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the HIATUS 『Trash We’d Love』
 日本のエモバンドの中ではトップクラスの支持を集めるエルレガーデンのボーカルである細美武士を中心に結成されたバンド、the HIATUS(ザ•ハイエイタス)の2009年発表のデビューアルバム「Trash We’d Love」。

 メンバーが、ギター:Masasucks (FULLSCRATCH)、ベース:ウエノコウジ(元ミッシェル) 、Dr:柏倉隆史 (toe)、key:堀江博久(pupa)、key:伊澤一葉(東京事変)、Dr:一瀬正和(ASPARAGUS)とか、ほぼスターメンバーできてます。なんというのか、これを新人バンドと称するのは、詐欺だわw
 みんなデビューから、ミュージシャン経験10年以上とかの歴戦の猛者たちの集まりで、音源を聴く前に、ちょっとバンドが豪華過ぎるので細美VIP待遇過ぎないか?ハングリーさがなくならないか?これがメジャーレーベルの力なのか?とか妙な心配をしていた(笑)

 エルレとは、かなりサウンド的に違う。一曲目の「Ghost In The Rain」の始まり30秒でキーボードの音がキラキラと降ってきた瞬間に大抵の人は違和感とある種の予感を覚えるはずだ。曲の合間にもガンガンキーボードが入ってくるんだけど、ボーカルの邪魔をしない程度に引き、ドラムはサウンドを立体的に構築していく。いやー正直、ボーカルが霞むぐらい、キーボードの堀江とドラムの柏倉の二人が良い仕事をしている。プレイヤー的にpupaの時も堀江のキーボードが目立っていたが、今回は細美のメロディラインを得たことでそれを更にキラキラさせるようなアレンジをしていてフレーズごとに耳に残る。今までより、より裁量に任されているのかノビノビとプレイしている。ドラムの柏倉も緩急巧みな空間を感じるようなプレイで音に奥行きを与えている。勢いと歌メロで力技で押していくエルレより、大人向けのロックです。歌詞は相変わらず、大人になりきれていない気がするけどw

 正直、エルレガーデンが苦手な人にもオススメしたいです。ピアノだけで細美が歌う♯7「Little Odyssey」とか洋楽、邦楽問わず名曲でしょう。最初、グリーンデイの新作の後半に混ざっててもおかしくないバラードだって思ったけどさ……まあ、世界標準ってことで(笑)
 日本語詞の曲も数曲入っているのですが、やはり英語詞のほうが、発音が良いし、この声は映える気がします。また、アレンジもかなり凝っているので、下手に日本語を乗せるより音に集中したい気がしました。エルレガーデンのファン以外のロックファンにもオススメです。

ベストトラック:♯1「Ghost In The Rain」


オススメ度:★★★★☆


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坂本龍一 『out of noise』
 坂本龍一、5年ぶりとなる2009年発表のアルバム「out of noise」。

 ひさびさのソロアルバムかつ、アンビエントなアルバムです。最初の方は、聴きやすい曲が多いのですが、後半にいくにしたがって、ミニマルで主旋律があるのかないのか分からないような前衛的な曲構成のものが増えていきます。上質な環境音楽だと思いました。音数が少ない分、一音一音に意味が付加されているように感じるので繰り返し聴かないと音の全体像が掴めないアルバムです。たぶん、前作「CHASM」以上に、本人は今回はやりたいことをやったんだろうなーという印象を受けます。ひさびさに教授らしい、前衛的な1枚になっています。

 坂本龍一って時々、基本的にはポップなんだけど、何かしら底知れないものを持っているんですよね。年齢的に五十代後半とかなんだけど、関係なしに攻めているなーと……だから、ついつい新譜が出ると手に取ってしまうんですけどね。アンビエント、エレクトロニカなど好きな人にもオススメです。

ベストトラック:「out of noise」 for promotion


オススメ度:★★★★


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Eberg『ANTIDOTE』
 アイスランドのレイキャヴィク出身のアイナー・テンスベルグのソロ・ユニット、エバーグ、2009年発表の3rdアルバム「ANTIDOTE」。前作収録の「Inside Your Head」が、iPhoneのCMに起用されたことにより、注目を集めたエレクトロニカユニットです。

 非常に北欧っぽいユニットです。そう、これ読んでいる人の過半数の日本の北欧の音楽のイメージってこんな感じだと思います。同郷のシガーロスやビョークなどとどこかで通じるものがあります。エレクトロニカというジャンルが一定層の支持を得るようになってから、北欧が一大産地となった感があります。鳴っている音は、ほぼPCを中心に組み立てられているのにとてもオーガニックな音触りで、打ち込み系の音が苦手な人も聴けると思います。また、女性ボーカルと思われる声は、大抵本人が歌っているものを後から加工して女声に聴こえるようにしています。あまり、他のアーティストはやらないアプローチなので、そこがエバーグの面白いところでもあります。

 日本版は、キンクスの「all day and all of the night」のカヴァーやCokiyuをゲストヴォーカルに迎えた「ひみつのはこ」など三曲がボーナストラックとして収録されていてお得です。

ベストトラック:♯1「Antidote」


オススメ度:★★★☆


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ウミネコサウンズ 『夕焼け』
 シンガーソングライター古里おさむによるソロユニット、ウミネコサウンズによる、2009年発表のデビューミニアルバム「夕焼け」。5曲収録の20分もいかないミニアルバムになります。

 キリンジやUNCHAIN、アナログフィッシュなどのプロデュースを手がける柏井日向がプロデューサーとして参加しています。また、古里おさむはくるりが主催するNOISE McCARTNEY RECORDSからソロアルバムを出していたこともあります。ただ、その頃より甘酸っぱさが、パワーアップしている気がします(笑)
 タイトル通り、夕焼けとか日常感満載の曲が多いです。あと、ひさびさに日常的な日本語で歌っているアーティストを聴いた気がします。難しい日本語ではなく、口語に近い普段着の日本語とでも言えばいいのかな。歌メロもそうだけど、気取らない感じが彼の人柄が見えるようで、好感。USインディーのユルさとストレートな日本語が心地良いです。でも、尖ったサウンドではないので、今の時代に売れるか心配ではあります;
気になったら、とりあえず、♯1「夕焼け」だけで良いので、聴いてみてください。

ベストトラック:♯1「夕焼け」


オススメ度:★★★☆


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吉井和哉『VOLT』
 元イエモンの吉井和哉、2009年発表の5枚目のソロアルバム「VOLT」。

 いやーやっと、吉井和哉が戻って来たアルバムだと思います。今まで、ソロになってから、THE YELLOW MONKEYの存在の大きさと一人で闘ってるイメージがありましたが、バンドメンバーを固定したのが良かったのか、直球のロックを鳴らしています。しかも、ソロ+バックバンドって形ではなく、音全体がバンド然としています。ソロになってからのいわゆる私服のロックではなく、ギラギラした感じが戻ってきました。メイクやグラムな衣装が似合うロックと言いますか。

 ♯1「ビルマニア」から飛ばして、♯4「ノーパン」で吉井節爆発って感じです。「ノーパンで笑うあなたが愛しいよ 風鈴 蚊取り線香とうちわで」(♯4「ノーパン」)とか、この人しかこの詞をメロディに乗せられないでしょう。そして、シットリと歌う地味に名曲な♯7「SNOW」、ライブでシンガロングなアンセムとなりそうな♯8「ONE DAY」とちょっと出来過ぎなぐらいバランスがとれたアルバムになっています。
「この願いが叶うといいな ずっと自分を信じているんだ」(♯8「ONE DAY」)
この前向きな一節で、状態が良いのが伝わってきますね。

 吉井和哉のソロになってから離れてしまった人ほど聴いて欲しいアルバムだと思います。前作「Hummingbird in Forest of Space」が、隠れた名盤だったので期待していたのですが、本当に今回の「VOLT」で化けました。日本語ロックを担うアルバムだと思います。

ベストトラック:♯8「ONE DAY」


オススメ度:★★★★


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The Pains Of Being Pure At Heart『The Pains Of Being Pure At Heart』
 NYを中心に組まれた男女4人組、The Pains Of Being Pure At Heart(ザ•ペインズ•オブ•ビーイング̶6;ピュア•アット•ハート)の2009年発表のデビューアルバム「The Pains Of Being Pure At Heart」。

 まず、バンド名を読んで「純粋であることの痛み」……如何にもシューゲイザーバンドっぽいネーミングでクスリっ(笑)
 でも、音を聴いたら、80年代にシューゲイザーの系譜から枝分かれしていった隠れたロックの歴史に忠実で面白いです。マイ・ブラッディ・ヴァレンタインの編集版である「Ecstasy and Wine」の頃を忠実に模倣している感じがします。ギターのカッティングとメロディが甘酸っぱいぐらいに、爽やかです。マイブラのメロディの甘さを抽出した感じです。ただ、リズム隊が、この身軽さに噛みあってない感じが、ちょっと不穏さを感じます。

 80年代のクリエイションの周辺にあった音が、マイブラの「ラブレス」の衝撃によってぶった切られて、アングラに沈んでしまった。それを00年代の今、ザ•ペインズ•オブ•ビーイング̶6;ピュア•アット•ハートは再生させようとしている、その事実がちょっと驚きであり、嬉しいです。最近のネオシューゲイザーブームに飲み込まれないか心配ではありますが、このポップで身軽な感じの音を継続して欲しいなーと思います。シューゲイザー好き、ドリームポップ好きにオススメです。

ベストトラック:♯3「Everything With You」


オススメ度:★★★★


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Silversun Pickups『Swoon』
 L.A.を中心に結成された、男女4人組のSilversun Pickups(シルヴァーサン・ピックアップス)、2009年発表の3rdアルバム「Swoon」。

 前作「Carnavas」のヒットにより、スマッシング・パンプキンズの後継者と呼ばれた彼らですが、それから3年を経て発売されら待望のアルバムとなります。前作がスマパンのメランコリ~な感じの音を主軸にマイブラのような轟音シューゲイザーのハイブリッドとありそうでなかった感じが、耳の早いロックファンに支持されました。
 今作「Swoon」は前作以上に攻撃的な印象です。特にギターサウンドがヘヴィになり、よりリズム隊も厚くなっている様子を感じます。前作のセンチメンタルな空気を吹き飛ばすような前のめりなサウンドです。ちょっとグランジ色が前面に出てきている気がします。デンマークのMEWの2ndアルバム「Mew And The Glass Handed Kites」をさらに轟音で包んだ感じとでも言えばいいでしょうか。

 まだ、本作の日本語版の発売は決まっていないようですが、これを発売しないと日本のレコード屋は何を聴いてるんだよってな感じがしますwグランジ+シューゲイザーの接点となるシルバーサン・ピックアップスの「Swoon」、オススメです。

ベストトラック:♯5「Panic Switch」


オススメ度:★★★★


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Mongrel『Better Than Heavy 』
 4人組のスーパーバンド、モングレルの2008年発表のデビューアルバム「Better Than Heavy」。

 まず、話題となってういるメンバーはレヴァランド・アンド・ザ・メイカーズのヴォーカル、ジョン・マクルーア、ベイビーシャンブルズのベース、ドリュー・マコーネル、アークティック・モンキーズのドラム、マット・ヘルダース、元アークティック・モンキーズのベースのアンディ・ニコルソンというUKロックのスーパーバンドです。そして、ラッパーのロウ•キーもゲスト参加しています。

 このロックなメンバーでどんな音を鳴らしているか?というと音は、この「Better Than Heavy」に関しては、かなりヒップホップの影響が強いです。でもヒップホップ一色というわけではなく、レゲエとかダブなどの要素が隠れ見えます。正直、メッセージ性のほうを重視しているような気がします。既存のイギリスのギターロックバンドに対するアンチテーゼ的な意味合いでこの音を確信犯的に鳴らしているんじゃないかな。たぶん、メンバー的にベタなロックンロールで勝負することも出来るだろうし。ちょっと。遊び心があって、ゴリラズみたいに面白いサイドプロジェクトバンドだと思いました。たぶん、これが主流じゃ、イギリスのシーンじゃ目立たないだろうから。ヒップホップが苦手な人も聴ける音だと思うので、気になったら手に取ってみて下さい。

ベストトラック:♯5「The Menace」


オススメ度:★★★★


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school of seven bells『Alpinisms 』
 ブルックリンを中心に活動するスリーピース、スクール•オブ•セヴン•ベルズの2008年発表のデビューアルバム「Alpinisms 」。

 双子のデヘサ姉妹を中心に組まれたシューゲイザーバンドです。最近だと、同郷のMGMTのようなサイケデリックな感じを受けます。また、ディレイがかかりまくっている空間系のギターやシンセが印象的です。特にギターはシューゲイザー系の基本に忠実なようです。

 シューゲイザーというとフィードバックノイズまみれのものを想像する人も多いと思いますが、このバンドに関してはそんなことはありません。むしろ、前記したサイケ系のロックバンドのほうが音的には近いと思います。あくまで歌モノであり、双子の姉妹のコーラスワークを音の中心に置いていてので、巧くマイブラから距離を取っている気がします……大抵のシューゲイザーバンドは彼らの衝撃が強過ぎてフォロワーに過ぎないので(笑)

 また、浮遊感があるので、エレクトロニカ系が好きな人も気に入るのではないでしょうか。呪術的に響くコーラスが、なんだかアメリカのバンドなのに東洋的に聴こえて、面白いです。シューゲイザー、エレクトロニカ、サイケロックなどが好きな人のちょうど接点的な音なので、とりあえずスクール•オブ•セヴン•ベルズ、聴いてみることをオススメします。

ベストトラック:♯8「Sempiternal」


オススメ度:★★★☆


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The Films『Oh,Scorpio』
 カリフォルニアを中心に結成された4人組のザ・フィルムス 、前作「Don’t Dance Rattlesnake」から二年ぶりとなる2009年発表の2ndアルバム「Oh,Scorpio」。

 前作でガレージリヴァイバルの中で出てきて、「リバティーンズへのアメリカからの回答」とか煽られてたのを覚えていますが、まだガレージをやっているのか?ハイプで終わるのか?の勝負の1枚になります。今回は知名度抜群のプロデューサーにブッチ・ウォーカーを迎え、作られました。
 前作と違い、ガレージ色はかなり薄まり、エッジ感がなくなってしまいました。ガレージでもロックでもなくカントリー色が強いので、伝統的なアメリカのバンドをなぞっているような気がしてきます。曲自体は良いし、ボーカルのマイケルの声も哀愁を誘って、ちょっとピート•ドハーティを思わせるような頼りない歌い方や声がグっとくる人は一定数いると思います。

 今作「Oh,Scorpio」は、前作のアルバムを気に入っている人にとっては、かなり味気ないアルバムになっていると思います。聴いていて、プロデューサーの人選に失敗した感じがしました……良い部分が複数あるバンドだけに惜しいなーと思いました。疾走感でなく、フォーキー&メロウな音楽を求めている人にオススメします。

ベストトラック:♯2「Holiday」

オススメ度:★★★☆


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Green Day『21st Century Breakdown』
 カリフォルニアを中心に結成された、アメリカを代表するパンクロックバンド、グリーン・デイ、前作から4年半ぶりとなる2009年発表の8thアルバム「21st Century Breakdown」。

 ガービッジでの活動や、ニルヴァーナの名盤『ネヴァーマインド』を手がけたことで有名なブッチ・ヴィグがプロデューサーとして参加したことでも話題になりました。前作、「アメリカン・イディオット」のヒットを記憶している人も多いと思うのですが、まさかの連続コンセプトアルバムです。グロリアとクリスチャンの2人の若者を主人公にしたストーリーが3部構成という……曲も前作のようにプログレ的な展開の曲が数曲あります。君らは、パンクバンドじゃなかったのか?グリーン・デイ、と言った心配は置いておいて、かなり曲もハイレベルでまとまっています。特に今回はスローテンポのバラードのほうがレベルが高いです。ただ、またポップロックだとか批判を受けそうなアルバムですが(笑)まあ、ポップであることなんて、グリーン・デイの存在理由の根幹だと思うので、自分は賛成です。♯2「21st Century Breakdown」、♯4「¡Viva La Gloria!」、♯16「21 Guns」とか、彼ららしい名曲です。

 ただ、今回は前作以上に「名曲を生み出そう」って気負いのようなものを感じられるんですよね……それが裏目に出たような曲も確かにあります。また、フーとレノンを意識したと思われる歌詞もある通り「マイ•ジェネレーションはゼロ ワーキング•クラス•ヒーローなんかなれやしない」(♯2「21st Century Breakdown」)などの詞もあり、曲自体も相当に彼らの影響を受けていると思われます。あとは、クイーンみたいなド派手な転調と80sなギターサビとか多いです。

 「夢を見よ アメリカ 夢を見よ」(♯2「21st Century Breakdown」)
 前作の延長線上としては、怒りはなくなってきたが、勢いは衰えていません。アメリカへの怒りから、アメリカよ立ち上がれ!!路線に変わったというか、同時代を生きる人々への応援歌的な曲が多いと思います。
 ただ、中盤以降、全70分とか曲数が多い影響もあり、かなり展開的にダレる気がするアルバムです。そして、後半のほうで、グリーン•デイ初期を思わせるような3分パンクな曲もあり、今までの総決算的なアルバムになっています。覆面バンドの曲もそうだったけど、ホントは3分パンクな曲をバンドはやりたいのに、前作の成功で演りにくくなってるんだろうなーと聴いていて思いました。

 「21st Century Breakdown」は欲張り過ぎた分、アルバム1枚としては音が散漫な感じがするのが惜しいです。でも、「アメリカン・イディオット」からグリーン•デイを好きになった人にも、バスケットケースからハマった人にもオススメできる彼ららしいポップなアルバムだと思います。

ベストトラック:♯3「Know Your Enemy」
http://www.youtube.com/watch?v=Htf5KIgvokg

オススメ度:★★★★


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within the last wish『The World Is Painted Out』
 東京を中心に活動する5人組のハードコアバンド、within the last wish、2009年発表のファーストミニアルバム「Within The Last Wish」。
 
 いやー何だコレ。ずっと、ハードコアとか、しかもずっとシャウトし続けているとか、00年代のバンドとは思えない泥臭さと男臭さがムンムンでございます。でも、一つだけそれらのジャンルのバンドとwithin the last wishが違うところがあって、バックの演奏がインストバンド、しかも音響系とも言えるぐらい繊細な曲や趣味の良いアレンジの曲もあるところが、このバンドの凄いところ。音響系とハードコア系のシャウトが合わさるとここまで違和感があるとは思わなかった……納豆とヨーグルトを一緒に食べているような食べ合わせ(笑)たぶん、どっちも悪くないんだ。二つが出会ってしまったのが悲劇の始まりw

 そんなミニアルバムの中で、♯2「between the dark and light」は統一感あって、ラウドな感じなので一番聴きやすいトラックかなーと思います。ちょっエモっぽい部分もあるので、その辺りが好きな人にもオススメしたい。

ベストトラック:♯2「between the dark and light」


オススメ度:★★★


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nhhmbase『ALIVE AT THE WALL』
 東京を中心に活動する4人組ネハンベース、2009年発表のライブアルバム「ALIVE AT THE WALL」。第一期メンバーでのラストライブになります。

 2008年11月に行なわれた初の海外公演、台湾公演を収録しています。ライブバンドとしての第一期ネハンベースのライブが体感出来る貴重な1枚だと思います。あまり、音が良くないし、曲の入りで、ちょっと楽器ごとの連携が崩れる時があるけど、それすらも生々しい感じ。音数が少ない曲が多いから目立つし、緊張感が生まれています。選曲は既存の二枚の音源から、ベスト的な選曲で演奏されていると思います。曲を破壊して、再構築していくネハンベースの美学が肉体性を伴った時に、どれだけ凶暴なのかが分かるライブ盤です。
 最終曲は、セックス•ピストルズの「ANARCHY IN THE UK 」をカバーしています。あまりにネハンベース色が濃くて、ちょっと面白いです。相変わらず、ブレスの仕方が癖あるなーわざとなんだろうけどw少なくとも、ピストルズの元曲を知っている人ほど、驚きのカバーだと思います(笑)

 このライブ後は、ネハンベースはフロントマン、マモルのソロ•プロジェクト的なカラーが強くなっていきます。

ベストトラック:♯4「PLネットワーク」(LIVE@O-EAST 2008.10.19)


オススメ度:★★★☆


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366日
 いつの間にか、かなりテキトーに始めた、このブログも丸一年休まずに更新し続けてました。最初は暇つぶしと、自分が同じものを二度買いしないようにという理由からだったのですが、案外続くものですね。
 この一年で、かなり著作権の配信関係は整備が進んだためか、デジタル配信のタイトル数が増えたり、YouTubeやニコニコ動画でカバー音源は公式にOKになったりと、地味に外堀が埋まって来ている感じがします。アーティスト的に今まで通り印税モデルで今後食べていくのか?音源は広告目的で格安でデジタルでリリースして公演を中心にして稼いでいくのか?のちょうど過渡期になっている時期だと思います。

 日本のインディーズシーンは今、トクマルシューゴやオウガ、ネハンベース、マヒルノなど面白いバンドがブレイクしていて興味深いのですが、彼らがなぜ面白いのか?ってことを考えたら、セールス抜きに自分たちが良いと思える音楽を作ってるからなんですよね。中でもメジャーに舞台を移したバンドが出始めていて、ちょっと感慨深いものがあります。上記に挙げたバンドって、セールス的なインパクトってよりも熱狂的なファンが多くて、ライブをソールドアウトさせる部分においてのほうが評価が高いです。無論、ライブが良いから、リピーターが増え続けているわけですが。だから、メジャーでセールス的にパッとしなくて切られる可能性も高いのですが、ピロウズみたいに末長い目で見て欲しいなーと、なんか親心だ(笑)

 でも、オリコンに載るようなタイアップで売れているバンドよりかは、マイスペースとかで自分で宣伝して、シーンに乗り込んで来るバンドのほうが、自分たちの音楽を広めたいという欲求が強いと思うので生き残ると思う。あと、これだけネット環境が普及してくると個人的に作って友だちと楽しむような個人的なバンドが急にブレイクする可能性もあります。一億総クリエイター時代と一時言われてたんだけど、やはりというか、作る人が増えても、創作物の平均レベルが上がるわけではないんですよね。売れるべきバンドは、やっぱり売れている訳です。YouTubeの再生回数とかエグ過ぎるぐらい、顕著ですが。
 まあ、誰もがPC使って、音源作ってアップ出来る環境が整っただけでも、今までの時代にない可能性を感じるので、自分はその辺りはポジティブに考えています。ただ、日本のライブハウスのシステムは相変わらず出演者から、出演代を取るのが主流なので、もう少し参入しやすく変わらないかなーと思います。ライブで魅力的なバンドってたくさんあるので。イギリスとかだと、ライブハウスから出演バンドにギャラが出るから、バンドは参加しやすいのです。その分、ライブチケットも安いので(円換算だと、千円台当たり前)、観客も一杯飲んだ後に、フラっと寄れる環境が出来ているのですよ。

 今年も良い音楽に会えると良いなーと思いつつ、いつも拙い文章を読んでくれている人たち、ありがとう!!

相変わらず、躍進が続くピロウズ



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THE BAWDIES『THIS IS MY STORY』
 小学校からの同級生を中心に結成された4人組のTHE BAWDIES(ザ•ボウディーズ)、2009年発表のメジャー移籍後の初のアルバムであり、通算としては3rdとなる「THIS IS MY STORY」。

 LOVE PSYCHEDELICOのNAOKIがメジャーファーストシングルとなる♯1「EMOTION POTION」のプロデュースを手がけたことでも話題になりました。
 いやー服装といい、音と良いモッズな感じなんだけど、この人たちが日本人でしかも二十代半ばというのが未だに信じられないね。日本人の着ぐるみ着てるじゃないのか?と(笑)
 そして、この一年ぶりとなる3rdアルバム「THIS IS MY STORY」。前作以上に、グルーヴィーで、リトル・リチャードみたいなボーカルやリズム隊により磨きがかかっていて、カッコいいです。メジャー移籍して、一般受けする路線に変更させれらたら、どうしよう?と心配していたファンの人たちほど聴いて欲しい。前作「Awaking of Rhythm And Blues」の更に先の風景を見せてくれました!!

 難しいことを考えずに、この国産なのにブルージーなロックンロールに頭を揺らせば良い。今のロックがつまらないと嘆いている、オッサンたちにも届くと良いなー。マイペースに活動を続けて欲しいバンドです。

ベストトラック:♯1「EMOTION POTION」


オススメ度:★★★★


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Jeff Buckley『Sketches (For My Sweetheart the Drunk)』
 孤高のシンガーソングライター、ジェフ•バックリィのリリースされる予定だった1998年発表の幻の2ndアルバム「Sketches (For My Sweetheart the Drunk)」。

 90年代半ばにアルバム「Grace」1枚を出して、1997年、30歳でミシシッピ川で水死体として発見される。自殺やら麻薬やら色々と疑われましたが、未だに謎の死とされています。3.5オクターブ出るとされる歌声と普遍性のある曲で死後になってから注目されたミュージシャンの一人です。
 まあ、そんな伝説はともかく、名盤と言われている「Grace」にはかないませんが、この未完成の「Sketches (For My Sweetheart the Drunk)」でさえ、普通のミュージシャンだったら、生涯1枚の名盤として扱われていたに違いありません。アレンジとか曲の平均レベルとかはデモっぽい感じなので、劣るのですが、完成版を聴きたかったなーと思わせてくれるクオリティです。

 また、何より、唯一無二の彼の優しい歌声が、デモ版だからか、ヤケに生々しく聴こえます。♯4「Nightmares By The Sea」とかレディオ•ヘッドっぽい曲があったりと、USロックのメロディラインとUKロックの持つ凝ったアレンジのハイブリッドといった感じで、どちらのロック好きにもオススメできると思います。もし、亡くなっていなくても、いずれブレイクしただろうなーと思わせてくれる数少ないミュージシャンです。

ベストトラック:♯2「Everybody Here Wants You」

オススメ度:★★★★


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凛として時雨『just A moment』
 新世代ロックバンド、凛として時雨、2009年発表の3rdフルアルバム「just A moment」。メジャー移籍後、初のアルバムリリースになります。

 メジャー移籍後に出たシングルで更に世界観を深化させていたので、アルバムについては安心していたのですが、良い意味でかなり壊れっぷりはレベルアップしています。今までの凛として時雨と違い、♯3「Tremolo+A」を始めとしたアコギの導入や、四つ打ちっぽいリズムの導入、ベースが主役の曲の誕生、初のインスト曲への挑戦などかなり異形のアルバムだと思います。きっと、音楽誌、ファンともに絶賛されるような気がするんだけど、今までのアルバムと比較すると、正直かなりアルバム内は雑多な感じになっていると思いました。ただ、明らかに相変わらず「攻めて」いるわけで、そこは、らしくて、良いと思う。

 前からこの人たちは、ビジュアル系の直系としてカテゴライズするべきだってのが、持論なんだけど(笑)、♯1「ハカイヨノユメ」のメロディラインとか歌詞とか初期ディルアングレイをモロに想起させるんですよね。メタルで大仰なフレーズのドラムとか、転調後のドラマチックな純和風なメロディの展開とか、新しいのではなく、そちらの畑から、参照しているような気がします。
 それらと比較して、彼らが新しいのは男女ツインボーカルと、半角文字を思わせるような歌詞の書き方(コピペ的に時雨的な単語がある)、歪みまくったギターを重ねていること。メロディ自体は、ポップなんだけど、メタルやハードロック的な美味しいリフばかりを抽出して、レイヤー的に重なることにより、異形な変態ロックが生まれる。基本的にやっていることは、足し算なんです。今は亡き九龍城みたいに増築を重ねた結果、全体像が違うものになったような感じです。それが一見、複雑そうやプログレに聴こえる時雨の曲構成に繋がっているのかなーと思います。そこがリスナーへの耳へのフックにもなっているのが、計算を感じてあざといのですが。

 レコーディングに携わっているフロントマンのTKが中心になって、音のチョイスの仕方とか音のレベルのバランスとか、かなり緻密に計算されているのが他のバンドの一番の違いかな。爆音で聴くと分かるんだけど、恐ろしく色んな音が入っていて、共存しています。大抵シンセに聴こえる音はギターをエフェクターで歪ませていたりね。普通にシンセ使えば良いのに、ギタリストであることへの強いこだわりを感じる。音響系的というか、突発的にジャムってるイメージが曲にはあるけど、かなり計算されてるんですよね。ただ、ここまで計算して作った今回のアルバムの音源をどうライブで表現するのかが気になります。好き嫌いは分かれると思いますが、かなり今の2009年の日本の時代の空気に即した音なので、聴いておいて損はないと思います。溺れそうなのに必死に泳いでる感じが今の時代に合っています。過去も未来も無くて、「今」しか時間軸がない感じと言い換えてもいいか。

ベストトラック:♯4「JPOP Xfile」


オススメ度:★★★★☆


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中島卓偉『TAKUI NAKAJIMA Anniversary 1999-2008 BEST YOURS』
 今年でデビュー10周年を迎える、福岡県出身の男性シンガーソングライター、中島卓偉(TAKUI)の2009年発表の初のベストアルバム「TAKUI NAKAJIMA Anniversary 1999-2008 BEST YOURS」。

 デビュー当初はTAKUI名義で活動していて、ネオビジュアル系とか呼ばれていたこともある彼ですがw、まだ、活動していたことに驚いた人も多いはず。黒髪にしたり、名義を本名に変えたりした影響でファン以外ほとんどの人は、追いきれていないんじゃないのかなーと思います。デビュー時のような疾走感のある歌謡ロックから、歌謡曲側にシフトしていったために非常にレコード会社側もプッシュしにくかったと思います(笑)

 でも、中島卓偉ってデビュー時から、ポップで疾走感のある歌謡ロックを書かせたら、この世代でかなり作曲職人っぽいぐらいベタなことをやるんですよねーそれらのシングルは、ほとんどアルバムに収録されることはなかったので、こうやってベストで網羅してみると、実はポップソングの名手だということが分かると思います。歌も初期から色々なアーティストから、若いのに巧いと絶賛されていましたし。ただ、歌詞はちょっとファンタジー入ってる感じが受け入れられなかった気もします。生まれ変わりとか前世とかヤケにテーマがデカイw
 この人がそれなりのセールスしかいかないのは、そーいう部分で打ち出し方を失敗したからかな。秋葉原とか歩いてると高確率で、PCのデモ機でTAKUIとエルレがかかっているのはなぜなのか?その例が一番分かりやすいか(笑)
 ただ、こうやってベストで聴き直すとやっぱり、中島卓偉は歌は巧いし、良い曲を書いてるなーと改めて思った。知られていないん分、興味をもったら聴いてみて欲しいアーティストです。

ベストトラック:♯1「Calling you」


オススメ度:★★★★


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sleepy. ab『Face The Music』
 北海道を中心に結成された4人組のsleepy. ab(スリーピー)、2002年発表のデビューアルバム「Face The Music」。
 
 ボーカルに何があったか知らないが、デビューアルバムとは思えないぐらい、暗いですw人によって深い部分に刺さると思います。スリーピーが発表している現在の音源の中では、最も暗いアルバムです。叙情派というより、棄景ロックとでも言いましょうか。レディオ•ヘッド以上に雪国の寒い冬の壮絶な救いようの無さというか、孤独が表現されているアルバムだと思います。

 現在のスリーピーのように、アレンジの巧みさや演奏レベルは、まだまだな感じなのですが、それだけにより歌モノっぽいなーと思いました。次のアルバムから、よりバンドっぽくなるので、ファン以外にはそちらの「traveling fair」のほうを薦めます。でも、この救いようのない暗さも、まあ味があると言えるのではないでしょうか。荒削りですが、スリーピーの原点が気になる人は、是非聴いてみて下さい。

ベストトラック:♯2「Scene+Pain」


オススメ度:★★★☆


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deepsea drive machine『FORMA』
 都内を中心に活動する4人組、deepsea drive machine(ディープシー•ドライブ•マシーン)、2006年発表のデビューフルアルバム「FORMA」。
 
 エレクトロニカ、ダンス、ロックが三位一体となったハイブリッドなサウンドが特徴です。歌詞はあってないようなフレーズを集積してて音が主役といった感じか。少し前に思い描いたようなちょっと懐かしい未来を感じさせるサウンド。そして、どの曲もキラキラしています。ボーカルはあっても、なくてもたぶん成立する気がします。♯2「rhumbline」、♯4「未来トライト」、♯9「折鶴 -1000 WAV. Cranes-」などがポップでこの人たちらしさが出ているので、聞いてみて下さい。

 既存のバンドで、deepsea drive machineと最も近い音を鳴らしているのは、avengers in sci-fiだと思います。ただ、このdeepsea drive machineのほうが彼らより早くから、この手のハイブリッドな音を鳴らしていたんですよね。ちょっと時代より早過ぎた音だと思いました。avengers in sci-fiやTHE JETZEJOHNSONなどの踊れる系、ダンスロックが好きな人にオススメなバンドです。

ベストトラック:♯2「rhumbline」


オススメ度:★★★☆


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LCD Soundsystem 『Sound of Silver』
 DFAの頭であるジェイムズ・マーフィーによるバンド、LCDサウンドシステム、2007年発表の2ndアルバム「Sound of Silver」。

 デビューアルバムである前作「LCD Soundsystem」が、踊れるロックの傑作アルバムであったことから、このアルバムにも自然に期待が集まります。
音は前作以上にフロア寄りのサウンドになり、ループしているフレーズが多く、かなりバスドラやスネアなどドラムの音が鮮明に聴こえます。にしても、このバンドに関しては、踊れてフロア寄りなのに、不思議と全くお洒落感がありませんwというか、かなり男臭いです(笑)

 尺が5分以上と長い曲が多いのですが、フロア仕様と考えると、多少短いのかなーとも思われる曲もあります。ポップソングが書きたかったのか、フロアのためのアンセムが書きたかったのか、ちょっと半端な感は否めないかなーと思います。
♯5「All My Friends」とかキラーチューンの出来は良いのですが。
 スルメアルバムなので、最初のほうのループが多い曲でめげずに何度も聴いて欲しいと思います。前作「LCD Soundsystem」には敵わないと思いますが、佳作だと思いました。

ベストトラック:♯5「All My Friends」


オススメ度:★★★★


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miaou『All Around Us』
 神奈川の長谷川姉妹を中心に結成されたスリーピースバンド、miaou(ミアオウ)の2008年発表の3rdフルアルバム「All Around Us」。

 toeの美濃がエンジニアとして参加していることでも話題になりました。いわゆるポストロックと呼ばれるインストバンドです。しかし、取っつきにくいという印象はなく、かなり耳に馴染みの良いメロディラインで、初聴の人、インストが苦手な人でもそれなりに聴けるバンドだと思います。エレクトロニカの要素が強い分、浮遊感があって、一聴すると北欧のバンドっぽい雰囲気を醸していて、なかなかセンスが良いなーと思いました。
 また、メロディラインが良いのはもちろんですが、それだけで引っ張らずに、アレンジや音響なども日本のバンドっぽく、演奏含めて非常に丁寧に練られているのが好印象。toeなどに比べると派手さはないのですが、後からジワジワとくる良さがあります。序々に音の波紋が、水面上を広がって行くようなイメージです。

 この音源収録の♯8「You Found Me」では、初のボーカル曲にも挑戦しています。世界展開含めて、今後の活躍が楽しみなバンドです。

ベストトラック:♯10「Shining」


オススメ度:★★★★


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Black Room『Pop Noir』
 ノルウェイ、ベルゲン出身のスリピース、Black Room(ブラックルーム)、2009年発表のデビューアルバム「Pop Noir」。

 音源を聴くまで存在を知らなかったのですが、一応、大型新人らしいですw一言でまとめてしまうと北欧版の、ちょっとダークにしたコールドプレイ(または、キーボードが前面に来ているので初期キーンか)と言った感じでしょうか。ポップなメロディラインと、北欧っぽい綺麗なコーラスワーク、ちょっと全体的にダークな感じはしますが、万人受けする要素が盛りだくさんです。特にキーボードのアレンジが巧いなーと思いました。

スリピースなのにドラムレスっていうバンド構成もこのブラックルームの面白いところです。ボーカル、ギター、シンセサイザーというちょっと歪な構成もよりメロディラインに聴き手を集中させるためには、効果的なのかなーと思わせてくれます。リズム隊は全て打ち込みでエレクトトニカ寄りなんだけど、ポップミュージックを鳴らそうとしているところに共感できます。あと、アレンジやノイズなどの部分が良い意味で北欧っぽいというか、全体的に仕事が丁寧だと思いました。まだまだマイナーなバンドですが、コールドプレイがブレイクしたことを考えると、このバンドも化けるんじゃないのかなーと思います。掘り出しものです♪

ベストトラック:♯1「I Feel It」

オススメ度:★★★★


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chanson sigeru 『#1 DAD』
 chanson sigeru(シャンソンシゲル)の2008年発表のデビューアルバム「#1 DAD」。トクマルシューゴが在籍していたゲラーズのドラマーとして活動していた新町慎悟のソロプロジェクト、シャンソンシゲルのデビューアルバムになります。現在は、トクマルシューゴ&ザ・マジックバンドでトイパーカッション奏者として活躍、トクマルシューゴのアルバム「EXIT」のイラストを手がけたりもしています。

 このアルバムは、本業のドラムやパーカッションから、ギター、ノイズ、ボーカルまで4トラックMTRでチマチマと宅録した感じが非常に暑苦しいです(笑)
 元はゲラーズで発表する予定だった没曲から、出来た曲らしいです。全17曲収録で、どの曲も1~3分ぐらいの音のスケッチをコラージュしたような曲が多いです。ノイジーなんだけど、浮遊感があって、どこか懐かしい感じがします。無国籍で音と独りで戯れている感じ。一人アニマル•コレクティブとでも言いましょうか。 

 あまりに日本のシーンとかけ離れている陸の孤島的なアルバムでかなり前衛的な音源なので、万人にはオススメできないかな。試聴してみて、気になった人、異端な音を求めている人にオススメです。

ベストトラック:♯4「cowbell」


オススメ度:★★★


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1000say-A THOUSAND SAY- 『MICROWAVE HEARTBEAT』
 男女混成4人組の1000say(ア•サウザンド•セイ)、2009年発表の二枚目のミニアルバム「MICROWAVE HEARTBEAT」。

 最近、凛として時雨のブレイクから、直近ではwinnieと地味に流行っている男女ツインボーカルが売りのエレクトロニカ+ポップスといった感じのバンドです。聴いた感じ、非常に二次元ライクというか、安っぽいシンセ音のプラスチッキーな(?)感じがありそうでなかった感じで素敵です。試聴して、なんだ、スーパーカーの信者?それともフルカワミキのほう?とか言っちゃいけないと思う。そこは、新しいね!!時代の音だね!!って流すのが、大人のお約束だw

 1000say、非常にサウンドの完成度は高いです。この手の音でインディーズって言ったら、趣味性丸出しだったり、わざと捻くれてる音響かましてるバンドが多い中、ここまで下敷き通りに音を作るのは希有だと思いました。また、歌詞も誰にも届くような簡易な日本語で(語彙力っていうより、80sの邦アイドルポップスみたい)、初聴でも聴き取りやすいです。なんか、メジャーとかでデビューしたらすぐにお菓子やアイスの宣伝などのタイアップに使えそうなほど、ポップで清涼感ある音なんですよね。
 個人的には、そんなにグっとくる音ではないのですが、好きな人は確実にヒットする音だし、ブレイクすると思うので今からオススメしておきます。

ベストトラック:♯1「LOSTMAN」


オススメ度:★★★★


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Caravan『Yellow Morning』
 Caravan(キャラバン)、2008年発表の5thフルアルバム「Yellow Morning」。
 
 男性ソロアーティスト、かつサーフミュージックの旗手として下北沢の老舗レーベル、アーロンフィールドよりデビューし、地道にインディーズから駆け上がって来たキャラバンですが、良い曲書くんですよね。YUKIの「ハミングバード」やSMAPの「モアイ」などの楽曲も提供しているので、そこから知った人も多いと思います。(自分も前者から、彼の存在を知りました)
 曲は普遍的なメロディかつポップで良いのですが、個人的には、歌詞があまりにピースフルかつ理想主義者なので、ついていけない時がありますが(笑)

 旅を思わせるような曲が多いのも彼の楽曲の特徴です。夏休みの一人旅の開放的な感じとでも例えられるかな。今回のアルバム「Yellow Morning」もその辺りの空気感は継承しています。
 日本のサーフミュージックでメジャーでコンスタントに売れているのってキャラバンしかいないので、頑張って欲しいと思います。

ベストトラック:♯8「Julian」


オススメ度:★★★☆


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Taking Back Sunday『Louder Now』
 ニューヨークを中心に結成された、五人組のテイキング・バック・サンデイの2006年発表の3rdアルバム「Louder Now」。

 全米で二位をとった彼らのバンド史において、記念すべきアルバムでもあります。かなり今までのアルバムに比較するとロック色が強くなっているのですが、それでも彼らの良さであるメロディラインのポップさは失われていません。むしろ、今まで以上にポップになっていて、頼もしいです。

 ♯9「Miami」とか♯10「Error: Operator」とか、もろに直球エモな感じで分かりやすくし過ぎて、笑っちゃうんだけど、大雑把に言っちゃうとエモってパンクをポップにした音楽だから、これで良いんだよ!!ってことをテイキング・バック・サンデイの音源を聴いていると言われているようで、納得してしまいます。
 日本だと、ジミー•イート•ワールドとマイケミばかりがもてはやされているので、テイキング・バック・サンデイは彼らに隠れがちですが、実はとても聴きやすいバンドだと思います。このアルバムはロック色が強いので、エルレとかホルモンとか好きな人にもオススメです。

ベストトラック:♯2「 Liar (It Takes One To Know) 」


オススメ度:★★★★


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フラバルス『My Girl』
 福岡県出身の黒田晃太郎のソロユニット、フラバルス、2008年発表の2ndフルアルバム「My Girl」。
 
 このユニットの音源は初めて触れたのはライブだったんだけど、若いのに良質なポップな歌謡曲書くなーと聴いていて思った。ただ、ちょっと歌詞を追っていると昭和な匂いがするというか(笑)、レトロ感と大仰なラブソングな感じが売りだと思いました。「オレンジロード」とか「$1000000」とかって、なんだか死語の世界から招聘されたような言葉で、ちょっと懐かしいw若い人は分からないだろうけども。
「胸の痛みがとれない 今0時半ちょうどに 僕は恋をしているのか」(♯3「オレンジロード」)

 あと、自分の着うたを曲のはじめでサンプリングで使っている曲があって、ちょっと面白かった。

 ポップな曲とハイトーンボイスが印象的なフラバルスですが、男性ソロアーティストって秦基博を始め、山崎まさよしとか最近は激戦区になっているので、正直かなり生き残るのが難しい気もします。圧倒的な声質と、または独自の世界観を確立しないと今後辛いのではないでしょうか。悪くはないのですが、フックになるアンセムや毒がないとブレイクは厳しいでしょう。

ベストトラック:♯1「My Girl」


オススメ度:★★★


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ストレイテナー『Nexus』
 2008年からギタリスト、大山純の加入により4人組になったストレイテナー、2009年発表の10thアルバム「Nexus」。

 第一期アートスクールのメンバーが二人もいるということで、色々と話題になりました。四人になったストレイテナーの初のアルバムになります。サウンド的にギタリストが二人になったことによって、片方がキーボードを弾いたり、ツインギターだったりと、人数が増えたことを巧く活かしている曲が多いです。音に厚みが出ているんだけど、ポップさが失われていないところがテナーっぽいなーと思いました。
 三人編成の時は洋楽指向が強かったのですが、四人になって作った曲は、邦楽っぽいポップさをもっていて面白いです。「クラッシュ」(衝突)から始まり、「ネクサス」(絆)で終わる。出会って衝突して、分かり合うというのも遊び心があって良いですね。
 アルバム、後半の♯6「蝶の夢」以降の序々にテンション上がっていく感じの構成が病みつきになります。最後の「ネクサス」が疾走感ある終わりで、次の音源が楽しみになります。ストレイテナー、四人体制になったことでアレンジの幅は広がり、ポップさを確得したので、今までテナーを避けてきた人たちにもオススメしたいアルバムです。ポップなんだけど、ロックという微妙なサジ加減が絶妙だと思いました。

「僕らはたまたま同じ船に 乗り合わせただけの赤の他人じゃないのさ」(♯10「ネクサス」)

ベストトラック:♯7「Black Hole」


オススメ度:★★★★


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清 竜人『PHILOSOPHY』
 大阪出身のシンガーソングライター、清竜人(キヨシリュウジン)の2009年発表のデビューアルバム「PHILOSOPHY」。

 auのCMに大抜擢された、英語詞で歌っていた話題の19歳のシンガーソングライターです。トム・キーンがプロデューサーだったり、柏倉隆史が叩いていたりと、色々と周りのメンツが豪華過ぎるのがレコード会社期待の箱入り王子と言った感じなのがアレですが、とりあえず聴いてみました。
 CMに使われた♯1「Morning Sun」は聴いたことがあったのですが、スモーキーな歌声とアコースティックなアレンジがハマっている名刺代わりの清 竜人の一曲。ただ、この一曲だけだと、スモーキーな歌声の新人ソンガーってだけなので、他の曲も聴いてみると、どの曲もアコギやピアノを中心に丁寧に組み立てられたポップスということが分かってくる。スモーキーな声と曲に独特の空気感があります。♯2「ジョン・L・フライの嘘」と♯7「悲システム」などはシングルカット出来るクオリティだと思う。ただ、歌詞が思い込みというか、自己完結なラブソングの割合が高いと思うが……まあ、年齢考慮すると仕方ない気がする。今後、歌詞が熟成されていくことを期待したい。

「誰もが喜びを感じとれるように出来ていない 人の上に人造らずとは善く言うもんだ」(♯7「悲システム」)

 ひさびさに十代の良いアーティストが出て来たなーと思った。ただ、まだデビューさせるのが早過ぎた気もする。途中で潰れないか、心配だ。でも、清竜人はひさびさも有望な新人だと思いました。

ベストトラック:♯1「Morning Sun」


オススメ度:★★★★


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