録曲の半数がタイアップ曲だとか、そんな周辺情報がどうでも良くなるぐらい、「スピッツ」印100パーセントなアルバムになっています。シングル曲以外も、シングルカットできそうなクオリティで、彼らがデビューから20年以上ファンに愛されている理由が分かる1枚です。アルバム冒頭の♯1「ビギナー」や♯4「恋する凡人」の新人バンドみたいな瑞々しさや白さは何だ?そして、ブレイクしてからは全くブレずに、誰にでも口ずさめるような阿呆みたいにポップな曲を書き続けているバンドなんて他にあるのか?当たり前のように、20年以上同じ4人のオリジナルメンバーでやってきて、マイペースだけど、ずっと活動を止めていない希有なバンド、スピッツ
 このアルバム「とげまる」は、カントリーやサーフロックには挑戦していますが、特に大きな発明があるわけではないです。ただ、いつものスピッツの世界を先に進めているだけです。よって安心して聴けるし、特にスピッツというバンドのことを知らなくても、メロディが自然に耳に入ります。

 アルバムタイトルの「とげまる」。非常にロックで彼ららしいタイトルだと思いました。丸いだけのバンドじゃないですからね。むしろ、今までも、とげのほうがその世界観には多かった気がします。最後に、♯4「恋する凡人」の結びの歌詞にヤラれました。それ歌っちゃ駄目だろって反則技に近いんだけど、それをマサムネの声でメロディに乗せちゃうとアリかなーと説得力を持ちます。日本語ロック、ポップスが好きな全ての人にオススメです。

ベストトラック:♯3「シロクマ」


オススメ度:★★★★


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OGRE YOU ASSHOLE『浮かれている人』
 長野県出身の4人組のOGRE YOU ASSHOLE(オウガ•ユー•アスホール)、2010年発表のミニアルバム「浮かれている人」。全5曲収録の一年ぶりの音源になります。

 もうタイトルだけで、オウガっぽいなと思ってしまったのですが(笑)、確かに今までの音源に比べて「浮かれている」のかw、陽性で浮遊感のある曲が多いです。そして、冒頭の♯1「バランス」から、今までの音源との違いを感じることになります。他の曲もそうですが、今までの音源に比べて音が綿密に配置されています。オウガの個性であり、売りになっていた部分って、USインディ直系な強烈なギターリフと出戸のハイトーンボーカルの二点が他のバンドと一線を画していたように個人的には思っていました。もちろん、リズム隊も悪くはないのですが、フロントの2人に比べると後ろに引き気味というか、印象が薄かったのです。それが、本作ではより4人の音がバンドっぽくバランス良く配置されているのです。ギターの音色自体も今までに比べて、練られています。
 かなりの変化だと思うので、これ自体は賛否分かれそうな気もしますが、オウガを初めて聴くリスナーは入りやすく間口が広がったように感じました。それにしても、全5曲メロウな曲が多くて最初はフックが弱いと思ったのですが、何度もリピートしているとジワジワときます。非常にこの人たちっぽい音源であるし、バンドが前に進んでいるのが分かる音源です。♯1「バランス」を試聴してみて、気に入ったら手に取ってみてください。

ベストトラック:♯1「バランス」


オススメ度:★★★☆


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ふくろうず『ごめんね』
 東京を中心に活動する男女混成4人組のバンド、ふくろうず、2010年発表の2ndアルバム「ごめんね」。 

 前作でデビューして、かなり鮮烈なイメージを残したふくろずですが、本作は9曲入りのフルアルバムということで、聴く前から期待が高まります。冒頭の♯1「ごめんね」から、ベタなぐらいのキラーチューンでノックアウトです。曲展開自体はありがちで予想できるのですが、ちゃんと期待通りのところに落とし込んでくれる親切なバンドって最近なかなかなかったと思うのですが、フロントマンの内田万里の書く曲って直球で期待通りの場所にきます。そして、歌詞も相変わらず削ぎ落とし過ぎなぐらい簡潔な言葉で投げてきます。それをこの舌ったらずな感じのボーカルが歌うのは、狙い過ぎというか、この声質はちょっと反則だと思う(笑)

 特に♯1「ごめんね」は、「ごめんね」を繰り返しながら、実は感謝の歌だったり、♯6「狂った夏がくる」の一節では、「死にたくないけど美しく生まれ変わりたい」と赤裸々にw歌ったり、アルバム最後の♯9「すばらしい世界」では、終わりすら肯定してみせたりと、陽性の詞と女性ならではの力強さを感じます。ふくろうず、ロック的でありながらも、Jポップとしても聴ける数少ないバンドだと思います。相対性理論のように捻りがあるわけではないけど、ここまでポップであることに迷いがないことが素晴らしいし、それ自体が今のシーンの中では、個性になりえると思います。

「正しいも正しくないも意味はないのさ 君はすてきだ!困った顔がよく似合う」(♯1「ごめんね」)

「安心だよ、いつかは全部終わるよ 誰にも平等に訪れるのさ 美しいフィナーレが!」(♯9「すばらしい世界」)

ベストトラック:♯1「ごめんね」


オススメ度:★★★★


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A Red Season Shade『Interiors』
 フランス、ニースで結成された五人組のポストロックバンド、A Red Season Shade(ア・レッド・シーズン・シェード)、2009年発表の2ndアルバム「Interiors」。

 前作でありそうでなかったポストロックを鳴らしていた彼らですが、本作では歌モノとしても聴けるようにメロディラインが強化されているように思います。帯やレーベルのキャッチコピーでも引き合いに出されていますが、MEWとシガーロス、M83が少々といった感じのミックス具合でセンスが良いです。ただ、KYTEなどに比べると個性と曲の爆発力がないのが惜しい感じがしました。それにしても、♯6「Le Ciel Est Blanc」の曲展開とか、MEWのブレイクした頃の未発表音源って言っても、分からないような気がしましたw
 甘美なメロディ、そしてちょっと陰のある感じと五人編成のバンドとは思えない壮大なアンサンブルなど、売りはいっぱいあるバンドなのですが、正直、先輩バンドとの優位点や圧倒的な個性が見いだせないのが残念です。MEWやKYTEが好きな人はチェックしてみても良いバンドかと思います。アルバム通した完成度自体は高いので、次作に期待したいです。

ベストトラック:♯1「Oimiakon」


オススメ度:★★★☆


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RiLF『Ferris Wheel』
 坂本龍一やソニック•ユースなどから高い評価を受けているインストバンド、Anoiceのメンバーとマトリョーシカのボーカル、、caluを中心に結成された男女混成七人組のバンド、RiLF(リルフ)、2010年発表のデビューアルバム「Ferris Whee」。

 マトリョーシカ譲りのあの幻想的なイメージが、更にAnoiceのメンバーたちの手を借り、壮大になっています。レディオヘッドとかモグワイとかを想像させるようなデジタルとアナログの手触りが巧く混在しているサウンドスケープです。そこをcaluの天性と言っていい透明感のあるボーカルが泳いでいきます。
 アルバム冒頭から、バイオリンが効果的に鳴り響き、それに曲自体が負けていないのが希有なことだと思います。ノイズのように響くリズム隊が、心音みたいに音全体を有機的に見せています。ただ、アルバム全体としては、ちょっと音が、マトリョーシカ寄りになり過ぎている気もします。もっと、Anoiceの音を持ってきたら、更に面白くなったのになーと個人的には思いました。あと、ほとんどのトラックが5分越えと曲が壮大になるにつれ、尺が長くなってしまっているので少し冗長な印象も受けました。まだ注目されているバンドではありませんが、デビューアルバムから、独自の世界観を展開していて高レベルでまとまっているので要注目です。

ベストトラック:♯4「Pray For The Piano」


オススメ度:★★★★


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