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Ash『A-Z Vol.1』
 北アイルランド、ダウンパトリック出身のスリーピースのロックバンド、アッシュ、2010年発表の6thアルバム「A-Z Vol.1」。

 前作アルバムである「TwilightoftheInnocents」は、アッシュ節全開のシンフォニーなアルバムで隠れた名盤だと思っていたのですが、本作はそれから三年の沈黙を破り自主レーベルからリリースされた初のアルバムになります。また、アルバムフォーマットからの卒業的な意味合いももっていて、本作に収録された曲は二週間に一曲づつ発表していくという前代未聞の企画にも挑戦していて、相変わらず元気だなーと思いました(笑)そして、それをやり遂げてしまうのが、このバンドの凄いところだと思います。
 全てシングルクオリティかつ、出来たものを間を置かずにリスナーに届けたいという想いが込められた配信形式ですが、本作に収録された曲は今までのアルバムの中で一番混沌としているというか、ジャンルも振り切れていて、かなり冒険していると思います。ギターロックという彼らのデビュー以来の得意とするカテゴリーからエレクトロニカっぽい打ち込みナンバーまでアッシュらしいポップなメロディラインで繋がっています。特に、♯1「Return Of White Rabbit」、♯2「True Love 1980」、♯10「Neon」、♯13「Dionysian Urge」の四曲がこれぞ、アッシュのシングルというべき出来です。ただそれ以外の曲は、シングルとして通用するかというとやはり力不足な感じも受けました。前作「TwilightoftheInnocents」はアルバムとして完成度がかなり高かったので、本作にその路線を期待したファンは肩すかしかもしれません。
 デジタル配信を基軸とした身軽なリリース形式をとった初のアルバムであり、他アーティストと比較しても興味深い形式だと思いました。このアルバムは、タイトル通り、Vol.1なので後半のVol.2にどんな曲をもってくるか含めて楽しみです。

ベストトラック:♯2「True Love 1980」


オススメ度:★★★☆


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Foals『Total Life Forever』
 オックスフォードを中心に結成された五人組のFoals(フォールズ)、2010年発表の2ndアルバム「Total Life Forever」。

 前作「Antidotes」で一気にブレイクし、マス•ロックを牽引するバンドとして期待されている彼らに次の一手はどうなるのか?かなり気になります。前作で、ミニマルなリズムトラックと忙しなく鳴り続けるギターが画期的でしたが、本作ではそれらをほぼ封印する形で曲を作っています。今までの曲が突発的で、リスナーに対して刺激を与えるのを目的としていなら、本作は聴き込むことを主題にしているようで内省的で、全く別バンドの音源のようでもあります。まず、このアルバム収録の♯5「Spanish Sahara」を聴けば分かると思いますが、何より、間を大切していて、リズムとギターリフで押し切るような強引さが消えました。全体のバランスを考えて音が鳴らされていて、フォールズ、実は普通な曲も完成度が高いものが作れたんだって、素直に驚かされました。アルバムジャケット通りの音と言いましょうか。

 フォールズの前作を聴いている人ほど、この「Total Life Forever」は一瞬耳を疑うと思います。それにしても、前作のひたすらリズムトラックで快楽を追求することも彼らなら出来ただろうに、ブレイクした後に冒険に出たことが素直に良いなって思います。ユーザーの予想を裏切りつつ、クオリティは裏切ってません。アルバム1枚を通して、スルメ盤なのですが、♯5「Spanish Sahara」、♯6「This Orient」が特に中毒性が高いトラックなので、聴いてみてください。

ベストトラック:♯5「Spanish Sahara」


オススメ度:★★★★


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テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽


MASS OF THE FERMENTING DREGS『ゼロコンマ、色とりどりの世界』
 神戸出身の男女混成スリーピースのMASS OF THE FERMENTING DREGS(マス オブ ザ ファーメンティング ドレッグス)、2010年発表のメジャーデビューアルバム「ゼロコンマ、色とりどりの世界」。

 メジャーに移籍しても、マスドレの爆発力は全く落ちていません。ノイジーな轟音ギターとそれを支えるように寄り添うリズム隊。スリーピースの衝動が巧くパッケージされています。ただ初のフルアルバムということもあり、今までのようにミニアルバム的な疾走感を期待すると物足りない人もいるかもしれません。尺が長い分、中盤辺りで少しだれる感じがしました。あと、インディーズ時代と比べて、ミックスによって、ボーカルの音量があがってより聴きやすく音も整理されています。破壊衝動剥き出しな歌詞もw、より前向きになったような印象を受けるので、ガールズロック的な打ち出し方を全面にもってきてレーベル側が展開すると、マイナーなオルタナティブバンドから脱皮するかもしれません。今までで一番ポップな曲が詰まっているアルバムなので、今後にも期待できそうです。

「大きな声で君を呼ぶんだ ひとりぼっちにならないように
飛び出せばほら 待っているんだ 色とりどりの世界」(♯1「ゼロコンマ、色とりどりの世界」)

ベストトラック:♯1「ゼロコンマ、色とりどりの世界」


オススメ度:★★★☆


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テーマ:邦楽 - ジャンル:音楽


Pin Me Down『Pin Me Down』
 ブロック•パーティのギタリストであるラッセル•リサックが、女性シンガーであるミレーナ•マーフィスと組んだバンド、Pin Me Down(ピン•ミー•ダウン)による、2010年発表のデビューアルバム「Pin Me Down」。

 80sを思い出させるようなキラキラとした、ちょっとなつかしい感じのダンスミュージックです。でも、ギターのリフや音色で、ブロック•パーティのあのギターだってまんま分かってしまうのが、流石だと思いますwラッセル君、芸がないというか、記名性が高すぎるディレイがかかったメロディアスなギターがボーカルに絡むように曲中で入ってきて、ブロック•パーティが好きな人ほどテンション上がるか、またはコアなファンは複雑な気分になるかのいずれでしょう。全体としては、強いメッセージ性というよりも、キーボードやギターが彩るポップスといった趣で、あまり考えずにノレる音楽なので、ブロック•パーティのファン以外でも聞きやすいかと思います。

 それにしても、ブロック•パーティというバンドで、ラッセル•リサックがどれだけサウンドメイクのコアにいたかは、このアルバムを聴くとよく分かります。バンドだと彼のギターばかりが注目されますが、ギター以外のアレンジなども含めて、プロデューサーもこなせるようなバランスが良いプレイヤーなのだろうなーと思いました。このアルバムを聴いていると、ケリーの歌声とラッセルのギターの次の競演が楽しみになります。

ベストトラック:♯2「Treasure Hunter」


オススメ度:★★★★


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BOOM BOOM SATELLITES『TO THE LOVELESS』
 川島道行と中野雅之によるビッグ•ビートユニットである、BOOM BOOM SATELLITES(ブンブンサテライツ)、2010年発表の7thアルバム「TO THE LOVELESS」。

 オリジナルアルバムとしては、二年半ぶりのリリースとなります。バンド史上、今までで最長の70分尺という気合いもさることながら、圧倒的な完成度だと思います。ベスト盤をリリースした直後に本作をリリースしているのですが、ベスト盤から、連続で聴くとブンブンサテライツがデビュー時から一貫して目指している音がブレていないことが分かります。時代より先を行き過ぎたのがやっと、時代が追いついてきたとでも言えばいいか。
 このマイブラのオマージュと思われるジャケットと「TO THE LOVELESS」というタイトル通り、現代の愛無き人々たちへ(音楽シーンへ)食らわす、緻密なエレクトリックロック。ジャケットやライナーのデザインなど、音以外のアルバム周りも一貫して統一されたイメージでひさびさに日本のアーティストでカッコいいです。
 今までフロア寄りに振った時とロック寄りに舵を切った時、ほど良い具合で融合しているのが本作だと思います。その分、エッジがなくなったとか、ポップになって媚びているなどの批判をする人が出て来るかもしれないけど、こんな孤高の音を鳴らし続けているバンドって、ブンブンサテライツ以外に他にあるのか?って聞きたくなります。前半は疾走感、後半はメロウで輪郭が融けているようなイメージの曲が固められています。特に♯1「BACK ON MY FEET」~♯3「LOCK ME OUT」の流れが圧巻です。そして、♯10「STAY」からクールダウンしていきます。DL時代の音楽シーンにおいて、アルバムを1枚通して聴くことの意味を再びリスナーに考えさせる作品であると思います。

ベストトラック:♯1「BACK ON MY FEET」


オススメ度:★★★★☆


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Kele『The Boxer』
 ブロック•パーティのボーカルであるケリー•オケレケの2010年発表のソロデビューアルバム「The Boxer」。

 プロデューサーは、ザ・キルズで名前をあげたトリプル・エクスチェンジになります。バンド休止中に衝動的に完成させたアルバムとしてはレベルが高いのですが、ブロック•パーティ活動休止直前のようなビート主体のクラブミュージックになっています。本人がドラムマシンでビートから作り出したと言っているように、バンドというより打ち込みを前提とした音作りで、ブロック•パーティでのラッセルとの曲作りの役割がこのアルバムを聴いてスッキリしたように思いました。アルバム1枚通して聴くと少し中だるみする気がして、ブロック•パーティ的なブリットポップなメロディやバンドアンサンブルを期待しているユーザーは少し期待ハズレかもしれません。ビートに凝るなら、もう少し変拍子とか、音響などのバリエーションを考えて欲しかったなーと思いました。

 ジャケットはケリー君、本人なのですが、ここまでナルシスティック&マッチョイズム全開なジャケットはひさびさですwバンド活動休止とともにキックボクシングを習い始めたから、タイトルなどもそれを誇示したかっただけなんじゃないかなーという気もします。

ベストトラック:♯3「Tenderoni」


オススメ度:★★★☆


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オワリカラ『ドアたち』
 東京を中心に活動する、4人組のロックバンド、オワリカラ、2010年発表のデビューアルバム「ドアたち」。

 事前の情報がほぼ皆無で、1枚通して聴いてみたのですが、かなりテクニカルなサイケロックバンドです。たぶん、タイトルはアートロックバンド、ドアーズを文字ってるのかな?演奏はデビューまでにかなりの本数のライブをこなしたのか、新人の割にしっかりしていて、適度にグルーブ感があって好感です。こんだけ、剥き出しでアクの強いロックを鳴らしているのは、ひさびさなんじゃないかな。リフの使い方と音数の絞り方が、ここ2~3年のバンドだとSuiseiNoboAzやマヒルノなどを思い浮かべました。ボーカルの歌い方とか熱を帯びた感じが、スパルタローカルズ辺りが好きな人もいけると思います。
 もう少し踊れるようなキラーチューンがあると一気に化けるんじゃないかな。1枚目から♯1「ドアたち」、♯6「ロンググッパイ」、♯10「ビート」、♯11「砂場」辺りが完成度が高くてやりたい方向性がしっかりしていて、カッコいいです。個人的には、♯6「ロンググッパイ」が他曲と違ってブルース寄りに舵を切っていて、このバンドの幅の広さを感じさせます。このボーカルの声ならでは名曲♪是非、このデビューアルバムの路線で一回り大きなものを次も作って欲しいなーと思います。クセがあるけど、今年デビューの新人ロックバンドの中では、オススメです。

ベストトラック:♯1「ドアたち」


オススメ度:★★★★


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Predawn『手のなかの鳥』
 女性シンガーソングライター、清水美和子によるソロユニットであるPredawn(プリドーン)、2010年発表のデビューミニアルバム「手のなかの鳥」。

 和製ノラ•ジョーンズとか(一体、何人和製ノラが出てくるのかw)そんな評もあったシンガーソングライターですが、非邦楽な空気感とフォーキーな音が好きな人には確実にヒットするかと思います。全7曲、20分があっという間です。優しい声とギターの弾き語りと音としては最小限なのですが、ハンドメイド(オーガニック)な空気が感じられて、この人の作る音楽にはぴったりだと思いました。
 ただ、デビューアルバムとはいえ、Predawnならではの個性がないことが残念です。このメロディで英語で歌ってしまうと、洋楽のフィールドと比較されるのは覚悟の上だと思うのですが、世界レベルだとまだまだかなーという気がします。良曲はあっても、キラーチューンがないのが残念です。あと、この種のボーカルスタイルの場合、日本語で歌ったら、聴きにくくなってしまいそうな気がしますが、日本語だとどんな感じに化けるのかも聴いてみたいです。
 この類の音の先輩で、最近だとメレディス・ゴドルーのユニットであるグレゴリー&ザ•ホークが「Moenie & Kitchi」という素晴らしいアルバムを発表していましたが、あれぐらい圧倒するものが欲しいです。まだ、デビューアルバムということなので、次の音源に期待したいです。

ベストトラック:♯3「Suddenly」


オススメ度:★★★☆


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The Coral『The Coral』
 リヴァプール出身の六人組のロックバンド、The Coral(ザ•コーラル)、2002年発表のデビューアルバム「The Coral」。

 スパニッシュギターやら黒人音楽への接近、ラーズみたいなリヴァプール発ロックバンドの良質なメロディetc、色んな要素が詰め込まれたデビューアルバムである。60s的な懐かしい音なんだけど、よく聴いてみると雑食でありそうでなかった少しサイケ寄りの音を鳴らしているバンドだ。歌詞や楽器単位のフレーズに目新しいものはないんだけど、デビューアルバムとは思えない貫禄と不思議な空気感を感じます。 

 ザ•コーラルは、ザ•ミュージックなどが当時ブレイクしていて、グルーヴ寄りのバンドがもてはやされるUKのロックシーンの中で、メロディ回帰という基本にかえったバンドの代表格でした。口ずさめるような良い曲を書くってのは、リヴァプール発のバンドの伝統なんだけど、それを二十歳そこそこの若者が当たり前のように演っちゃうってのが痛快だった記憶があります。
 次のアルバムから更に彼らは化けるんだけど、デビューアルバムから、ザ•コーラルは面白いバンドでしたという記念碑的なアルバムだと思います。コーラスワーク的にはまだまだなんだけど、色々な部分に今後の要素が見え隠れしているので是非聴いてみてください。

ベストトラック:♯4「Dreaming Of You」


オススメ度:★★★☆


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KT Tunstall『Eye To The Telescope』
 スコットランド出身の女性シンガーソングライター、KT Tunstall、2004年発表ののデビューアルバム「Eye To The Telescope」。

 ひさびさにポップロックの畑に出てきた新人女性シンガーソングライターですが、アコースティックギターを片手にループペダルを使いリズムトラックを作って1人で演奏したり、ちょっとかすれたハスキーな歌声だったりと色んな部分で他の新人アーティストと変わっています。でも、メロディ自体は、普遍的でポップで聴きやすいです。

 プロデューサーなら、たくさん音を入れたくなりそうな感じもしますが、そこをとどまったスティーヴ•オズボーンは(U2、ニューオーダー、スウェードetc)流石の仕事だと思います。KT Tunstallの声とギターを巧く活かして、1枚通して、フォーキーなアルバムになっています。特に♯6「Silent Sea」とか新人とは思えないぐらいどっしりとした歌の存在感で素晴らしいです。あとは、映画のテーマソングにもなった♯9「Suddenly I See」と♯4「Black Horse and the Cherry Tree」が別格だと思いました。その他の曲も憂いを帯びた曲が多く、デビューアルバムからしっかりした世界観を感じることができます。あまり聴く人を選ばないアルバムなので、オススメです。

ベストトラック:♯9「Suddenly I See」
http://www.youtube.com/watch?v=9AEoUa0Hlso

オススメ度:★★★★


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My Chemical Romance『Live And Rare』
 アメリカを代表するエモバンドとなった4人組のロックバンド「マイ•ケミカル•ロマンス」の出世作である3rdアルバム「The Black Parade」のツアーに伴って出された、2007年発表の日本独自企画盤「Live And Rare」。

 ライブから5曲収録+未発表曲2曲の計7曲の収録になります。ライブ音源のほう期待して買う人も多いかと思いますが、バンドが自分たちの曲にまだ追いついていない感じがしました。特にボーカルがスタジオ音源ほど、高音が出ていないし、ギターが不安定な印象を受けます。アルバム「The Black Parade」自体は、彼らが今まで出した音源で最高の出来だっただけに、残念です。まだまだ演奏レベルは上がっていくのでしょうが、ブレイクするのが早過ぎたのかもしれません。「The Black Parade」のツアーなのに、リードトラックである「Welcome To The Black Parade」入ってないのが不思議……演奏の難易度の問題なのか、あえて入れなかったのかその辺りはよく分かりませんが、このライブ音源を聴いていて前者のような気がしてしまいますw一番盛り上げるだろう曲が入ってないのは、不可解ですし。
 残り二曲の未発表曲ですが、この曲目当てに買うのは、ファンじゃなければ止めたほうが良いかと思いました。少なくとも、アルバム収録曲と同じクオリティではないです。

ベストトラック:♯5「Mama」


オススメ度:★★★


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Manic Street Preachers『Lifeblood 』
 イギリスを代表するスリーピースのロックバンド、マニック・ストリート・プリーチャーズ 、2004年発表の7thアルバム「Lifeblood」。

 プロデューサーに、デヴィッド・ボウイやTREXなどを手がけるトニー・ヴィスコンティを指名したことでも話題になりましたが、収録されたのは♯7「Emily」、♯10「Solitude Sometimes Is」、♯12「Cardiff Afterlife」三曲のみで
、他はスーパー•ファーリー•アニマルズなどの仕事で知られる全てグレッグ•へイヴァーが手がけています。実質、トニー・ヴィスコンティの狙いが失敗したと言っていいと思います。
 アルバム全体としては、ベスト盤発表直後だということもあり、自分たちの歴史の総括が終ったのか、肩の荷が降りたかのような印象を受けます。ミドルテンポの曲が多く、ジェームスがいつもより優しく語りかけるよう歌っています。あまり声を張り上げるような曲がなく音的にはスカスカなので、物足りない人も多いかと思いますが、地味に良い曲が多いです。また、ニッキーの詞も、相変わらずシニカルで政治的なことを風刺した時の切れ味が戻ってきた感じがします。音的には80年代的な音作りではありつつも、古い感じがしません。きっと、トニー・ヴィスコンティ自体はシンフォニックな音にしたかったのかもしれないけど、この枯れた感じは色んな危機を乗り越えて、15年を超えて活動しているマニックスしか出せないんだろうなーと思いました。派手さやフックのあるずば抜けた曲がある訳ではないので、この「Lifeblood」は他のアルバムより地味ですが、じわじわとくるアルバムになっています。

ベストトラック:♯2「The Love Of Richard Nixon」
http://www.youtube.com/watch?v=xw_FXIdUMqM&feature=related

オススメ度:★★★☆


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ビジュアル系ロックとオリジナルメタルへの回帰
 X JAPANやらLUNA SEAやら90年代を賑わしたビジュアル系バンドがここ2~3年再結成やら再始動していて、三十代以上の全盛期の時に聴いていた層を喜ばせているのですが、今更感と商売臭さを感じているロックファンも多いかと思います。
 まず、彼らがなぜ今更再始動することにしたのかは、ソロで売れなくて金銭的に困っていたたからや、再結成のオファーが来たからとか色々と理由はあると思うのです。でも、一番の理由は「ビジュアル系」や「ジャパニーズ文化」が海外的にもてはやされたために、海外展開を狙うために、バンド的にもレーベル的にも利害関係が一致したというのが一番なのではないでしょうか。後輩バンドであるDir en grey(ディルアングレイ)やD'espairsRay(ディスパーズレイ)などのメタルやラウドロック寄りの音を鳴らしているかバンドがかなりの人気を誇っていることからも、今まで海外進出を野望にしていた前世代が動き出したという見方も出来ます。でも、それって、どこのDEAD ENDだよ、GASTUNKだよって感じもするのですが、44MAGNUM辺りが聴かれなくなった世代のプレイヤーがメタルに回帰していることが興味深いです。

 ビジュアル系という括り自体も、メタルやハードコア系のものが音だけでファン層が絞られてしまうために、その頃の反体制の象徴の化粧や金髪、モヒカンetc、世間に注目されるために、女性ファンの獲得のために本人たちやレコード会社が考えたマーケティング上の戦略だったのです。それを見た次の世代のバンド、X JAPANやらLUNA SEA、GLAY、L'Arc~en~Cielなどが更に洗練させて、女装に近い中性的なイメージに洗練させることに成功します。この世代から、デヴィッド・ボウイ、T.Rexなどのグラムロックとは別のカラーを打ち出していきます。そうして、今の00年代以降のビジュアル系イメージが固定化します。ここで、ビジュアル系と定義されるバンドは、メンバーが男性である、いわゆるビジュアルメイクをしているという部分に限定され、音の部分はほとんど縛りは、ほぼなくなりました。ビジュアル部分さえクリアすれば、歌謡曲を歌っても、ロックであっても、ハードコア、メタルなど、ほぼ何でもアリです。日本で言うとピンク映画的な表現が自由なアングラシーンが音楽業界の片隅に出現することになります。それが海外で注目され、国内でも注目を集めます。
 ところが、本当の意味で注目や人気を集めたのは、上記したようなメタルやラウドロック寄りの音を鳴らすバンドに限られていました。この辺りのジャンルだとマリリン•マンソンなどの異端もいるのですが、基本的にはマッチョイズムがベースにあって、ビジュアル的には筋肉信仰的な、技術的には高速タッピングやら、スピード狂的なイメージで要は体育会系的なノリで男性的です。そこに、中性的なビジュアル表現、繊細な曲展開などを持ち込んだ、Dir en greyやD'espairsRayが目立ったことは容易に想像できることでしょう。そんな中で、ビジュアル系の元祖的な44MAGNUM、DEAD END、GASTUNKみたいな面々が新たな野望を胸に活動を再開しました。演奏技術的にもしっかりしているバンドですが、今回は後輩たちから、受け取ったバトンをどうするのか?三世代のビジュアル系バンドは同時に活動を始めるという、ビジュアル系戦国時代が10年代のシーンなのです。

◆Dir en grey「Red Soil」




◆DEAD END「Princess」




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The Coral『Butterfly House』
 マージーサイド出身で本作から、五人組になったロックバンド、The Coral(ザ•コーラル)、2010年発表の6thアルバム「Butterfly House」。

 ビル•ライダーが脱退してから、初めてのアルバムであり、ベスト盤発表の後のバンド活動休止から、復帰第一作目となります。プロデューサーは、ジョン・レッキーが指名されました。
 完全に吹っ切れて、バンドの第二期に入ったというか、アルバムを一度聴いただけで、次の場所に行ってしまったのが分かるサウンドです。ここ数年の陰のある感じが、サイケな方向に舵を切られていて、バンドの一体感も上がっています。まるで、デビューアルバムのような瑞々しさです。特に、このザ•コーラルってバンドはデビュー時からそうなのですが、コーラスワークが抜群に巧いです。最近、フリーフォーク方面を除いて、ハーモニーで勝負できるようなバンドは、イギリスだとあまり見かけないタイプになった気がします。本作を聴いて思い出したのは60年代のバンドとか、バーズとかその辺りです。

 本作「Butterfly House」は、アルバム全体としてカラーがはっきりしているのですが、キラーチューンというよりアルバムと通して聴いて欲しい。要は、地味ですwでも、スルメ盤になっていると思います。何度聴いても飽きないし、聴くごとに色々な発見のあるアルバムです。こんな良心的なバンドがちゃんとシーンの第一線で生き残って復帰してくるところが、イギリスのロックの懐の広さなんですよね。ザ•コーラルってバンドの良さが改めて分かるアルバムです。


ベストトラック:♯10「1000 Years」


オススメ度:★★★★☆


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She, Sir『Ev'ry Thing In Paris』
 オースティン出身のスリーピースのギターロックバンド、She, Sir(シー•サー)、2010年発表の日本企画盤「Ev'ry Thing In Paris」。元は、本国で2006年に発表された音源を編集した企画盤になります。元くるりのドラマーである、クリストファー•マグワイアがサポートしたことで、日本でも耳の早いリスナーの間で話題になりました。

 リンゴデススターと同じ出身のシューゲイザーバンドということで期待が膨らみますが、期待を裏切らない浮遊感です。90sのクリエイション直系のギターポップみたいな軽さと脱力感がクセになりそうな感じです。はかないメロディラインとそれを邪魔するように鳴るダウナーな感じのドラムがポコポコなっている感じに違和感を覚えますが、曲が進んでいくうちにそれが病みつきになりそうなぐらいのサイケデリックを生み出します。一聴すると他のシューゲイザーバンドと同じように聴こえロウファイな感じの録音に思えますが、ヘッドフォンで聴くとジワジワと浸食していく感じが素晴らしい。

 まだまだShe, Sirは、知られていないバンドだとは思いますが、中毒性の高いシューゲイザー&ドリームポップバンドなのでオススメです。でも、ブレイクするというより、熱いシューゲイザーファンからの支持を受けそうな感じです(笑)

ベストトラック:♯9「It's My Way Of Staying Connected」


オススメ度:★★★★


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