そして、前作に比べて、リズム隊のレベルアップもあり、グルーヴ感が強まり、アルバムのジャケットアートみたいに立体的な音になっています(このバンドのアートワーク担当しているデザイナーのレベルも高い)。 メロディで押すタイプのバンドではなく、グルーヴやリズムが主役のロックの復権を担った、ザ・ミュージックですが、このアルバムの評価があまり芳しくなかったせいか、リリースから三年半の沈黙に入ってしまいます。確かにギターの比率が上がって、リズムだけで力技で押すタイプから脱皮しようともがいているようにも感じるのですが、重層的な音の構築や、彼ら独自のグルーヴ感は上がっているように思うのですが……その辺りがマジョリティに受け入れなかったみたいで残念。♯1「WELCOME TO THE NORTH」〜♯4「BREAKIN'」までのテンションの高い流れは圧巻なのにね。個人的には素直にパワーあって、彼らしか作れない聴いていてテンションの上がるアルバムだと思います。