細野晴臣と高橋幸宏のユニット、SKETCH SHOW(スケッチショウ)の2003年に発表された2ndアルバム「LOOPHOLE 」。一度きりのユニットかと思われたのですが、本人達も「audio sponge 」を出すことにより達成感があったのではないでしょうか?
この「LOOPHOLE 」ですが、デビュー盤以上にエレクトロニカ寄りのアプローチをしていて、より音数は少なくミニマリズムを極めています。また、音数を減らすことにより、彼らが描くメロディの良さが改めて認識できる構成になっています。アンビエントなんだけど、切ないメロディが心地良い。北欧のエレクトロニカアーティストを彷彿させます。無理やり(笑)、YMOの中で近いものに例えると「GRADATED GREY」が近いかな。また、歌詞も言葉数は少ないんだけど、かなり熟成されています。♯3「Chronograph」の散文みたいな詩も、動詞が並んでるだけなんだけど、風景を感じさせるし。 ♯3「Chronograph」、♯5「Flakes」、♯11「Ekot」が特にオススメ♪
冬の匂いがするんだけど、冬の朝に飲む珈琲みたいに、とても暖かい気持ちになれるアルバムです。SKETCH SHOW自体、あまりYMOファン以外には知られてないんだけど、隠れた名盤だと思います。
ベストトラック:♯11「Ekot」
オススメ度:★★★★
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