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スピッツ『三日月ロック』
 この年に結成15年目を迎えた4人組のスピッツ、2002年発表の10thアルバム「三日月ロック」。
 
 もはや、大御所とか90sにブレイクしたバンド的な扱いをされがちなスピッツである。しかも自分たちのベストな時代をなぞるような前数年の迷走が嘘のような、15年目で迎えた次の10年の指標となるアルバムになっていると思う。
 スピッツの中では、かなり異色とも思えるバラードの♯2「水色の街」、サビの跳ねるようなメロディが印象的でボーカルの草野の郷里を歌っていると思われる♯3「さわって・変わって」、カントリー調の♯8「海を見に行こう」、新しい始まりの予感を感じさせる♯10「遥か」など色々なカラーの曲が収録されているのだけれど、どの曲もあまりヤラされている感がなく、フレッシュな印象を覚える。まるで、新人バンドみたいなキラキラ感がある。もちろん、新人バンドには出来ないアレンジの巧みさがあるけど。ギター重ねまくってるのに、やけに軽やかに感じるところとか、低音に頼らないところとかも、スピッツ印と言えると思う。

 結成15年で、まだ新しいことに挑戦しているのも驚異的だが、このアルバムはプロデューサーである、亀田誠治という片腕を手に入れたところが大きいと思う。彼が外部から、よりスピッツらしさを具現化している気がする。歌モノのアルバムとして、かなり良盤だと思います。

「君と巡り合って もう一度サナギになった
嘘と本当の狭間で 消えかけた僕が」(♯10「遥か」)

ベストトラック:♯10「遥か」


オススメ度:★★★★


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とうめいロボ『とうめいなじかん』
 岡山県在住の近藤千尋によるソロユニット、とうめいロボによる2009年発表の2ndアルバム「とうめいなじかん」。

 とうめいロボの音源は初めて聴いたのですが、かなり面白い立ち位置を狙ってるユニットだと思います。自作自演色が強いというか、千尋の少女性を前面に出した透明なボーカルと、少女という記号を偽装したかのような詞の世界観が魅力かと思われます。あと、アコギを主体としたフォーキーなサウンドが売りです。

「僕はギターを食べた あんまりきれいな音がするから
体中が箱でいっぱいさ ひとつひとつにおもちゃが入ってる」(♯3「雪」)

「ポケットのなか ツバメは眠る
もう10時間も夢を見ている ときどき触れると 体温は8月 鼓動 波のよう」(♯6「ポケット」)

 ただ、とうめいロボが描く世界は、大人が思い浮かべる「少女」であり、ピュアネスなのであり、それが鼻につく人は駄目かもしれないなーと思います。ただNHKの「みんなのうた」的というか、透き通るような時代性無視の音が面白いです。

ベストトラック:♯3「雪」

オススメ度:★★★☆


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Beth Gibbons & Rustin Man『Out Of Season』
 ポーティスヘッドのフロントマンである、ベス•ギボンズと元トーク•トークのポール•ウェブことラスティン•マンとのユニットである、ベス•ギボンズ&ラスティン•マンの2003年のデビューアルバム「Out Of Season」。

 かなり音数が少なくポーティスヘッドに比べると、フォーク路線なアルバムです。でも、ベス•ギボンズの圧倒的な歌声に相変わらず圧倒されます。囁くように歌ったと思ったら、曲が変わったら荘厳な祈りのように歌い上げたりと、歌唱の緩急が見事です。ポーティスヘッドでは冷たい狂気の中から諦念を叩き付けるようなイメージでしたが、このアルバムでは、木漏れ日が差し込むかのような温かいベス•ギボンズの声を聴くことが出来ます。どちらも共通して感情表現が圧倒的に巧いというのは変わらないのは、優れた表現者なのだなーと改めて思い知らされますが。
 ラスティン•マンも音的には、トラッドだけど、ベス•ギボンズの声を活かす地味に良い仕事をしていると思いました。このユニット自体、サイドプロジェクトなので地味なんだけど、実はかなり佳作ではないかと思わせてくれるアルバムです。ポーティスヘッドファン以外にもオススメできるアルバムです。

ベストトラック:♯1「Mysteries」


オススメ度:★★★★


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Nada Surf『The Weight Is The A Gift』
 ニューヨーク出身のスリーピース、ナダ•サーフの2005年発表の4thアルバム「The Weight Is The A Gift」。

 USパワーポップとかエモと呼ばれる音楽に該当するのですが、日本ではジャンル自体もコアなファン以外にとってマイナーであり、あまりナダ•サーフ自体知られていません。ナダ•サーフは既に10年選手だったりします。ブレイクせずに、熱烈なファン層を抱えて、堅実に活動しているイメージがあります。実際には、デビュー時、ポストウィーザーとして売り出されていたので、それで覚えている人もいるかもしれません。
 日本のバンドで例えるとピロウズみたいな支持のされ方ですね。自己否定的というか、泣き虫ロックです(笑)弱者の視点から展開されるので、ある種の熱烈なファン層が存在します。ただ、ナダ•サーフが凄いのはそれだけで止まらず、パワーポップとしても正当派とでも呼びたくなるぐらいのポップの魔法があることですか。しかも、今回のアルバムはスリーピース原点回帰と呼べるような無駄を削ぎ落としたナチュラルな作風ですので、ナダ•サーフのファンでなくても聴きやすいと思います。♯3「Always Love」とか、キラキラしたアメリカンポップな歌メロが素敵です。ウィーザーファン、パワーポップファンにオススメです。

ベストトラック:♯3「Always Love」


オススメ度:★★★☆


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Tinted Windows『Tinted Windows』
 元スマッシング・パンプキンズのジェイムス・イハ(g)、ファウンテインズ・オブ・ウェインのアダム・シュレシンジャー(b)、チープ・トリックのバーニー・E・カルロス(ds)、ハンソンのテイラー・ハンソン(vo)というオールスターなメンバーで組まれた4人組のスーパーバンド、Tinted Windows(ティンテッド・ウィンドウズ)、2009年発表のデビューアルバム「Tinted Windows」。

 いやーひさびさに元スマパンのジェイムス・イハがメンバーに入っているということもあり、要チェックなのですが、もうメンバー見た時点で音楽性が分かるというか……分かりやすいぐらいにアメリカンパワーポップです!!ファウンテインズ・オブ・ウェインのアダム・シュレシンジャーが曲を書いていることもあり、切ない系のメロディが多いです。ウィーザーとか好きな人にとってはたまらない1枚になっていると思います。イハのギターが歌メロを縫うように自由な感じで泳いでいて、イハ好きも必聴です。
 それにしても、これだけ臆面もなく、80s初期のポップロックをやっちゃう、ベテラン陣てカッコいいなーと思う。大抵、大御所になると小難しい曲構成をやったり、グルーブで貫禄を見せつけるバンドが多い中、スーパーバンドで分かりやすいぐらいにポップ!!なんかタイアップとかつくと日本でもブレイクしそうな予感がします。

ベストトラック:♯1「Kind Of A Girl」
http://www.youtube.com/watch?v=-I7JHVJySoU

オススメ度:★★★★


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APOGEE『夢幻タワー』
 東京を中心に活動する4人組ロックバンド、APOGEE(アポジー)、2009年発表の3rdアルバム「夢幻タワー」。

 デビューアルバムのあの浮遊するシンセの覚醒感に衝撃を受け、2ndアルバムでいきなりツインギターでロックな方向に舵を切った彼らが、3rdアルバムではどうするのか?個人的に、かなり期待しているバンドなんだけど、勝負の3rdで彼らは詰め込み過ぎることから、軽やかに降りた。
 今まで、アポジーってバンドは器用過ぎるがゆえにブレイクしなかった気がする。とても、偏差値の高いロック(笑)というか、まあ、フレーミング・リップスのカバーバンドが始まりだった訳でアポジーが一筋縄ではいかないバンドだってことは、簡単に予想出来る。でも色々なことが出来るがゆえに、バンドメンバー全員で曲を作っていくというスタイルもあり、足し算でどんどん音の要素が増えてしまっていた。そのために、過剰な音の壁に、ポップな歌メロが食われている感じがあった。
 それが、この「夢幻タワー」で、アコギとピアノがボーカルに寄り添うように鳴り、歌モノとしてストレートに表現されている。霧が晴れたかのように、分厚い音の壁が剥がされている。比較するのは、Jポップの大御所だとスピッツとか、そんな感じですらある。このアルバムで、バンド感がなくなっているのを問題視する人もいるだろうが、彼らがポップスであろうとしているのがありありと分かる。今までより簡易な言葉、ボーカル永野の肩の力の抜けたようなハイトーンボーカル、相変わらずヘンテコで愛すべき曲たち。それが主成分で後は、それを支えるための要素として脇役に徹している。これは、アポジーがポップであることを再確認するために、作られたアルバムだと思う。

「夢の振り出しは 生まれた街の匂い 全てはまだ始まったばかりさ」(♯2「スプリング・ストレンジャー」)

また、ここから新しいアポジーが聴けると思うと、次のアルバムが楽しみだ。ロックというか、歌謡曲ギリギリの歌メロなんだけど、その分、色んな人に届くアルバムだ。PVは相変わらず、無駄にw気合い入っているので、アポジーを知らない人も見ておいて損はないと
思います。

ベストトラック:♯2「スプリング・ストレンジャー」


オススメ度:★★★★


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Rufus Wainwright『Rufus Wainwright』
 カナダ出身の孤高の男性シンガーソングライター、ルーファス・ウェインライト、1998年発表のデビューアルバム「Rufus Wainwright」。

 いやーこのアルバムは、かなり異端です。まず、そのジャケットの濃さwそして、優しいフォーキーな声の魅力にヤラれると思います。試聴して声から推測出来る人も中にはいると思いますが、ルーファス・ウェインライトは真性のゲイです。だからこそ、こんなにもアイデンティティについて、しつこいぐらいに考えるんですかね。でも、23歳の若さなのに、それゆえポップスとして表現者として、揺らぎ無いぐらい強固です。表現する理由が自己存在の理由になっているってのはやはり、職業で音楽を鳴らしている人たちより強い気がします。似たような音楽性のアーティストだと、最近だとアントニー&ジョンソンズとかですかね。彼なんかも、ルーファスの影響を受けていると思われます。あと、レナード•コーエンの「ハレルヤ」のカバーでこの美声を知った人も多いかと思われます。

 ルーファスのオペラチックな情感を込めるような歌い方が駄目な人もいると思いますが、曲自体も時代性関係なくクオリティが高いので、是非とも一度は聴いて欲しいと思います。オペラとポップスの中間をゆく異端なアルバムです。

ベストトラック:♯3「April Fools」
http://www.youtube.com/watch?v=Y5InMvddwyk

オススメ度:★★★★


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2009年上半期マンスリーベスト
今年も半年終りということで勝手に、上半期の各月のベストアルバムなど決めてみましょうか。一応、その月に一番聴いていたアルバムを挙げてみます。PVは前回紹介した曲をなるべく避けてご紹介。

■2009/1
Franz Ferdinand『Tonight』


フランツが進化しているのは認めるが、正直曲の尺が一分ぐらい長くなってしまい、その分ノリにくくなってしまっている。出来ることが増えると新しいことに挑戦したい気持ちは分かるのだが……
◆♯3「No You Girls」



■2009/2
The View『Which Bitch? 』


ヴューのグッドメロディは変わらなかった!!相変わらず、キラキラしていて青臭くて素敵なロックバンドだと思う。イギリスというよりスコティッシュならではの素朴な感じがする。ただ、装飾過多な曲もあるので、その辺りは惜しいかな。
◆♯5「Shock horror」



■2009/3
KYTE『SCIENCE FOR THE LIVING 』


前作から一年あまりで、更に神々しくパワーアップ!!シガーロス直系の音響系バンド……しかもまだ二十歳ちょっととかありえないっw
◆♯1「Eyes lose their fire」



■2009/4
The Enemy『Music for the People』


デビューアルバムも哀愁あって、若者の苛立ちが表現されていてグっときたけど、このエネミーの2ndは、一気に化けたね!!渦を巻くグルーヴが快感♪
◆♯4「Sing When You're In Love」



■2009/5
The Horrors『Primary Colours 』


デビューアルバムは、正直ガレージリヴァイバルの中の色モノバンド的な記憶しかないんだけど、このアルバムで一気に花開いた感じがある。全く別ものであり、00年代のサイケロックとは何ぞ?という良いお手本になるバンド。
◆♯3「Who Can Say」



■2009/6
the HIATUS 『Trash We’d Love』

オリコンで一位を取ったことも記憶に新しい、ハイエイタスのデビューアルバム。エルレガーデンのフロントマンの細美を中心に結成されたスターバンドであるが、演奏そのものがカッコいい希有な邦楽バンドだと思う。

♯8「The Flare」


以上な感じで2009年前半はかなりロック豊作な年だと思いました!!

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Spangle Call Lilli Line『PURPLE』
 根強い人気を誇る音響系スリーピースのスパングル・コール・リリ・ライン、2008年発表の7thアルバム「PURPLE」。バンド10周年ということで2008年はそれを記念して、音源の連続リリースとなりました。

 前作と比べて動的というか、バンドアンサンブルが戻って来た感じがあり、静かなんだけど、躍動感のあるアルバムに仕上がっています。ピアノの残響音と無国籍なように聴こえるボーカルの囁くような日本語が心地よいです。
 アルバム通して、52分間がとても短く感じれらました。あと、メンバーが撮った写真を使ったと思われるPVが綺麗なので、是非ともPVのほうもチェックしてください。ホント、この人たちのデザインセンスって引き算的で潔いですね。音源からパッケージまで自分たちで手がけている統一感は、なかなか真似できないです。

 邦楽盤だけど全く規格外な感じなので、ポストロック好きな人、洋楽しか日頃聴かない人にもスパングル・コール・リリ・ラインのこのアルバムは、オススメしたいです。

ベストトラック:♯5「cast a spell on her」


オススメ度:★★★★


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No Age『Weirdo Rippers』
 LAを中心に活動する二人組、ノー•エイジの2007年発表のデビューアルバム「Weirdo Rippers」。

 ほとんどの曲が三分以内という沸点ギリギリのガレージ&パンクです。2ndアルバムから聴いたのですが、このデビューアルバムは、演奏荒いけど、かなり疾走感あるし、少しシューゲイザーっぽいフィードバックノイズ入っていたりと、音と戯れながら二人が実験しているのが分かります。次のアルバムより、この「Weirdo Rippers」は、完成度としては低いかもしれないけど、なんかこのローファイな感じが聴いているうちに病み付きになりそうです♪攻めている感じが、ロス•キャンペーンシノスとかと通じるものがあります。

 ノー•エイジ、非常にDIY精神溢れるバンドだと思いました。でも、現在はアングラな存在だと思われるこの人たちをレディヘッドやコーネリアスの小山田君とかが既に知っているというのが、ちょっと驚きです。USインディーの奥の深さを改めて考えさせられた1枚です。

ベストトラック:♯2「BOY VOID」


オススメ度:★★★★


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RADWIMPS 『RADWIMPS4~おかずのごはん~』
 新世代ロックバンド、四人組のラッドウインプスの、2006年発表の4thアルバム「RADWIMPS4~おかずのごはん~」。

 この前のアルバム「RADWIMPS 3~無人島に持っていき忘れた一枚~」でブレイクした彼らですが、相変わらず既存のバンドと似ているようで似ていないです。かなりラップ部分が多くなっています。彼らの場合、何よりその歌詞のメッセージ性の強さが支持されていると思われるのですが、一曲のメロディラインに乗せられる言葉に限りがあるので、ラップを多用しているのかなーと思うことが多いです。言葉数を減らすという部分にはいかずに、情報量そのままで詰め込むって発想が
若手っぽいなーと思うのですがw
 ただ、純愛とか、永遠とか信じない人には辛いと思います……ラッドウインプスが、中高生とかに受けている理由がそこなんだろうなーと思います。全てを肯定してゆく世界観が、その優しさゆえに、それが伝わらないという逆説のロジックにハマりつつあるのかなーと。強い光源ほど、強い影を生じる。でも、彼らにそれを感じないんですよね。一人の女性への盲目的な愛ゆえに、それがストーカーチックに聴こえなくもない……これ、生理的に駄目な人も多いだろうなあ(笑)
ボーカル、野田の朴訥とした声は文句なしに、魅力的なんだけどね。

ベストトラック:♯1「ふたりごと」


オススメ度:★★★☆


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Audrey『THE FIERCE AND THE LONGING』
 スウェーデン出身の女性4人組、オードリーの2009年発表の日本デビューアルバム「THE FIERCE AND THE LONGING」。通算だと2ndアルバムになります。

 音的には、いかにもポスト•ロック的な作りで、たゆたうような歌い方はビョークを思わせます。スウェーデンってよりは、アイスランドっぽい感じがするサウンドスケープです。ドラマチックな展開をするバックトラックなんかはシガーロスを思わせる感じもします。

 ポスト•ロックバンドで、全員女性メンバーってそう言えば少ないです。あと、メンバーにチェロがあるのもちょっと新鮮ですね。ちょっと陰影のある歌メロと、北欧独特の美しいフレーズがありそうで、ないオードリー特有の個性な気がします。音の隙間が大きく、基本的には暗いんだけど、人の温度を感じる不思議な音楽です。巧い表現が見つからないのが歯がゆいのですが、ちょっと引っかかるバンドです。北欧の音楽、ビョークやシガーロスなどが好きな人にオススメです。

ベストトラック:♯1「Big Ships」


オススメ度:★★★☆


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点と線『ten to sen』
 Spangle call Lilli lineのギタリスト、二人によるユニット、点と線の2009年発表のデビューアルバム「ten to sen」。

 Spangle call Lilli lineのトラックメイカーだから、それなりのクオリティのものをあげてくるのは予想できましたが、二人ともギタリストとは思えないぐらい割り切った楽曲制作です。声も入っている曲もありますが、インストアルバムです。
 バイオリンやピアノを中心に添えて、後から必要最小限の足し算で音を加えていった感じが小洒落てます。曲によってはコオロギのような虫の泣き声のサンプリングも入っていたりするのですが、それすらも音の材料として組立ててしまうどん欲さ。それでも、不思議と騒がしい感じや前衛的な感じがありません。音響系エレクトロニカと言えば良いのでしょうか。シンセなども使っていますが、非常にオーガニックな耳触りの音像です。

 万人受けするアルバムではないのですが、なんか代官山辺りのカフェで昼下がりにかかってそうな音です(笑)サイドプロジェクトだからという理由で聴かないのはもったいないと思うので、気になったら聴いてみて下さい。

ベストトラック:♯1「scene-2」


オススメ度:★★★☆


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Phoenix『Wolfgang Amadeus Phoenix』
 フランスを代表する4人組のロックバンド、フェニックス、2009年発表の4thアルバム「Wolfgang Amadeus Phoenix」。

 いやーまんま、これはフェニックスな音だ♪どこをどう切ってもフェニックス(笑)
 近年のロック史を否定するぐらい軽やかな音で、リズムを刻み、歌メロは相変わらずのお洒落な空気をまとった爽やかさ。イギリスのバンドじゃ、同じ編成で鳴らしても、こうはいかないんだろうなーという無邪気な感じが素敵です。
 この「Wolfgang Amadeus Phoenix」は、前作の続きというより、デビューアルバムの「UNITED 」の甘酸っぱい感じが戻ってきていて、あのアルバムが好きな人ならハマると思います。シンバルの残響音ですら、明るく聴こえます。ここまで低音に頼らないロックって珍しいと思うし、サクっと作ったように聴こえるけど、実は曲の構成は練られていたりとレベルアップを感じられます。一番は音と音の隙間が以前より大きくなっていて、少し余裕のようなものを感じます。前作以上にアコースティックな感じのアルバムになっています。ただ曲調が似たような感じのものが多いので、その辺りが気怠く感じる人もいるかもしれませんが。でも、混沌とした時代にサイケに寄らず、ここまで明るい音を鳴らしてしまうのは、存在感あると思いました。

ベストトラック:♯1「Lisztomania」


オススメ度:★★★★


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ULTERIOR『ULTERIOR』
 ロンドンのアングラレーベル、ディスクエラーレコーディングスに所属する4人組のアルテリア、2009年発表の日本でのデビュー盤となる編集版「ULTERIOR」。

 ホラーズとの交流もあるバンドとしても知られ、デビューアルバムの前に、シングルをコンパイルしたのがこの日本での名刺代わりの1枚「ULTERIOR」になります。
 いやーほとんど事前情報が手に入らなかったバンドなので、音だけのレビューになりますが……懐かしいっ!!フィードバックノイズ。あの80年代半ばの轟音の歴史を受け継いでいるバンドです。一言で言ってしまうとジーザス・アンド・メリー・チェイン直系の轟音サウンドです。ロンドンでは、ホラーズといい、ホワイト•ライズといい最近は、こんな感じのダークでニューウェーブな音って流行ってるんでしょうかね。最近、この手のバンドが耳を惹く機会が増えている気がします。
 そして、このアルテリアですが、バックは轟音で圧倒されるんだけど、ボーカルはジザメリとかプライマル•スクリームのボビーみたいなヘロヘロで線が細い感じが一部の人にはたまらないと思います。レーベル的には、ジザメリ ミーツ スーサイドって帯に入ってるけど、スーサイドよりスペースメン3のが合っている気がします。ジザメリ、スペースメン3などが好きな人にオススメです。ノイズとビートで脳が揺れます♪

 あと、このジャケットの写真が中の音とマッチしていて素敵です。邦楽だと、ジャケットと音が全然違うものが多いんだけど、UKの一部のコアなバンドのものってジャケットでサウンドをイメージ出来るぐらいデザイン性が高いですよね。デザイナーと写真家の共同ワークだと思うんだけど、なんか職人気質で良い仕事してるなーと思います。

ベストトラック:♯1「15」


オススメ度:★★★★


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Spangle call Lilli line『ISOLATION』
 スリーピースのスパングル・コール・リリ・ライン、2008年発表の3年ぶりとなる6thアルバム「ISOLATION」。

 このバンドの面白いところは、全員ともデザイナーや写真家などクリエイティブな本業をもって、ミュージシャンをやっているところです。なのに、時節、本業でやっている人たちより、優れた音楽を生み出してしまう(ジャケットを始めとしたアートディレクションもメンバーで手がけています)。音楽というフィールドで稼ぎを関係なく自由に表現できる分だけ、彼らは強いんですよね。

 このアルバムの音的には、音響系と呼ばれる音楽にカテゴライズされる音です。透明感のあるボーカルの声と、日本語を無化するような日本語の発音、適度に入ってくるシンセとリズム隊……かなりセンスが良いというか、よく構成が練られている音楽的な偏差値が高い音だと思います。聴いていて、清涼感のある音なので、心地良いです。あまり、このようなタイプの音を鳴らしている日本のバンドがない分、スパングル・コール・リリ・ラインの存在感の大きさを感じます。音響系の日本のバンドでは、トップクラスの完成度の高さだと思います。

「砂のラジオ 流芸 紙バック届く ヒューズ超え ヒューズとの堤防 夢の通りは拓け歌う」(♯2「roam in octave」)

ベストトラック:♯2「roam in octave」


オススメ度:★★★★


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THE RACONTEURS『CONSOLERS OF THE LONELY』
 ホワイトストライプスのジャックホワイトが親友のブレンダン•ベンソンと組んだ4人組のガレージバンド、ラカンターズ、2008年発表の2ndアルバム「CONSOLERS OF THE LONELY」。

 発表から一週間後に、音源がレコード屋に並ぶという新しいんだか、古いんだかよく分からない(笑)手法でいきなり発売されたことが記憶に新しいです。配信限定じゃないのが、このバンドらしいですね。
 この「CONSOLERS OF THE LONELY」は、ホワイト•ストライプスの「Icky Thump」と同じスタジオで、ほぼ同時期にレコーディングされました。ということで、似ていることは予想できるのですが、いやー四人合わさるとグルーヴ感が凄いですね!!ピアノやマリンバ、オルガン、スライドギターなどクラシックな楽器だけの編成なのに、何だろう?この独特の空気感と、圧倒的な存在感は。もはや、2008年の音源とか関係なしに、曲は普遍的であるし、演奏も巧いメンバーだし、名盤になりうるアルバムだと思います。曲構成も凝っていて、飽きないです。  

 発表時にデビューアルバムの時より、注目されてなかったけど、デビューアルバムよりより四人が参加しているというバンド感があって、良いアルバムです。ウエスタンな感じの♯5「The Switch And The Spur」なんて、このバンドでしか成立しなそうな曲だし。音の隙間でメンバーが息を合わせているような、適度な緊張感や閃きのような瞬間があり、個人的には文句なしにカッコいいと思いました。ブルースやロックが好きな全ての人たちにオススメです。

ベストトラック:♯2「Salute Your Solution」


オススメ度:★★★★☆


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Metronomy『Nights Out 』
 ブライトンを中心に結成されたスリーピース、メトロノミー、前作から三年ぶりとなる2008年発表の2ndアルバム「Nights Out」。

 エレクトロポップを基調としたチープなダンスミュージックと言った感じでしょうか。安っぽい(笑)シンセをメインにギターやサックスなどが入って、80年代に流れてた音楽を思い出させるようなレトロな感じが素敵です。特に変な音のシンセがどの曲もフックとなっていて、耳に残ります。
 ジャケット通り、夜の街の喧噪をテーマにしたサウンドなのですが、メランコリックな音とピコピコしたリズムが、頭の中でループしてどこの国なのか、いつの時代なのかも分からない不思議な個性となっています。ローファイな音なんだけど、不思議とアナログな感じが聴いていて落ち着きます。たぶん、PCで打ち込みというより、シンセにこだわって弾いているからなのかなーという気がします。

 ボウイっぽい、♯9「A Thing For Me」のような歌モノも収録しているのですが、基本的にはほぼインスト曲が収録されています。メトロノミー、この8ビットな感じの音はハマる人はハマると思います。にしても、エレクトロな感じの人たちもサイケな感じの音を鳴らしだしていて、そろそろサイケブームも今年辺りで終わりなのかなーという気もしてきます。

ベストトラック:♯9「A Thing For Me」


オススメ度:★★★★


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Nothing’s Carved In Stone 『PARALLEL LIVES』
 エルレガーデンのギタリストである生形を中心に結成された、4人組のNothing’s Carved In Stone、2009年発表のデビューアルバム「PARALLEL LIVES」。

 いやーこのバンドは、予想外にストレートなロックで刺さります。特にベースがうねるようなプレイで一曲目の「Isolation」から耳を持っていかれました!!他の曲もそうですけど、ベースとギターが音のキャラクターが立っていて、他パートとレベルが違うような気がしました。

 同時期に発表された同じエルレガーデンのバンドメイトの細美のハイエイタスとは路線が違うので、比べること自体ナンセンスなのですが、あちらが歌メロを中心に曲を組み立てていて、こちらのNICSは、セッションから生まれたと思われるフレーズの嵐で全曲、前のめりな勢いがあります。革新的なかどうかだったら、どこかで聴いたことのある音だって答えるけど、邦楽とか関係なしに、この音の破壊力は説得力があります。サイドバンドとして終って欲しくない、パワフルな音です。ただ、英語詞で歌うかどうかは、正直意見が分かれるところだと思いますが。
 特に♯1「Isolation」と♯4「November 15th」の二曲がオススメです。邦ロックのファン以外にも聴いて欲しい音です。

「もう準備は出来てる 必要なものは全部揃えた あとはそこに魂を込めるだけ」(♯1「Isolation」)

ベストトラック:♯1「Isolation」


オススメ度:★★★★


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tacica『jacaranda』
 札幌を中心に活動していたスリーピースの、tacica(タシカ)の2009年発表のメジャーデビューアルバム「jacaranda」。

 ポスト、バンプ的な扱いでデビューした彼らですが、インディーズのフルアルバム「parallel park」は少し期待ハズレと言わざるおえなかった。たぶん、曲数が多過ぎたために、似たようなタイプの曲が多く、インパクトに欠けていた。
 彼らが新世代ロックバンドと呼ばれているのは、バンプ譲りのその物語性とじわじわと熱を帯びて上がってくるボーカルの声質によるところが大きいと思います。初期の名曲「HERO」とか、まさにこのタイプの曲ですし。
 
 今回のメジャーデビューアルバムは、気合いが入っているのが楽に予想出来るのですが、今まで以上に軽やかな感じなっていて、曲のアレンジの幅も広がっています。「parallel park」の自己中毒っぷりが嘘のように軽やかに外に向かって開かれているアルバムだと思います。特に、♯10「メトロ」で突き抜けたなーという感じを受けました。同じく新世代ロックバンドと呼ばれているラッドとの差別化に成功しています。普遍的な物語を基軸にした、正当派ギターロックです。邦ロックっぽい線の細い繊細さが、気にはなるのですが、完成度は高いと思います。オススメです。

「人知れず息絶えた 『あの頃』の残骸が窓に映っている 当たり前も車内では感動に鳴った」(♯10「メトロ」)

ベストトラック:♯10「メトロ」


オススメ度:★★★★


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VELTPUNCH『question no.13』
 立教大学の音楽サークルを中心に組まれたスリーピース(現在は四人編成)、VELTPUNCH(ベルトパンチ)2004年発表の2ndアルバム「question no.13」。

 アルバムは、8曲収録だけど、どの曲もカラーがしっかりしていて、このバンドの多様性が分かって面白いです。男女ツインボーカルが印象的で、スマパンやピクシーズのような雰囲気をもった、大多数の人が考えるようなオルタナティブ•ロック直球な感じの音を出してます。歌詞は日本語と英語詞が混ざっていて、時節どっちか分からないぐらいメロディに混ざってる。また、アレンジも若手バンドの中では、洗練されているので聴きやすい。♯4「トリトン」のよう、メインボーカルをベースのナカジマがとっている曲などもあり、聴いていて飽きないです。

 自分が、ベルトパンチを知ったのはこのアルバムがキッカケなんだけど、今聴いても、完成度の高いアルバムだと思います。スマパンやピクシーズなどが好きな人、または最近流行の男女ツインボーカルのカッコいいバンドを探している人たちにオススメです。

ベストトラック:♯2「ルゥム」


オススメ度:★★★★


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Kasabian『West Ryder Pauper Lunatic Asylum』
 イギリスを代表するバンドとなった、4人組のカサビアンの2009年発表の3rdアルバム「West Ryder Pauper Lunatic Asylum」。

 プロデューサーにダン・ジ・オートメーターを起用しています。1stと2ndの良さを合わせたハイブリッドなアルバムとして宣伝がなされているようですが、曲もビートもちょっと弱い感じがします。全体的にサイケな印象ですが、なんかサイケロックと呼ぶにはまだまだだし、2ndの「Empire」の分かりやすさに比べたら、非常にノリにくいロックになっています。
 個人的には、デビューアルバム「Kasabian」のドラッギーなヤバさは、もう彼らには再現できないのかなーとちょっと残念に思いながら聴きました。全体的に、曲に凝るあまり、疾走感が削がれている気がします。バンドの技術や経験値が急に上がってきたバンドにありがちな現象なのですが、一曲の中に、欲張って詰め込み過ぎです。アンセムとなる曲が一曲でもあれば、もっと評価が高かったのですが、今回はシングルも弱いしなぁ……アルバムとしては悪くないのですが、カサビアンの新作と考えると期待はずれ。

 日本語版には、配信専用ライヴEPがボーナスCDとして付属していて、そのほうがテンションが上がりました!!やっぱり、分かりやすい曲が彼らの魅力だと思います。日本語版は、オマケで付いているので、結構お得だと思います。

ベストトラック:♯11「Fire」


オススメ度:★★★☆


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Dir en grey『UROBOROS』
 五人組のディル・アン・グレイ、2008年発表の7thアルバム「UROBOROS」。
 
 ビジュアル系としてデビューしたディル・アン・グレイですが、近年はゴスメイクを卒業し、海外ツアーを積極的にこなすなど、日本国内でもかなり異色のバンドとして活動しています。既に10年選手だったりします。あと、音としてのジャンルは、ヘヴィ・メタルでしょう。ボーカル、京の独特の歌唱法(デス声と、サビでのファルセット)が耳に残ります。このアルバムで、先行したシングル曲は英語詞バージョンとして再収録されています。
 曲はというと、プログレみたいな構成の曲(♯2「Vinushka」)があったり、まんまなデスメタルな曲があったり、初期ディルみたいなドラマチックな♯9「我、闇とて…」などもあり、アルバム1枚として通して聴くとかなりごちゃごちゃしています。まあ、彼らの曲って初期の頃から、統一感がないというか、闇鍋的な面白さがあったのでそれは健在です。英語詞の比重が増えてきたせいか、そこまで以前のような(「鬼葬」の頃のような)生理的な気味悪さは緩和されている気がするのですが、その分、京の発音の悪さが明確になってしまっています。歌詞カード見ないと何を歌っているか聴き取れないです。シャウトも線が細すぎて、何叫んでるのか分からんw海外受けを考えたのかもしれませんが、詞の世界観も魅力だったわけで日本語詞のほうが良かったような気がします。

 あと、改めて曲の歌メロが歌謡曲というか、演歌に近いぐらいベタなことをやっていますよね。そこにラウドになったリズム隊が混ざるから、混沌とした感じが生まれるのかなーと思いました。リズム隊は枚数重ねるごとに確実に、レベルアップしていますし。
 この「UROBOROS」非常に好みが分かれるススメにくい音楽ですが、今の日本のシーンにない異物感が魅力なのだと思います。

ベストトラック:♯6「Glass Skin」


オススメ度:★★★☆


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高橋幸宏『BLUE MOON BLUE』
 高橋幸宏、2006年発表の7年ぶりの21thアルバム「BLUE MOON BLUE」。

 ソロアルバムの空白期間である朋友・細野晴臣とのスケッチ•ショウでの活動が巧く還元されているアルバムと言えるでしょう。かなり、完成度の高い大人なエレクトロニカを披露しています。また、参加アーティストもスケッチ•ショウの細野晴臣やハー•スペース•ホリデイやスティーヴ•ジャンセン(ex:JAPAN)などが参加して、高橋幸宏らしい豪華なゲストだと思います。

 この「BLUE MOON BLUE」は、スケッチ•ショウで挑戦していたフォーキーなエレクトロニカ路線を押し進めた結果、たどり着いた音像と言えるでしょう。また、高橋らしい、ビート感も健在です。スケッチ•ショウ以上にハッキリとリズムが感じられます。高橋幸宏って、YMOの天才メロディメーカーの二人に囲まれて過小評価だったのが残念だなーと思っていました。二人に比べると、そのサポート扱いというか、評価が低い気がしていました。これを聴けば、ポップな部分を担っていたのが、彼だというのがハッキリすると思います。

 英語詞の歌モノという原点回帰の中で、スケッチ•ショウでの経験を活かしエレクトロニカと出会い生まれた本作、近年、稀にみる良作と言えるでしょう。あまりに日本人っぽくない音なので、北欧のエレクトロニカとか好きな人にオススメしたいです。特に♯2「BLUE MOON BLUE」とか、日本人離れしてるし。五十代のアーティストとは思えない「攻めて」いる感じが素敵です。

ベストトラック:♯2「BLUE MOON BLUE」


オススメ度:★★★★


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Jeff Buckley『Grace』
 孤高のシンガーソングライター、ジェフ•バックリィの1994年発表のデビューアルバム「Grace」。

 28歳で急死してしまったために、この「Grace」が、生存に発表された唯一のオリジナルアルバムになります。これ以降のものは、レア音源だったり、編集版だったり、ライブ盤だったりと死後に作られたものです。27歳の時に作られたこのアルバムが恐ろしい完成度を誇り、歴史的な名盤に数えられています。ジェフ•バックリィの優しいハイトーンボイスと、普遍的なポップなメロディが曲の中で溶け合っていて、ほぼ捨て曲なしと言ってもいい数少ないアルバムだと思います。

 ♯6「Hallelujah」はレナード•コーエンのカバーですが、ジェフ•バックリィのカバーでこの曲はメジャーになったと言ってもいい。レディオ•ヘッドも彼からの影響を受けているのを言及しているので、ジェフ•バックリィをそれで知った人も多いと思いますが、入り口はどこであれ、やはり時代性関係なく残る曲ってあるよなーとこれを聴いていると思います。フォーキーなんだけど、プログレみたいなアグレッシヴな演奏の曲もあって、緩急あって緊張感が心地良いです。USロックなんだけど、UKっぽく聴こえる空気感の曲もあります。特に♯2「Grace」、♯3「Last Goodbye」、名カバーである♯6「Hallelujah」、ハイトーンボイスが響きまくる♯8「Corpus Christi Carol (For Roy)」などがオススメです。

 ジェフ•バックリィ、このアルバム1枚で亡くなってしまったのが、本当に惜しい存在です。デビューアルバムで、これだけのクオリティを誇ったのなら、数年でアメリカを代表するアーティストになっていたと思います。

ベストトラック:♯6「Hallelujah」
http://www.youtube.com/watch?v=HKnxmkOAj88

オススメ度:★★★★☆


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LEO今井『Laser Rain』
 新世代シンガーソングライター、LEO今井による、2009年発表の2ndアルバム「Laser Rain」。

 2010年代に鳴っている音楽をコンセプトとしているようです。もうそろそろ、2010年なんて来てしまう気がするのですが、壮大なのか、身近なのか分からない目標です(笑)たぶん、♯1「Synchronize」や、♯2「Connector」なんかが、そのイメージなのでしょう。
 また、デビューアルバムと同じで、テーマは、都会を舞台に描かれています。ネオンからその下で暮らしている人々に視点が移っていて、より普遍的になっている気がします。でも、相変わらず、片言の日本語みたいな歌い方なので、ZAZEN BOYSとか好きじゃないとちょっと厳しいかもしれない。この人の書く詞は、なんかカタカナが多くてヒップホップ系のアーティストをイメージさせます。そこが良くも悪くも、イメージを軽くしているのではないでしょうか。
 曲自体は、ポップなエレクトロニカとロックを少しといった割合で、音楽マニアでなくても聴きやすいと思うので、ちょっと残念。プロデューサー、いしわたり淳治を始め、ベースにTokieが参加していたりと周りを固めているミュージシャンは前作に続き、豪華な布陣になっています。そろそろブレイクするか、このまま沈むのか、分かれ目なのかなーと思います。

「ビルとビルの隙間から陽が射して まるで巨大なバーコードみたいだね
ごろごろ車線の雷鳴って 僕は雨雲から逃げるだけ」(♯7「Taxi」)

 ただ、LEO今井自体、好き嫌いは別として、今の日本のメジャーシーンで特異な存在なので、是非とも生き残って欲しいなーと思います。曲自体はポップで良いと思いますし。

ベストトラック:♯7「Taxi」


オススメ度:★★★★


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YOMOYA『Yoi Toy 』
 都内を中心に活動する4人組のYOMOYA(ヨモヤ)の2009年発表の2ndアルバム「Yoi Toy」。

 OGRE YOU ASSHOLEの「アルファベータ vs, ラムダ」を手がけた斉藤耕治をプロデューサーに招いて制作されました。かなり不思議な手触りのシティポップです。しかもガンガン、シンセの脱力系な音が(笑)鳴り響いていているので、ちょっと膝カックンな感じの印象を受けます。
 音構造が、有機的なリズム隊と、フワフワするシンセ、ストレートなメロディラインを中心に構築しているので、アポジーみたいな感じもするけど、歌詞は、くるりみたいな叙情性を持っている。なんだか、一筋縄でいかないイメージを受ける不思議なバンドです。USインディの影響が多分に見えるのだが、日本的な要素も多くて面白い。なにより、言葉を大切に伝えようとしているところに好感が持てます。捻れたポップスだけど、メロディだけ、そこから切り離されたように浮いている。

 一度だけ、ライブをイベントで見たことあるんだけど、ステージ全面に電飾を設置していて、なんか安っぽい寂れた地方都市の商店街のクリスマスみたいな感じだったなwでも、彼らが鳴らしている音楽って、きっとそーゆう側面があると思う。ポップなようで、実は今のシーンの中心から離れていて結構深いバンドです。これも変態ロックです。ネハンベースを売り出した& recordsから音源が出ているのも、なるほどと思いました。変態ロック好き、新世代の勢いのバンドを探している人たちにオススメです。

ベストトラック:♯4「フィルムとシャッター」


オススメ度:★★★☆


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cinema staff 『document』
 名古屋を中心に結成された4人組のcinema staff (シネマスタッフ)の2008年発表のデビューミニアルバム「document」。全6曲入りになります。

 現役大学生という若さが売りらしいけど、確かに音自体も若いです。勢いが、ありますね。そして、レーベルも今ノっているポストロックの老舗、残響レコードなので、序々に浸透していくんじゃないかなーと思います。昔の9mmみたいなザクザクした密室感が素敵です。演奏レベルはまだまだな感じもしますが、いかにもオルタナロックなギターとエモっぽい感じの曲もあり、また叙情的な歌詞もあり色々と成長しそうな要素がいっぱいのバンドです。

「正解はないよ そこには正解はないよ あるのは矛盾です 今日の天気は晴れのち雨のはずさ 僕と同じだね」(♯5「部室にて」)

 若いバンドなので、これからどう成長するか分からないけど、アレンジとか基本はシッカリしているので、化けるんじゃないかなーと思います。このミニアルバム自体は、タイトル通り、まだまだ若いバンドの「ドキュメント」だと思います。にしても、残響さんが好きそうなギターですね(笑)社長がギター弾きなのもあるけど、分かりやすいなーと。

ベストトラック:♯1「AMK HOLLIC」


オススメ度:★★★☆


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The Horrors『Primary Colours 』
 五人組のザ・ホラーズ、2009年発表の2ndアルバム「Primary Colours」。

 前作でゴシックなビジュアルメイクでガレージを鳴らし、話題になった彼らですが、それから二年の沈黙を経て、リリースされた本作「Primary Colours」。
まず、分かりやすいビジュアル面……PVで見れば分かるのですが、ゴスメイクを早くもやめています。ちょっと変わり身早すぎないか?(笑)

 そして、本作はプロデューサーとしてほとんどの曲をポーティスヘッドのジェフ•バーロウが手がけたことでも話題になりました。いやー結論から言ってしまいますが、音が滅茶苦茶格好良くなってます。ほとんど別バンドです。そして、絶妙なシューゲイザー的なノイズと揺らぎがクラウトロックが巧く融合しています。ボーカル、ファリスの歌い方もシャウト系ではなくなりシットリと低音で歌っています。また、歌詞も多少外に開かれた感じがします……正直、変わった部分が多過ぎて、前作との違いを言及していたらスペースがなくなりそうだ;

 ただ、彼らはハイプではなかった。ビジュアルだけの色モノじゃなかったってのは、このアルバムが証明しているでしょう。特にメンバーでキーボード担当のスパイダーの才能が爆発している感じがします。音響的な実験を繰り返し生まれたと思われる本作のノイズがギターノイズなのか、シンセから発せられている歪みなのか、正直完全に切り分けることは出来ないのですが、マイブラの「ラヴレス」を初めて聴いた時のような言葉に出来ない胸騒ぎがあります。このサウンドなら、ジェフ•バーロウの起用は大当たりでしょう。
 ♯6「Scarlet Fields」と♯10「Sea Within A Sea」の二曲が、飛び抜けて名曲だと思います。これは、名盤だと思います。ただ、ダークかつシューゲイザーな音なので、百人聴いても数人だけ中毒的にハマるようなサウンドです。シューゲイザー、ポーティスヘッドのファン、そして今のロックシーンが退屈だと思っている全ての人に聴いて欲しいアルバムです。

「若さは 思春期とともに色褪せるかもしれないが 
新たな不安に いつの間にか捕われる」(♯10「Sea Within A Sea」)

ベストトラック:♯10「Sea Within A Sea」


オススメ度:★★★★★


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HYDE『HYDE』
 L'Arc~en~CielのボーカルであるHYDE(ハイド)、2009年発表の初のベストアルバム「HYDE」。

 L'Arc~en~Cielの音ってニューウェーブ直系の音だと思っていたので、そのイメージがハイドのボーカルは強いのです。しかし、ソロでは、かなりUSハードロックな乾いた音を鳴らしています(♯5「COUNTDOWN」とか分かりやすい)。バンドと比べると、そこまでソロの知名度はない気もするのでw、意外に思う方もいるかもしれないのですが、ソロではギタリストのKAZがサウンド面で貢献している影響が強いのです。ハイド自体、ビジュアルから、歌い方から、美学の人って感じもするのでたぶんソロではこの方向に舵を切りたかったんでしょうね。ソロデビューアルバムは、静寂をテーマにしていたので、なんだか物足りないファンも多かったと思うのですが、二枚目以降は乾いた疾走感のあるロックを鳴らしています。にしても、ハイドの独特の声質はデビュー時から、相変わらずです。この人しか出せないような抑制したファルセットが、耳に残りますね。ソロは、英語詞の曲も多いのですが、発音はちょっとキツいかもw

 ただ、ラルク好きの人にこの音が刺さるのか?というとかなり微妙な気がします。ハイドのファンは、ハイドが歌っているだけで買うと思うのですが、それ以外のロックファンはビジュアル系寄りのバンドってだけで毛嫌いしているので、真面目に鳴らしていても報われないというか……まあ、その壁を越えるアンセムが生まれれば、状況は変わると思いますが。最終曲は、映画「NANA」に提供した「GLAMOROUS SKY」を英語バージョンを自身で歌い直しています。ラルクに比べれば曲が弱い気もしますが、地道に活動してきた総決算としては、一度は聴いてみるのも良いかもしれません。2008年からは、KAZとともに、VAMPS(ヴァンプス)を結成し、そちらにソロ活動を移行しています。

ベストトラック:♯17「GLAMOROUS SKY」(アルバムは英語版収録)


オススメ度:★★★★


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