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The Futureheads『News and Tributes』
 サンダーランド出身の4人組ザ・フューチャーヘッズ 、2006年発表の2ndアルバム「News and Tributes」。デビューアルバムである前作「ザ・フューチャーヘッズ」でブレイクしました。

 ザ・フューチャーヘッズというバンド名は、フレーミング・リップスのアルバム・タイトルである『Hit to Death in the Future Head』から命名されさました。まあ、そのエピソードでも分かるんですけど、ニューウェーブなのか、パンクバンドなのかよく分からない曲が多いです。変なフレーズやコーラスが多いw特にへんてこなコーラスは嫌な感じに耳に残ります(笑)

 今作は、今後を占ううえで重要な2ndアルバムになります。デビューアルバムは、大抵作っている途中でレーベルと契約しているので、乱暴な言い方をしてしまうと、どのバンドもある程度のクオリティは望めるのですが、2ndで大抵のUKの新人バンドは転けますよね。1st→2ndにいく時に、パターンとして大きく二つあって、1stの音を更に色んな方向に拡張して、色んな曲も出来るということを提示するタイプ、もう一つは、1stの路線を更に深く掘り下げ、枝葉を切り落とすタイプに分かれると思います。ザ・フューチャーヘッズはこのアルバムで後者のほうを選んだように思います。更に演奏はタイトに、アレンジは変になってます(笑)
 正直、ニューウェーブとか言うと、フランツとかブロック•パーティを思い出してしまう人が多いと思うのですが、彼らとは全く違います。まず、ザ・フューチャーヘッズは彼らのように洗練されていないし、何より聴きにくいw
 デビューアルバムほど日本では注目は集まらなかったのですが、悪いアルバムではないので、何曲か試しに聴いてみることをオススメします。このアルバムで一番ポップであると思われる♯4「Skip To The End」から聴くのをススメます。

ベストトラック:♯4「Skip To The End」


オススメ度:★★★☆


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The Ordinary Boys 『Over the Counter Culture』
 ブライトン出身の4人組、ジ・オーディナリー・ボーイズ、2004年発表のデビューアルバム「Over the Counter Culture」。ザ・スミスやブラーの仕事で有名なスティーヴン・ストリートがプロデュースを担当しました。

 発売当時は、ブリットポップの正当な後継者として、かなり話題になったバンドです。ちょうど、この頃メディアがネクスト、リバティーンズみたいなバンドを探していたので、ガレージやパンク寄りのこのバンドが注目されたように思います。ジャムやキンクスを思わせるメロディラインと、ちょっと懐かしいモッズパンクな感じがカッコいいです。まあ、一番似てるのは、初期ブラーだったりするのですが(笑)
でも、素直に曲が良いし、ギターリフが耳に残るし、UKロック好きにはグッとくる要素が満載なのでオススメです♪特に♯3「Week In Week Out」、♯4「Talk Talk Talk」が良曲なので聴いてみてください。

 ただ、この一枚でブレイクして二枚目のアルバムで売り上げ的にも、音的にも失速してしまいます。自分もこの一枚聴いて、その後に二枚もアルバム出してるとは知らなかったぐらい(苦笑)
この「Over the Counter Culture」聴き返して、ジ・オーディナリー・ボーイズはまとめかたは若いのに巧いんだけど、圧倒的な個性がなかったのが残念だったかなーと改めて思いました。各要素は良いし、平均点高いんだけど、代替え不能な要素がないんですよねぇ。

ベストトラック:♯3「Week In Week Out」


オススメ度:★★★☆


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Syrup16g『DELAYED』
 Syrup16g、2002年発表の3rdアルバム「DELAYED」。メジャー移籍した前作「coup d'Etat 」から、三ヶ月という短いスパンで発表されました。
 
 ほぼ、インディーズ時代に一度ライブや音源などで披露されている曲の再録です。
 初代ベースの佐藤が脱退し、後に正式なメンバーになるキタダマキが参加した初のアルバムになります。また、バンプの藤原が♯4「水色の風」でコーラス参加したことでも話題になりましたが、コーラスなのにヤケに音量レベルが大きくファンの間では賛否を巻き起こしましたw

 Syrup16g、最もアコースティックで優しいアルバムです。また、彼らの一般向けの代名詞となる名曲♯3「Reborn」(シークレットトラックにもアコギ版が)などが収録されていることもあり、メロディに集中できる、ソングライターとしての五十嵐の旨味が味わえる一枚となっています。他にも♯1「センチメンタル」、♯6「サイケデリック後遺症」、♯9「落堕」などライブで披露される定番曲も入っています。まあ、圧倒的に♯3「Reborn」の曲&歌詞の良さが際立っているのですが♪この曲は、Syrup16gを知ってるとか知らないとか、関係なく聴き手に対する普遍性をもっていると思います。

「昨日より今日が素晴らしい日なんて 分かってるそんなこと 当たり前のことさ」(♯3「Reborn」)

 前作の「coup d'Etat」での怒りのエネルギーに比較したら、脱力するぐらいに、冷めたアルバムです。あのアルバムの後に、この静かな「DELAYED」をリリースする辺りがSyrup16gっぽいと思いますが(笑)

ベストトラック:♯3「Reborn」


オススメ度:★★★★


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BLANKEY JET CITY『HARLEM JETS 』
 ブランキージェットシティ、2000年発表のオリジナルとしては、ラストアルバムになった「HARLEM JETS」。

 ブランキー、最後のアルバムとなった、本作は前作「ロメオの心臓」であったような打ち込みや新機軸なんてなんのその、初心に帰ってロンドンでレコーディングが行なわれ、三人の演奏のぶつかり合いだけが、ただ存在しているアルバムです。デビューアルバムとかとは比べものにならないぐらいの熱量を秘めています。本人達も「最高傑作」と称して、メディアにアナウンスして解散してしまいます。

 疾走感がカッコいい♯1「SEA SIDE JET CITY」、タイアップで大ヒットした♯7「SWEET DAYS」、10分越えのベンジーの叙情性全開の「悪い人たち」を思い出させる♯6「不良の森」など本当にギリギリのせめぎ合いの中で作ってるんだろうなーと思わせてくれるアルバム。疾走感のあるロックから、バラードまで、ザラザラとした音像が戻ってきて、ブランキーにしか鳴らせない音が鳴っているだけです。ひたすら、日本語ロックの形を自分たちで模索してきた先駆者としてのブランキーの最終到達点。
 伝説云々はおいておいて、なぜ彼らがブランキージェットシティという街の物語を描かなければならなかったのか?そういう必然性があるからこそ、90年代を超えて、色んな人たちの耳を奪っていったんだと思います。この国のロックロールが洋楽の全てパクりと思っている人たちほど、このアルバムを聴いて欲しいと思います。

ベストトラック:♯7「SWEET DAYS」


オススメ度:★★★★☆


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KOOK『The Beautiful Scum』
 孤高のソロアーティスト、 KOOK(クーク)、2000年発表の2ndアルバム「The Beautiful Scum」。東芝EMIからデビューアルバムを出し、その後、そこから数年後、ソニーに移籍して、発表されたアルバムです。

 元ネタ知ってる人は大笑い、初聴の大抵の人はアルバムの最後まで違和感でいかず、残りの聴いた人の数パーセントの人はカリスマ的に崇めるという、ほとんど究極の三択を選ばせるような音です。……もろに第一期、スウェードwファズのかかった歌うような癖のあるギター、線の細いファルセットが特徴的なボーカル、退廃的で耽美な歌詞の世界観。日本の一人、バーナード&バトラーですね(笑)
ただ、スウェードってメジャーな割にほとんどの後追いバンドがすぐに消滅していったこともあり、これだけ似せるのは、ある意味頭が下がります。本人は、ユニット名から分かるように、ボウイを敬愛する日本人、グラムロッカーです。なぜか、00年代頭に再び、表舞台に出てきてもの凄く違和感があったのを記憶しています。

 また、KOOKの一番の個性は、そのあまりに日本語離れした歌い方でしょう。わざと、日本語に聴こえないように、母音をぼかして、歌っています。どの曲も歌詞カード見ないと何歌ってるかさっぱり分かりません。その歌詞は日本語版スウェードといった趣で、ビジュアル系まではいかないのですが、耽美世界まっしぐらw

「家にはもう帰りたくない 季節はここにはない」(♯4「The Carmine Sick」)
「醜い君につけられた綺麗な名前は」(♯7「To The Noise」)
「鎖で繋ぐ二人はもう 病的なまでの愛に壊れていた」(♯8「Lady Lay」)

 ただ、日本人離れした音の感覚とその異形な存在感は希有な存在だと思います。興味ある人は是非手に入れてみてください。


ベストトラック:♯3「Junk」

オススメ度:★★★★


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Solare『Theology』
 LAを中心に結成されたスリーピース、ソラレ 、2008年発表のデビューアルバム「Theology」。

 「叙情派轟音」バンドと言うフレーズでレーベル側がプッシュしていたので、もう個人的に大好物な二つなので、聴かないわけにはいかないでしょう(笑)
 まだまだソラレ自体、マイナーな存在みたいなので、あまり事前情報は入らなかったのですが、この「Theology」、良いです!!名盤とはいかないけど、佳作です。
 ひさびさにキラキラしたシューゲイザー♪コーラスとか、90年代のブリットポップみたいな感じなんだけどw、♯8「Summer Asleep」とか、♯1「Winners」とかシューゲファンなら食いつくと思います。曲のタイトルの素っ気ない付け方とかはもろにマイブラはじめシューゲイザーバンドを意識していると思います。ただ、もう少しギターなんかは、歪んでいても良い気もしますが、陽性のアメリカのバンドっぽい音を鳴らしています。
 また、これがデビュー盤というのが凄い。一枚通しての、完成度はかなり高いと思います。ただ、既存のバンドだとデンマークの耽美系バンド、ミューとかとかなり被る気も。ミューファンだったら、かなりハマるんじゃないかな。曲がヤケにドラマチックに展開するところとか、大仰なコーラスとか使い方が似ています。あとは、シガーロスとか音響系バンドが好きな人もオススメしたいです。たまたま聴いたバンドなんだけど、ソラレ、掘り出し物です。

ベストトラック:♯8「Summer Asleep」
[スタジオレコーディングから]


オススメ度:★★★★


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Franz Ferdinand『Tonight』
 グラスゴー出身の英国を代表するバンドとなったと言っていい4人組フランツ・フェルディナンド 、2009年発表の3rdアルバム「Tonight」。前作から三年半ぶりのアルバムとなります。

 相変わらず、デビュールアルバムから一貫して、「女の子を踊らせるロック」に徹しているのはブレがなくて、ある意味堅実な戦略と言えます。今作も相変わらず、うちだし方は巧い。ただ、一通り通して聴いてみると前作の「Do you want to」のようなキラーチューンになりうる曲が、「Tonight」にないのが、痛い。♯1「Ulysses」はシングル向きと思えますが、今までの彼らのような転調やフックとなるリフが耳に残るタイプの曲ではないです。

 別にこのアルバムに収録されている曲の質が落ちている訳ではないのですが、正直どれもフランツ節で金太郎飴みたいなアルバムなので、最終曲にいくまでに飽きる人が多いと思います。また、前二枚のアルバムに比べて曲のテンポを落としているためか、尺自体がのびています。これが冗長なように聴こえる理由でもあるんですよね。たぶん、彼らの思惑としては、よりフロア寄りのBPMに合わせたために、この仕様になったのではないだろうか?
 あと、シンセをアルバム後半から多用し過ぎて、ちょっと安っぽく聴こえます。8分近い尺の♯10「Lucid Dreams」とか挑戦してると思うんだけど、はたしてフランツ・フェルディナンド がわざわざ演る必要がある曲なんだろうか?という疑問も。アンダーワールド辺りなら、もっと巧くやるのに(笑)フランツは即効性のあるポップな3分ソングのほうが映える感じがします。

 デビュー時の年齢が遅咲きなこともあり、フランツは英国のバンドにしては、魅せ方やサービス精神に溢れたバンドだと思うのですが、それが今回は裏目に出たかなーと思います。正直、このまま終わるようなバンドではないと思うので、次のアルバムに期待したい。

ベストトラック:♯1「Ulysses」


オススメ度:★★★☆


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The Bravery『The Bravery』
NYを中心に活動する五人組のザ・ブレイヴリー、2005年発表のデビューアルバム「The Bravery」。

 カイザーチーフスやフランツなんかがブレイクした時期に出て来た踊れるニューウェーブ系のロックです。ブラーのギタリスト、グレアム・コクソンがプロデュースしたことでも話題になりました。音源自体は、時代の潮流に乗っていて、更にちょっと毒がある感じが良いです。ただ、この年ってデビューバンドが豊作だったから、生き残るにはザ・ブレイヴリーは個性が足りなかった。ビジュアルも良いんだけどね(笑)

 2005年前後ってUKロックの勢いが凄くて、アメリカ出身の彼らはあまり注目を集めなかったのがちょっと可哀想でした。何もプロフィールとか知らないとUKロックっぽく聴こえるんだけど、ガンガン鳴らしているギターのアレンジがちょっと垢抜けないwニューウェーブ系のバンドを追いかけている人にはオススメです。

ベストトラック:♯2「No Brakes」


オススメ度:★★★


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Louis XIV『The Best Little Secrets Are Kept』
 サンディエゴ出身の4人組、Louis XIV(ルイ・ザ・フォーティーンス)、2005年発表のデビューアルバム「The Best Little Secrets Are Kept」。

 この時期にグラムロックな香りを漂わせるバンドはなかったので、このバンドの存在感は強烈でした。でも、メディアが煽るほどは売れなかったんだけどね…もう、まんまT-REXだから(笑)
グラム・ロックリヴァイバルって文脈でその頃はプッシュしてたと思うのですが、実際はT-REX一辺倒な感じです。
 おかげで、2ndアルバムは日本語版が出ていません。ただ、艶のあるボーカルとちょっと70s的なコーラスの使い方が、この時期の発売の新譜の中ではキワものとして目立っていました。♯2「Finding Out True Love Is Blind」をはじめとして、曲は結構良いのに、ちょっと露出の仕方を狙い過ぎて外した感じがします。T-REX好きな人には笑いながら、大きな心で聴いて欲しいと思いますw

ベストトラック:♯2「Finding Out True Love Is Blind」


オススメ度:★★★☆


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Portishead『Portishead』
 トリップホップを代表するポーティスヘッド、1997年発表の2ndアルバム「Portishead」。このアルバムの出した後に、バンド単体の音源としては、10年間の沈黙に入ることになります。

 前作の成功が裏目に出たのか、ひたすらサウンドはダウナーかつダークです。というか、このポーティスヘッドのセルフタイトルアルバムは、真面目に聴いていると、高確率で落ちます!!それぐらい、感情を揺さぶる音楽です。全体としては、前作より、かなりスケールが大きくなっている感じがするのですが、気のせいではないでしょう。
 
 また前作以上に、ベス・ギボンズのボーカルが神がかっています。歌い分けが曲によってされていて、言葉が分からない人も彼女の声には揺さぶられると思います。バックの音がサンプリングなどで無機質だけに、よりベスの感情的なボーカルが剥き出しになるんですよね。そのモノクロームなサウンドもかなり計算して作られていたりしますが。
 10年以上の音源なのに、今聴いても全く古くささはありません。全曲、ポーティスヘッドの厭世的な空気感と悲痛なまでの叫びが漂っていますが、特に♯2「All Mine」、♯3「Undenied」、♯5「Over」、♯6「Humming」、♯9「Only You」をオススメします。これだけ沈むクラブミュージックって存在しないんじゃないでしょうか(笑)文句なしにオススメです。

ベストトラック:♯9「Only you」


オススメ度:★★★★☆


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Eagles of Death Metal『Heart on』
 クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのフロントマンであるジョシュア・オム率いるサイドプロジェクト、イーグルス・オブ・デス・メタル 、2008年発表の3rdアルバム「Heart on」。

 今回、イーグルス・オブ・デス・メタルの音源は初めて聴いたんだけど……一つ言わせてもらっていいだろうか?デス•メタルじゃないんじゃんっ!!嘘つきっ(笑)
 ハードロックが主体の80年代を思い起こさせるようなダサいフレーズの連続で、非常にプレイヤー側が楽しそうな印象を受けますwなんと言うのか、本業のバンドだろ、コレは出来ないよね。アークティックのアレックスのラスト•シャドウ•パペッツの洗練された感じとは対極です。
 例えば、♯2「Wanna Be In LA」とか曲は良いのに、「俺がLAにいるのは可愛い女の子がいっぱいいるから」だぞ?しかも、ジェシー・ヒューズが変な振り付けで歌いながら踊ってるし(笑)ガンズのオープニングに指名されても、アクセルに馬鹿にさらたとか、そんな理由で降りちゃうし。てか、馬鹿を馬鹿を呼ばずして、どう扱えば良いのかw

 バンド名もそうですが、全力でオッサンたちが馬鹿なことをやろうとしている姿勢には共感&爆笑です♪

ベストトラック:♯2「Wanna Be In LA」


オススメ度:★★★☆


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The Birthday『NIGHT ON FOOL 』
 チバユウスケを中心に結成された4ピースバンドThe Birthday、2008年発表の3rdアルバム「NIGHT ON FOOL」。

 邦ロックを代表するバンドと言っても、問題ないと思われるThe Birthdayですが、チバユウスケの声が流れた時点でロックとして成立しかねないぐらい、アクが強い彼の声です。しかし、それゆえにロッソ、The Birthdayとミッシェルの次の風景を模索してきて、やっとたどり着いたのが、このアルバムなのだと思います。メロディ、演奏、歌詞、日本語ロックを更新するアルバムになったと思います。チバ声と、ロックが嫌いじゃないなら、聴いて損はないアルバムです。
 今までのアルバムに比べるとかなりギターが前面にきています。また、ミドルテンポの曲が増えたのに、凶暴さは失われていません。むしろ、聴き手が歌詞の世界観を味わいやすくなったために、即効性を持ったと言っていいと思います。ジャケットの写真のようにキラキラと暖かい夜を感じさせてくれる、有機的な大人のロック!!しかも、現在進行形です。

 ♯8「シルベリア19」のエヴァーグリーンなメロと風景はなんだ?チバの声がこんなに伸びやかに響くのは本当にミッシェル以来じゃないか。そして、必殺のキラーチューン♯11「涙がこぼれそう」。もう、この二曲で、名盤確定でしょう♪その他も、♯1「あの娘のスーツケース」、♯9「ローリン」、♯12「カーニバル」など良曲多し。どうでもいいかもしれないけど、個人的に「うずらのタマゴは いつも僕のためにとっておいてくれる そんなとこもあるんだ」(♯1「あの娘のスーツケース」)ってフレーズが一言で色んな映像が思い浮かんで好き。この人の詩ってもの凄く具体的な風景が一言で思い浮かぶんだよねー特に日本が舞台の歌ほど。

 今までミッシェル以来、チバユウスケのバンドに失望した人たちにこそ、「NIGHT ON FOOL 」は聴いて欲しいアルバム。

ベストトラック:♯11「涙がこぼれそう」


オススメ度:★★★★


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ハタユウスケグループ『スホーネ・ダーヘン』
 cruyff in the bedroomのハタユウスケが率いるスリーピースのハタユウスケグループ、2008年発表の1stミニアルバム「スホーネ・ダーヘン」。6曲30分ぐらいのミニアルバムです。

 クライフのイメージがあまりに強くて、またシューゲイザーかなーとある程度あたりをつけつつ、聴いてみたのだが、なんだコレ?広義のシューゲイザーではあるんだけど、オルガンっぽい音が聴こえたり、鍵盤系の楽器が明快に聴こえたり、予想外にアンビエントな感じ。ギターは相変わらず、ウネウネと歪んでるけど(笑)

 ♯1のバッハはやり過ぎ感があるがwそれ以外は、本人達が定義しているように「教会系」サウンドとは的を得ていると思う。全体に霧のようにリヴァーヴがかかっていて、不思議な耳触り。高揚感のあるドリーミーポップといった感じで、非常に聴きやすい。音響系とか好きな人もイケると思います。曲数が6曲で、まだまだバンドの音の全体像が掴めないのがちょっと残念。ただ、日本語で歌ったほうが(今回も二曲は日本語だけど)ハタユウスケのボーカルはマイルドな感じになって、英語詞より良いと思う。


ベストトラック:♯6「Kanata」

オススメ度:★★★☆


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Syrup 16g『COPY』
 今は活動を停止してしまった、Syrup16g、2001年発表のデビューアルバム「COPY」。

 既に、このデビューアルバムでSyrup16gというバンドは完成されていたと言えます。♯3「生活」と、♯6「負け犬」で自分はノックアウトされました。
この「日常」に横たわる、どうしようもない絶望を五十嵐隆というソングライターは掘り出してしまうんですよね。せっかく、事なかれ主義の誰かが埋めたのにw

 Syrup16gが、このデビューアルバムから一貫して描いてきたのは、世界に対する怒りというより、どうしようもないことややるせなさに対する諦念です。「君は死んだほうがいい」(♯7「デイパス」)とか他のバンドだとキラーフレーズだから、声張り上げたりするところなのに、Syrup16gは違います。この部分での五十嵐の投げやりな歌声に全て集約されている気がします(笑)
 また、デビューアルバムなのに、タイトルが「COPY」ですからね。自分たちの胡散臭さに誰よりも敏感なバンドと言えるのではないでしょうか。それが、彼らの鳴らす音や言葉の誠実さに繋がっている気がします。

 思春期で周りの大人が全て汚く見える日々をおくっている人たちに、現在ニートと呼ばれて叩かれている人たちに。この「COPY」というアルバムは、どうしようもないぐらいに効く十錠の処方箋になると思います。
 
 「君に存在価値はあるか?その根拠とはなんだ?」(♯3「生活」)

ベストトラック:♯3「生活」


オススメ度:★★★★☆


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Dungen『4』
 スウェーデン出身の4人組サイケロックバンド、ドゥンエンの2008年発表の3rdアルバム「4」。

 フロントマンのグストヴ・エイステスがDJミキサーを購入し、ヒップホップやクラブ・ミュージックのミックスやスクラッチを学んだ経験が活かされたアルバムと紹介されています。確かに前作までのノイジーで歪んだギターを中心に音を配置するスタイルから、ピアノやストリングスなどもバランス良く配置していて、音像的にかなりスッキリしていて変わった印象です。グストヴの甘いボーカルと変則的なドラムは相変わらず、異物感を出していますがw

 この「4」は、60年代のサイケやプログレなどが好きな人にオススメしたいです。クラブ系とかフロア寄りでも気に入るかも。ゆるゆると流れていく音と変則的に変わるリズムの間に確かに存在する緊張感、とぼけたようなボーカル…聴きにくい要素が多いように思うのですが、全部合わせるとなかなか面白い存在になっています。ドゥンエンの最近の本国のUKバンドのように鋭角的なリズムやスピードで勝負していない感じが、ちょっと新しいです。ただ、このバンドはスウェーデン出身なので、思ったより知らない人が多いのが残念かな。

ベストトラック:♯3「Det tar tid」


オススメ度:★★★★


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Mahogany『Connectivity! 』
 アメリカのマホガニー、2006年発表の2ndアルバム「Connectivity! 」。ブロック•パーティのライブの前座などで出ていて話題になったバンドです。

 プロデューサーは、コクトーツインズのロビン。また、娘のルーシーもボーカルでゲスト参加しています。
 この二枚組の音源「Connectivity!」はシューゲイザー直球なのですが、ドリームポップやサイケロックなど好きな人にもこのアルバムはオススメしたいです。全曲、高揚感とキラキラした万華鏡から世界を見たような音。歌詞も言葉数少なく、音もシューゲイザーにしては隙間が多い感じがするのですが、それがマホガニーの音源を聴きやすくしているように思いました。♯6「Neo-Plastic Boogie-Woogie」とか聴くと、アニマル•コレクティブを始めとしたフリーフォークとかにも根っこは通じるな。ひさびさのシューゲイザー系で掘り出し物のバンドです♪

 同じシューゲイザー系だと、ラッシュとか好きな人にはオススメです。ラッシュやブロック•パーティと同じで、ライブ映像とかYouTubeとかで観ると、演奏はあんまり巧くないみたいだがw、音源の方は当たり前ですが綺麗にまとまっているので、音源だけをオススメしたいです(笑)

ベストトラック:♯6「Neo-Plastic Boogie-Woogie」


オススメ度:★★★★


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the brown『Struggle in a whirl 』
 大阪を中心に組まれたスリーピースバンド、the brown、2007年発表のデビューフルアルバム「Struggle in a whirl」。平均年齢は23歳とのこと。

 Last Allianceが立ち上げたTears Libraryよりデビューということと、ゲストミュージシャンが、マキシマム ザ ホルモンのベースや、テレフォンズの石毛などが出ていて話題に上りました。

 一聴すると、グルーヴで押すパワーポップのタイプに思えるのですが、曲展開がプログレです。突き刺さるように感情を込めて英語詞で歌うボーカルがカッコいいです。あと、どの曲もポップさを失わず、曲展開がドラマチック♪♯1「border」、♯2「cross drawn by finger 」、♯8「mosaic」などが特にオススメ!!欲を言えば、ちょっと遅い曲の時にタメが少ない感じがします。ただ、疾走感のある♯1「border」みたいな曲の時には、彼らの個性と圧倒的な熱量が際立っています。
 女版ブロック•パーティとでも呼びたくなるようなバンド。プログレのフォーマットを取りながらも、これだけ緩急を付けながら、ポップに曲を料理しちゃうのは、かなりセンス良いです。まだ、若いのでthe brownの今後にも期待。

ベストトラック:♯1「Border 」


オススメ度:★★★★


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maikotobranco『star』
 東京を中心に活動する4人組のマイコト•ブランコ、2008年発表の2ndアルバム「star」。デビューアルバムである、前作から5年ぶりのリリースとなります。

 ジャパニーズ、シューゲイズシーンという狭いw枠内に押し込めておくのは、マイコト•ブランコは、ちょっともったいないバンド。
 アタックの強いギターと中性的なハイトーンのボーカルが、浮遊感のある空間を作り上げます。かなりギターのエフェクトは強くかかったているのですが、酔うほどではないです。また、シューゲイザーというとノイジーなイメージがありますが、マイコト•ブランコのサウンドには不思議な温かみとポップさがあります。
 バーズを思わせる70sサイケのテイストのメロディは、サイケロック好きの人などにもオススメです♪にしてもシューゲイザーって言われる括りで売り出すと、良いバンドでも、もの凄くマイナーな扱いをされてしまうのが残念なんだよなぁ(苦笑)

 マイコト•ブランコ、気になってみたら是非聴いてみてください。


ベストトラック:♯3「star」→♯4「Im not there」


オススメ度:★★★☆


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シベールの日曜日『Sundays & Cybele』
 函館出身のスリーピース、シベールの日曜日、2008年発表のデビューアルバム「Sundays & Cybele」。同名の有名なフランスの恋愛映画がありますが、バンドとの関係性は不明。

 ほとんど情報も無く、爆音サイケロックバンドと紹介が書かれていたので、気になってとってみたのですが、肩すかしw音源の方は、静謐に満ちていてで、今にも爆発しそうな狂気が充満しています。これで平均年齢二十歳ちょっとってのは驚きだなーライブだとファズがかかったギターが前面に出て、かなりノイジーみたいです。YouTubeなどにあがっているライブ映像を観た感じだと、ザクザクとギターが歌メロに斬り込んで来る感じね。

 確かにライブ音源などを聴くと演奏面でちょっと頼りない部分もあるんだけど、バンドとしての音の世界は確立されています。綺麗なアルペジオと歌メロ。アコギ主体の幻想的かつ抽象的な世界観。このバンドは、今後がかなり楽しみ♪ただ、北海道を中心に活動しているみたいなので、関東圏だとライブを観る機会が少ないのが残念だなー。気になったら、試聴してみることをオススメします。

ベストトラック:「ライブより」


オススメ度:★★★☆


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凛として時雨『moment A rhythm』
 凛として時雨、2008年発表の2ndシングルかつメジャー移籍第一弾になる「moment A rhythm」。

 一曲入り、16分50分収録&フロントマンTKによる48P写真集付き、3000円という、かなり異形な仕様で注目を集めました。ハッキリ言って、とてもじゃないけどシングル向きの曲とは思えません。16分という時間も半分ぐらいはアウトロで引っ張っただけです。これがライブ会場限定販売のシングル(ファン向け商品)とかだったら、納得いくと思うのだけど、一般のレコード屋に流通しているのは、かなり暴利な気がします。実際に、全開の1stシングルの時は初回版がほとんどの店で完売していたのだけど、現在も「moment A rhythm」は、店頭で余っていたりします。このシングルの企画を決めたのが、メンバーかソニー側の発案かは分かりませんが。

 「僕は12センチおきに君を刺す」って繰り返し歌われる詩は、CDの規格のことを言っていると思われます。凛として時雨の音楽が聴き手に「わかりづらいフレーズで 全てが」届くようにという自己説明であり、メジャー移籍するキッカケを使って出された、「moment A rhythm」という新たな闘争宣言でもあるのではないでしょうか。凛として時雨って、ライブなどで観れば分かるのですが、熱烈なファンが多いんですよね。……彼、彼女達にとって、TKが描く詩でも大きな意味合いを持っているように思うのですが、個人的にこの人たちの詩って別に大したこと歌ってないよねwなんか、大絶賛が多いので、ちょっと気持ち悪い……
 映像とかの世界で使われている「カットバック」って手法を詩でやっているだけなんだよ。具体的なシーンをマクロで切り取って、物語の結論を最初に提示して、あとは中間シーン吹っ飛ばして、ループさせてそこで何を起きたかは聴き手に委ねる。「狂う」とか「殺す」、「刺す」とか、「破壊する」とかフックになりうるワード(ここぞって時は日本語で歌ったほうが耳に残る)をサビにサンプリングすることにより、不穏さを強調する。案外、同業者は、やってない。てか、これってビジュアル系とかで結構使われている文法を更にスマートにまとめているだけ。彼らのドラムアレンジもメタルってよりは、それを通ってきたビジュアル系だしね(笑)
それをトータルで、時雨印で音やイメージを統一感をもって、まとめあげるのは巧いと思うけど、どこまでメジャーで勝負出来るのか見物だと思う。

 あと写真集は、TK本人が写真好きなんだろうねーほぼフィルムカットっぽいし、中判使っているし、「煽り」とか効かせているし。かなり昔から撮ってそうな気がします。まあ、ファン向けアイテムだと思うので、それを分かった上でならオススメ。

ベストトラック:♯1「moment A rhythm」

オススメ度:★★★☆


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Manic Street Preachers『Send Away the Tigers』
 92年の衝撃的なデビューからずっと第一線で活動する、英国を代表するスリピース、マニック・ストリート・プリーチャーズ、2007年発表のアルバム「Send Away the Tigers」。各自のソロ活動を経て、三年ぶりにリリースされるアルバムとなります。

 ♯3「Your Love Alone Is Not Enough」でザ・カーディガンズのニーナがボーカルで参加したことでも話題になりました。いやーこの「Send Away the Tigers」は、ひさびさに骨太ロックに戻って来た感じで、初聴した時にかなりワクワクした記憶があります。ここ数年のマニックスの迷いが嘘のようなアルバムです。ほとんどキーボードの音が聴こえてこないのが何よりの証拠に見えます。
 四枚目の「エヴリシング•マスト•ゴー」の頃の正当派ロック路線で音がキラキラしています。変にひねくらないで、シーンとは関係なく大御所が順当に勝ちに来たアルバムって言えばいいかな。良いメロディとストレートなロックが、このアルバムにはあるだけです。スタジアムで観客がシンガロングしているのが浮かぶような曲が多いです。♯1「Send Away The Tigers」、♯3「Your Love Alone Is Not Enough」、♯4「Indian Summer」など名曲多し。そして、♯7「Autumn Song」が、あーマニックス以外の何ものでもないなーと感慨にふける訳です(笑)

 同じく英国のアッシュと同じく、マニック・ストリート・プリーチャーズもデビュー15年とか経てるんだけど、2007年は今まで黙っていた大御所バンドが再び存在感を示した年なんですよね。アークティックモンキーズやクラクソンズとかが、シーンを騒がしている中で、再び自分たちの音や居場所を再発見したって事実が少し嬉しいです。UKのロックシーンの層の厚さを改めて感じるアルバムです。

ベストトラック:♯3「Your Love Alone Is Not Enough」
http://jp.youtube.com/watch?v=EoMX-yLB7m0

オススメ度:★★★★


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Garbage『Bleed Like Me』
 ニルヴァーナのプロデュースで有名になったブッチ・ヴィグ率いる4人組のガービッジ、2005年発表の4thアルバム「Bleed Like Me」。四年ぶりのアルバムとなります。

 バンド紅一点のシャーリー・マンソンの声帯手術や離婚などを経て作られました。音のほうは、今までのアルバムで一番ゴリゴリしたストレートなロックです。歌詞のほうはシャーリー・マンソンのこの四年間の経験を晒しているように思われます。なかなかに傷だらけですwまた、前作などに比べてボーカルが伸びやかに歌っているように感じます。なんか、怒りに満ちてるんだけど、吹っ切れた感じとでも言えばいいか。生々しいバンド的な質感がバンド解散の危機を経て戻って来た感じのアルバムです。
 ロックとポップスの合流点がガービッジなんだよね。曲もポップで耳に残るし、アレンジも脇を固めている布陣が超一流(三人がプロデューサーとか反則だろ)なので、かなり聞き所満載です。

 なぜか、フーファイターズのデイヴ•グロールが好き勝手叩いていますwいや、経緯は分からないが「フラっと来て叩いて帰ってった」ってなっているが、色々とツッコミどころありそうなロック的な逸話>どこまでホントか分からないけどね(笑)

ベストトラック:♯4「Why Do You Love Me」
http://jp.youtube.com/watch?v=ZK1N2PgdAaA

オススメ度:★★★★


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Ash『Twilight of the Innocents』
 英国を代表するバンド、アッシュ、2007年発表のアルバム「Twilight of the Innocents」。ギタリストのシャーロット•ハザレイが脱退して、スリーピースに戻ってから、初めてのアルバムになります。レコーディングの拠点も、英国を離れ、ニューヨークで暮らしている中で作られました。

 ブリットポップと呼ばれる90年代のUKロックが過熱している時期に彼らがデビューしてから、もう15年近く経ちました。デビュー時には高校生で「おそるべき子供達」などと呼ばれていた彼らも、30代に突入して、未だに第一線で生き残っているのですから、大したものだと思います。
 今回のアルバムも前作のように、自分の好きなルーツミュージックを鳴らすのではなく、ひたすらアッシュ節とでも呼びたくなるようなエヴァーグリーンなメロディをもつ曲が多いです。この数年のニューレイヴやダンスミュージックの流れなどなんでもなかったかのように、自分たちの音を極めようとする姿勢は迷いなく清々しいです。また、フロントマンのティムが婚約者と別れたこともあり、歌詞のほうは悲壮感に溢れています。特に本国版の最終曲「Twilight Of The Innocents」が聴きどころです。情感たっぷりに歌い上げるティムの「僕はまだ息をしている 僕の心はまだ動いている」と繰り返し、歌われるところがハイライトだと思います。
 その他の曲も、メランコリックな曲調でドラマチックな曲展開のものが多いです。アルバムを通して、今まで以上に、曲構成に凝っている感じがしました。また、今回初のセルフプロデュースアルバムということもあり、今までの中で一番色々なカラーの曲が散りばめている印象を受けます。
特に、疾走感のある♯1「I Started A Fire」や♯2「You Can't Have It All」、ミディアム調な♯4「Polaris」などがオススメ!!
15年バンドやってて、まだこれだけのクオリティの曲が書けるのは特筆すべきことだと思います。アッシュがまだ活動していることに驚いた人ほど、聴いて欲しいアルバムです。

ベストトラック:♯2「You Can't Have It All」


オススメ度:★★★★☆


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Snow Patrol『A Hundred Million Suns』
 グラスゴーを中心に活動している五人組、スノウ•パトロールの前作から二年ぶりとなる2008年発表の5thアルバム「A Hundred Million Suns」。プロデューサーはU2や最近だとブロック•パーティで同じみのジャックナイフ・リーが手がけました。

 スノウ•パトロールって本国だと圧倒的な人気を誇るのですが、ここ日本だと未だにメジャーになりきれていないバンドです。日本盤もまだ出ていないようですし。スノウ•パトロールは、美メロとボーカルの透明感ある声が売りの分かりやすいバンドです。
 一応、デビューしてから、10年選手だったりします。今回は前作の「チェイシング・カーズ」のような分かりやすいアンセム級のポップな曲がないのが、少し残念です。でも、どの曲も彼ら特有の美メロが炸裂しています。UKの若手がリズムで差別化をはかる中でここまでメロディにこだわっているバンドも最近は少ないです。

 最終曲の「The Lightning Strike」とか、16分も一曲で尺があって、ヤリ過ぎだと思いましたwでも、デビュー時から、そうなのですが、どのアルバムも全体として統一感あって、優等生的というか、そつない作りなんですよねーもう少し型破りなものを作っても良い気がします。
 バンドの名前通り、冬が似合うアルバムです。U2とかコールドプレイなどUKの美メロバンドが好きな人には、オススメです。

ベストトラック:♯3「Take back the city」
http://jp.youtube.com/watch?v=342c2XR4WYI

オススメ度:★★★☆


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The Arcade Fire『Neon Bible』
 カナダを中心に結成されたアーケイド•ファイアの2007年発表の2ndアルバム「Neon Bible」。前作の世界的な成功の中で、教会をスタジオとして使い録音されました。

 前作は「葬儀」というコンセプトを中心に組み立てられたコンセプトアルバムですが、今作はそれぞれの曲のカラーがハッキリしていて、一聴するとまとまりがないように感じるかもしれません。しかしながら、デビューアルバムでその恐ろしいまでの完成度がプロアマともに絶賛された彼らは、今回もマイペースに自分たちの音を鳴らしてみせました。相変わらず、どの曲もドラマチックな曲展開とオーケストラ譲りなアレンジで、高揚感があります。自分は♯1「Black Mirror」の出だしで、耳を持っていかれました♪
 また、アルバム一枚を通して前作以上に、哀愁が漂っている気がします。でもポップなところは忘れてないんですよねぇ。ますますウィンの歌い方も、ボウイに近づいている気がしないでもないw前作が好きだった人は、このアルバムの統一感のなさにガッカリされるかもしれませんが、一曲ずつの楽曲のクオリティは高いと思います。

 2ndアルバムで転ける大型新人が多い中、アーケイド•ファイアは前作に勝るとも劣らないものを作り上げて来ました。このアーケイド•ファイア独自の高揚感は、病みつきになります。「Neon Bible」の国内版は、バンドの意向で発売されていません。探している人がいるかもしれないので、念のため。

ベストトラック:♯4「 Intervention」


オススメ度:★★★★☆


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Syrup16g『coup d’Etat』
 Syrup16g、2002年発表の2ndアルバム「coup d’Etat」。このアルバムで日本コロムビアから、メジャーデビューを飾ることになります。
 内容のほうは、まさに鬱ロックの教典と言ったヤサグレ具合で、かなりキマす!!しかも13曲収録していて、時間も一時間オーバーの攻撃が続きます……聴いてて高確率で落ちますwメジャーデビューという華やかな感じや浮かれた感じは、欠片もないです(笑)
 攻撃性も、全アルバムの中で一番分かりやすく、怒りに満ちています。でも、ポップな部分は外さないという、五十嵐隆のソングライティングの高さを味わえる一枚。特に、♯2「神のカルマ」、♯3「生きたいよ」、♯4「手首」、♯7「天才」、♯9「パリで死す」、♯10「ハピネス」とか言葉とメロディのバランスがキワドいバランスで成り立っていると思いました。

「レンタルビデオの棚の前で二時間以上も立ち尽くして なにも借りれない」(♯2「神のカルマ」)
「何歌ったってただのノスタルジー、生ゴミ持ち歩いてんじゃねえ」(♯3「生きたいよ」)
「ヤバい空気察知する能力オンリーで生き延びた」(♯7「天才」)
「だけどたまに思うんだよ 俺は永遠じゃないって」(♯10「ハピネス」)
などと歌詞も冴えてます。
 Syrup16gの世界観って、世の中的に「それ言っちゃ終わりだろ?」的なことを当たり前のように指摘して、そこから迷ったり、怒ったりしながら、曲の終盤にリスナーとともに転がっていくんですよね。弱者への共感と諦念に支配されているんだけど、それでも誰かに繋がりたいがために紡がれていく。全部否定すると、もうその残った自分を「肯定」するしかなくなるというか。
 この「coup d’Etat」は悪夢と覚醒を繰り返して、どっちが現実か分からなくなったような一番キレてて、キレ味も鋭い名盤だと思います。鬱ロック関係なく、ギターロック好きにはオススメしたいです。

ベストトラック:♯7「天才」


オススメ度:★★★★☆


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Sigur Ros『Takk...』
 アイスランドを代表するバンド、シガー・ロス、前作から三年ぶりとなる2005年発表の4thアルバム「Takk...」。タイトルは、アイスランド語で「ありがとう」の意味です。

 もうタイトルが、このアルバムの全てを語っているように思うのですが、前作までのプレッシャーを完全に乗り越え、バンドが行き着いた結論が、リスナーへの感謝ということなのでしょう。
 シガー•ロス史上もっとも優しく、暖かい作品になりました。前作までの聴くものを拒絶するような轟音も、今回は優しいオルガンやシンセの音に変わり、また今までだったら、緊張感のあった静寂すらも心地良い余韻に浸れる時間に変えてくれます。言葉が分からないからこそ、音で伝わる音楽があり、今までの作品以上にヨンシーのファルセットが全てを浄化するように響きます。今までは孤高の氷の彫刻のような音楽だったのが、氷が溶けて、やっと観客と生で話せる距離になったというか、音楽を照射する対象を感じるアルバムだと自分は思いました。
ロックが騒がしいとか曲の構成がどうこう言って批評家になってしまう前に、このアルバムを聴けば良いと思います。特に、彼らしか鳴らせないと思われる荘厳な♯2「Glósóli」、♯3「Hoppipolla」、♯6「Sæglópur」が良いです。疲れている人にもオススメ♪(笑)

 また、シガー•ロスはこの他のアルバムも音響効果を計算してレコーディングされているので、是非とも良いヘッドフォンなどで聴いて欲しいアルバムでもあります。楽曲のPVもアート性が高いので、必見の価値ありです。

ベストトラック:♯2「Glósóli」


オススメ度:★★★★☆


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Underworld『Oblivion with Bells』
 英国を代表するダンスアクトの二人組、アンダーワールド、ベストアルバムを通して、五年ぶりとなる2007年発表のアルバム「Oblivion with Bells」。レーベル移籍も話題となりました。

 前作のような祝祭感あるサウンドでなく、ストイックなまでに叙情性を出したエレクトロポップな作品となっています。アンダーワールドに踊れる要素を求めている人たちにとっては、肌に合わないアルバムかもしれませんwでも、アンダーワールドって売れない時期が長かったせいもあるけど、元から前衛的な音楽を演っている集団なんですよね。より正確に言うと、ポップなヒット曲も書ける器用なアート集団というか。今回のアルバムはアッパーなダンスチューンはないですが、各曲がより深化していて、聴けば聴くほど味わい深いスルメ盤となっています。モノクロームな感じが今の季節にピッタリなアルバムです。
 ヒット曲♯1「Crocodile」、♯2「Beautiful Burnout」、♯7「Boy, Boy, Boy」や叙情性全開な隠れた名曲♯6「Glam Bucket」などとアルバム一枚を通して、洗練されていて充実した内容です。

ベストトラック:♯1「Crocodile」


オススメ度:★★★★


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面影ラッキーホール『Whydunit?』
 結成から十年選手のファンクバンド、面影ラッキーホール、2008年発表の九年ぶりのオリジナルアルバム「Whydunit?」。露出も音源もなかなか出ないので、カルト的な人気を誇るバンドです。

 実は、数曲かしか今まで聴いたことがなく、アルバム通して聴くのは自分は今回が初めてです。いやー8曲40分あまりの尺ですが、ひさしぶりに嫌な気分になりました(笑)
 なぜ、良い曲書いてるのに、こんな嫌な歌詞を乗せるのかとw「あの男(ひと)は量が多かった」、「あたしゆうべHしないで寝ちゃってごめんね」、「パチンコやってる間に産まれて間もない娘を車の中で死なせた・・・夏」、「中に出していいよ、中に出してもいいよ」とか全部、曲のタイトルですからね……面影ラッキーホール以外でこんな曲タイトルつけてるバンドは知らない。しかも、コミックバンドみたいに、曲のタイトルだけふざけているのではなく、曲の内容もリンクしているのが嫌な感じだと思います(笑)
 現代の暗黒小説とか呼ばれているようですが、なんとなく分かる気がする。主軸となっているのは、セックスとそれに伴う男女の業ですかね。しかも、他の邦楽で歌われているような純愛とか糞くらえな感じで、不倫とかパチンコとかそんなのが身近に転がっているようなちょっと地方都市な世界観。それをヤケに男気ある演歌と紙一重なボーカルが歌います。それにしても、「あばよ」ってひさびさに聴いたなw

「内股に流れ出た暖かいモノを眺めていた」(♯1「あの男(ひと)は量が多かった」)
「仕事をしない旦那のことも 慣れないこの子育てのことも パチンコは忘れさせてくれました」(♯5「パチンコやってる間に産まれて間もない娘を車の中で死なせた・・・夏」)

 面影ラッキーホールのファンでもないので真面目に語る気もないんだけど、真面目に書かないと悪ふざけしているバンドだと思われてしまうので;
ただ、00年代にこの80年代の亡霊を復活させるバンドは希有な存在だと思うので、興味ある人は是非聴いて欲しいと思います。たぶん、なんで良い曲なのに、こんな歌詞なんだろう?と思う人多いだろうけどね……そのアンバランスさや歪さが魅力なバンドだから。

ベストトラック:♯4「あたしゆうべHしないで寝ちゃってごめんね」


オススメ度:★★★★


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Kaiser Chiefs『Off With Their Heads』
 リーズ出身の五人組のバンド、カイザー・チーフス、2008年発表の3rdアルバム「Off With Their Heads」。ちょっと小太りがボーカリストが印象的な、ブラーなどを思わせる英国的なバンドです。

 今回のアルバム「Off With Their Heads」で、今までのヘロヘロなブリットポップが嘘のように普通のロックバンド然とした音になっています。リリー・アレンがコーラスに参加したことでも話題になりました。
 マーク・ロンソンとブロック・パーティーを手掛けるエリオット・ジェイムスの2人へのプロデューサーの変更により、ビート主体の音にガラリと変わったためか、ルビルビィ~コーラスしてたような奇天烈さがなくなり、なんだか物足りない印象。このアルバムは♯2「Never Miss A Beat」のような曲も収録されていて、そんなに悪いアルバムではないんだけど、カイザー・チーフスとしての音源として聴いた時に今までの、圧倒的な個性が失われていて物足りないかもしれません。初めて、カイザー・チーフスを聴く人は前作の「Yours Truly, Angry Mob 」から聴くことをオススメします。

ベストトラック:♯2「Never Miss A Beat」
http://jp.youtube.com/watch?v=wz40P1hFvWs

オススメ度:★★★


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