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スピッツ『つぐみ』
 日本を代表する4人組のロックバンド、スピッツ、2010年発表の36thシングル「つぐみ」。

 スピッツのシングルとしてはひさびさのボリュームとなる全四曲入り、そのうち二曲がライブ音源になります。プロデューサーは、引き続き亀田誠治です。
 また、タイトルトラックの「つぐみ」も既にツアー中に披露され、序々に進化してきた曲です。タイトルにもなっている♯1「つぐみ」ですが、どこを切ってもスピッツ節としか言いようがないナンバーですが、前作「君は太陽」などと比べるとかなり躍動感があるアレンジになっています。♯2「花の写真」、♯3「恋する凡人」などもそうですが、デビュー19年を迎えたバンドとは思えないぐらい蒼いメロディ、奇をてらわないアレンジなどなど、書くと簡単なのですが、他のバンドに出来ないことを平然とやってのけるのが、スピッツらしさと言えるではないでしょうか。

 また、今回、ここ数作のシングルに比べてメッセージ性(少しの毒が)が復活してきたことが、バンドとして調子が良いことが伺えると思います。

「『愛してる』、この命、明日には尽きるかも
言わなくちゃ、言わなくちゃ、できるだけまじめに」(♯1「つぐみ」)

ベストトラック:♯1「つぐみ」


オススメ度:★★★★


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テーマ:邦楽 - ジャンル:音楽


長谷川健一『震える牙、震える水』
 京都を中心に活動している孤高のシンガーソングライターである長谷川健一、2010年発表のフルアルバム「震える牙、震える水」。

 2007年に初の全国流通盤で2枚同時発表なんて破格なデビューを飾り、一部の人たちから、関西最後のシンガーソングライターなどと賞賛された彼ですが、相変わらず、地味に弾き語りをしているのですが、ブレイクにまでは至っていないようで、そのキッカケになりそうなのがこのアルバムです。
 本作のレコーディングメンバーは前作から引き続き、 ベースに船戸博史、ドラムに山本達久、ピアノやコーラスに石橋英子など、脇を固めているメンバーが豪華過ぎますwしかも、それら希代のプレイヤーたちが長谷川健一を引き気味にサポートしているのに、巧さが際立ってしまっているのがナニです……ピアノの入り方とかフレーズがずば抜けているし。正直、今までの既発表している大半の曲をバンドを従えて演ったら、こうなった的なアルバムで、あまり驚きはなかったです。実際、それが成功していると思うんだけど、フロントマンがちょっと印象が薄い気がしました。弾き語りで音が少ない時ほど、この人の声は映えるんだと思うんだけどなぁ。でも、初めて長谷川健一の音源を聴いた人はそのタイムレスなメロディと朴訥とした声に癒されると思います。

「胸を焦がしていたいのは 予想を遥かに上回れる 夢も未来も喜びも 歌に流していたいから」(♯2「絶景」)

「生まれたことから どれだけ歩いても逃げられない 閉じた扉を開く」(♯8「震える牙、震える水」)

ベストトラック:♯3「空の色」


オススメ度:★★★★


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テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽


The Drums『The Drums』
 フロリダ出身でブルックリンを中心に活動する4人組のThe Drums(ドラムス)、2010年発表のデビューアルバム「The Drums」。

 去年発表のデビューEPに収録されていた口笛ソング「Let's Go Surfing」で個人的には完全にヤラれたんだけど、待ちに待った、フルアルバムになります。
 結論から言ってしまいますが、これは買いです!!今年、一番のアルバムは、ヴァンパイア•ウィークエンドの「CONTRA」かなーと思っていたのですが、あのアルバムと双璧を成すアルバムになっています。「Let's Go Surfing」で感じたちょっと懐かしいヘロヘロしたギターロックが、このアルバム全編通して繰り返される感じです。幸福感いっぱいの青春ロックです。曲によっては、ベースが入ってなかったり、ギターとベースがどちらもリズムラインを担っていたりと結構狙って面白いことをやっていますが、それらが曲を軽やかなイメージをリスナーに植え付けることに成功しているのでしょうね。
 90年代、00年代頭の時代の揺り戻しなのか、こんなポップで明るい音が鳴らされていて序々に若者たちにウケ始めていることに、少し明るさを感じます。サーフィンに行くって歌ってるだけでも、メロディとギターがかき鳴らされれば、これだけ胸を掻きむしるような蒼い音になり、聴いた人たちを踊らせる、それで良いじゃないですか。今の時代だからこそ、出来上がった名盤だと思います。

ベストトラック:♯1「Best Friend」


オススメ度:★★★★☆


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テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽


Lillies and Remains『MERU』
 京都出身の4人組のロックバンド、Lillies and Remains(リリーズ・アンド・リメインズ)、2010年発表の2ndEP「MERU」。

 ライブやイベントなどを経て、少しづつ知名度を上げてきた、リリーズですが、今作でかなり音的に広がりを見せました。今までだとゴシックパンクといった漆黒の音を鳴らしていたのが、鍵盤とストリングスの導入によって、かなり色彩豊かな感じになり、一般の人も聴きやすくなったと思います。ドラムが変わったからか、リズムがかなり安定して、安心して聴けますね。ニューウェーブ直球の音は変わらないですがwリリーズ自体、プレイヤー側のウケが良いので、対バンに指名されてきた経緯があるのですが、この音源で一皮剥けた感じを受けます。ただ、画相変わらずの英語詞の発音の悪さと、歌詞の内容は今回はコンセプトアルバムというか、インド仏教(一言でまとめると無常観か)を基軸にした物語を展開していて……歌詞カード見て大変、笑わせていただきました(笑)
 このバンドのソングライターであるKNETが、書いている曲から非常に偏差値が高そうな感じを受けるんだけど、これはちょっとやり過ぎじゃないかなーと率直に思います。たぶん、同時代にUKでゴシックパンク鳴らしているホラーズとかジーズニューピューリタンズとかと「自分たちは違う」という意識でやっているのかもしれないけど、逆にその差別化策が彼らと同じ轍を辿るような気がしてなりません。難解さはサブカル好きのイタいリスナーを夢中にさせるんだけど、そのファン層が本人達を勘違いさせなければ良いなーと思います。この人たちって前から思っていたんですけど、根底では美学的にビジュアル系バンドと繋がっているような気がしますね。次の音源で更に広がりのあるバンドに化けることを期待します。

ベストトラック:♯1「devaloka」


オススメ度:★★★★


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Oasis『Time Flies 1994-2009』
 90年代を代表するイギリスのロックバンド、オアシス、2010年発表のベストアルバム「Time Flies 1994-2009」。アルバム全て合わせると5000万枚以上売っているというモンスターバンドです。

 お騒がせのギャラガー兄弟の喧嘩が元になり、解散がアナウンスされ、この2枚組のベストアルバムが企画されました。このバンドを今更語るまでもないんだけど、特に2ndアルバムまで発表された曲のほぼ全てがアンセムと言っていいと思います。それぐらいロックバンドとして最強だったと思うし、何より、メロディ自体に魔法がかかっているかのような高揚感がありました。ライブ音源や、ライブ動画を観れば、ファンが大合唱しているのが確認できると思います。90年代後半のアルバムで一時失速するのですが、「Heathen Chemistry」から、序々にバンドの状態が上がってきただけに、オアシス解散は残念です。
 最後のオリジナルアルバムとなった「Dig Out Your Soul」でバンドメンバー全員の曲をバランスよく収録し、メインのソングライターであったノエル•ギャラガーがかなり引いた位置で全体を眺めていたような感じに見えました。また、ノエルの曲が今までのオアシス節を完全に封印したサイケな方向にいっていたので、そこから何か変わってしまったかのような違和感を発表時に覚えたいたのですが、そこから解散とは。オアシスが、オアシスであることに疲れてしまったのかなーとか、個人的には思います。これだけバンドが巨大になったら、ファンそれぞれに理想のイメージがあるし、勝手なことを出来ないですよね。特にギャラガー兄弟ってビッグマウスだけど、このアルバムを開けば、どれだけファンを大切にしていたか分かると思う仕掛けがあります。
 趣味や時間の使い方がネットで細分化してしまった今の時代に、もうこれだけ一斉にみんなで歌える「みんなのロックバンド」は現れないんじゃないのかなーとも思います。

 初回限定版は、2009年の7月に行なわれた最後のオフィシャルライブである「iTunes Live」ライブより70分収録のCDと今までのPVを収録したDVDがセットになっているので、オアシス初心者、マニアどちらも買うなら、初回限定版のほうをオススメしたいです。そして、今までアルバムに収録されることのなかった♯11「Whatever」がついに収録……これで、本当に最後なんだということを改めて自覚させてくれます。ただ、グッときて歌いだしたくなるようなメロディを武器に一気にイギリスで一番有名になってしまったバンドのベスト盤です。

ベストトラック:♯11「Whatever」


オススメ度:★★★★☆


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ミドリ『shinsekai』
 大阪を中心に結成された4人組のパンクバンド、 ミドリ、二年ぶりの新作となる2010年発表のアルバム「shinsekai」。

 アルバムタイトルは、もう制服からも、「デストロイ」からも卒業したミドリの新世界であり、地元の大阪とかけているのかな?即興っぽい曲から、今までの延長線上の曲もあり、またハジメが初めてボーカルをとっている学童歌みたいな♯6「春メロ」があったりと新しいことに積極的に挑戦してゆくバンドの姿勢が見えます。あと、♯7「リズム」、♯9「鉄塔の上の2人」などは変拍子や転調などに挑戦していてバンドの新機軸を感じさせます。ミドリの凄いところは、何をやってもそれなりにバンドのカラーに染めてしまうところでしょうか。後藤まりこの声とハジメのキーボードのフレーズ&デス声がかなりの部分を構成しているように思います。
 収録時間的には、30分強収録10曲入りのコンパクトなアルバムなのですが、内容的には盛りだくさんで、今までの音源と比べるととっ散らかっている印象を受けました。次の音への変遷期というか、可能性を感じるアルバムなので、次の音源が楽しみです。

「あたしは、そう依存の病気です。あなたは傷つけたいの」(♯9「鉄塔の上の2人」)

ベストトラック:♯9「鉄塔の上の2人」


オススメ度:★★★☆


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This Town Needs Guns『Animals』
 オックスフォードを中心に活動する4人組のロックバンド、This Town Needs Guns(ディスタウン・ニーズ・ガンズ)、2010年発表のアルバム「Animals」。

 前作より、かなりテクニカルな方向に進化していて、果たしてこのバンドが歌モノをやる必要があるのか?という疑問を感じてしまった。流れるようなギターフレーズがいきなり変拍子で表情を変える瞬間が美しい。はっきり言っちゃうとこのThis Town Needs Gunsは、歌モノであることが悪いわけではなく、演奏レベル的にインストバンドとしても演っていけるレベルを秘めているバンドだ。ただ、ポップかと言えば、エモというよりマスロック的な側面の方が強いバンドなので、プレイヤー側に支持されるバンドだと思いました。演奏技術があるバンドの宿命みたいなものですが、良い曲を書かないと、テクニックのみにフォーカスが当たってしまい、正当な評価を得るのが難しいんですよね。まあ、プッシュするべきところがないバンドより、マシですけど(笑)
 アルバム名の通り、曲名は動物の名前がそれぞれ付けられています。試聴してみて気になったら、1枚通して聴いてみて下さい。日本でのレーベルは最近レーベル買いが増えている残響レコードです。

ベストトラック:♯6「Panda」


オススメ度:★★★☆


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The Black Ryder『BUY THE TICKET, TAKE THE RIDE』
 シドニーを中心に結成された男女2人組のThe Black Ryder(ザ•ブラック•ライダー)、2010年発表のデビューアルバム「BUY THE TICKET, TAKE THE RIDE」。

 まさに、王道シューゲイザーといった感じでこのザラザラしたフィードバックノイズとダークな音像が、最近の若手バンドにはない感じで耳に残ります。この「BUY THE TICKET, TAKE THE RIDE」は、マイブラとかライドとか90s初めのあの時代のオリジナルシューゲイザーの時代のバンドが持っていた空気感を巧く現代に蘇らせています。初めて聴いたバンドなのに、なんだか懐かしい感じを受けました。ブラック•レベル•モーターサイクル•クラブなどのバンドと仲が良いのも納得な色に例えると「漆黒」といった印象を受ける音が売りのバンドです。また、音数が少ない♯9「sweet come down」みたいな哀愁が漂う曲も成立させてしまうのが新人バンドとは思えない貫禄です。

 オーストラリア発のロックバンドってUSともUKとも迎合しないバンドが多くて面白いシーンかも知れません。日本にいるとあまり情報が入ってこないのが、少し残念です。

ベストトラック:♯9「sweet come down」


オススメ度:★★★★


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Tanlines『SETTINGS』
 ブルックリンを中心に活動する2人組のTanlines(タンラインズ)、2010年発表のデビューアルバム「SETTINGS」。

 プロデューサーやリミキサーとしての活動から、自身のバンドでデビューという形になった、Tanlinesですが、聴いた瞬間にフリーフォーク的なものを期待していた自分は違和感ありまくりっ!!なんだ、このトロピカルな音は(笑)もう、ジャケット通りって言っていいと思う。ポコポコとなるパーカッションや変なシンセとか間が抜けた感じが素敵です。ちょっと、やり過ぎな感じもしますが。

 この「SETTINGS」は、ヴァンパイア•ウィークエンドの2ndアルバムの至福感に対抗できるぐらいの能天気さと破壊力をもっている音源だと思う。ただ、あのアルバムほど、万人受けする音ではないですがwあえて、この音に名前をつけるとしたら、トロピカルディスコパンクとでも名付けたくなるほど、ぶっ飛んでます。流石は、何でもアリのブルックリン周辺のバンドだと思いました。キッチュな音を鳴らしてるバンドを探している人、底抜けに明るい音楽が好きな人には、オススメしたいです。

ベストトラック:♯2「REAL LIFE」


オススメ度:★★★☆


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Exit Calm『EXIT CALM』
 サウス•ヨークシャー出身の4人組のロックバンド、Exit Calm(エグジット•カーム)、2010年発表のデビューアルバム「EXIT CALM」。

 やっぱり、UKロックは面白い!!このアルバムを聴いていて、まず思ったことだ。マイブラやライドなどのシューゲイザーを思わせるゆらゆら揺れるフィードバックノイズと、ヤケにスケールの大きい歌。マイナー調のいかにもUKロックな感じの叙情的なメロディライン。サイケなんだけど、アンセムになりうるドラマチックな曲展開の♯2「we're on our own」や♯4「hearts & minds」なんて、スターセイラーとかと通じる感じもします。
 鳴らしている音が、ポップスまでいかずに、前衛的すぎることもなく、絶妙なさじ加減とスケール感です。最近のUKロックの新人バンドは、ホント器用というか、ロック史を踏まえて(無自覚なバンドもいますが)鳴らしているように感じすら受けます。

 Exit Calm、ひさびさの大型新人だと思いました。ここ2~3年で似てるバンドを探すとすれば、グラスヴェガスかな。どっちも良いバンドで、今後に期待できそうだ。ちょっと気にかかったのは、日本盤のボーナス曲二曲は蛇足な感じがするぐらいでしょうか。かなりの掘り出し物のアルバムです。

ベストトラック:♯2「we're on our own」


オススメ度:★★★★


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Radiohead『In Rainbows 』
 90年代を代表する最重要ロックバンド、レディオヘッド、2007年発表の7thアルバム「In Rainbows」。本作は、バンドのオフィシャルHPで発売された限定BOXである二枚組仕様を再現した日本限定版です。

 映画「告白」とのタイアップに、二枚目に収録されている♯5「Last Flowers」が使われている事から、日本のレーベルであるホステスが企画したものです。まあ、そんな商業的な理由もありながらも、後から発売された二枚組ですので、賛否両論はあるかと思います。
 今回は、その部分は置いておいて、2枚目のほうに話を絞ります。8曲入り、インタールードっぽい繋ぎが二曲ですので、実質は6曲収録の2枚目です。でも、その6曲がもの凄く濃い!!1枚目に入れなかった理由は、アルバムとしてのカラーが薄まるからでしょう。流石、レディオヘッドって感じに、1枚目とは比較にならないぐらい暗くてジワジワとくる曲が多いです♪明るいレディオヘッドなんて、牛抜きの牛丼みたいだって思っている人にこそ是非聴いて欲しい(笑)
特にピアノのイントロから耳を持っていかれる♯5「Last Flowers」が、1枚目の「Nude」に対抗出来るぐらい、隠れた名曲です。でも、だからこそ、曲を絞って、1枚に最初からリリースして欲しかったなーとも思います。「In Rainbows」を持っていない人は、2枚組でこの価格なので、間違いなく買いです。

ベストトラック:♯5「Last Flowers」


オススメ度:★★★★


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Stafrænn Hákon『Sanitas』
 アイスランドのレイキャビク出身のオーラブル・ヨセフソンによるポストロックバンド、Stafrænn Hákon(スタフライン•ハウコン)、2010年発表の6thアルバム「Sanitas」。

 前作から、方向性が変わったかのように思えましたが、本作「Sanitas」では、完全に歌モノに移行しています。同じアイスランドのシガーロスをはじめとする霧のような音響系特有のテクスチャーがなくなり、完全に歌が主役になっています。
 ボーカルもゲストをふんだんに使い、かなり暗いタイプの曲が多いのですが、ハスキーで低い感じが曲調と合っていると思いました。ちょっと、トム•ヨークっぽい歌い方だなーとか思ってしまったのですが、このゲストボーカルもかなり向こうでは有名なのかな?ちょっとしゃがれてて、独特の声質だと思いました。そして、楽曲のクオリティも高いと思います。

 ただ、個人的には今まで以上に、Stafrænn Hákonがやる意味がある音楽なのか?という疑問が首をもたげます。この人の作る曲って、歌モノである必要性を感じないんですよね。ギターがどんどん重なっていく瞬間にカタルシスがあるというか、轟音ギターを扱わせた時の重ね方とかセンスを感じるので、是非とももっとシューゲイザー寄りのトラックを作って欲しいと思います。好き嫌いが分かれるアルバムだと思いますが、アルバム通して完成度は高いです。

ベストトラック:♯7「Val Kilmer」


オススメ度:★★★☆


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LCD Soundsystem『This Is Happening』
 DFAレーベルを主催するジェームス•マーフィーのユニットである、LCD Soundsystem、2010年発表の3rdアルバム「This Is Happening」。

 このアルバムをもってLCD Soundsystemの活動を停止することがアナウンスされました。良いものを作り切ってしまったから活動停止なのか、それとも行き詰まった末なのか、気になるところですが、音がその問いへの回答になるでしょうか。
 相変わらず、この人は器用というか、何と言うか明確に自分が作りたいイメージがしっかりしていて、それを及第点に上げてしまうという、他のアーティストなら羨むような才能を普通に持っていますね。前作も地味に良かったのですが、本作でもディスコパンクとニューウェーブをエレクトロ風味にするという路線を貫いていて、分かりやすさがあります。これだけありがちなアナログシンセっぽい音を鳴らしていても、安っぽくなっていないです。アルバム中盤の♯5「I Can Change」とか歌モノの一部が、ヘロヘロした感じと線の細いファルセットが、グラム期のボウイっぽくてちょっと面白いです。アルバム全体としてもの凄く完成度が高いのですが、フロアで踊るのを前提にしているのか、6分越えの曲が過半数を占めていて、ダルく感じる人もいるかもしれません。やっぱり、LCD Soundsystemのが鳴らす音は1人で聴くというよりも、みんなで前のめりになってノる音なんでしょうね。歌詞のほうは前作ほど難解でなく、身近なことを独白系で綴っていて分かりやすいです。その辺りは、評価が分かれるかも。

 ♯2「Drunk Girls」のPVの安っぽい感じとおちゃらけっぷりが大人な余裕というか素敵です……なんて陽気なパーティなんだ(笑)この音源をリリース後に、ツアーに出て活動を終了するということですが、是非とも新曲をまた聴きたいバンドです。

ベストトラック:♯2「Drunk Girls」


オススメ度:★★★★


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school food punishment『amp-reflection』
 東京を中心に活動する男女4人組のschool food punishment(スクールフードパニッシュメント)、2010年発表のメジャーデビューアルバム「amp-reflection」。

 このバンドの音源を聴くのは初めてだと最初に断っておくが、今までありそうでなかったラインを的確に突いていて、デビューアルバムから完成度が高い。音的には違うけど、初めてサカナクションのアルバムを聴いた時と同質の衝撃を受けた。ロック幻想とかダンスビートとかそんなものを完全にスルーした場所から鳴らされている音であり、浮遊感とキラキラした感じのカラフルな音色が良い!!

 今、流行のエレクトロニカ風味なんだけど、Jポップと言っていいほど下世話な音と恋愛中心の歌詞でありながらも、歌モノとしても、ポストロックとしても聴ける音である。文章だけだと、矛盾しているようなことを書いているように感じるけど、school food punishment、かなり面白いバンドです。ボーカルの内村が好きなSpangle call Lilli lineとはまた違う音ですが、浮遊感やアレンジの巧みさは似てると思います。ポップスとオルタナのシーンの壁を壊してくれるんじゃないかと期待させてくれる音です。

「君が少女に教えた 世界に溢れる無限の色 パレットの中の絵の具では作れないほどあると」(♯2「goodblue」)

「3番線の下り電車に 引っかかっている昨日 夢ならいいって何度も吐き出した」(♯5「電車、滑り落ちる、ヘッドフォン」)

「心吐き出していいのなら 本当のとこはかなり 抱きしめたいや 触れ尽くしたいや」(♯12「パーセンテージ」)

ベストトラック:♯2「goodblue」


オススメ度:★★★★


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plenty『理想的なボクの世界』
 茨城県出身のスリーピースのロックバンド、plenty(プレンティ)、2010年発表の2ndアルバム「理想的なボクの世界」。

 前作で期待の新人、鬱ロックバンドとして名前を上げ、イベントやライブなどをこなしてからのリリースになります。前作に比べると多少演奏力を上がっているのかなーという感じはするのですが、やはりボーカル、江沼の声質が好みかどうかになりそうな気がします。歌詞などは鬱ロックの王道で厭世的なんだけど、どこか他のバンドで聴いたことがあるような気がしますし、音的に尖った部分があるわけではないので、好きな人は確実に聴くバンドだけど、人には薦めにくいバンドだと思います。相変わらず、エフェクターが嫌いなのか、素に近いギターの音なので、地味な感じがしますし、逆に演奏力の差が顕著になってしまうというw

 歌詞は前作より更に具体的に、視点はマクロ的にになった感じがしますが、やはり蒼いと言わざるおえない。反抗や社会への焦りとか日常への苛立ち、虚無的なものばかりで芸がないというか……まあ、それが鬱ロックバンドの売りとも言える訳でその辺りは評価が難しいですね。この路線でどこまで引っ張られるか、興味はあります。でも、ロッキンオンみたいな媒体に持ち上げられちゃうと消費される速度が早くなってしまうので、それがどう出るかでしょうか。

「名誉が欲しくてボランティア 猜疑心だけがはびこる」(♯1「明日から王様」)

「漠然としたものに ちゃんと色をつけて
それも生きる術であるのかな」(♯4「はずれた天気予報」)

ベストトラック:♯1「明日から王様」


オススメ度:★★★☆


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