ブロック•パーティのギタリストであるラッセル•リサックが、女性シンガーであるミレーナ•マーフィスと組んだバンド、Pin Me Down(ピン•ミー•ダウン)による、2010年発表のデビューアルバム「Pin Me Down」。
80sを思い出させるようなキラキラとした、ちょっとなつかしい感じのダンスミュージックです。でも、ギターのリフや音色で、ブロック•パーティのあのギターだってまんま分かってしまうのが、流石だと思いますwラッセル君、芸がないというか、記名性が高すぎるディレイがかかったメロディアスなギターがボーカルに絡むように曲中で入ってきて、ブロック•パーティが好きな人ほどテンション上がるか、またはコアなファンは複雑な気分になるかのいずれでしょう。全体としては、強いメッセージ性というよりも、キーボードやギターが彩るポップスといった趣で、あまり考えずにノレる音楽なので、ブロック•パーティのファン以外でも聞きやすいかと思います。
それにしても、ブロック•パーティというバンドで、ラッセル•リサックがどれだけサウンドメイクのコアにいたかは、このアルバムを聴くとよく分かります。バンドだと彼のギターばかりが注目されますが、ギター以外のアレンジなども含めて、プロデューサーもこなせるようなバランスが良いプレイヤーなのだろうなーと思いました。このアルバムを聴いていると、ケリーの歌声とラッセルのギターの次の競演が楽しみになります。
ベストトラック:♯2「Treasure Hunter」
オススメ度:★★★★
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