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聴いてる音楽とかオススメとか、時々は日常とか気ままに綴ってゆく。雑文読んでくれた人で、何か引っかかるものがあれば幸いです。
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The Whip 『X Marks Destination』
 マンチェスターを中心に組まれた四人組のザ•ウィップの2008年発表のデビューアルバム「X Marks Destination」。

 ニューオーダーやストーン•ローゼスの後継的な踊れるロックを展開していきます。このデビューアルバムは、プロデューサーにアークティック・モンキーズやカサビアンを手掛けたジム・アビスを起用して作られました。そのせいか、ロックシーンだけでなく、クラブミュージック寄りの人たちからも注目されました。今年もザ•ミュージックの前座として来日していました。あとは、シミアンモバイルディスコ、デジタリズムなどとライブを行なっていると言えば、察しの良い人は音まで想像できるのではないでしょうか。

 ストイックなビートに、華やかなシンセのラインを乗せて、ちゃんと歌メロもあるので、ロック系のリスナーも聴けると思います。一曲が5分ぐらいある曲が多くて、最初からフロアでかけれらて「踊らせる」尺に調整しているのが、うかがえます。ザ•ウィップは、昨今のニューレイヴブームの中から発掘されたのは、音的に明らかなんだけど、目新しいところはないけど、地味に完成度高いです。音色の使い方とか、必要以上に音を入れないところとかセンス良いと思います。
 ♯3「Throw It In The Fire」で、初めに「イチ、ニ、サン、シッ」て号令かかるんですけど、初聴でビビった!!洋楽のCDでいきなり日本語が出てくると日本語だったのか、空耳だったのか、迷うことってありませんか?自分だけかな(笑)ちなみに、日本語でカウントしているのは、ザ•スーザンのメンバーの方らしいです。

ベストトラック:♯1「Trash 」


オススメ度:★★★☆


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THE PREDATORS『 牙をみせろ 』
 山中さわお(the pillows)、JIRO(GLAY)、ナカヤマシンペイ(ストレイテナー)の三人によるオールスター的なバンド、プレデターズ、2008年発表の2ndアルバム「 牙をみせろ 」。

 前作「Hunting!!!!」のみの企画バンドかと思ったら、ちゃんと2ndが出たことに驚かされました。ニルヴァーナ好きが始めた同人バンドって感じのもろにリスペクトな音(笑)を届けてくれた前作から、多少はオリジナリティを考えだしたのだろうか?といった感じのグランジを鳴らしています。
 前作と比較して、多少マイナーコードの比率が増えたのは、JIRO作曲の曲が増えたからかな?さわお作曲の曲は、ほとんど、ピロウズw全7曲20分は、ちょっと短過ぎるような気もします。前作のアルバムと比較するとメロウな曲が多くて、落ち着いてしまった感じもします。

 個人的には、勢いと遊び心(学生が自分の好きなバンドをコピーして騒いでいるような感じ♪)のあった「Hunting!!!!」のほうが好きでした。どのメンバーも人気バンドに所属しているので、次作があるのかは分からないですが、バンドをなぜプレデターズを組んだのか?に立ち返って、もっとニルヴァーナを突き詰めて行った欲しいなぁーと思います(笑)

ベストトラック:♯4「SHOOT THE MOON 」


オススメ度:★★★


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The Smashing Pumpkins『 Zeitgeist 』
 スマッシング・パンプキンズの2007年発表のアルバム「Zeitgeist 」。ビリー•コーガンのソロアルバム発表時に突如発表されたスマッシング・パンプキンズ(以下、スマパン)再結成。それから二年後に出た再結成後、初めてのアルバムが、このアルバムになります。スマパン、オリジナルアルバムのリリースとしては、七年ぶり。

 メンバーは、フロントマンのビリーと、ドラムのジミー•チェンバリン以外は、新メンバーになっています。案の上というか、ファンの間では、かなり賛否を巻き起こしたアルバムになりました。イハとダーシーがいなくなることで、正直スマパンがここまで変わるものとは思っていなかったです。

 今までのオリジナルアルバムと比較すると、音的には「Gish」とか「Sasmise Dream」の初期のギターロックの枠組みを受け継いでいます。ただ、それと比較して、ハードロック的なヘヴィなリフが多くて、轟音で飛ばしていく感じです。まだ、この轟音の中で叫ぶようにアメリカの現状にビリーが怒っていることに、少し安心します。ここ数年のズワン、ソロの打ち込みでアンビエントなモードから戻ってきています(笑)
ただ、後期スマパンがもっていたようなニューウェーブな感じやイハのギターリフによる叙情性はなくなってしまっています。それと引き換えに得たのは、80年代的な華のあるハードロックテイストのギターソロとハーモニーの付加です。

 今までのスマパンを期待していた人には肩すかしかもしれないけど、ビリーのソロの音源と比較すれば高揚感あるし、これはこれでアリだと思いました。バンドの再結成って、有名なバンドほどオリジナルメンバーであることなどが重要になってくると思うんだけど、ある一定のレベルは越えているので、及第点だと思います。にしても、他のファンたちのレビュー見てるとこの音源に対して手厳しいな;みんなイハが好きだったのは、改めて分かったよw
PVのビリーの教祖風の白い着物はやめたほうが良いと思う……坊主だし、ホントにそっち側の人に見えちゃうから(笑)

ベストトラック:♯5「Tarantula」


オススメ度:★★★★


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マヒルノ『辺境のサーカス』
 東京を中心に組まれた4人組のバンド、マヒルノの2008年発表のデビューミニアルバム「辺境のサーカス」。レーベルと契約する前に、CDR三枚を計2000枚以上、自主流通で売ったりとバンド結成から三年間ぐらい、ひたすらライブで勝負してきたりと、DIY精神の強いバンドです。
 とりあえず、聴いたことない人はYouTubeのボタンを押して、聴いてみてください。「なに、この人たち、正気?」って感じの音です。キュウミリ、凛として時雨、ネハンベースなど新世代、突然変異バンドが邦ロックシーンを騒がせているこの頃ですが、それらを遥かに凌駕する変態性w
 ロックが持つ、原初的ないかがわしさが結晶化している希有な例でしょう。アルバムタイトルの「辺境のサーカス」ってタイトルで、自分たちがどれだけいかがわしい音を鳴らしているのか?というのが自覚的であることも分かります。ロックなんて、本来いかがわしいも見せ物的なものなんですよ、教科書に乗っちゃ駄目だよ?と。
 どの曲も、転調するのがデフォルトで2~3曲分ぐらいのフレーズをぶち込んでいます。本人たちいわく、「飽きっぽいから」らしいですが、飽きっぽいだけで、こんな面倒な曲構成作るなよっと(笑)コーラスも、奇声あげてて、フツーのアレンジじゃないです。

 ♯1「ダス・ルネッサンス、ダス・デケイド」、♯4「橋」が比較的、このアルバムの収録曲では聴きやすい曲だと思います。♯4「橋」は、自分が橋になっていたっていうカフカ的な歌なんだけど、この曲を聴いているとゆらゆら帝国を思い出すんだよね。彼らも、家になったって曲がありましたね。歌詞はどの曲も無国籍な感じで、カフカとか安部公房とかに影響を受けたと思われる匂いもします。

 大竹のギターが変幻自在な即興っぽいプレイで譜面を掻き回して(このバンドで一番アクの強いプレイで引っ張って行く)、うねるような河野のベースがそれを食い止めるように応酬する。その上をまるで、そんな闘いなど存在しなかったかのようにベタなメロディを乗せて不思議な世界を歌う赤倉。一番、冷静に叩いているのがドラムの張江ってのが笑えますw確かな技術に裏打ちされた演奏なのですが、音の個性が強いので、駄目な人は駄目な音だと思います。好きな人はドップリはまるでしょう♪日本でしか生まれなかったような、納豆みたいなジメジメしたアクの強いロック。
 ジャンル分けするとしたら、プログレってことになるだろうけど、ジャズっぽい即興性やメタルっぽいフレーズなどもあり、それがはたしてどれだけ意味があることなのか分かりません。とりあえず、マヒルノはまだ音も若いので、今後どのように熟成していくのか楽しみなバンドです。掘り出し物です。

ベストトラック:♯1「ダス・ルネッサンス、ダス・デケイド」


オススメ度:★★★★


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ART-SCHOOL『 ILLMATIC BABY 』
 邦楽シーンで鬱ロックを代表するバンド、アートスクール、2008年発表のミニアルバム「 ILLMATIC BABY」。ベストアルバムと同時リリースということで、聴く前からバンドとして、分岐点になるアルバムであろうことが予想されます。全6曲で30分もないぐらいにコンパクトにまとまっています。

 ♯1「ILLMATIC BABY 」は表題曲とプロデュースにDOPING PANDAのロックスターを迎えて作られた為に、かなり今までバンドの音と違います。打ち込みとなんか安っぽいピコピコ音のシンセが新機軸を感じさせるというか、アート大丈夫か?と思わせます;PVのノリ含めて(笑)
 「ILLMATIC BABY 」はもろにセックスソングなんだけど、なんかあんまり色気を感じさせないんだよねーフロントマンの木下が、今回やりたかったのは、ニューレイヴっぽい踊れるモードの曲をバンドで演りたかったってことに尽きると思う。The Teenagersみたいなリピートとビート主体の音を鳴らしたかったんだろうね。
 でも、アートスクールにそんな踊れる要素を期待している人なんているのかwアートの特徴は覚えやすいメロディラインとグランジっぽい荒削りな演奏、歌詞の世界観にあったと思う。その辺りを表題曲は全て解体してしまっていて、作り手とファンの間に意識の溝を感じる曲。また、今後踊れる要素にふった時に、更にリズム隊を強調すると、木下の声質では細すぎてビートに飲まれてしまうと思うのだが、その辺りは考えなかったんだろうか。

 ♯3「君はいま光の中に」が今までのアートっぽい作風のバラードで、シングルはこっちをタイトルトラックにもってきたほうが良かった気がします。変わろうという挑戦は良いんだけど、タイトルトラックがバンドというより、ソロ音源っぽくて迷走を感じさせます。

ベストトラック:♯1「ILLMATIC BABY 」


オススメ度:★★★


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JOY HEIGHTS『Country Kill』
 元ブランキージェットシティの中村達也を中心に、大友良英(ONJO)、LÄ-PPISCH のtatsu、そして MO’SOME TONEBENDER の G & Vo百々和宏というオールスター的に組まれたバンド、JOY HEIGHTSの2008年発表のデビューアルバム「Country Kill」。

 フリージャズを中心に、ニューウェーブあり、パンクありと何でもありの凶暴性が売りです。しかも、歌モノではなく、ほぼインストなので、同じ中村達也のバンドであるロザリオスなどを想像すると音的には近いかもしれない。ロザリオス以上に、それぞれが暴れていますがwとりあえず、モーサムが好きだからという理由で聴く人はまあ、飛び過ぎててついていけないと思います(笑)
 個人のプレイヤーとしての能力にも随分差があるバンドだと思います。とにかく、大友のギターが癖が強いのでヤケに耳に残ります。あと、ガンガン前のめりにくるドラムか。その他も悪くはないんだけど、二人のプレイヤーのアクが強すぎて霞んでいるのがちょっと残念です。

 中村達也自体がBJC以降のここ数年は、インスト寄りのジャズに接近しているように感じるのですが、いつも人選がロック人脈になってしまうのはなぜなんだろう?テクニックやエネルギーを求めるなら、フツーにジャズ畑から凄腕をバンドメンバーに招聘すれば良いのになーと思う。じゃないといつまでも、異端ロックとしてしか扱ってもらえないし、元BJCファンにしか聴いてもらえないんじゃないだろうか?などと危惧しつつ、インスト好きなら聴いておいて損はないと思いました。

ベストトラック:♯1「崖 」


オススメ度:★★★☆


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Suede『 Dog Man Star 』
 スウェード、1994年発表の2ndアルバム「Dog Man Star」。バーナード•バトラーがこのアルバムの制作途中でバンドを脱退しました。

 そんなバンドの状況に引き裂かれた状態で出来たアルバムですが、ほぼ捨て曲なしの名盤になっています♪スウェードの美学が一番色濃く出たアルバムではないでしょうか。バーナード•バトラーの絡むような歌うギターが、ブレットの中性的なボーカルと競うように歌う。♯3「heroine」とか、ギターが凄いことになっていますwそして、オーケストラやホーンの導入により、今まで以上によりドラマチックになっています。(>この辺りはバーナード•バトラーの趣味だと思いますが)
 前作より、ダークにメロウに、耽美主義と完璧主義が行き着くところまで行ったのがこのアルバムだと思います。ギターが前面に出ている曲ほど、他の楽器とのバランスが悪いのですが(笑)、その歪さや毒々しさが貫徹されている感じがして、毒をもっている観葉植物のようで、綺麗なのです。この当時、メンバーがドラッグにハマっていたために、歌詞もなかなかに妄想癖が極まった感じでトンでいます。

 また、ヒットしたスウェードにしては、ストレートなラブソング♯4「The Wild Ones」などもバラードとして珠玉の出来だと思いますが、ブレットのキーが全盛期で一番高く、彼の幻影を嘆くように歌う♯9「The 2 Of Us」などは、スウェードでしか成り立たないような隠れた美バラードです。その他の曲も、♯2「We Are The Pigs」、♯3「heroine」、♯4「Daddy's Speeding」、♯7「New Generation」、♯10「Black Or Blue」、十分近い尺がある曲♯11「The Asphalt World」など名曲多し!!
 ギターロック好きなら、スウェードの好き嫌いは別にして、一度は聴いて欲しいアルバムです。

ベストトラック:♯3「heroine」


オススメ度:★★★★★


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秦基博『ALRIGHT』
 秦基博、2008年発表の2ndアルバム「ALRIGHT」。この世代の男性ソロアーティストとしては、頭一つ抜けた感のある秦基博の待望とも言える音源ではないでしょうか。

 前作から、一年ぐらいという短期間で、もうリリースされたことに驚かされるのですが、曲のクオリティは全く落ちていません。それどころか、更に上を指向しているように感じられます。
 メジャー移籍から、かなりの心境の変化があったように感じられる音です。前作との一番の違いは、アップテンポかつ歌謡ファンクっぽい曲に挑戦していることでしょうか。彼の得意とするバラードも名曲揃いなのですが、そこにあぐらをかかずに、♯2「キミ、メグル、ボク」、♯8「最悪の日々」など今までと違う歌謡路線にも挑戦しています。同じレーベルのスガシカオとか彷彿とさせますね。また、シングルにもなった♯7「虹が消えた日」、♯11「フォーエバーソング」など彼が得意とするタイプの曲は、前作以上に曲のフォーカスがしっかり定まっていて、頼もしい限りです。また、曲も二枚目系だけでなく、♯8「最悪の日々」などでヘタレ系も書いていて好感がもてます(笑)

 秦基博のストレートに言いたいことを伝えるラブソングって、単純なんだけど、それだけ即効性があるポップスなんですよね。サビで「君を死んでも離さない」(♯2「キミ、メグル、ボク」)なんて、恥ずかしくなるフレーズをストレートに日本語で歌えるのって、今の時代に数少ないと思います。胡散くささを感じるぐらいに、ブレていない(本当は暗い性格でその反動なのかもしれないがw)。メッセージ性の強さと、あくまでポップであろうとする姿勢は現在の邦楽シーンでも珍しいのではないでしょうか。どの曲もアコギ一本で弾き語れるってぐらいに歌メロが強いのが、特徴です。自分の声質のどこに魅力があるというか、どう発声すると、どう聴こえるか?ということに自覚的であるため、曲によって歌い分けています。その辺りは、ヘッドフォンとかで聴くとよく分かりますよ。♯12「新しい歌」はシングルカットしても良いと思えるクオリティです。前作を聴いた時に思った心配が吹き飛ぶぐらい簡潔で分かりやすいポップスです。このまま、次のアルバムもこの路線の延長でいって欲しいなーと思いました。快作です。

ベストトラック:♯11「フォーエバーソング」


オススメ度:★★★★


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テーマ:邦楽 - ジャンル:音楽


Hatcham Social『Crystal World』
 元クラクソンズのメンバーを含む、スリーピースバンド、ハッチャム・ソーシャル による2008年発表の日本デビューミニアルバム「Crystal World」。

 プロデューサーがホラーズやら、シャーラタンズのメンバーによるダブルプロデュースという話題先行な新人のうちだし方だったので冷やかし気味に聴いてみました。元クラクソンズだから、ニューレイヴとか踊れる感じを期待して、かけたんだけど、一曲目の一音目から、もろにネオアコで拍子抜けした(笑)
ネオアコ8割に、ニューウェーブの調味料2割って配合さね。
 
 なんだろう?コレ。ヤケに爽やかに、伸びやかに歌ってるんだけど、ギターがマイナーコードで不穏な感じで、浮いてるwとか時々不協和音に感じる。
 ♯1「So So Happy Making」は明るいんだけど、他は素直に「明るい」とか「ポップ」とは言えない感じ。ポップに紛れ込んでいる異物感が何か歯の隙間に挟まる感じで…映画で言うと、ティムバートンのナイトメアビフォークリスマスのようなお洒落さとでも言おうか?
聴きやすい全五曲、15分という白昼夢のようなミニアルバム。はたして、フルアルバムの尺がこのテンションのまま持つのか?怪しいけど、ちょっとありそうでなかったハイブリッドな感じが面白いと思います。

ベストトラック:♯1「So So Happy Making」


オススメ度:★★★☆


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wooderd chiarie『 シンボリック・エレファント 』
 下北沢を中心に組まれた4人組のウッダードチアリ、2008年発表のデビューアルバム「シンボリック・エレファント」。

 浮遊感のあるギターとハイトーン&ファルセットが綺麗なボーカルが個性のバンドです。レディオヘッドのベンズ期を思わせる、叙情的で浮遊感のあるトラックに、抽象的な日本語詞がのっています。ちょっとエモの要素もあります。歌謡曲のような歌メロへの歌詞の乗せ方が懐かしい感じがします。歌詞は、村上春樹にもろに影響を受けているであろうことが、容易に想像できるのがちょっと惜しいかな。短く言葉を紬ぎ、映画のような情景を聴き手に想像させるタイプです。

 今回のアルバムは前作の「アルモニ•カフカ」で好評だった全曲日本語詞という路線を受け継ぎ、また1st mini albumである「wooderd chiarie」の轟音にも再挑戦という盛りだくさんな感じになっていますが、不思議と雑多な感じがありません。「wooderd chiarie」の頃の、必死でシューゲイザーっぽいことをしようと足掻いている彼らの姿は、残念ながらここにはありません(笑)
 どの曲にも共通しているのは、透明感のあるボーカルとそれに寄り添うように鳴っているギターのアレンジのセンスの良さが、ウルサ過ぎないさじ加減で巧いなーと思いました。♯1「MOONLIGHT」、♯2「sputnika」、♯5「blue」などが、彼らの得意としている、らしさが出ていて名曲です。
 このバンドの一番の売りは、なんと言っても、ボーカルの声質でしょう。日本語詞が一聴して入ってくるバンドって最近のロックバンドだと少ない気がします。同じようなハイトーンボイスのペリドッツとか好きな人は、もろにヒットすると思いますよ。平均点の高いアルバムなんだけど、ウッダードチアリの最大の弱点は、異物感や毒のないことなんですよね。既に、この路線で世界観が完成されてしまっているので、次のアルバムでどう展開するのかが気になります。

ベストトラック:♯1「MOONLIGHT」


オススメ度:★★★★


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MANHATTAN LOVE SUICIDES『Burnt Out Landscapes 』
 イギリス、リーズ出身の4人組轟音バンド、マンハッタン・ラヴ・スーサイズの2008年発表の日本デビュー盤「Burnt Out Landscapes」。27曲入りの編集版になります。
 ザクザクしたノイズを生じるギターと甘いメロディライン、気怠げな女性ボーカルが印象的です。2007年のラフ•トレードのコンピに収録されたことにより、一躍注目されました。キャンディポップ、フィードバックノイズ、気怠い女性ボーカル、シューゲイザーなどの単語に目がない人は聴けば良いと思うよ。

……えぇ、またしてもアラン•マッギーに騙されました!!もう、アラン•マッギー大絶賛って肩書きに年間何枚騙されてるんだ!!学習しろ、自分(苦笑)
 日本語のライナーノーツ書いているライターさんが必死で、MBVやプリミティヴズの説明に紙の半分近く費やして、「マンハッタン・ラヴ・スーサイズはもしかしたら化けるんじゃないか?」みたいな期待だけで書いているのが涙を誘います~仕事とはいえ、書くことなかったんだろうなぁーそーゆう時って金もらって仕事してると叩けないから辛いよね(笑)

 マンハッタン・ラヴ・スーサイズは上に書いたような単語にピンとくる人にしか理解されないと思うし、MBVと比較するほど個性やエネルギーか感じませんでした。シューゲイザーバンドとしても、ノイズのトリップ感が微妙だし、ギターロックとしても勢いがないから、今後方向性を変えないと辛いんじゃないのかなーと思います。まあ、気怠さだけが売りって言えば、売りなのかなぁ。

ベストトラック:♯6「KEEP IT COMING」


オススメ度:★★★


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長谷川健一『凍る炎』
 京都を中心に活動しているSSWの長谷川健一、2007年発表の「凍る炎」。「星霜」と同時に二枚リリースされました。もう一枚の「星霜」が極めて前衛的な内容であったのに対して、こちらのほうは比較的ポップなメロディラインで聴きやすい一枚だと思います。にしても、温かい体温を感じる歌声が懐かしさを感じるんだけど、なんだこの全編に漂う虚無感はwもの凄く、暗いです、良い意味で(笑)

 長谷川健一って巧く説明しにくいね。何だろう?工業団地跡とかの廃墟で、アコギ片手にライブ演って欲しいアーティスト一位です♪(>もの凄くニッチなランキングな気がするのは気のせい)ただ、難しい言葉を使わずにストレートに、感情を紡いでゆく歌。特に虚無感や喪失感の表現は、若手の中では、群を抜いている気がします。その分、聴き手をも選別している気がしますが。もしこのレビューを読んで気になったら、YouTubeとかでも良いので、聴いて欲しいです。

ベストトラック:♯4「凍る炎」


オススメ度:★★★☆


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Suede『 Suede』
 ブリットポップの徒花、スウェード、1993年発表のデビューアルバム「Suede」。同性愛、近親相姦と社会がタブーにしてきたことを中性的なボーカルが歌いあげ、色々と物議を醸しました。他のブリットポップバンドとは、音楽的にもスキャンダラス的にもw一線を画すと思います。また、アメリカのグランジ旋風(傷ついちゃってるよ?俺的な主張がw)が世界を覆っていた時に、非常にイギリス的な皮肉屋で耽美なバンドであるスウェードが出てきたのは、話題にのぼりました。また、この当時、ブレット&バーナードはスミスのモリッシーとマーに例えられていました。それぐらい本国では期待されていたのです。
オアシスやブラーがデビューするブリットポップ狂騒曲前夜のことです。グラムロック復興の意味合いも彼らが背負っていたと思います。

 ♯1「So Young」、♯2「Animal Nitrate」、♯7「The Drowners」、♯10「Metal Mickey」とシングル曲を中心にポップな名曲多し!!また、♯6「My Insatiable One」などの美メロのバラードも隠れた名曲が多い。でも、「My Insatiable One」はシングルのカップリング時のギターバージョンのほうが、個人的にはヨダレもののギターフレーズが多くてテンションが上がりましたが(笑)>カップリングバージョンはB面集の「 Sci-Fi Lullabies 」のほうで聴くことが出来ます。元スミスのモリッシーも一時期は、この曲を気に入り、ライブでカバーしていました。

 スウェードは、ブレットの中性的でファルセットが特徴のボーカルとバーナード•バトラーの歌うようようボーカルに絡み付くギターの掛け合いが唯一無二の個性と言えるでしょう。特に、バーナードの歌うような色気のあるギターが最近はシーンから少なくなってきて、グルーヴで押していくギタリストが多いので、余計新鮮に感じます。
♯7「The Drowners」を初めて聴いた日は、「テイクゥンミーオーバァー」がリフレインして頭から離れなかったな(笑)今、聴いても完成度の高いアルバムだと思います。

ベストトラック:♯7「The Drowners」


オススメ度:★★★★☆


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七尾旅人『 ヘヴンリィ・パンク:アダージョ 』
 七尾旅人、2002年発表の2ndアルバム「ヘヴンリィ・パンク:アダージョ」。前作で一部の音楽ファンから絶賛された宅録王子、初の二枚組アルバムです。

 二枚組なので二時間半超えのアルバムでたぶん初聴は集中力が続かないと思われますwそれぐらい音楽の情報量が多いです。前作ほど、ボーカルにエフェクト処理が施されていないのですが、ヘッドフォンなどで聴くとかなり色々な音が鳴っているのが実感できると思います。石野卓球などとも「ラストシーン」でコラボしていて、卓球色が強くてポップで、これはこれで面白いと思いました。

 このアルバムは、日本語で歌っていなかったら、時代的に先進的なエレクトロニカとして国境関係なく流通出来ると思うので、そこが惜しいかな(笑)
エレクトロニカ、ジャズ、フォーク、ポストロックなどを消化して、旅人の電子音の海に投げたら出来ちゃいました的な、歪さが素敵です。大衆受けしそうなほどポップなメロディを持つ♯2「エンゼル・コール」、♯11「夜光る」など一枚目から、前衛的なエレクトロニカの二枚目まで幅広く楽しめます。前作より、物語性を重視しています。

22歳で、これをほぼ一人で作っちゃうのが凄いなーホント。ただ、このアルバムの次盤からメロディラインより、物語性を重視のものに変わってしまうので、純粋な歌モノとして七尾旅人の声を聴けるのは最後の作品になってしまいます。

ベストトラック:♯2「エンゼル・コール」


オススメ度:★★★★☆


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Primal Scream「Vanishing Point」
 プライマル•スクリーム、1997年発表の5thアルバム「Vanishing Point」。前作のストーンズのようなアメリカンロック路線から一転して、安っぽいエレクトロニカ路線に挑戦した意欲作。
 元ストーン・ローゼズのマニが正式参加したことでも話題になった。その後はマニが、プライマル•スクリームの正式メンバーとして、精神的な支柱として活躍することになる。(このアルバムでは数曲弾いただけであるが)

 ♯1「Burning Wheel」、♯3「Kowalski」、♯4「Star」などサイケでアンビエントなトラックが多く、今聴いても全然古くなっていないのが凄い。前作でドラッグでヘロヘロになって戻ってきたところが、この不穏な酩酊感を伴うダブアルバムというのは、プライマルらしくて面白い。パートの音のバランスが酔っているかのようにバラバラで酔ってる状態で聴くと更に酔います(笑)

 また、アルバム全体を通して、ギターロック、ダンス、テクノパンク、ストレートなバラードとプライマルの中でも一番カオスなアルバムであると思う。あまり一般受けはしないと思うけど、繰り返し聴くとかなり中毒性がある音源である。同じ年に「エコー•デック」と言うこのアルバムをリミックスしたダブバージョンの双子的なアルバムが出ています。そちらも原曲とかほぼ再構築していて、「Vanishing Point」と同じ曲なのか分からないぐらい別物になっていて、カッコいいのでオススメです。

ベストトラック:♯3「Kowalski」


オススメ度:★★★★


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9mm Parabellum Bullet 『VAMPIRE』
 9mm Parabellum Bullet(通称、キュウミリ)、2008年発表の2ndアルバム「VAMPIRE」 。前作から、一年も経たずのリリースでバンドの調子が良いのが伺えます。
 相変わらず、昭和歌謡な香りがぷんぷんするメロディラインとメタルっぽいリズムと、ただ面白いから弾いてると思われるギターフレーズのサイボーグロックで面白いです♪ただ、一枚を通して聴くと前作と比較するとインパクト的には薄まった感じもする。会話を挟む♯2「Vampiregirl」、ヤケにオーソドックスで違和感を感じる♯8「Faust」などは冒険していると思うけど。

 この人たちのビックリ箱的な驚きって、そんなに賞味期限が長くないと思うんですよね。前作よりよりダークになってるけど、テンポやキュウミリ節と思われるメロディが固定化されてきていて、メジャー進出でポップになったとかお決まりのアーティスト叩きが始まりそうでは、ある(笑)
 今、音楽が消費されていくスピードを考えると、もう少し、時間をかけて2ndを出したほうが良かったんじゃないのかなって気がします。「初期衝動」とか「若さ」ってのは充分武器になるんだけど、それだけで何枚も引っ張るのは無理でしょう。ライブで暴れたい人向けとしてはマストだけど、冷静に聴くと残響レコード時代より、リフや曲構成のネタ切れ感が目立つ。ただ、1stに比べて、かなりドラムが前面にきて進化していて、それが次の音源への救いかなと思う。

ベストトラック:♯7「Supernova」


オススメ度:★★★☆


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Queens of the Stone Age 『 Songs for the Deaf 』
 アメリカのバンド、Queens of the Stone Age (クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ)、2002年発表の三枚目のアルバム「Songs for the Deaf 」。

 元ニルヴァーナのデイヴ•グロールがドラムを叩いたことでも話題になりました。
全編を彼のタイトなドラムが覆い、音自体も前作よりも、よりヘヴィかつラウドになっています。爆音で鳴らされているのがよく見えるかのようなシンプルでうねるようなギターと意外にも(笑)、ポップな歌メロのせいで、不思議と聴きやすいです。どの曲も轟音の中で、ちゃんと親しみやすいメロディがあるんですよ。「耳の聴こえない人たちのための歌」って風刺から分かるように攻撃性全開で爽快です。音の反復から、序々に変化していくストーナーロックの快感を分かりやすいぐらいに体現したアルバムだと思います。特にギターリフが、どの曲ももうヨダレもののフレーズものばかりでw、ジョシュア•オムしか鳴らせないんじゃないのかなーと思わせてくれます。
 クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジって初めて聴いた人には、グランジやメタルの香りを感じるオールドロックじゃないのか?とか思われてしまうかもしれないけど、それは楽器の編成や物理的な音レベルしか聴いていないと思う。表現するのも躊躇われるぐらい、ボーカル、ギター、ベース、ドラムというロックの基本フォーマットなのに、プレイヤーによってはこんなにもまだ新しい躍動感のある音になるんじゃないか?と可能性を感じさせてくれます。そして、今聴き返しても、全く古くなってないです。

 ♯2「No One Knows」、♯8「Go With The Flow」、♯9「Gonna Leave You」、♯13「A Song For The Deaf」とか、もうね、ごちゃごちゃ言ってないで黙って爆音で聴いてろよっ!!と言いたい(笑)

ベストトラック:♯8「Go With The Flow」
http://jp.youtube.com/watch?v=UiU7o7hRJmE

オススメ度:★★★★☆


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OGRE YOU ASSHOLE 『しらないあいずしらせる子』
 OGRE YOU ASSHOLE (オウガユーアスホール)、2008年発表の五曲入りのミニアルバム「しらないあいずしらせる子」。

 ゆらゆら帝国のプロデューサーが手がけたことでも話題にのぼりました。いや、これは、かなり中毒性の高いロックだと思います。オウガ特有のしなやかでポップなメロディが炸裂しているんだけど、反復しているうちにトリップしていくんですよね。日本のバンドっぽくない、カラっとしているサウンドメイキングがオウガの特徴なんですが、今回はそれが更に深化していて興味深いです。そして、記名性の高い歌うようなギターのメロディと抽象的な歌詞のキレっぷりにも注目です。この二つの要素がオウガの一般的なイメージの核になっていると思われます。

 オウガの鳴らす音ってなんだか、体育館裏で一人いじめられっ子がヘッドフォンで好んで聴いているような情景が浮かぶ音楽なんですよね(笑)届く人が少ないかもしれないけど、確実に中毒リスナーを増やす音だと思いました。洋楽ロックのみのリスナーほど、オウガの音は衝撃なんじゃないかな。反復していくほどに、ゆら帝に通じるロックのいかがわしい、ヤバさを感じる。

ベストトラック:♯1「しらない合図しらせる子」


オススメ度:★★★★


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90年代JポップとTKミュージックの成功
 この一週間ぐらい、小室哲哉の話題なんぞで、随分新聞や雑誌、ウェブなどはスペースを割いているわけだ。まあ、資産が百億越えて、それをマイナスにまで溶かしてしまうという、一般人には出来なそうな偉業を成し遂げたわけでw分かりやすい話題ではある。また、百億稼いだってことよりは、百億消えたって話題のほうが、週刊誌的には美味しいし、食いつきが違うんだろうね。他人の自慢話より、不幸話のほうが消費されるスピードが早いから。彼の周辺の金の貸し借りをしてた人が黒い人脈だったり、小室自体の金遣いの荒さだったり、女性問題などがどんどん白昼も元に晒されていくんだろうけど……でも、一ヶ月もしたら、みんなに忘れられてそうだな(笑)諸行無常なり。

 その辺りの解明は週刊誌やワイドショーに任せるとして、彼がなぜ90年代にあれだけのヒットメーカーになれたか?というところに話題を絞ってみたいと思う。いくら、今や詐欺師だろうが、90年代にトップの売り上げを誇ったプロデューサーであるという事実は少しも変わらない。ここでは、TKミュージックの好き嫌いはおいておくw数字的に売れたという事実のみから、導きだす。

 小室哲哉は、1994年にそれまで自身が所属していたTMNを終了して、比較的新しいレコード屋のエイベックスからtrfをブレイクさせることによって、彼のヒットメーカーとしての歩みが始まる。(その前に渡辺美里とかあったけど、単発だったのでカウントに入れず)そこから、エイベックスをバックに、trf、hitomi、安室奈美恵、華原朋美、篠原涼子、自身がメンバーにも入っているglobeなどを立て続けにヒット。90年代後半はダブルミリオンクラスを連発していた。エイベックスの歴史を語る上で、彼の存在なしでは立ちゆかなかったと思う。また、現在のCDが売れない売れないと辛気くさい音楽業界と違ってあの頃は、まだCDが飛ぶように売れていた。TKミュージックが、音楽バブルを起こしたと言っていいと思う。

 それは、一つの大きな社会的な流れを彼が掴んだことにある。カラオケというコミュニケーションツールの発達である。レーザーカラオケから通信カラオケへの移行により、CDの発売とともに新曲をカラオケボックスで歌えるようになった。それはバックボーンのインフラ回線が太くなっていくこととも密接にリンクする。ディスクメディアから通信への流れで、カラオケほど急速に移行したものはないと思う。通信カラオケが普及したことに早くから着目した、小室哲哉や音楽レーベルのビーイングはカラオケで歌いやすい曲を作ることを念頭に新曲を作っていく。

 小室哲哉が特に注目したのは、女性ボーカルでハイトーンのものだ。華原朋美やglobeが典型的である。女性のほうが女子高生を中心にカラオケを利用すること、またハイトーンのものほど歌っていた気持ち良いこと。その二つを中心に、ヒットの法則は導きだされたと思われる。華原朋美やglobeなどのファルセット&高音での歌唱になると、あまり素人とプロの区別がつかなくなる。逆説的なんだけど、声が低いプロのものほど、歌い回しや声質によって、差別化されているので素人が同じ曲を歌った時に圧倒的に差が出る。歌っていて気持ちの良い転調と、素人が歌った時にあまりアラが目立たないようにハイトーンの曲を作る事というのが彼のヒット曲では共通している。
 また、カラオケ配信を考えて、基本的には打ち込みでビート感の強いダンサブルなトラックが多い。コミュニケーションの場と考えた時に、暗い音楽は盛り下がるので歌われにくく、生音が多いものは本物のトラックと落差が出来てしまうことを危惧したと思われる。TKミュージックの成功とは、聴きたい曲ではなく、カラオケで歌いたい曲を作ること、今までの音楽制作側からは考えられないようなパラダイムシフトが行なわれていた。

 その後のTKミュージックは2000年ぐらいから、下降をたどる。因縁なのか、TMネットワークの再始動とともに、その人気に陰りが出ている。人は最初の場所に戻るのかw
それは、カラオケブームの終焉とリスナーのホンモノ嗜好への転換により、終わりを迎える。宇多田ヒカルや椎名林檎、MISIAなどがこの頃にデビューしているのも偶然ではない。彼女ら歌姫の曲を歌ってみればいい。歌いたがる人は多いけど、それまでのTKミュージックの比じゃなく、難しいから。自分が歌いたい曲を、表現したい曲を中心に作られているのでカラオケで歌われるとか考えてる訳ない(笑)
また、彼女達はシンガーソングライターの人が多いのも、自己表現、ホンモノ嗜好への現れだと思う。プロデューサーが表に出てきて、アイドルを管理する時代は終わった。

 このように90年代JポップバブルとTKミュージックの成功は、確信犯的に繋がっているし、偶然ヒットした訳ではない。少なくとも、小室哲哉はそこまで頭が悪くないじゃないのかな。全てリスナーが歌いたい曲を先読みして、トラックを作っていた。そのことの善し悪しはあるだろうけど、誰にでも出来ることではない。1995年に出してヒット曲、H Jungle With tの「WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント」って曲があるんだけど、その曲のミックス名が「2ミリオン・ミックス」だった。そして、本当に売り上げダブルミリオンを達成してしまった。ダブルミリオンを予告するアーティストは多いけど、本当にやってしまうのは、ほぼいないんじゃないのか。彼の人気絶頂期ってのはそれぐらい凄かったんである。

まあ、今の若いタワレコ辺りによくいる音楽ファンにTKって言っても、凛として時雨ですよね?って返ってくるのがオチだけどさw

確信犯的トラック:H Jungle With t「WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント」


ベスト版



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James Iha『 Let It Come Down 』
 元スマッシング•パンプキンズのギタリスト、ジェームス・イハ、1998年発表のデビューアルバム「Let It Come Down」。バーナード•バトラーのソロデビューと同じ年にリリースされてるんですよね。偶然なのか、アメリカとイギリスを代表するギタリストのソロデビューが同じことに因縁めいたものを感じます。

 音ですが、スマパンでは色気あるギタリストとして(メイクや服装なども)振る舞っていたのですが、いきなりなんかフォーク&カントリーな感じになっていて、服装も地味な大学生みたいだし(笑)驚いた人も多いと思います。歌詞も内省的で、ピュア剥き出しな感じですし♪
 全編をジェームス・イハの奏でるアコギと優しい声が印象的で、癒される作品だです。ギターが中心ってよりは歌メロとコーラスを充実させる方向に振ったのは、センスを感じます。音数が少ないからこそ、メロディの良さが引き立つんですよね。ギタリストだから、歌唱力があるわけではないんだけど、自分の手持ちのカードでまかなえるように、綺麗に聴こえるように計算して作られているので、ボーカルにそんなに不満を感じないはずです。

 スマパンでギターかき鳴らして轟音を作ってた人が、これだけハートフルになっちゃうと、変化が激しすぎてもう受け入れるしかないでしょ!!結局、この一枚しか彼のソロでは出てないけど、2ndを聴きたい人はいっぱいいるんじゃないのかなーと思わせてくれる優しい音源です。このアルバムも時々無性に聴きたくなるんですよね。スマパンとかギタリストとか関係なく、良いアルバムだと思います。

 バーナード•バトラーは、ソロでは自分の嗜好に忠実にウォールオブサウンドを極めるべく、音数を増やして高揚感を煽ったことに対して、ジェームス・イハはアコギと自分の声に絞ってどこまで聴かせられるか?と対照的な二人のギタリストのアプローチが面白いと思いました。

ベストトラック:♯1「Be Strong Now」


オススメ度:★★★★


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Bernard Butler『 People Move On 』
 名プロデューサーとしての人気を確固とした、バーナード•バトラー、1998年発表のデビューソロアルバム「People Move On」。この頃は元スウェードのギタリストという肩書きのほうが目立っていました。

 このアルバムは、ドラム以外の全てのパートを自分で弾いてます。完璧主義者の彼らしいアルバムですが、ギタリストのアルバムとは思えないぐらい各パートのアレンジが充実し、ガンガンと曲の途中でストリングスが入って豪華な仕上がりになってます。得意のギターも優しいボーカルに絡み付くように、ツインボーカル並みに歌いまくってます。ギター弾きの人も、パート追っているだけで、テンション上がるアルバムだと思いますよ(笑)
 90年代のウォールオブサウンドと言えば、自分はバーナード•バトラーを思い出します。スウェードのデビューアルバムなどもそうですが、彼が関わった音源は基本的に、アレンジがバーナード•バトラーが行なっていると思われるものが多いです。歌メロは曲によりますが。だからこそ、バーナードが作る音を嫌う人にとっては装飾過多の音として毛嫌いされるのですが、またそれと同じぐらい高揚感ある重層的な音を支持する人も多いのです。美味いラーメン屋の味ほど個性的で、嫌いな人は受け付けないけど、ハマる人は中毒性があるみたいなものですかw

 このアルバムの歌詞は、もの凄く個人的な内容になっています。特に♯7「Not Alone」で感情爆発です。スウェード、マッカルモント&バトラーなどで脱退を繰り返し、一般的にエゴイストや完璧主義者のイメージが強くなり、叩かれて音楽から遠ざかっていた彼が復帰するために、選んだのはマイクも自分で持って全ての楽器をコントロールすることでした(ドラム以外)。その決意に至るまでに色々なことがあったと推測されますが、「Not Alone」で「一人じゃないぜ」って叫ぶように
歌う時に、今まであった悩みの重さから解放されているように力強く響きます。ギタリストとか元スキャンダラスなバンドのメンバーだったことなどより、これは一人の人間として、人間不信に悩み傷つきながらも再生していく物語の軌跡です。

にしても良いアルバムだと思うんだけど、有名なバンドの音源でも、元ボーカルのアルバムでもないので、あんまり注目されなかったんですよねぇーちょっと残念。ちなみに、中古CD屋とか行くとワゴンセールで100円とかで売られています;名盤だから、聴いたことない人は買ってあげてください(笑)
明日も、ギタリストのソロ音源の予定~三日連続だけど♪

ベストトラック:♯7「Not Alone」


オススメ度:★★★★☆


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Billy Corgan「TheFutureEmbrace」
 アメリカを代表するオルタナバンド、スマッシング•パンプキンズのボーカル、ビリーコーガンによる2005年発表のソロデビューアルバム「TheFutureEmbrace」。不評だった、ズワンというバンドを解散させ、出た当初はかなり注目を集めていました。

 もう本人が写っているジャケットから、変わるぞって分かりやすいぐらいの意気込みがアメリカ人っぽいなーとか(笑)ビリーが気にしていた身体の痣も全て写真の前で晒しています。
 音的には、スマパンのアルバムだとアドアの頃の音に近いです。エレクトロ路線で打ち込みの音の中をたゆたうようにギターが鳴っていて、優しい感じのトラックが多いです。ただ、それがスマパンファンには物足りずに大衆迎合とか叩かれることになったりもしますが。

 このアルバム発表の直後にビリーはスマパン再結成を発表します。
やはり本人にとっては、脱皮を意識しながらもこのアルバムは物足りなかったのかなーという感じがします。♯1「All Things Change」、♯9「Walking Shade」とかメロディののせ方が、ビリーっぽくてポップで良い曲あるんですが。このアルバムは、名作とは言わないけど、佳作には入ると思いました。

ベストトラック:♯9「Walking Shade」


オススメ度:★★★☆


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Razorlight「Razorlight」
 ロンドンを中心に結成された4人組バンド、レイザーライト、2006年発表の2ndアルバム「Razorlight」。デビュー作である、前作のヒットのプレッシャーを見事に越えてきました。プロデューサーのクリス•トーマスも良い仕事をしました。セルフタイトルを付けているところからも、メンバーの自信が垣間見えます。
 
 前作が典型的なガレージロックだったのに対して、フロントマンのジョニーボーレルは、ソングライターとして完全に覚醒しています。
 前作のように勢いで突っ走るのではなく、歌メロ重視の歌心あるアルバムになっています。特に♯1「In The Morning」、♯4「America」の二曲は珠玉の出来です♪♯4「America」のアルペジオの部分がかなりツボりました。どの曲もポップであり、中心にジョニーの優しい歌声を中心に構成されています。10曲35分があっという間の一枚です。ただ、バンド感って部分に関してだけは前作より弱いかもしれない。ジョニー&バンドって感じで、あまり他のメンバーとの絡みが感じられません。それが、次への課題でしょうか。

 このアルバムは、レイザーライトって、ただのガレージロックバンドだろって思っていた人たちのイメージを確実に更新すると思います。リバティーンズが好きな人にもオススメします。

ベストトラック:♯4「America」
http://jp.youtube.com/watch?v=NQjHeh_quBY

オススメ度:★★★★


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Los Campesinos!『We Are Beautiful, We Are Doomed』
 ロスキャンペーンシノス!、2008年発表の2ndアルバム「We Are Beautiful, We Are Doomed」。デビューアルバムである前作から、半年という短いインターバルでリリースされました。

 聴いてみたんだけど、相変わらずのパーティミュージックで前作が気に入った人なら、このアルバムも気に入ると思います。ただ、前作の路線を継承した出来た曲を片っ端から詰め込んだ感は拭えませんwたぶん、曲が出来上がったから、詰めちゃえっ的な発想でリリースされた、全10曲、32分スタジオから騒々しさをパッキングです。
 
 ただ、この人たちのデビューアルバムで感じたんだけど、パーティミュージックなのに、吹っ切れてないんだよね。パーティの狂騒に乗り切れずに、こっち側からフロアで一緒にノレない自分を皮肉って歌っている感じ。そこが他のバンドと違うと思う。
 正直、演奏が巧いとかキラーチューンがあるとか、そーゆうタイプのバンドではないので、ススメにくいのは確かなんだけど、♯1「Ways To Make It Through The Wall」で「悲しい歌ばかり歌う男は死んだ そう、きっと彼は正しかった」ってヘロヘロなボーカルが歌う時に、この時代にパーティミュージックを鳴らす悲壮感や知性みたいなものを感じちゃうんだ。ロックやパンクなどのレーベルミュージックを声高に鳴らしても何も変えられなかった歴史を踏まえ、ポップの地平に戻ってきたというか。ロスキャンペーンシノス!の鳴らす音は楽観的でテキトーに見えて(笑)、かなりシュガーコーティングされていると思うよ。

ベストトラック:♯1「Ways To Make It Through The Wall」


オススメ度:★★★☆


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VOLA & THE ORIENTAL MACHINE『ANDROID ~like a house mannequin~』
 VOLA & THE ORIENTAL MACHINE、2007年発表のファーストフルアルバム「ANDROID ~like a house mannequin~」。かなり変態性の溢れるロックアルバムで、初聴の人の大半は首を傾げると思います。ニューウェーブな毒性強しっw

 アヒトの異物感ある攻撃的なボーカルスタイルが特濃なリズム隊の中に埋もれてないのは、流石♪♯2「Mexico Pub」、♯4「羽根の光」、♯5「MIND CONTROL」と今でもライブの常連となっている耳に残る曲が入っています。フロア寄りにリズム隊のアプローチを変えてきていて、それに更に80年代の空気感を再定義しようとするかのような歌詞を乗せているのが印象的!!「トキメイテ」とか「L•O•V•E」なんて00年代のアイドルでも素面じゃ歌えないだろう(笑)

 リズムトラックは陽気な感じなんだけど、結構ダークな世界観なんだよね。世界に対して、こんなロックあったって良いじゃないか?みたいな自己定義というか。マイナーな音なんだけど、一定のファンを獲得して終わりではなく、この音を広めてやろうというメジャーを目指している心意気がカッコいいと思いました。♯4「羽根の光」もシングルより、かなりポップなミックスになっているしね。

ベストトラック:♯4「羽根の光」


オススメ度:★★★☆


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Primal Scream『 Give Out But Don't Give Up 』
 プライマル•スクリーム、1994年発表の「Give Out But Don't Give Up」。前作「スクリーマデリカ」の成功によって、メンバーがドラッグでボロボロの中作られました。実際に、ボビーなどは、インタビューでこのアルバムが評価されていることをあまり認めたくない節もあり。アシッド・ハウスから、一早くも転換しています。

 音は、メンフィスで録音され、70年代のストーンズのような分かりやすいぐらいの直球ロックンロールです。また、バンド史上、最大のヒットとなった♯2「Rocks」を収録していることもポイント。アップビートで投げやりな感じが素敵すぎます!!歌詞も、みんなでドラッグをキメてヤリまくろうというなかなかに、楽観的かつピースフルwこれが向こうでこの歌がヒットしちゃうんだから、凄いよなーと思う。ここまで直球なセックス賛美な歌は日本語だと煙たがられるからねーまた、個人的に♯3「(I'm Gonna) Cry Myself Blind」がプライマルの叙情性をモロに表象しているバラードで、現時点でもバンド史上三本の指には入ると思います。この泣きのギターリフ反則だろ;

 最近のライブでも披露されて、盛り上がる♯1~3の三曲は圧巻♪評価が二分されるアルバムですが、アメリカでロックンロールの血を入れること、それがブラックミュージックの匂いのするファンキーなリズムをベースにしているところなど、目のつけどころがプライマルらしいなーと思いました。前作の成功など、振り返らずに90年代半ばから走り続けたんですよね、プライマル•スクリームは。

ベストトラック:♯2「Rocks」


オススメ度:★★★★☆


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music from the mars『Living in the zoo』
 4人組バンド、music from the marsの2007年発表の2ndミニアルバム「Living in the zoo」。実は、10年近く活動しているバンドでもあります。

 「歌モノプログレ」というマニアックな路線を貫いているために、一般的にはあまり知られてませんが、彼らの音は非常に説明しにくい音だと思います。ラテン、ジャズ、プログレ、メタルなど色んなジャンルの音楽を飲み込んでいるのですが、ちゃんと歌モノとして成立しているという……;読者から「嘘だ」って合唱が聞こえてきそうですが、本当なんです。ただ、マニアックなんだよねーこの音は。今回は一曲目から、実験的にシティポップの要素を持ち込んでいるのですが、彼らがやるとバックトラックは一筋縄ではいかない感じに(笑)

 特に、今回のミニアルバムでは管楽器がガンガン鳴っていて、ラテンの空気を感じる一枚になっています。変拍子ありまくりで、曲が複雑なので、万人するバンドではないけど、プレイヤーの人はこの音を聴くと、ロック畑の人ほど、良い刺激になるんじゃないのかなーと思います。

ベストトラック:♯1「サーカス」

オススメ度:★★★


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Bloc Party『Intimacy』
 過熱するUK若手ブームの中から、前作で突き抜けた感のあるブロック•パーティ、2008年発表の3rdアルバム「Intimacy」。前作の「 ウィークエンド・イン・ザ・シティ 」の成功により、コンセプトアルバムの一つの到達点に達成してしまった彼らですが、その勢いを止めることなく一年かからずに、レコーディング終了から一ヶ月ぐらいで配信先行という形で2008年夏にリリースされました。

 デビューアルバムと、前作のプロデューサーのポール•エプワースとジャックナイフ•リー
の二人を召還して、作られました。まあ、予想通りというか、プロデューサーの毛色が違うので、かなり音がチグハグとしていてカオスな感じのアルバムです。
 前作のように記名性のある泣きメロのギターが封印され、リズム隊とキーボードが前面に出てきているのがアルバム全体としての特徴でしょうか。今までになく、リズム隊がアグレッシヴに前面に乗り出してきます。あと打ち込みが多用され、ケリーのソロかよwって心配すら感じる音の自由さです(笑)
 ♯1「Ares」、♯2「Mercury」とかもの凄く実験的なトラックで今までのブロック•パーティのファンほど驚くと思います。♯4ぐらいから、いつものブロック•パーティっぽい歌メロが出てきますが。バラードはいつものように美メロです♪

 前作でストイックなまでのコンセプトアルバムを突き詰めた反動が、メンバーが音を自由に戻そうと反動が来ているのかもしれない。正直、ブロック•パーティのアルバムとしては前2作と比較すると、実験的であるが完成度が劣るアルバムと言わざるおえない。でも、きっと次のアルバムへの「繋ぎ」的な意味合いのほうが大きいんだろうなぁーと思います。前作の「 ウィークエンド・イン・ザ・シティ 」がUKの若手の中では名盤だと思ったので、また構築美を追求して欲しいなーと個人的には思いました。

ベストトラック:♯9「Talons」


オススメ度:★★★★


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VOLA & THE ORIENTAL MACHINE『Halan'na-ca Darkside』
 元ナンバーガール、アヒト率いるVOLA & THE ORIENTAL MACHINEの2008年発表のメジャー移籍第一弾EP「Halan'na-ca Darkside」こと、腹黒w

 クラクソンズを始めとするUKのニューレイヴブームが来る前から、ボラがニューウェーブかつ、異質な音を日本のロックシーンで鳴らしていたのはファンにとっては周知の事実ですが、相変わらず正常に進化しているのは流石♪メジャーとかインディーズとか、この人たちにとっては関係ないんだろうな。相変わらず16刻みを中心に変態ロックが展開されていきます。S.Eから始まり、インターリュード含め四曲はインストで、ライブ感を感じる全9曲20分です。

 それにしても、「ブラウン管で公害垂れ流し」(♯3「An imitations's superstar」)とか「銃口、こめかみ当てがって」(♯9「Double Standard」)と歌詞のほうも怒りに満ち溢れていますw元から、異質であることを起点にして、音を鳴らしているから、怒りや現状をどうにかしてやろう!!ってボラの音源はいつもエネルギーに溢れてるんだよね。
最後の♯9「Double Standard」のみ、正当派のロックを鳴らして、聴き手を現実に帰して終わります。
 このEPをもってギターの青木が抜けてしまいましたが、今後どんな音に変わるか楽しみでもあります。

ベストトラック:♯3「An imitations's superstar」


オススメ度:★★★☆


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Suede『A New Morning』
 スウェード、オリジナルアルバムとしてはラストアルバムになってしまった五枚目の2002年発表の「A New Morning」。スティーブン•ストリートをプロデューサーに迎えて作られました。

 今までのスウェードはグラムロックのイメージが強くて、「俺らは豚だ、ゴミだ」とシングルで歌ってきたスキャンダラスさも売りだったと思うのですがw、それらが嘘のように、剥がれ落ち、成熟した感じを醸しています。1曲目から「Positivity」ですからねー「Negative」とかだったら、まだスウェードっぽかったかもしれない(笑)

 タイトル通りにいけば、バンドとして新しい夜明けとなるはずだったのですが、セールス的にはさっぱりで解散の大きな原因になります。全体としては、アコギを中心に曲が組まれていて、自然に光を感じる作品です。ただ、今までのスウェードは毒や陰を売りにしたきたために、ファンにはそっぽを向かれてしまいました。でも、スウェードのイメージを抜きにすれば、ポップで曲のクオリティの高いアルバムだと思います。また、キーボードのアレンジが飛躍的に向上したアルバムでもあります。♯4「Lost In TV」、♯7「Astrogirl」、♯10「When The Rain Falls」などシングル以外でも、叙情的なスウェード節の名曲多し♪
 それにしても、スウェードってブリットポップ狂騒時代から、10年も生き残ったんだから、凄いバンドだと思う。あの頃の生き残りバンドって、オアシスとアッシュ、マニックスぐらいじゃないだろうか。スウェードの、暗さが駄目だった人にこそ薦めたい一枚。

ベストトラック:♯1「Positivity」


オススメ度:★★★★


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