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聴いてる音楽とかオススメとか、時々は日常とか気ままに綴ってゆく。雑文読んでくれた人で、何か引っかかるものがあれば幸いです。
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The Streets『Everything Is Borrowed』
 バーミンガム出身のラッパー、マイク•スキナーのソロユニットThe Streets(ザ•ストリーツ)の2008年発表の4thアルバム「Everything Is Borrowed」。

 UKガレージの最も重要バンドとか、イギリス版エミネムなどと言われてきた、ヒップホップバンドですが、本作では今までの喧噪や悪ガキ的なイメージを裏切るようなポジティブなアルバムになっています。00年代後半から、既に10年代頭を先取りするかのような祝祭感が素晴らしいと思います。そして、しっかり韻を踏みつつ、日常に根ざした歌詞など今までのThe Streetsの評価されてきた部分も継承しています。
 それにしても、あまりにイギリス的ではないけど、突然変異な感じが良いですよね。UK的な歌メロと、ちょっとシニカルな感じがたまりません。特にアルバム冒頭である♯1「Everything Is Borrowed」から、♯3「I Love You More (Than You Like Me)」までの流れがたまりません。やはりマイク•スキナーは本物だったなーと改めて思わせてくれたアルバムです。畑は違えど、アークティック•モンキーズやハード•ファイ辺りはこの人から相当影響を受けてると思います。ヒップホップが嫌いでなければ、オススメです。

「I came to this world with nothing(何も持たず、この世に生まれ落ちた)
and I leave with nothing but love(そして、愛だけを手に僕はこの世界から去っていく)
everything else is just borrowed(それ以外の全ては、借り物に過ぎない)」
(♯1「Everything Is Borrowed」)

ベストトラック:♯1「Everything Is Borrowed」


オススメ度:★★★★


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Spangle Call Lilli Line『VIEW』
 日本発の音響系スリーピースのSpangle Call Lilli Line(スパングル・コール・リリ・ライン)。2010年発表の8thアルバム「VIEW」。

 本作は、相対性理論の永井聖一プロデュースであるシングル「dreamer」のリリース後というかなりバンド自体が注目を集めている中でのリリースとなりました。代表作を手がけたROVOの益子樹をプロデューサーにひさびさに迎えて制作されました。
 プロデューサー的に原点回帰のイメージが強いのですが、♯1「eye」から、かなりモードが切り替わったことが分かります。流石に12年も活動していると本人たちもファンも、バンドのイメージが固まってくるのですが、今回はかなり疾走感を意識しているように感じます。今までのSpangle Call Lilli Lineだと、メロウな雰囲気と透明感のあるボーカルと浮遊感が売りだったように感じていたのですが、それに加える形でテンポアップによる疾走感を手に入れています。♯1「eye」が一番顕著なトラックです。
 歌詞は相変わらず、歌詞カードを見ないと日本語だと分からないような歌い方で既存のファンは安心して聴けますwこのアルバムリリース前に永井聖一と組んでシングルをリリースしたことによる刺激があったのかなーと感じを覚えるアルバムです。今までのスパングルのイメージを大切にしつつ、新しい場所に一歩踏み出しました。

「スパイスには有効に 経度の遠くに 大切に向かう 意味だけ張り合う
金字塔の音に信じている事は一つ 解いていくの たまには思いめぐらして」(♯1「eye」)

ベストトラック:♯1「eye」


オススメ度:★★★★


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Hooray For Earth『Momo』
 ブルックリンを中心に活動しているHooray For Earth(フーレイ•フォー•アース)、2010年発表の6曲入りのEP「Momo」。

 音のカテゴライズとしては、シューゲイザーバンドとなると思うのですが、キラキラした感じのサウンドでドリーミーポップと言ったほうがしっくりくるかもしれません。このバンドは、ヴァンパイア•ウィークエンドやドラムスなどの今のアッパーなサウンドの流れに乗れそうなバンドだと思いました。
 ブルックリンのバンドだとSchool Of Seven Bellsが一番近いと思います。また、マグネティックフィールズ辺りが好きな人も、きっとハマります。チープな80年代仕様なシンセとタイトに斬り込んで来るギターのカッティング、ヤケにスケール感の大きなフリート•フォクシーズみたいなコーラスワーク……このバンドには色んな要素があり、ちょっとイロモノっぽい感じもするのですが、かなり聴いていて面白いです。シューゲイザーというと暗いバンドというイメージがあったのですが、最近のバンドは暗い方向にノイズを使わないのが、少しづつ広がっていて、自由で良いなーと感じます。シューゲイザーバンドを始めるというよりも、自分がイメージしている音に近づけるために、ギターノイズを使う必要があったから、鳴らしているだけという割り切った印象を受けます。

 ただ、今回のEPは、全6曲ともにアッパーな感じの曲ばかりだったので、バンドの他の側面も聴いてみたいなーと思いました。まだ、Hooray For Earthは、日本だとマイナーなバンドかもしれませんが、注目しておいても良いバンドです。

ベストトラック:♯1「Surrounded By Your Friends」


オススメ度:★★★★


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9mm Parabellum Bullet『Revolutionary』
 神奈川を中心に結成された4人組ロックバンド、9mm Parabellum Bullet(キューミリ・パラベラム・バレット)、2010 年発表の3rdアルバム「Revolutionary」。

 残響レコードからデビューしたバンドでは過去最大級の売れっ子バンドになったと思われる9mm Parabellum Bullet、初のセルフプロデュースとなる本作は、武道館ワンマンライブ、シングル発表などを経て、発表されました。メジャー三作目なのに、相変わらずテンション高いです。前作「VAMPIRE」が、そろそろネタ切れかなーという感じがしたのですが、本作ではシングルそのままにテンションが戻ってきています。
 スラッシュメタルかよってギターフレーズが連続で決まり、ボトムを支えるリズム隊も、地味に良い仕事をしている。そこに、いつも通りの管原の真っすぐな声がに乗っかるといつもの9mmになる。音的には変拍子の連続やら、歌謡曲っぽいもの、メロコアなどもあるが、それらを全てごった煮にして、吐き出すから、この人たちは鳴らす音は、いつもスリリングで混沌としている。本人たちがどこまで自覚的か分からないが、より歌謡曲に歌メロが接近してきています。今までで一番ポップなメロディの曲が揃っているアルバムなんだけど、ちょっとヤリ過ぎな感じも受けました。ポピュラリティを狙ったんだけど、裏目に出て、ダサくなったってこと感じか。インディーズ時代のザクザクした感じのロックが聴きたい人にとっては、我慢ならないアルバムだと思います。個人的には、ちゃんとプロデューサーがいる時のほうが、混沌とした音を巧く整理して格好良く聴かせてくれただろうに、本作は、もったいないなーと思いました。

ベストトラック:♯4「The Revolutionary」
http://www.youtube.com/watch?v=o08M943JvPc

オススメ度:★★★☆


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山中さわお『DISCHARGE』
 北海道出身であるピロウズのフロントマンである山中さわお、2010年発表のソロデビューアルバム「DISCHARGE」。

 エルレガーデンの高橋、チャットモンチーの福岡、ピロウズのサポートベースである鈴木など、脇をかなり手堅いメンバーで固めてきています。そして、ピロウズとの一番の違いは全編、山中さわお1人でギターを弾ききり、全て英語詞で、プロデューサーも手がけていることです。音はピロウズほどバンドサウンドになっていないのですが、メロディ自体がオルタナかつUSインディな感じで根っから、捻れてます(笑)
 ストレンジカメレオン歌ってた人とは思えないぐらい、歌詞は少し大人になったのかなーということを思わせる一節も。全編メロウな感じの曲が多いのですが、わざわざ英語詞を乗せなくても良かったんじゃないなのかなーという気もしました。このアルバムは、山中さわおのソロアルバムであり、ピロウズの曲のアウトテイクではないので、ピロウズ的なものを期待するとガッカリするリスナーもいるかもしれません。でも、曲の品質は全く落ちていないので、さわおのソングライターとしての好調っぷりが分かる音源ではないでしょうか。オルタナロックの雄であるピロウズのフロントマンが、個人的な音を好き勝手に鳴らしている感じが微笑ましいアルバムです。

「僕は最近改めて音楽が好きだ それは素晴らしいオモチャで 美しい遊び」(♯3「DAWN SPEECH」日本語訳)

ベストトラック:♯3「DAWN SPEECH」


オススメ度:★★★★


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Caucus『Going For A Lonesome Dream』
 男女混成五人組の、シューゲイザーバンド、Caucus(コーカス)、2010年発表のEP「Going For A Lonesome Dream」。

 フロントマンの柳川と川上は最近はシューゲイザーの大御所、ルミナスオレンジのサポートとしても活動しています。また、Caucusとしても、海外のフェスへの参加やPains of Being Pure At Heartなどと対バンして、活動が序々に軌道に乗ってきたこの時期にリリースされる本作ですが、これは地味ながらもかなり完成度が高いので全6曲があっという間です。ヘロヘロな感じの柳川の線の細いボーカルと凛としたギターが重なっていき、少しずつ曲を盛り上げていく。正しいシューゲイザーバンドのあり方があるとしたら、こんなバンドじゃなかろうかと思う。Caucusは、英語詞だし、音的にも非邦楽な音であるのだけど、世界を指向しやすい音作りです。Pains of Being Pure At Heartと少し重なるような蒼いメロディと、キラキラした音。今後の活躍が期待できそうな、若手シューゲイザーバンドだと思います。新しいシューゲイザーバンドを探している人には、必ず聴いて欲しいバンドです。

ベストトラック:♯1「Modern Boy」


オススメ度:★★★★


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Adele『19』
 サウス•ロンドン出身の女性シンガーソングライター、Adele(アデル)、2008年発表のデビューアルバム「19」。

 トム・ヨークやホワイト・ストライプスが所属しているXLレコーディングスからデビューするということで音楽マニアの間でも話題になりました。19歳とは思えないぐらい、スモーキーな声とメロウな感じがたまりません。ちょっと、ノラ•ジョーンズっぽいかなーとも思いつつ、ソングライターとしても変に老獪な感じして(笑)、本当に新人なのか?と疑問に思わずにいられない才能です。スモーキーな声とソウルフルな歌い回しが素敵です。また、最近の新人はビジュアルも整っているアーティストが多い中で、包容力のある声にとどまらず、体型も包容力があってw、デビュー時から大物っぽさを醸しています。
 ただ、アデルは、いきなりブレイクしてしまったので、正直、歌は巧いんだけど歌う必然性というか、強い意思が感じられないのが残念です。歌い方なども先輩アーティストをなぞっているだけな感じがして、シーンでの自分の立ち位置を見つけられない印象を受けました。でも、実績として、イギリス本国のチャートでも一位を獲得した本作は、音楽マニアに留まらず、聴きやすいアルバムだと思います。

ベストトラック:♯3「Chasing Pavements」


オススメ度:★★★☆


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七尾旅人『billion voices』
 根強い人気を誇る孤高の男性シンガーソングライター、七尾旅人、2010年発表の5thアルバム「billion voices」。

 三枚組の問題作「911 Fantasia」から三年、七尾旅人の新作が聴けること自体がなかなか奇跡的な出来事な気がします。前作「911 Fantasia」で彼が訴えたい事を歌劇調に三時間という聴く側以上に、表現者が消耗しそうな気がするアルバムでしたが、その音楽に対する真摯な姿勢がシーンに与えた影響力は計り知れないです。でも、訴える意思の強さがカラ回っているというか、歌モノ的なものを期待していた古くからのファンは非常に憔悴&ガッカリなアルバムだったと思います。受け手をあれほど選ぶアルバムも少ないのではないでしょうか。

 本作もあの路線か?それとも先行した「Rollin' Rollin'」のようなコラボ曲だらけになるのか?聴いてみるまで謎でしたが、後者に近いアプローチが取られています。Salyuやら、ドリアンなどなどシーンの猛者たちが曲によっては組みつつ、1人の弾き語りっぽい曲もあったりとなかなかに混沌とした内容のアルバムです。エレクトロポップっぽいアプローチの♯4「検索少年」や即興のジャズっぽい♯6「BAD BAD SWING!」、ソウルっぽいストレートなバラード♯10「どんどん季節は流れて」などなどポップな部分も戻ってきているのですが、それらがコラボアーティストの個性が強い曲が多いです。それ以外は、♯2「I Wanna Be A Rock Star」、♯8「あたりは真っ暗闇」、♯12「1979、東京」などなどメッセージが強く重いです。3rdアルバムである「ひきがたり・ものがたり Vol.1 蜂雀 」の七尾旅人の規定路線と言えばいいでしょうか。
 七尾の個人的な想いが強過ぎて、メロディまで昇華できていない感じを受けました。それがコラボ曲になるともの凄く、客観的に七尾の声の魅力を他のアーティストが引き出してポップな場に引き戻して、声が引力を放っています。みんな聴きたいのは、あのデビューアルバムの異形的なサイケ感や中性的な七尾の唄声なんですよね。それが本人だけ分かっていないというか……頑固なんだろうな、きっとw
ただ、このアルバムで確実に唄心は戻ってきているので、前作で挫折したリスナーも聴いて欲しい。こんなに胡散臭くて、どっかで聴いたようで、どこでにもない素敵なアルバムはなかなかないと思います。
家族が増えることを祝福して作った最終曲である♯14「私の赤ちゃん」が希望に満ちているので、次のアルバムにも期待できそうです。

ベストトラック:♯10「どんどん季節は流れて」


オススメ度:★★★★


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Daniel In The Lion's Den『Daniel In The Lion's Den』
 ケイジャン•ダンス•パーティのフロントマン、ダニエル•ブラムバーグのソロプロジェクト、Daniel In The Lion's Den(ダニエル•イン•ザ•ライオンズ̶6;デン)、2009年発表のデビューアルバム「Daniel In The Lion's Den」。

 高校生の時に、ケイジャン•ダンス•パーティがブレイクして、世界中の期待を集めているバンドの多忙なフロントマンのソロがいつ作られていたかは、謎ですが、リリースのスピードの早さとバンド音源の完成度の高さから期待値は上がります。
 ケイジャンでは、キラキラなと形容したいぐらいカラフルなギターロックを展開していたのですが、ソロ名義になって中心になっているのは、ピアノを中心にドラムやアコギ、サビではエレキギターなど、バンドの時とはかなり優先順位が異なっています。シルヴァー・ジューズ やボニー“プリンス”ビ リーなどを手掛けるラムチョップ のマーク・ネヴァースをプロデューサーに迎えられて作られました。プロデューサー的にどんな音に憧れたのか容易に想像がつくのですが、期待通りのUSインディ直球の体温を感じるようなアコースティックなロックを展開しています。華やかなバンドのフロントマンのソロとなると音を削ぎ落として、メロディやボーカルで勝負したがる傾向にあるのですが、本作もその1つと言っていいでしょう。でも、流石と言いますか、音響系っぽいノイズを導入していたり、本当に十代なのか?と思わせてくれるぐらいのタイムレスなメロディと完成度の高さです。やはり、ダニエル•ブラムバーグ、タダ者ではない才能を持っているアーティストです。ケイジャン•ダンス•パーティに比べるとリリース時に、あまり注目されなかったのが残念でした。後から評価がついてくる佳作だと思います。 

ベストトラック:♯1「Phoebe’s Gone To America」


オススメ度:★★★★


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世界の終わり『EARTH』
 東京を中心に結成された男女混成の4人組のロックバンド、世界の終わりの2010年発表のデビューアルバム「EARTH」。

 中性的な声と物語のようなスケールの大きい世界観が面白いバンドです。また、このバンドは、自分たちの手でライブハウス「CLUB EARTH」を現実に作り上げたり、そこで共同生活をしたりと、色んな意味でシーンの中では異端なバンドです。また、音的に分かりやすい部分では、ベースやドラムといったリズム楽器を担当するメンバーがいなく、代わりにピエロのかぶり物をしたDJがいたりと日本のシーンだと珍しい編成なのではないでしょうか。
 どの曲も人と死、そこに関係する世界(動物だったり、花だったり)を交え、物語は進みます。世界平和やエコなどの偽善を暴いていくのが非常に現代的だなーと思います。それを正面から声高に歌ってしまうのが、蒼いなーとか個人的には思ってしますのですがw、でも二十代前半以下のロッキンオンがプッシュするバンドが好きなような若い層には、これで充分届く気がします。
 音的にはまだまだ若い感じなので演奏面も弱いのだけど、世界の終わり、これからまだ伸びることに期待できそうな、ちょっと変わった若手バンドです。面白い日本語ロックバンドを探している人には、オススメです。

「白い病院で『死んだ』僕達の子供は 『もうこの世界にはいない』のに何で何も感じないんだろう」(♯1「幻の命」)

「青色の空に神様がきて願いを1つ叶えるなら 花や虫は何を願うだろう」(♯2「虹色戦争」)

ベストトラック:♯1「幻の命」


オススメ度:★★★☆


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LOSTAGE『LOSTAGE』
 奈良県で結成されたスリピースのロックバンド、LOSTAGE(ロストエイジ)、2010年発表の4thアルバム「LOSTAGE」。

 本作から、ギタリストの脱退によって、スリーピースとなりバンド名も「lostage」から「LOSTAGE」と変更し、かなり気合いが入っていることが伺えます。また、前作はメジャーレーベルであるトイズファクトリーからリリースされていましたが、本作はインディーズに戻ってのリリースとなりました。デビューアルバム以外で音源にセルフタイトルを課すのって、バンドとしてかなり勇気がいることだと思うのですが、本作は今後を決める上での勝負盤です。
 前作「GO」で、後半の「SURRENDER」以降でポップな方向に舵を切っていて、一般層も狙うのかなーと思っていました。しかし、やはり、彼らはロックバンドでしかなかった。……それが、本作を一通り聴いて思った事でした。最終曲の「夜に月」以外、なんか、いぶし銀的なヤバさが全編に漂っています。前作の後半がカラフルなロックを展開していたのが、本作では非常に男臭いロックとでも言えばいいでしょうかw♯1「ひとり」から、既にスロットル全開な感じが頼もしいです。ポップなのは求める人には前作「GO」をススメますが、ロック的なダイナミズムを感じるのは1人メンバーが減って、音がよりソリッドになった本作「LOSTAGE」です。あまり売れないかもしれないけど(笑)、地味に良いロックバンドが作った良盤です。

「秒読みは始まっている 焦ってる 焦っていない
細胞は死にかけてる 完全に止まっている」(♯1「ひとり」)

ベストトラック:♯1「ひとり」


オススメ度:★★★☆


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Letting Up Despite Great Faults『Letting Up Despite Great Faults』
 LAを中心に結成されたLetting Up Despite Great Faults(レッ ティング・アップ・ディスパイト・グレイト・フォールツ)、2010年発表のアルバム「Letting Up Despite Great Faults」。

 マスクマンが草原で少女とキスしているという意味不明なジャケットですが、ジャケット通りの音でした♪甘い、そして蒼いっ(笑)
 音的にはシューゲイザー(ニューゲイザーと言い換えても可)とエレクトロの交差点的な音で、M83とかRadio Dept辺りが好きな人はグッとくると思います。また、最近のシューゲイザーバンドだとThe Pains of Being Pure at Heartの蒼さが一番このバンドと似ていると思います。それにしても、全く新しい音ではないんだけど、ありそうでなかった感じの音で、新人バンドながらバランスが良いバンドだと思いました。
 最近のインディーロックだとドラムスなどもそうですけど、80年代の音をうまく消化して自作に反映させていて、ここ二十年間ぐらいがまるでなかったかのようなハッピーなチューンを売りにしているバンドが増えてきました。揺り戻しなのか、時代が求めている音なのかよく分からないけど、それを色んな地域で自然にやって共鳴していて興味深いです。Letting Up Despite Great Faultsですが、完成度は高いのですが、エッジのある音ではないので、本作でブレイクするかは分かりませんが、次作も楽しみなバンドです。

ベストトラック:♯4「Our Younger Noise」


オススメ度:★★★★


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Luminous Orange『Songs of Innocence』
 ジャパニーズシューゲイザーの雄であり、現在は竹内里恵のソロユニットとして活動しているLuminousOrange(ルミナスオレンジ)、2010年 発表のアルバム「Songs of Innocence」。ベストアルバムのリリースを挟み、オリジナルとしては、三年ぶりのアルバムになります。ベストアルバムに引き続き、良質なポストロックを発掘しているレーベル、残響レコードからリ リースされました。

 レコーディングメンバーは、ベストアルバムに再録から引き続き、相対性理論のドラマー西浦謙助、マヒルノの河野岳人、Caucusの柳川勝哉とインディーズで注目を集めているバンドの評価の高 い布陣が脇をガッチリと固めています。
 アルバム冒頭の♯1「Song of Innocence」の曲展開と瑞々しさに度肝を抜かれ、♯3「Sea of Lights」まで息つく暇がないほど相変わらずのルミナス節ともいえる変幻自在なコード展開にヤラれます。コードがコロコロと変わっていくのに、ポップな部分は譲らないという姿勢が素晴らしい。前作である「Sakura Swirl」も良かったのですが、また日本語詞が本作では一部戻ってきていて、「逃げて」いないことにも惹かれます。日本語の単語レベルまで分解された抽象的な言葉の乗せ方の歌詞がメロディと巧く融合しています。また、♯7「Yueqin Spring Moon」が今までのルミナスオレンジにないタイプの楽曲でアルバムの中盤でアクセントになっています。演奏的には、ドラムの西浦とベースの河野がガッチリとリズムを支えていて若手とは思えないぐらい安定しています。
 ルミナスオレンジって既に20年近いバンド歴を誇りながら、止まる事なく活動を続けて今も音が進化しているですよね!!シューゲイザーバンドってかなりバンドの寿命が短い(たぶん、実験的なバンドが多いからかもしれませんが)中で、シーンで活躍し続け、プレイヤー側から根強い支持を受けていることが全てを物語っている気がします。最初はちょっとキワもののシューゲイザーバンドってイメージかもしれませんが、聴き込むうちにジワジワと曲や演奏の良さが染みてくるスルメアルバムです。オススメです。

「君の歌うメロディはクリーム 夜は深いコーヒー色の瞳で
潤んで 震えて 綺麗な手首に ざわめく心に」(♯4「Autumn Song」)

ベストトラック:♯2「Untold」


オススメ度:★★★★


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the HIATUS『ANOMALY』
 エルレガーデンのフロントマン、細美を中心に結成されたthe HIATUS(ハイエイタス)の2010年発表の2ndフルアルバム「ANOMALY」。

 デビューアルバム「Trash We’d Love」により、シーンに戻ってきた、細美ですが、その熱量は本作で更に上がっています。前作がむしろ、ポップに聴こえるぐらいザクザクと音が斬り込んできます。歌詞から、相変わらず悲しみが消えない感じがするのですが、それと反比例するように音は、攻めています。
 ♯1「The Ivy」の冒頭から、乱打するようなリズムと轟音から始まるのがこのアルバムの本質を表しているような気がします。前作では、綺麗なピアノから始まっているので、正反対とも言えるのではないでしょうか。全編に渡って、練られて複雑になった曲構成がミューズとか最近のグリーンデイとか、その辺りのバンドが連想されます。

 それにしても、細美以外のメンバーがスターチームと言っても良いぐらい、巧みかつ華やかな経歴をもつプレイヤー揃いなのですが、キーボードの堀江とドラムの柏倉の二人がデビューアルバムと同様に突出したプレイを披露しています。他のプレイヤーも他バンドだと確実に目立つタイプなんだけど、このthe HIATUSの中では、そうならないところが凄いと思います。先行した発売されたEP収録の♯5「Insomnia」、♯9「Antibiotic」もうまくアルバムに違和感なく収録されています。ただアルバム内に二曲収録された日本語詞の♯6「ベテルギウスの灯」、♯11「西門の昧爽」が浮いている気がしないでもない。細美のボーカルスタイルだと日本語詞で歌うと良くも悪くも線の細いイメージになってしまうので、英語詞に統一しても良いんじゃないかなーと思いました。♯6「ベテルギウスの灯」とかエルレガーデンっぽいナンバーだしねw
 ♯7「Walking Like A Man」なんか、音響系っぽいアプローチをしていて、今までにないタイプの曲です。アルバム1枚通すと、邦ロックの10年代の音を更新してくれる名盤だと思います。

ベストトラック:♯1「The Ivy」


オススメ度:★★★★☆


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sleepy.ab『君と背景』
 北海道を中心に結成された4人組のsleepy. ab(スリーピー)、2010年発表のバンド初のシングル「君と背景」。

 本作は「朝から聴けるオールタイムなsleepy.ab。」とレコード会社がキャッチを作っているだけあって、タイトルトラックは、かなり爽やかなトラックです。ただ、sleepy. abである必然性のようなものをこのトラックから、感じることは出来ませんでした。
 
 sleepy.abは音響系のポストロックバンドでありながらも、歌モノと良いバランスで融合していることが売りだと思っています。大雑把に言ってしまうと、浮遊感のあるバックトラックと、すぐに口ずさめる人なつっこいメロディ(成山の声)の二つがこのバンドを支えてます。本作のタイトルである♯1「君と背景」は、後者のメロディのみ大胆に抽出してメジャーシーンでブレイクさせようというレコード会社側の試みのようなものが見えるのですがw、そのことにより成山の声とバックバンドといった形で分断されているように聴こえました。♯3は、ライブトラックなのですが、そちらのほうが断然バンド感が出ていて、格好良いです。また、浮遊感とノイズの要素がなくなっていることも凡百のバンドと同じレベルまで落ちてしまっているよう思います。♯2「街」は今までの彼らっぽいアレンジなので、聞き比べれば違いが分かると思います。♯1「君と背景」は、曲は悪くないんだけど、アレンジが無個性になってしまってちょっと残念な感じのシングルです。

 2バージョンシングルが出ていますが、♯3は初回限定版は札幌での札幌道新ホールでのツアーファイナルから「arcadia」「flee」「unknown」、通常版は東京のキネマ倶楽部でのライブから「四季ウタカタ」、「インソムニア」、「メロディ」の各3曲づつ収録しています。好きな曲が入っているほうを選べば良いと思います。

ベストトラック:♯1「君と背景」


オススメ度:★★★☆


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