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BLANKEY JET CITY『Rare tracks 』
 今は解散してしまったスリーピース、ブランキー・ジェット・シティ、2009年発表のアルバム「Rare tracks」。

 半ば、伝説化してしまったブランキーのレアトラック集が出るということで期待していたのですが……いやー期待ハズレですね。レコード会社の小銭稼ぎですわ(苦笑)
 レアトラックと言いつつ、既にファンが知っているシングルB面音源とアルバム収録曲のデモ音源ばかりで、どこがレアなんだ!!とレコード会社の担当が呼び出し、説教されてもいいレベルだと思います。
あえて褒めるなら、解散後にファンになった方は手に入りにくいシングルB面でも良い曲があったんだという発見があるかもしれません。

◆買うなら、「Monkey Strip Act2 」


 同時に出た「Monkey Strip Act2 」のほうは、全盛期の伝説のライブなのでそちらのほうをオススメします。レビュー書いておいて、アレだけど、これはコアなファン以外は買わないほうがいいと思います。被害者を増やさないために、アップするレビューというw

ベストトラック:♯1「ロメオ」


オススメ度:★★★


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Pete Doherty『Grace/Wastelands 』
 元リバティーンズのフロントマン、ピーター・ドハーティ、2009年発表のデビューアルバム「Grace/Wastelands」。

 実はバックバンドは、ほぼベイビーシャンブルズという音源です。プロデューサーもバンドと同じスティーブン•ストリートが手がけています。でも、べイビーシャンブルズと音を意識的に差別化しているのが分かります。ギターは、ウルフマンが手がけた一曲を除いて、ブラーのグレアム•コクソンが参加しています。まあ、スティーブン•ストリートのコネと話題性の提供という意味合いが大きいかと思いますがw

 アルバムの手触りは、ベイビーシャンブルズの「ダウン・イン・アルビオン」のような個人的にでアコースティックな感じですが、あの頃に比べて歌もアレンジも段違いに洗練されています。だからこそ、問題児として有名なピーター・ドハーティという一人の人間の音楽的な才能が分かるアルバムになっていると思いました。バンドの所為にも出来ないように、初めて自分の名前を冠することにより、覚悟を決めたのかなーと思いました。ファンだったら知っていると思いますが、自身のWEBやYouTubeなどに一人で書いて演奏した曲は結構アップされているんです。鼻歌みたいなバージョンが多いのですが、今まで正式に音源として発表されてこなかった曲がここに収録されていると言っていいと思います。リバティーンズ時代からあった曲も収録されていますし。

 ジャズっぽいアレンジの曲もあったりと、今まで以上に音楽的な素養の幅の広さを見せつつも、どの曲もギター一本で成り立ってしまうほど、メロディが立っています。そして、歌詞は一体どこから湧いてきたのか?と思うほど、曲ごとにキャラクターが立っています。

「KappaとReebokの違いもわかる しっぺがえしと復讐の違いも分かるし」(♯2「Last Of The English Roses」)

リバティーンズ時代からそうなんですが、ピーターが書く歌詞ってアイロニーと少しの笑いを含んでいてハッとさせられるんですよね。変わらず、吟遊詩人っぷりを発揮しているアルバムだと思いました。ベイビーシャンブルズになって離れてしまった人にも、このソロアルバムは聴いて欲しいです。

ベストトラック:♯2「Last Of The English Roses」


オススメ度:★★★★☆


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the telephones『Love&DISCO E.P. 』
 埼玉県を中心に結成された、4人組のザ・テレフォンズ、2008年発表のミニアルバム「Love&DISCO E.P.」。

 2008年に、日本のニューウェーブ系のバンドで一番勢いのあるバンドと言っても差し支えないぐらい勢いがあります。特にフェスやイベント出演を通して、着々と観客動員を増やしたり、主催バンドを食いかねない勢いで盛り上げたりと、実は地道に支持を広げているバンドです。
 今回、更なるレベルアップのためか、L'Arc~en~Cielや最近ではPOLYSICSなどのプロデューサーとして、有名な岡野ハジメを招いて作られました。その成果か、今までのアルバムと比較して疾走感が上がっているように思います。でも、相変わらず、今までと同じようにテレフォンズっぽいシンセや安っぽい音が鳴っていて、既存のファンも満足できると思います(笑)

 このバンドに英語の発音や歌詞の意味などというものを期待してはいけません。意味なんて求めるな、身体でリズムにノレ!!って感じでしょうかw
とにかく、彼らのサービス精神からか、パーティチューンを作ることに徹していて、ほぼ全曲踊れる仕様となっているので、テンションの高さから敬遠してしまう人もいるかと思います。でも、ハイテンションの裏側にあるパーティが終わった後の、クラブ帰りの虚しさみたいなものを彼らの音は内包しています。それらを感じる人にとっては、実は切ないロックだったりします。

 今回のEP収録の♯3「Love&DISCO」と♯4「electric girl」は、名曲なのでオススメです。この二曲聴いてみて、駄目だと思ったら、ザ・テレフォンズは聴くのやめておいたほうがいいと思います(笑)

ベストトラック:♯3「Love&DISCO」


オススメ度:★★★★


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Dir en grey『鬼葬』
 海外進出などで話題になった五人組のビジュアル系バンド、Dir en grey(ディル・アン・グレイ)、2002年発表の3rdアルバム「鬼葬」。

 この頃までは、まだビジュアル系な外見でした。最近のライブ映像などを観れば分かるのですが、近年のディル・アン・グレイはメイクを落としているし、音もメタルバンドでビジュアル系というカテゴライズ自体が古いのかもしれません。一番ビジュアル系バンド然としていて、聴いていて「痛い」アルバムだと思います。1枚通して聴くと、かなり疲れます(笑)

 PVが教育上よろしくないという理由でレコード会社から自主規制されたり、ライブ中にステージ上で自傷行為をするなどの理由で日本のレコード会社は表だって取り上げにくいバンドでしたが、海外進出を期に、メタルバンドとしてプッシュの仕方を切り替えたように見えます。
 この「鬼葬」では、近親相姦、人殺し、一家無理心中、カニバリズムなど、歌詞的にタブーとされていることに積極的に挑戦しようと「あえて」やっている感を感じるのですが、それが生理的に駄目で聴けない人も多いと思います。「鬼」ってタイトルについてるのは、世の中的なタブーを意味しているんじゃないか?と思えるぐらいギリギリまで闘っています。最後のピアノのインストで、こちらの世界に戻って来れることが唯一の救いか。
 「鬼葬」は、ディル・アン・グレイ初心者にはオススメしにくいアルバムですが、彼らの狂気が最も表現されているように思うので、是非気が向いたら手に取ってみてください。この頃から、現在のメタル系の音に序々に移行していく過渡期的なアルバムでもあります。歌詞はもろにビジュアル系の和製ホラーな世界観が展開され不釣り合いなのが後味の悪さを醸してますw

ベストトラック:♯13「JESSICA」


オススメ度:★★★★


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the pillows『Thank you, my twilight』
 日本のオルタナティブロックの雄、スリピースのピロウズ、2002年発表の10thアルバム「Thank you, my twilight」。デビュー10周年を記念してBサイド集「Another morning, Another pillows」と同時に発売されました。二枚のジャケットを合わせると絵が繋がっていたりと遊び心に溢れる仕掛けも話題になりました。ちなみに、「Another morning, Another pillows」のほうはメンバー三人ともに女装していますw

 このアルバムは今までの直球ロックンロールといった感じの生演奏で録ってきたピロウズのイメージをひっくり返すように、打ち込みに挑戦しています。ただ、三人の演奏が軸にあるのは変わりませんが。♯2「ビスケットハンマー」、♯10「Thank you, my twilight」の安っぽいピコピコした(笑)打ち込みなんかは、逆に彼らの演奏の肉体性を浮き彫りにしている気がします。ピロウズのアルバムはかなり当たり、ハズレが大きいと思うのですが、曲のレベル、アレンジともに本作は充実しているアルバムだと思います。

 10周年といったことを意識していたためか、終わりを意識した♯10「Thank you, my twilight」や、フロントマンの山中さわおが自身の北海道の上京する前の風景を描いた♯8「白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター」など、過ぎてゆく過去の時間をテーマにしたものが多い気がします。でも、ただのスワンソングにならないのが、ピロウズのタフなところ。バンドや自身の最期を意識した♯10「Thank you, my twilight」でさえ、サビで叫んでますからね!!誰が「Thank you, my twilight」(意訳:ありがとう、俺の黄昏の時間)って場所で叫ぶと予想できたかと……フツーはしっとりバラードとして歌うフレーズなのにね(笑)まだまだ、終わりを意識するほど、老いぼれてはいないじゃないか、と全身全霊でツッコミを入れたファンも多いかと思います。
 来年で結成20周年を迎えるピロウズですが、未だにセールスを伸ばして、ファンを拡大しているのは、偉業だと思います。

ベストトラック:♯4「Thank you,my twilight」


オススメ度:★★★★


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sleepy. ab『palette』
 北海道を中心に結成された4人組のsleepy. ab(スリーピー)、2006年発表の3rdアルバム「palette」。

 和製版レディオヘッドとも言われている叙情系歌モノバンドですが、一般的にキラーチューンと言われる曲が登場したアルバムがこの「palette」です。♯4「メロディ」でこのバンドを知った人も多いと思いますが、この曲は間違いなく名曲でしょう。

「楽しいとか嬉しい気持ちが続けば続くほどに 悲しいとか悔しい気持ちもいつも隣にいるんだろう」(♯4「メロディ」)

 時代、年齢関係ない普遍的な内容の歌詞と飾り気の無い日本語と、耳に残るメロディ、包みこむようなファルセット……初めてこの曲を聴いた時に、真っ先になんでこんな曲を書けるバンドがまだまだマイナーなんだって思った記憶があります(笑)あと、「メロディ」に隠れてしまっていますがバラード、♯6「white」も良曲です。スローテンポのバラードのほうがスリーピーの良さが際立ちます。
 スリーピーを初めて聴くなら、このアルバムから聴くことをオススメします。北海道を中心に、彼らは今でもマイペースに活動しているようなのですが、そろそろブレイクするのではないかと期待しています。

ベストトラック:♯4「メロディ」


オススメ度:★★★★


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吉井和哉『Hummingbird in Forest of Space』
 吉井和哉、2007年発表の4thアルバム「Hummingbird in Forest of Space」。

 前作から健康な音が戻って来た吉井和哉ですが、今回のアルバムで完全復帰と言っても良いでしょう。吉井節全開の♯3「ワセドン3」、♯4「マンチー」の二曲を聞けば、復活したなっ!!とイエモン時代からのファンは分かると思います。メロディラインも言葉遊びも、全盛期のように弾けていて、ファンではなくても聞きやすいアルバムになっていると思います。
 もちろん、アルバム中盤のシングルカットされたクリスマスソングの♯6「バッカ」、失恋ソングの♯7「シュレッダー」、♯8「Winner」、♯9「Shine and Eternity」の怒濤の四曲の流れも今までの彼のソロにないぐらいエネルギッシュで更に期待感を煽ります。特にクラップハンズから始まる♯9「Shine and Eternity」が今までありそうでなかったタイプの曲なので、新鮮でした。

 アルバム1枚通して、バンドサウンドが戻ってき始めていて、彼の精神状態が良く分かるアルバムになっていると思います。同じ、アーティストとは思えないぐらい、アルバムによって、その精神状態が露になっていた吉井和哉のソロ活動は安定期に向かうのか、要注目の転機となるアルバムだと思います。今までで、一番ポップなアルバムになっているので、吉井和哉の音源をどれから聞いたらいいか分からない人にもオススメです。

ベストトラック:♯9「Shine and Eternity」

オススメ度:★★★★


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PaperBagLunchbox『ベッドフォンタウン』
 大阪芸術大学の音楽サークルを中心に結成された4人組のPaperBagLunchbox(ペーパーランチボックス)の2006年発表のデビューアルバム「ベッドフォンタウン」。初期スーパーカーのプロデューサー、カナイ・ヒロアキをプロデューサーに迎えたことでも話題になりました。

 たゆたうようなサウンドスケープと、ボーカルのハイトーンボイスが独特の空気感を作っているバンドだと思います。全編、まったりとした空気を感じるミディアムテンポで、人によっては煮え切らないバンドと思うかもしれない(笑)
歌詞も「世界と自分」みたいに、孤独を感じるものが多いです。

 PaperBagLunchboxは、ポストロックとか音響系バンドとかそんなカテゴリに位置するんだけど、正直そこまで目新しさはないと思います。ただ、他の新人バンドにないぐらいに、一見クールに見えて、平熱が高いバンドと言いましょうか。独特の空気感を内包していると思います。ライブなどでも、その空気をモロに感じることが出来るバンドですが。デビューアルバムで、これだけ完成度が高い世界観を提示するのも、なかなかないことですし。

「街は今日も街を演じ、行き交う人もみんなエキストラみたいだ」(♯2「スライド」)

 2ndアルバムが楽しみなバンドです。スーパーカーやフッシュマンズとか好きな人に、オススメしたいです。

ベストトラック:♯7「オレンジ」


オススメ度:★★★☆


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PERIDOTS『PERIDOTS』
 タカハシコウキによるソロユニット、ペリドッツ、2006年発表のデビューミニアルバム「PERIDOTS」。

 5曲入りのミニアルバムなのですが、もの凄く濃い世界観を形作っています。最初の「"shoulder"」の数十秒でタカハシが希有な声の持ち主であることが分かると思います。バイオリンのような弦楽器を思わせるハイトーンなボーカルと時代性に関係ない歌詞が核心をついてて刺さります。初めて、このアルバムをタワレコで試聴した時に、即レジに持っていった記憶があります(笑)
 鬱ロックまではいかないんだけど、突き放すように現実の残酷さを切り取る視点と、それを緩和するようなハイトーンの包容力のあるボーカルの組み合わせが絶妙です。特にあれだけ綺麗なメロディラインの曲なのに♯2「労働」って漢字の飾り気のないタイトルをつけてしまう、センスにヤラれました。

「誰もが愛されて穏やかに死んでいけるわけでない
それでも僕達は無意味なゲームの真ん中にいる訳じゃない」(♯1「"shoulder"」)

「君のいない世界にだって おそらく何らかの幸せを見いだす」(♯2「労働」)

ペリドッツに関しては説明するより音源を聴いてもらったほうが、早いと思います。時代性に関係のない良い曲を作っているのに、音源自体が少ないのでまだまだマイナーな存在なのが、少し残念なユニットです。気になったら、聴いてみてください。

ベストトラック:♯2「労働」


オススメ度:★★★★


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wooderd chiarie『Wooderd Chiarie』
 下北沢と中心に結成された4人組のwooderd chiarie(ウッダードチアリ)の2005年発表のデビューミニアルバム「Wooderd Chiarie」。

 現在は、歌モノバンドとしての路線に切り替えて少しづつ、知名度をあげている彼らですが、このデビューアルバムは、好きなジャンルの音楽をただ無邪気に鳴らしているだけといった佇まいが素敵です。ギターロックというよりシューゲイザーな感じのノイズでヤケに前奏が長かったり、英語で何を歌っているのか聴き取りにくかったりと好き放題やっていますwただ、ギターの浮遊感とボーカルの圧倒的な存在感はデビュー時から変わっていないことが分かります。本人達はこの路線で行きたかったのかもしれないけど、日本語で歌モノに挑戦した次作の「アルモニ•カフカ」のメディアやファンを始めとした高評価により路線を切り替えることになります。

 もし、次作がヒットしていなかったら、ウッダードチアリは、こんな純粋なシューゲイザーバンドになっていただろうなーと想像しがら、楽しみのも一興かと思います。シューゲイザーバンド好きにも、この音源はオススメです。

ベストトラック:♯1「throb in theory」


オススメ度:★★★☆


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Antony & The Johnsons『Another World [EP]』
 アントニー•アンド•ザ•ジョンソンズの3rdアルバム「The Crying Light」の発売前に先行で2008年に発表されたEP「Another World」。

 アルバムと同じく舞踏家、大野一雄の写真が使用され、アントニーの大野へのリスペクとが垣間見えます。収録された5曲ともに、4年間の沈黙を破るようにソウルフルな歌声を響かせてくれます。♯1「Another World」以外の4曲はアルバム未収録曲になり、ファン必携の音源となっています。暗い夜の空気感を描写した♯3「Shake That Devil」の独り言のように歌が始まる出だしから、艶っぽいサックスが入ってくるところとか、こんなに良い曲なのになぜアルバムに収録しないんだ!!と一人ゴチたくもなります(笑)確かにアルバムと毛色が違いすぎるから選曲漏れしたんだと思いますが。
 また、♯5「Hope Mountain」は名曲でしょう。♯1「Another World」も確かにシングル向きな良い曲なのですが、その他の曲と比較すると浮いている感じがします。ゲイであることの戸惑いや悲しみを鳥の比喩を介して表現した前作から、ここではない世界へ開かれた本作は更に一般的な普遍性を獲得したと思います。アルバム「The Crying Light」の序章として聴くのをオススメします。

ベストトラック:♯1「Another World」


オススメ度:★★★★


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David Grubbs『An Optimist Notes The Dusk』
 デイヴィッド•グラブス、四年ぶりとなる2008年発表のアルバム「An Optimist Notes The Dusk」。

 少し長めの5曲の曲とアナログシンセによる長尺の11分のインスト曲が一曲という変則的な構成のアルバムです。合計38分のアルバムになります。グラブスのこれまでのアルバムが、ポップなものとエクスペリメンタルなものとハッキリと分かれていたのですが、今回の6曲は、それがゴチャ混ぜになっています。

 相変わらず、音が少なく、ギターとグラブスの声を中心に曲は構築されているのですが、唯一無二の完成された感じが素敵です。不協和音に聴こえても、曲が終盤に向かうにつれて美しいメロディに変わっていくところとか、つぶやくように歌う詩人っぷりなど一部の人のハートをガッツリ掴むことでしょう(笑)
夜の優しい闇を思わせるような♯1「Gethsemani Night」が秀逸です。

 前衛的なインストも、ポップな歌モノもデイヴィッド•グラブスという一つの世界観の中でようやく一つになったアルバムと言えます。音響系好きな人も唯一無二な音楽を求めている人などにオススメします。

ベストトラック:♯1「Gethsemani Night」

オススメ度:★★★☆


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ART-SCHOOL 『Flora』
 鬱ロックの大御所アートスクール、2007年発表の4thアルバム「Flora」。

 たぶん、アートスクール史上、ファン以外にとっては、一番聴きやすいアルバムだと思います。音が整理されていて、かなり今までのアルバムに比べてクリアになっています。そして、曲は♯2「テュペロ・ハニー」、♯9「SWAN DIVE」と吹っ切れたかのようなポップな曲が多いです。
 相変わらず、木下のボーカルは青臭く、このアルバムでは更に不安定ですがwそれを楽しめるぐらいの度量がないとアートスクールは聴けないバンドだと思います。

 ちなみに、名曲として挙げられることが多いバラードの♯9「SWAN DIVE」ですが、実は木下ソロのテレスコープ時代から(バーガーナッズとレーベルメイト)存在する曲だったりします。両方、リンクしておくので、聴き比べてみるのも面白いかも。基本的には曲も歌詞もそんなに変わっていませんが、更にボーカルが細く、シューゲイザーを意識したのか、霧のようなエフェクトがかかっています。そして、語彙力がないのは、今と大して変わらなかったりします。曲は昔から良い曲を書いているんですが、その辺りが残念な感じがします。アートスクールのアルバムはどれから聴いていいのか分からない人にオススメしたいです。

ベストトラック:♯10「SWAN DIVE」


木下理樹ソロ:「SWAN DIVE」


オススメ度:★★★☆


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The Mirraz『OUI!OUI!OUI! 』
 期待の新人、スリーピースのミイラズ、2008年発表のデビューアルバム「OUI!OUI!OUI!」。
 なんか、UK直系のロックロールな音でカッコいいじゃないですか。音圧はデカめで小細工ないところとか、日本語にこだわって歌ってるところとか良いですね。ちょっと歌詞の内容は軽い気もしますが。1枚通して聴いていて、気付いたことが……日本版、アクモン?聴けば聴くほど、色々と言いたいことが噴出するアルバムだと思いました(笑)
♯4「シスター」とか歌詞はベタだけど、良い曲だと思うのですが。

 で、話は戻りますが、アークティックモンキーズってUKを代表する若手バンド知ってますか?合わせて聴くと色々と面白いと思います。て、自分たちのデビューアルバムの帯で「オリジナリティーなんてないっ」みたいな言い訳しているのがミイラズが更に小者っぽくて、悲しいがw
 ♯11「僕はスーパーマン」って、アークティックモンキーズの「Brianstorm」と似過ぎてないか?是非、アークティックモンキーズのファンの人ほど聴いて欲しいと思います。自分は、パロディとしてなら許せるかなーと思いました。

ベストトラック:♯11「僕はスーパーマン」


オススメ度:★★★


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Lau Nau『Nukkuu』
 フィンランドの女性アーティスト、Lau Nauの2008年発表の2ndアルバム「Nukkuu」。

 レーベルメイトであるジョセフィン•フォスターなどとタイプが近いアーティストです。宗教とか呪術性がありそうなメロディラインを透明感のある儚い歌声が歌っていきます。また、フィンランド語のために、正直自分は、何をテーマに歌っているか分からないのですが、ほとんど聴いたことのない言語なので、それが更に神秘性を増幅させているように感じました。アコースティックギターを始めとした、温もりのあるバックバンドの音と彼女の声が合わさるとなんだか、お伽話を聞かされているような夢見心地な気分になります。

 北欧音楽好きの人、癒し系の音楽を求めている人たちにオススメです。それにしても、どこかの雑貨屋の店内かなんかで聞いたことがあるような気がする……既聴感と言いましょうか(笑)

ベストトラック:♯2「Painovoimaa, valoa」


オススメ度:★★★☆


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吉井和哉『39108』
 吉井和哉、2006年発表の3rdアルバム「39108」。吉井和哉名義としては、初のアルバムとなります。

 アルバム全体から、やっと迷いが吹っ切れたっぽい感じの空気を醸しています。音に肉体性が戻って来たというか、疾走感のある曲が多いです。前作の「WHITE ROOM 」より、焦点がハッキリしています。
 週末のパーティチューンとも言える♯8「Weekender」、日本語の使い方が歌謡曲的なバラード♯12「恋の花」など、吉井和哉の調子の良さが分かる曲が多いです。ジャケットの派手な色使いからも、今までの二作と明らかに違うのが分かるでしょう。曲調も色鮮やかというか、前二作以上に色んなタイプの曲が多いです。
 最終曲の「Believe」の「振り向いても、後ろには通り過ぎた景色があるだけさ」と今までの自分の吹っ切れたかのような、歌詞が印象的です。でも、それが彼の場合は個人的な歌に終止するのではなく、普遍性を持っているんですよね。元イエモンの吉井和哉がやっと歌謡ロックに戻って来たアルバムだと思います。ちなみに、タイトルの数字は、サンキュー108(煩悩)ということらしいです。その辺りの言葉遊びも、らしいです


ベストトラック:♯8「Weekender」

オススメ度:★★★★


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MASS OF THE FERMENTING DREGS『ワールド イズ ユアーズ』
 MASS OF THE FERMENTING DREGSの2009年発表の2ndミニアルバム「ワールド イズ ユアーズ」。

 前作でUSインディ界の巨匠、デイヴ•フリッドマンのプロデュース作品でデビューして話題になったマスドレですが、今作は彼女達がどこへ向かうかを占う勝負の一枚と言えるのではないでしょうか。ドラムがサポートになった分、多少リズムが重くなっています。
 全体としては、プロデューサーの変更により、前作の分厚い轟音は影を潜め、いかにもなガールズロックが展開されています。アレ、マスドレってこんなにポップなんだ?ってのが最初の印象でしょうか。轟音のベールが剥がれるとかなり普遍的なポップスであることが分かります。日本のバンドだと、ちょっと音の手触りが第一期のグランジの香りが強い頃のアートスクールっぽい感じがします。

「焦がれて 抱いたら 壊れてしまったよ」(♯2「青い、濃い、橙色の日」)
「胸が痛むのなら、こちらへ来て、して、いいよ」(♯3「かくいうもの」)

 歌詞はデビュー盤から一貫して、多少やさぐれたラブソングと言った感じで統一されています。どうにもならないものを認めるまでの苛立ちや、許容や諦めるまでの過程を描いているように思います。そういう意味だと、男女関係なくライトな鬱ロックって言ったカテゴライズに入るのか。ただ、前作の轟音が気に入っていた自分からすると、ちょっと音を作り過ぎていて物足りない感じがしました。ライブ映像みたいに弾けた感じのラフな演奏のほうが、今のマスドレは良いと思うんですよね。でも、演奏レベルの向上も含めて、今後が楽しみなバンドです。

ベストトラック:♯1「このスピードの先へ」


オススメ度:★★★☆


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Antony & The Johnsons『The Crying Light』
 アントニー•アンド•ザ•ジョンソンズの2009年発表の4年ぶりとなる3rdアルバム「The Crying Light」。

 日本の舞踏家である大野一雄のポートレイトがインパクトあり過ぎて、思わず手に取ってしまいましたが、やはり内容のほうも普通ではなかった。ルー・リードから「天使の歌声」として絶賛され、デビューした彼ですが、ビョークの作品への参加などを経て、前作でブレイクしました。
 今回のアルバムもピアノやストリングスなどの最小限の音を配置して、アントニーのボーカルの良さを引き出しています。テーマは敬愛する大野一雄に捧げられたアルバムとなります。詞のテーマとしては、前作のようにゲイであることを前面に出したものではなく、ここではない世界へ(♯6「Another World」がストレート過ぎるぐらいですが)と母性がテーマになっているように思います。

 このアーティストは言葉で説明するのが無意味になるぐらいに、唯一無二だと思います。他の同性愛をカミングアウトしたアーティスト同様にもの凄く、濃く強固な世界観を持っています。この憂いを帯びたビブラートのかかったボーカルが、空間に充満してゆく様は、他のフォロワーじゃ出来ませんね。独特の魅力を持っています。
 現在の歌い手の中で表現することの、歌うことの必然性を感じる数少ない一人だと思います。惜しむべくは、今回の「The Crying Light」は40分に満たない少ない収録時間のために、どの曲もシリアスで緊張感で張りつめていることぐらいですか。

 曲の良さとか、歌詞の世界観とか、アレンジとか音楽を語る上でたくさんの要素があると思いますが、声の魅力をまず語りたくなるアーティストです。好き嫌い関係なく一度は聴いて欲しいアルバムです。

ベストトラック:♯8「Aeon」


オススメ度:★★★★☆


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Dark Captain Light Captain『Miracle Kicker』
 イーストロンドンを中心に組まれた4人組のバンド、ダーク•キャプテン•ライト•キャプテンの2008年発表のデビューアルバム「Miracle Kicker」。

 去年出た先行epでもその異端性がピックアップされていますが、イギリスの他の他のバンドとは異色ですね。美声のコーラスが重なり、万華鏡のようにトリップしていくのがこのバンドの曲の共通点です。しかも、フォークトロニカというか、アナログ楽器が主体となった聴き手を包む込むようなアレンジが秀逸です。サイケなんだけど、そこまで騒々しくないというか。
 しかし、癒し系なサウンドに騙されてはいけませんw歌詞聴くと、かなり鬱な内容でトラップ感満載です。ジャケットの鳥が都市を爆撃している不穏な感じもそうですが。

 現在の一芸に秀でたUKのビックリ新人対決の中で、ひさびさに素直にメロディで勝負するバンドがが出てきたって感じで、ちょっと新鮮です。しかも、それがありきたりのロックンロールじゃないところが良いですね。
 フォーキーなエレクトロニカを探している人、またはホセ•ゴンザレスとか好きな人は是非聴いてみてください。ダーク•キャプテン•ライト•キャプテン、まだまだマイナーですが面白いバンドだと思いました。

ベストトラック:♯1「Jealous Enemies」


オススメ度:★★★★


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student a『S.F.』
 吉祥寺を中心に結成された4人組のバンド、student aの2008年発表の2ndアルバム「S.F.」。

 ポップなんだけど、ちょっと不思議な感じの音を鳴らしているバンドです。最近の日本のシーンで最も近いのは、トクマル•シューゴか。玩具箱をひっくり返したような雑然とした音が鳴っている中で、抽象的な、童謡を思わせるような詞が展開されていきます。フロントマンの前田の声が達観している感じが、トクマル•シューゴを思わせます。

「君の街はいつも夜で。白と淡い灰で成る。」(♯1「CCOILL」)
「かなしい嘘にはやさしい歌かな 分からない言葉があの虹を探す」(♯4「tension」)

 またまた説明しにくいバンドですね(笑)。student aは、ちょっとシーンから浮いているのですが、日本人っぽい世界観と箱庭的な音作りが面白いです。でも、タイトルのSFって感じではないと思うのですがw、本人達の中ではSFなのかなー。
時代設定がないところや無国籍な感じなんだけど、懐かしいところはこのバンドが出て来た吉祥寺にある「ハモニカ横丁」という路地を思い出しました。
 まだまだキラーチューンとなる曲が不在なのが気になるんだけど、student aは、もしかしたら化けるかもしれません。


ベストトラック:♯4「tension」

オススメ度:★★★☆


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Nano Machine『Gemini』
 ヤエシンタロウとサトウトオルによるユニットであるナノマシーン、2005年発表のデビューアルバム「Gemini」。このバンドは、「シューゲイザー至上主義」というコンピで知りました。

 一般的なシューゲイザーを期待しているとかなり肩すかしを食らいます。シューゲイザー的な曲もありますが、変則的なエレクトロニカっていった分類のほうが正しいバンドだと思います。日本人離れした洗練された音作りと、冷たい感じの曲でもなぜか熱いグルーヴが共存しているのが不思議な感じがします。
 あげたPVは♯8「element」でオーケストラと一緒に演奏しているのですが、良い感じにとハマってジャムっているんですよね。前衛的に聴こえるインストなんだけど、ちゃんとした曲が下敷きにあるからブレていません。

 te'とかtoeとか、密かにここ2~3年シーンで白熱している日本のポストロックが好きな人にはオススメです。


ベストトラック:♯8「element」


オススメ度:★★★


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Gustaf Spetz『Good Night Mr.Spetz』
 元エスキュウ•ディヴァインのフロントマン、ガスタフ•スペッツの2009年発表のデビューアルバム「Good Night Mr.Spetz」。

 ファンからは、いきなりの解散に思えた、エスキュウ•ディヴァインの後どうなるのか?と言ったシーンの疑問に提示しようといった気負いは、このアルバムには全くありません。一枚通して聴いて思ったのは、ガスタフ•スペッツがエスキュウ•ディヴァインのキーマンだったのだなーという当たり前の事実です。やはり、この人が書くメロディの良さはずば抜けています。ピアノ、オルガン、メロトロンなど最小限の鍵盤楽器でオーケストラのような音像を構築していくのは圧巻です。以前「スリピース•オーケストラ」と言われていたのは的を得ていると思います。

 このアルバムには、エスキュウ•ディヴァイン解散までの間に書かれた幻の3rdアルバム用の曲も入っていることから、結局ガスタフ•スペッツの頭の中にある、音世界を外に具現化したものであるという点において今までと変わらないのかもしれません。同じく希代のメロディメーカーでエモシーンを一曲で変えた元ウェイキング•アシュランドのジョナサンのように、結局はメロディメーカーが、全てを決めるのかなーと思わせてくれるアルバムでした。メロディ重視の人、北欧っぽいキラキラした音が好きな人、正直いつの間にか、発売してた、感はあるのですが(笑)、地味に良いアルバムだと思います。
 エスキュウ•ディヴァインの前回の来日公演の時に前座を務めたエクスペリメントイのユージンが日本語訳をこなしています。まだまだ、繋がりがあったんですね。観た当時、どちらも音楽性は違うけど良いバンドだと思いました。

ベストトラック:♯5「You and me」


オススメ度:★★★★


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BIGMAMA『Dowsing For The Future』
 東京を中心に結成された五人組のバンド、BIGMAMA、2008年発表の2ndアルバム「Dowsing For The Future」。

 BIGMAMA自体は前から知ってたのですが、エルレっぽさが鼻について、個人的に敬遠してたんですよね。バイオリンが、メンバーにいるのが面白いとは思っていたのですが、あまり活かせてると感じていなかったし、英語の発音の悪さが聴いていて辛かった。そもそも英語で歌う必要があるのか?と。日本語で収まりが悪いからとか、カッコよく聴こえるとかそういう安易な理由で英語詞に逃げてるバンドが多いと思うのですよ。エモを中心に。
 今回のアルバムは、BIGMAMAが初の日本語詞に挑戦したことでも話題になりました。アルバム収録曲11曲中、3曲が日本語で書かれています。これまでBIGMAMAの英語の発音の悪さが鼻についていた人ほど歓迎すべき変化なのではないでしょうかw相変わらず、エルレっぽさはあるけど、日本語にしても彼らの持ち味である疾走感は失われていません。

「心に1つ影を持つことで 二次元な自分を立体に見せた」(♯1「Paper-Craft」)

 ただ、♯10「Cinderella ~計算高いシンデレラ~」は、カノンのロックバージョンなのですが、これは蛇足だと思いました。逆に、名曲カノンの凄さが分かる材料としては良かったのですが、バイオリンかピアノ一本で充分成り立つのではないかという疑問が生まれます。
 このまま、BIGMAMAが日本語詞に回帰していくのか、また英語詞に戻るかを占う過渡期的なアルバムだと思います。エモ好きな人たちに、お薦めしたいです。

ベストトラック:♯1「Paper-Craft」


オススメ度:★★★☆


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EMPEROR TOMATO KETCHUP『EMPEROR TOMATO KETCHUP』
 長野県出身のスリピース、エンペラー•トマト•ケチャップの2008年発表のファーストミニアルバム「EMPEROR TOMATO KETCHUP」。オウガユーアスホールの前身バンドに在籍していたフロントマンの長林が中心になって結成されました。
 
 オウガみたいに小気味良いギターリフとねじれたポップスが心地よい曲が売りだと思います。USインディー直系のギターとちょっとジメジメした土着な日本の感じがミックスされてて、不思議な存在感を出しています。歌詞もちょっと意味があるのか、ないのか時代すら不明な感じがするんだけど、童謡みたいに懐かしいイメージを受けます。

「今日があったのは君のおかげ というのは嘘に決まってる昨日のびた髪の毛がそう言った」(♯4「はむ」)
「アイドル志願の女が挨拶できない子を育てた でもハハに隠れて善いこともするよ」(♯5「コールド・ウォー」)

 エンペラー•トマト•ケチャップは、独特な魅力を持っているバンドですが、非常に薦めにくい感じではあるのですが(笑)、オウガ好きな人や、USインディーロックが好きな人には聴いて欲しいと思います。何度も聴くと病みつきになるタイプの音なので♪


ベストトラック:♯5「コールド・ウォー」


オススメ度:★★★★


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Portishead『Third』
 ブリストルを代表するポーティスヘッド、ほぼ十年ぶりとなる2008年発表の3rdアルバム「Third」。

 正直、まだバンド自体が存続しているとは思わなかった。それぐらい、この「Third」が出る事実自体が、自分の中では衝撃でした。しかも、アルバムタイトルが「サード」です。十年前の続きを意識しているのかなーと思わずにはいれらません。
 内容はと言いますと、確かにポーティスヘッドなのですが、十年前と同じ音を鳴らしているはずはなく、じっくり聴くとかなり変わっていることが分かります。カンとかノイとか、ジャーマンテクノとかそーゆう言葉に反応する人にまず聴いて欲しいアルバムだと思います。単調な繰り返しから、いきなりノイジーな感じに曲展開していく様は圧巻です。
 それにしても、全体的に霧がかかったように暗い雰囲気を醸すのは相変わらずだなーフロア仕様なのに、全く踊らせないし(笑)流石は、ポーティスヘッドって言った感じか。ここまでシリアスに感情を伝える音楽はあれから十年経っても、ブリットポップもロックの再興もニューレイヴもいくつかお祭り騒ぎが終わっても、彼らが鳴らす音はシリアスさに満ちています。ドラムは無機質にリズムを刻み、波のように打ち寄せるギター、聴き手に突き刺さるように歌う感情的なボーカル……ポーティスヘッドしか、ありえない音像です。

 でも、今までのファンが「Dummy」の衝撃を期待とかなり肩すかしを食うアルバムだと思います。好き嫌いが分かれるでしょうが、この音源もきっと今までの二枚のアルバムのように時代の音に左右されない歴史に残るアルバムになると思います。

ベストトラック:♯8「Machine Gun」
http://www.youtube.com/watch?v=BKm-OkHj-VM

オススメ度:★★★★☆


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YOSHII LOVINSON「WHITE ROOM 」
 元イエモンのフロントマン、YOSHII LOVINSONこと吉井和哉、2005年発表のアルバム「WHITE ROOM」。元イエモンのエマがギターで参加したことでも話題になりました。

 前作のアルバム「at the BLACK HOLE」と対になるように、作られました。前作のような迷いや重苦しさは幾分和らいでいます。イエモン時代のエロスやいかがわしさが戻って来たような♯3「欲望」や、一方で少し前作の匂いを受け継ぐような名曲♯2「CALL ME」など、明るく終幕を歌う♯7「FINAL COUNTDOWN」など色んな曲調が混ざっていて、聴いていて飽きないです。
 音的にはシンプルなまでのギターロックに徹していて、少しロックミュージシャンとしては健康をw取り戻した感もあります。個人的には隠れた名曲である、♯6「JUST A LITTLE DAY」にグッときました。現実に亡くなった友達のことを書いた曲らしいのですが、この一節で突き抜けたなーと思います。

「出会う日も別れる日も JUST A LITTLE DAYが集まって いつの日か大きな絵になる」(♯6「JUST A LITTLE DAY」)

 この曲は亡くなった友達が描いた絵を通して、時代に関係ない普遍的なことを歌っているのですが、イエモン時代を含めて彼がここまでストレートに詞を表現したことがあっただろうか?と。今までだったら、言葉遊びとか韻を踏んだりで表現的に吉井らしい遊びが入っていたと思うのですが、まんま吉井和哉の年齢の日常を描いているのですよね。若いフリをするのでもなく、変に悟ったフリをするわけでもなく、憧れのロックミュージシャンを気取るわけでもなく、等身大の彼の世界観が広がっているアルバムだと思います。この「WHITE ROOM」は、そんなに疾走感のあるアルバムではないのですが、スルメアルバムになっていると思います。


ベストトラック:♯6「JUST A LITTLE DAY」

オススメ度:★★★★


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Sian Alice Group『59.59』
 ロンドンを中心に結成された男女4人組のシアン・アリス・グループ、2008年発表のデビューアルバムに加え、最新シングルの二枚組の日本企画盤である「59.59」。元ジザメリのダグラスが参加したことでも話題になりました。

 マイブラのビリンダを彷彿とさせる透明感のあるシアン嬢の歌声が印象的です。音的に無理にジャンルをまとめるなら、一番はシューゲイザーかな。あとはフリーフォーク、アートロックな香りが少々と言った感じでしょうか。基本的にどの曲も歌心があって、バックのバンドの音がスカスカな感じがするのが不思議なところ。音の隙間が大きくてフリーキーな感じとでも言えばいいか。なんだか、未完成なんだけど、不思議な魅力があるバンドです。

 個人的にはそんなに惹かれないんだけど、プログレ辺りのほうに舵をきったら、何となく化ける気がします。とりあえず、この音源はシューゲイザー好きな人にオススメしたい。

ベストトラック:♯14「Motionless」


オススメ度:★★★


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ROSSO『EMISSIONS』
 元ミッシェルのチバ、元BJCの照井を結成された4人組のROSSO(ロッソ)、2006年発表の3rdアルバム「EMISSIONS」。このアルバムを最後に第二期ロッソとしてのバンド活動を休止してしまいます。

 4曲33分という規格外のアルバムです。最初からメディアでかけられるのは拒否しているような仕様が素敵です。そして、内容の方は、4曲だけど、中編小説が4編入っているような濃厚さ。どの歌詞も物語性を映画のワンシーンのように今まで以上に感じさせます。正直、曲の尺の関係もあり、ノリが良いと言えません。でも、この人たちってステレオタイプなロックンロールの世界をこの島国でくそ真面目に追いかけてるんだなーってのが素直に伝わってきて好感。
 特に10分オーバーの大作♯4「発光」は燃え尽きた後のようなチバ声から始まり、いきなり爆発したように後半から盛り上がるところが圧巻です。

「永遠に続く誰も逃げれらない ビートの裏側あの娘抱きしめた」(♯4「発光」)

 十代でロックンロールの魅力に飲まれて、ずっと逃げられない彼らの宣言のようにも、心境のようにも思います。万人に薦められるアルバムではないですが、気になったら一度は聴いてみて欲しいです。

ベストトラック:♯1「眠らないジル」


オススメ度:★★★★


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『サイケミュージックのリヴァイバルについて』
 2008年から始まったサイケミュージックへの潮流が決定的になったことについて、少し書きたいと思います。

 2008年初頭にMGMTがデビューアルバムである「Oracular Spectacular」を発表した時に、デイヴ・フリッドマンがプロデュースしてるし、USインディのサイケ勢の新人がデビューしたなーぐらいな認識でした。正直、フレーミング・リップスよりユーザーを絞っている感じがしましたし、マーキュリー•レヴほどサイケな感じもしなかったのでポップスとしては巧くまとまっているけど、ちょっとディープな音楽ファンまでは届かないのではないか?などと勝手に予想していました。同時期デビューのヴァンパイア•ウィークエンドみたいにキャンパスで週末パーティを主催しているような感じと言いましょうか。

■MGMT「Oracular Spectacular」


 それが秋に出したオアシスの「Dig Out Your Soul 」ぐらいから雲行きが変わってきます。オアシス節をほぼ封印したこのアルバムは、敬愛するビートルズからの影響も濃いのですが、もろにサイケミュージックなんですよね。それが、ファンの中では賛否両論を巻き起こしました。オアシスの新譜に、モーニンググローリー的なアルバムをいつも期待しているファンが世界に何百万人かいると思うのですが、それらから距離を取るように自覚的に「Dig Out Your Soul 」を作ったのは、今後どう出るか分からないのですが、今までで一番の実験精神を発揮したことは評価すべきことだと思います。

■オアシス「Dig Out Your Soul 」


 また、それより少し前に出た、インディーズ、サイケの雄であるマーキュリー•レヴ「Snowflake Midnight」は今までのUS印のサイケロックからの脱皮を打ち込みを軸としたエレクトロニカの導入によって野心的に取り組んだ佳作と言えるでしょう。ただ、リヴァーヴのかかった酩酊感は変わらず継承されています。

■マーキュリー•レヴ「Snowflake Midnight」


 そして、2009年になってから発表されたアニマル•コレクティヴの「Merriweather Post Pavilion」。エレクトニカとサイケの幸福な結婚とでも言いましょうか。かなりこの手の音が好きな人にとっては、後から評価が高まる名盤になったかと思われます。アニコレ場合、ギタリストが今回レコーディングに参加しなかったためにその代替えとして打ち込みを中心に組み立てていったという状況があるにせよ、ドラッギーな香りのするサイケミュージックを鳴らしています。

■アニマル•コレクティヴ「Merriweather Post Pavilion」


 続いて、今や革命家だか音楽家だかよく分からないことになっているボノ率いるU2の新譜「No Line on the Horizon」。これもなんか無理矢理、若手に対抗しているような感じがしないでも無いのですがw、今までで一番サイケ寄りに一気にハンドルをきっている感じがします。「Get On Your Boots 」のPV観れば音を聴くまでもなくサイケミュージックなんだなーてのが分かりやすいぐらいに表現されていますが(笑)でも、U2節が少なくなって、イーノの力に頼っている部分が多いのでオアシスの新譜みたいに叩かれるんじゃないのかなーと予想していたり。

U2「No Line on the Horizon」


という感じでオアシスやU2、アニコレなど大御所が意識的にサイケミュージックを鳴らしていることにより、サイケブームが確定したと言ってもいいと思います。
 前回のニューレイヴブームが1年半から二年で去ったのを考えると今年いっぱいはサイケブームが続くのかなーと思います。にしても、サイケブームなんて何十年ぶりなんだろう?正直、リップスみたいにそこまでメジャーにならなくても熱いファンを味方に、DIY精神で生き残って欲しいなーと思っていたりします。

ベストトラック:今回の流れを作ったMGMT「Kids」


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NON'SHEEP『sad morrow』
 鬱ロック期待のスリピース、NON'SHEEP(ノンシープ)、2008年発表の2ndアルバム「sad morrow」。

 いやーこのアルバムで自分は、ノンシープというバンドを初めて聴いたんだけど、既聴感だらけな感じがなんとも……同じ系列のSyrup 16gやART-SCHOOLみたいな先輩バンドに追いつきたいんだけど、まだまだかなり距離があるといった感じでしょうか。「終わり」から希望を鳴らすバンド(一言でまとめれば、鬱ロックなんだが)です。

 サウンドプロダクションも、アレンジも演奏もそこまで悪くはない。売りは、フロントマン、佐藤の描く世界観です。ただ、ガツンと来るキラーチューンがないのが、痛い。この手のバンドって、バランスではなく、歪さが大切だと思うのです。鬱ロックの期待の星であるノーベンバーズとかライブで観れば分かるけど、マトモな演奏になってないでしょ。演奏レベル低くても、それ自体が「売り」になったり、その分言葉だけが響いたりする訳です。まあ、鬱ロックを鳴らすのに、優等生じゃ駄目だなーとか、このアルバムを聴いていて思いました(笑)

「存在価値を証明したいなら 一生涯でも無理だなぁ 埋葬待ちの状態なんだよ」(♯1「公園」)
「救いはないさ パレードは続いてく 影は隠され肥大する」(♯3「パレード」)
「ねぇ輪になって孤立させて」(♯4「輪になって」)

ただ、今後ノンシープはどう化けるのか分からないので、ノーベンバーズやペグマップ辺りが好きな人は追いかけてみても良いと思います。

ベストトラック:♯4「輪になって」


オススメ度:★★★


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