東京を中心に活動する男性4人組のロックバンドである[Champagne](シャンペイン)による2012年発表の3rdアルバム「Schwarzenegger」。
ここ二年ぐらいで一気に知名度を上げてきた感のある[Champagne]ですが、本作で確実に次の段階に行けるような音を鳴らしています。ボーカルの川上の英語と日本語の使い分けの巧さ(シリア育ち)と、エモ直球のグッドメロディで今までレーベル側がプッシュしてきましたが、本作でやっと4人がバンドらしくなったというか、各パートの絡みが有機的になってきて一体感が産まれています。 また、川上が書く曲もこなれてきていて、UKロック寄りのアレンジと合っていて洗練されてきています。♯3「Waitress, Waitress!」や♯9「言え」、♯10「12/26以降の年末ソング」、♯12「Kids」、♯13「真夜中」辺りは全てシングルカット出来そうな耳に残るメロディなのでオススメです。彼らが所属しているRX-RECORDSの先輩バンドであるBIGMAMAを越えられるかどうかが鍵な気もしますが、このバンドの急成長っぷりを見ていると期待していまいます。 本作で惜しむべくは、まだ圧倒的な個性や毒などのこのバンドならではの武器を手に入れていないことでしょうか。それ以外は、バンド自体が急成長しているのと蒼い感じの音なので次の音源も楽しみです。日本語&英語を使い分けているエルレガーデンやBIGMAMAなどのエモ寄りのバンドが好きな人は是非とも試聴してみてください。
ベストトラック:♯3「Waitress, Waitress!」
オススメ度:★★★★ •初回盤
•通常盤
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